腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした

和泉 花奈

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episode2.初コラボカフェ

2話-②



         *


そう。とあるお店とは、全国各地にあるヲタクに優しい青い看板でお馴染みの某アニメショップである。

「一度、来てみたかったんだよね。本店に」

ちなみに本店は都内某所にあり、乙女系ジャンルの取り扱いが豊富なことで有名だ。
ヲタクにとって一度は憧れる本店。私も初めてお店に訪れた時の感動を今でも忘れられない。

「分かるよ。凄くよく分かる。感動するよね。本店に来れただけで…」

全国各地にあるとはいえども、地方によっては店舗の面積が狭く、グッズの取り扱いが少ない店舗が多い。
比較的都内近郊はまだお店も大きい所が多いが、田舎は本当にヲタクに厳しい世の中だと痛感させられる。
だからこそ、余計に初めて本店へ訪れると、こんなにもグッズが豊富なのか…と感動してしまう。
そして、一度本店に訪れてしまうともう二度と引き返せなくもなる。

「あー幸せだ。もうここにずっと居たい」

まだお店の入口の前だ。入店する前に美咲くんは既に感動していた。

「実在していたことにまず感動。そして、ワクワクが抑えきれない…」

まるでテーマパークにでも訪れたような表情をしていた。
あながち間違ってはいない。私達にとってこのお店はテーマパークみたいなものだからである。

「中はもっとすごいよ?早く入らない?」

慣れきってしまっていた私に、美咲くんという新しい風が吹き、改めて新鮮な気持ちを取り戻せた。
こういった気持ちを忘れてしまうのは良くないと思い、改めて大切にしていこうと思えた。

「入る!茜ちゃん、漫画がある階に行ってもいい?」

そんなの答えは最初から決まっている。

「いいに決まってるじゃん。だって私らのオアシスに行かなきゃだもん」

寧ろそう言ってもらえて、こちらとしても助かる。
欲しいと思っていた新刊が今週発売されたばかりなので、一刻も早く買いたいと思っていたところであった。
美咲くんは今日、初めて訪れた本店でたくさん漫画を買うつもりなのであろう。
今まで人目を気にして通販で購入してきた分、今日は思いっきりは羽目を外してほしい。
そして、その姿を近くで見守らせてほしい。

「オアシスか。俺の地元にもオアシスができないかな…」

昨今、書店でのBL漫画の取り扱いも増えたため、手に入りやすい時代となった。
また通販が主流なこの時代で、BL漫画も大手通販サイトでちゃんと取り扱われているため、美咲くんのような腐男子の方々にも、人目につかずに手に入れることができるようになった。

そもそも今訪れているこのお店も通販サイトがあるため、わざわざ都心までアクセスせずとも、手に入れることができるというわけだ。
地方在住の人にとって通販とはとても大切な存在なのである。

「わざわざ都心まで来るのも大変だし、身近にももっと大きな書店とかほしいよね…」

とはいえ、まだ現実はとても厳しい。都内であればアニメショップも普通の書店も取り扱いにおいて何ら変わりないため、そこまで苦労することはない。

しかし、地方ともなると書店の取り扱いの少なさは当然のことながら、アニメショップでも取り扱いが少ないことが多々ある。

その度に通販を利用するのもありだが、毎回通販ともなれば送料や手数料がかかってしまう。
現地に赴くよりは遥かに安いが、それでもやはり自分の手で手に入れたいと思うのがヲタクの信条なのである。

もちろん送料や手数料がかからない通販サイトもあるが、その場合は大抵、特典がつかないことが多い。
特典も大切なのがヲタク。そして、何かと面倒なのもヲタクなのであった…。

「ぶっちゃけ、家の近所にコミヨミさんとかみたいな書店がほしい」

ちなみにコミヨミさんとは、BL漫画専門の書店である。
腐女子が憧れるコミヨミさん。ぶっちゃけ一番近所にほしいお店である。

「それな。本当にできないかな…」

腐女子と腐男子の切な願いがいつか叶うと信じたい。
そして、世の中にもっと腐女子や腐男子で溢れればいいのにと思った。

「ま、とりあえず、今日やっとここに来れたわけだし、思いっきり楽しむ。
俺は今日、散財する気満々で来ているから、お目当ての漫画をたくさん買えれば大満足だ」

美咲くんのためにも、私は付き添い人として一緒に楽しもうと決めた。
そして、また美咲くんとここに来たい。そう思ってもらえるよう、頑張ろうと決意した。

「あ、それでね、漫画がある階なんだけど、階段で行くと大変だから、エレベーター使うといいよ」

「へー。そうなのか。そんなに階が多いんだな」

と言った矢先の出来事であった。今日は週末なため、エレベーター待ちの列が既に出来上がっていた。
まだ時間に余裕があるので、この列に並んでも大丈夫なはず。

「とりあえず、混んでるみたいだけど列に並ぼう。
カフェの時間までまだ余裕があるから、様子を見ながらになるけど、とりあえず漫画のフロアだけ見て、カフェが終わった後にまた来てみるのはどう?」

「そうだな。それがいいと思う。まずは漫画の階へお願いします」

「うん。私に任せて」

とりあえず、私達はエレベーターの列に並び、エレベーターが訪れるのを待ってみることにした。


         *


「すげー。ここが本店のBLコーナー……」

漫画のフロアに着いて早々、美咲くんはお店に着いたばかりと同様の反応をしていた。

「普通の本屋さんじゃ有り得ないもんね。だって商業漫画と同人誌が一緒に置いてあるなんて」

この光景を初めて見た時、私は感動のあまり言葉を失った。
そして、気がついたらレジでお会計をしていた。
ここで大事なのは正気を失わないことである。

「茜ちゃん、どうしよう…。カフェへ行く前に軍資金を全て失いそうだ」

マズイ。これは完全に罠にハマってしまっている。
恐るべし。さすが全国にある大型アニメショップである。

「とりあえず、どうしても欲しい奴だけ買って、カフェが終わった後、銀行に寄ってからまた来よう」

グッドサインを出した。そう。これはもうお金を新たに調達しに行くしかないのだ。
初めての時は誰しもそうだ。故に私もそうであった。
大人とは恐ろしい。お金で物事を解決してしまおうとするのだから。

「今ので何となく察したよ。うん、そうするわ…」

美咲くんはどうやら、今ので察したというよりは、何かを諦めたみたいだ。
ヲタクとは己の欲望に忠実な生き物であるという自覚を持ち、常に行動せねばならない。
そうしなければ、いつまで経っても貯金が貯まらないからである。

「まぁ、今日くらいはいいんじゃない?
だって、せっかくの本店デビューという大切なイベントを疎かにするなんて勿体ないじゃん」

BLに例えるならば、恋人同士の初めての夜と同じくらい大切なイベントだ。
そんな大切なイベントにお金を使わないのであれば、一体、いつお金を使うのであろうか。
そんないつかを待つくらいなら、今しかない!と私は思うわけである。
もちろん、人それぞれその時のお財布事情もあるので一概には言えないが…。
美咲くんならきっと大丈夫であろうと思ったからこそ、私は言っただけに過ぎない。

「確かに…。そうかもしれないな。
本店童貞を捧げに来たわけだし、俺も覚悟を決めて挑むわ」

一人のヲタクが更に成長していく姿を間近で拝めた。
私も先輩として、童貞くんに教えてあげられることは背中で語ろうと覚悟を決めた。

「さぁ、その意気だ。いざ行くぞ」

「お、おう…」

先頭に立ち、美咲くんを誘導する。続いて美咲くんも私の後を追う。
しかし、ここで問題が発生した。肝心なことを忘れていたことに今更気づいてしまったのであった。
そうそれは、美咲くんが欲しい漫画のタイトルを聞きそびれたことである。

「ねぇ、美咲くんが欲しい漫画って新刊?それとも既刊?」

まずはそこが重要だ。新刊と既刊で場所が違うからである。

「どっちもかな。とりあえず、新刊を見ておきたい」

それならば、話が早い。私も新刊が欲しくてここへ来たので、新刊からチェックできるのはとても有難い。

「それなら、新刊コーナーは此処だよ」

入ってすぐの所に平積みで並べられている漫画達が新刊コーナーである。
この階ではBL漫画だけではなく、少女漫画やTL漫画も取り扱われているため、一緒の階に陳列されている。

「驚いた…。BLだけじゃなくて、普通に少女漫画も同じフロアにあるんだな」

地方だと、どこかの駅ビルのワンフロアをお借りしているため、全ての商品が同じ空間に存在している。
それに対して本店は、ビル全体がこのお店なため、各階事に商品が分けられている。
となると、まさかBLと少女漫画が同じフロアにあるなんて思いもよらない。
ちなみに普通の書店なら少女漫画の陳列の方が多いが、ここはアニメショップなので、BLの方が多く陳列されている。

「そのまさかなんだよね。私も初めて訪れた時はびっくりしたけどさ。
でも、結構普通の書店でもよくあることだよね」

BLと少女漫画を近くに設置する。これはきっと女性向けという一つの括りにされているからかもしれない。
腐女子は漫画好きが多いため、少女漫画も好きな人が多いが、少女漫画好きにはBLが苦手な人もいる。
なるべくなら、BLと少女漫画は少し離してほしい。
しかし、このことがきっかけで青年漫画や少年漫画の近くにされてもそれはそれで困るので、今のままの方が良いのかもしれない。

「確かに。ここじゃBLの方が上みたいだけどな」

少女漫画は普通の書店でも買えるため、恐らく大半の人がここにはBLを求めに来ているみたいだ。

「そうだね。圧倒的にBLだもんね」

いつもと違う光景に少し戸惑いつつある美咲くんだが、目だけは輝いていた。誰よりも幸せそうな表情をしている。

「これなら欲しい本、全部見つかりそうだ」

突然、美咲くんはズボンのポケットからスマートフォンを取り出した。
どうやら、欲しいものをメモしているみたいだ。メモをチェックしながら、陳列されている漫画を吟味している。
私も慌てて後から欲しい漫画を探し出す。すぐに欲しい漫画は見つかり、それを手に取った。

「あ!それ俺も欲しいやつ!」

私の手元を見てすぐに気づいた美咲くんは、私と同じ漫画を手に取った。
やはり同士。欲しいものが被るなんて今までなかったことなので、とても嬉しかった。

「これ気になるよね。あとで漫画の感想とか語り合おうね」

「もちろん。早く読みてー…」

私も早く読みたい。もし、今日、時間があるなら、コラボカフェの後にどこかで一緒に読みたいな…。

「コラボカフェの後、またここに寄るじゃん。その後、もしまだ時間があったら今日買った漫画を一緒に読むのはどう?」

本来の目的はコラボカフェのはずなのに、その都度、目的が変更されていく。
それも悪くないと思ってしまう自分がいる。
美咲くんと一緒に居ると、不思議なことにとても居心地良く感じてしまうからかもしれない。

「それいいな。そうしようぜ」

思いの外、美咲くんは乗り気だったので安心した。本日の楽しみが更に増えた。

「よかった…。またあとで詳しいことを決めよう」

今はとにかくコラボカフェが優先である。
その前にこのフロアで買い物を済ませる方が先だ。

「分かった。またあとで決めよう」

一旦、一緒に漫画を読む話は終了にして、美咲くんの買い物に集中することにした。

「ところで美咲くん、お目当ての漫画は全て見つけられた?」

「いや…まだ。慣れていないせいで、見つけるのに一苦労で」

これは私の番!先輩として手を貸してあげよう。

「私はこの新刊ぐらいしか買う物ないから、よかったら美咲くんの買い物のお手伝いをしよっか?」

どうしよう…。余計なお世話だったりしたら。
今更、後悔したってもう遅い。それでも不安になってしまう。美咲くんには嫌われたくないからである。

「え?いいの?助かる。お願いします」

まずは一安心した。これでもし、拒否でもされてたら、私は相当落ち込んでいたと思う。
もしかしたら、私の気持ちを汲み取ってくれたのかもしれない。

「こんなことでよければ、いつでも私が手を貸すよ」

美咲くんのためなら、ヲタク関連のことであれば、私はいつでも手を貸すつもりでいる。

「それはとても助かる。また何かあった時はよろしくお願いします」

もっと彼と色々な所へ行ってみたい。そして、もっと彼に色々な景色を見せてあげたいと思った。

「任せて。とりあえず、今は欲しい漫画を探そ?メモを見せてもらってもいい?」

美咲くんは私にスマートフォンを貸してくれた。そこには想像していたよりも遥かに上をいく数の漫画のタイトルが書き込まれていた。

「これ全部?それとも予算の範囲内で優先順位が高いものだけを買う感じ?」

さすがにこの量を買うとなると、通販で頼んだ方が早い。
電車移動で持ち運ぶには厳しい重さである。

「さすがに…それはちょっと。ここにあるものの中から優先順位が高い物を買うつもりでいるよ」

そもそも全て在庫があるかどうかすらも怪しいが、さすがに全て買うわけではないだろうと最初から分かっていた。
しかし、あまりにも量が多かったため、驚きを隠せず、思わず咄嗟に確認してしまった。
もし、本当に全て買うつもりだったら、止めなければならないところであった…。
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