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11小百合さんは心配する
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アタシは澤田小百合。アタシは今絶賛友達のことで悩み中。その友達とは佐々木明日香である。
アタシと明日香は大学に入ってからの友達だ。もっと細かくいうなら、一年の時に文化祭実行委員で一緒になってからの仲である。
お互いタイプが全く違うから初めはギクシャクした。でも不思議なもので、一つの目標をもとに色々仕事をしていると自然と仲良くなるもので、文化祭当日には一緒に文化祭を回るくらいに仲良くなっていた。
明日香はとてもいい子だ。控えめだけど、いざという時にはオロオロしたりせず積極的に行動がとれる。ただ、周りを巻き込まないようにとか、自己犠牲的な考えが先にきてしまって危険な目にもあったりする。
最近でいうならストーカー事件である。
日に日にやつれていく明日香を見て、アタシが問いただすまでは何の相談もしてこなかった。いざ、打ち明けてくれても、先日あったストーカーからの接触については事後報告だった。
ストーカーが温厚だったから良かったものの下手したら殺されたっておかしくない。
アタシを巻き込まないために相談したり助けを求めなかったのはわかっているが、友達なのに頼られないことに無力感というか、何ともいえないモヤモヤを抱えている。
ストーカー接触事件から一週間ほどたったが、依然としてこっちから聞かないとあの子は何もいってこない。テスト期間もそろそろ終了して補習期間に入る。明日香と被っている授業のテストやレポートは全部終わっているから、会おうとしなければ明日香と会うことはもうない。このまま夏休みに入ってしまってはストーカーとの進展?を聞くこともできない(直接問いたださなければ絶対はぐらかされる)し、何かあっても助けられない。
彼女が話さないのなら自分で調べてストーカーをどうにかするしかない。まぁ、下手に刺激したらまずいからまずはストーカーの情報収集からしようと思っている。
ただ、どれだけ問いだしてもストーカーの正体については口を割らなかった。この期に及んでストーカーをかばっているの?バカなの?
唯一聞き出せた話では一つ年下の他大学の男子学生がストーカーの正体だという。ただ、名前や見た目の特徴は教えてくれなかったけど、明日香自体は面識がないと思う、といっている。
正直これだけの情報ではストーカーの特定は難しい。でも、なめないでほしい。他大学との学生との面識も結構多いし、情報通な知り合いもたくさんいる。絶対特定してやるんだから。
スマホを開き、手当たり次第に連絡をとるために携帯に集中する。
「っ!すみませんっ」
歩きスマホしてた上に、画面に集中しすぎて人にぶつかる。しかも結構勢いよくぶつかってしまってよろける。
「いえ、大丈夫です。それよりそちらこそ大丈夫ですか?」
よろけたアタシを支えながら笑顔を向けてくる。
えっ?めっちゃイケメン。
背は高めで癖毛の下の顔はとても整っている。しかも思いっきりぶつかったのに気遣ってくれる上に支えてくれるとかめっちゃ紳士かよ。
「歩きスマホは危険ですからやめたほうがいいですよ。それでは」
イケメンはまた笑うと去っていった。
(何あのイケメン!うちの大学じゃないよね?他大の人?)
あんなイケメンがいたなら知らないわけがない。でも…。あれ?
(なんか、見たことあるような…)
なんだか頭の片隅に引っかかったものを感じた。でも、あんなイケメンと会ったことがあったら忘れるわけがない。きっと気のせいか。
アタシはスマホをカバンにしまいその場を後にした。
アタシと明日香は大学に入ってからの友達だ。もっと細かくいうなら、一年の時に文化祭実行委員で一緒になってからの仲である。
お互いタイプが全く違うから初めはギクシャクした。でも不思議なもので、一つの目標をもとに色々仕事をしていると自然と仲良くなるもので、文化祭当日には一緒に文化祭を回るくらいに仲良くなっていた。
明日香はとてもいい子だ。控えめだけど、いざという時にはオロオロしたりせず積極的に行動がとれる。ただ、周りを巻き込まないようにとか、自己犠牲的な考えが先にきてしまって危険な目にもあったりする。
最近でいうならストーカー事件である。
日に日にやつれていく明日香を見て、アタシが問いただすまでは何の相談もしてこなかった。いざ、打ち明けてくれても、先日あったストーカーからの接触については事後報告だった。
ストーカーが温厚だったから良かったものの下手したら殺されたっておかしくない。
アタシを巻き込まないために相談したり助けを求めなかったのはわかっているが、友達なのに頼られないことに無力感というか、何ともいえないモヤモヤを抱えている。
ストーカー接触事件から一週間ほどたったが、依然としてこっちから聞かないとあの子は何もいってこない。テスト期間もそろそろ終了して補習期間に入る。明日香と被っている授業のテストやレポートは全部終わっているから、会おうとしなければ明日香と会うことはもうない。このまま夏休みに入ってしまってはストーカーとの進展?を聞くこともできない(直接問いたださなければ絶対はぐらかされる)し、何かあっても助けられない。
彼女が話さないのなら自分で調べてストーカーをどうにかするしかない。まぁ、下手に刺激したらまずいからまずはストーカーの情報収集からしようと思っている。
ただ、どれだけ問いだしてもストーカーの正体については口を割らなかった。この期に及んでストーカーをかばっているの?バカなの?
唯一聞き出せた話では一つ年下の他大学の男子学生がストーカーの正体だという。ただ、名前や見た目の特徴は教えてくれなかったけど、明日香自体は面識がないと思う、といっている。
正直これだけの情報ではストーカーの特定は難しい。でも、なめないでほしい。他大学との学生との面識も結構多いし、情報通な知り合いもたくさんいる。絶対特定してやるんだから。
スマホを開き、手当たり次第に連絡をとるために携帯に集中する。
「っ!すみませんっ」
歩きスマホしてた上に、画面に集中しすぎて人にぶつかる。しかも結構勢いよくぶつかってしまってよろける。
「いえ、大丈夫です。それよりそちらこそ大丈夫ですか?」
よろけたアタシを支えながら笑顔を向けてくる。
えっ?めっちゃイケメン。
背は高めで癖毛の下の顔はとても整っている。しかも思いっきりぶつかったのに気遣ってくれる上に支えてくれるとかめっちゃ紳士かよ。
「歩きスマホは危険ですからやめたほうがいいですよ。それでは」
イケメンはまた笑うと去っていった。
(何あのイケメン!うちの大学じゃないよね?他大の人?)
あんなイケメンがいたなら知らないわけがない。でも…。あれ?
(なんか、見たことあるような…)
なんだか頭の片隅に引っかかったものを感じた。でも、あんなイケメンと会ったことがあったら忘れるわけがない。きっと気のせいか。
アタシはスマホをカバンにしまいその場を後にした。
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