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騒動
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清泉が早急なレベルアップに励んでいると、大きな音と共に部屋全体が揺れた。
大きな音は爆発音で、にわかに騒がしくなった。
清泉が閉じ込められている半地下の階段の方から、地上にいるらしい兵士たちの逃げ惑う声や物の壊れる音、痛みを訴える声、助けを求める声が聞こえてくる。
明かり取りの窓側からは、通行門の開門待ちで並んでいたらしい人々の悲鳴と、人々を落ち着かせようとする兵士たちの怒鳴り声や誘導する大声が聞こえてきた。
最初の爆発音よりも小さいが、大きな揺れの後も爆発音が続いている。
揺れが少し治まると、扉の除き窓と明かり取りの窓から、清泉のいる部屋に煙が入ってきた。
人々の声を聞くだけでも、現場の混乱状況が手に取るように分かった。
清泉は状況を把握するために扉に近付き、覗き穴から通路を伺おうとしたが、やはり天井部分しか見えず、通路には黒い煙が充満していて、屋内の様子はまったく分からなかった。
スラックスのポケットに入っていたハンカチを右手に持ち、鼻と口に当てながらその場にしゃがみこむ。
扉に肩を凭れさせて耳を澄ませると、どうやら誰かが火魔法で建物内の一部を破壊して逃げたようだ。
(魔法ってことは鈴木有人か?魔法は全部レベル1だったし練習する時間なんてなかったのに、建物内の一部を破壊しただと?)
コンコンコンコン
清泉が凭れ掛っていた扉が小さくノックされた。
清泉は答えずに、相手の出方を待つ。
「先生!……先生?あれ?この部屋だと思ったんだけどなぁ~。先生?まだ煙に巻かれるには早いよねぇ~。先生?僕上手く魔法使えたよ?ねぇ先生、あれを殺して、二人でこの世界を旅しようよ。僕ねぇ、ずっと先生のこと、気になってたんだぁ。二人で異世界で暮らしていけるなんて、嬉しいなぁ。ね、言ったでしょ?僕運が良いんだよ。先生、一緒に幸せになろうね?」
清泉は一気に全身の血の気が引いた。
(葛葉愛も異常だったが、やっぱりこいつもイカレてる。称号恐るべし……逃げなければ!!)
部屋の中には、覗き窓より大きい3ヶ所の明かり取りの窓から入り込んでくる煙が充満し始めていた。
何を燃やしたのか、煙が目に染みて涙が止まらなくなり、息も苦しくなってきた。
清泉は姿勢を低くして、壁伝いで明かり取りの窓がある壁に近付く。
清泉の位置からでも、扉の覗き窓は煙で見えないが、鈴木有人には魔法がある。
鈴木有人が清泉への思いを喋り続けているのは、清泉を目視できていないからだと信じたかった。
目的地に辿り着いた清泉は、明かり取りの窓の下の壁に左手の手のひらを当てた。
手を当てた壁の向こうは土の中だ。
失敗して地面の下に転移してしまったら、呼吸ができなくて死ぬか、地面と体が融合してしまうか、恐ろしい未来が待っている。
清泉は目を閉じて、地面の上に転移した自分を明確に想像し、イメージが固まったところで目を開いた。
明かり取りの窓の外を見ながら、呪文を唱える。
「転移」
次の瞬間、清泉は防御壁の外の空の下にいた。
黒い煙の中からなのでぼんやりとではあるが、草原と通行門に続く道が見えた。
(壁の外に出られた…!)
ちゃんと想像した通り地面の上に転移ができたことと、転移先が壁の中でなかったことに、胸を撫でおろす。
城壁の外は黒い煙で視界が悪かったが、大勢の人の気配と声がした。
声は地下の部屋にいた時よりも、はっきりと聞き取れた。
「逃がすな!」
「刻印前の魔法使いだ!」
「一階の部屋をいくつか爆破された!」
「城に知らせろ!!」
「騎馬隊は魔法使いを追え!」
「地下が半壊して、女も逃げたぞ!」
ぞわっと悪寒を感じると同時に、清泉は左腕を掴まれた。
「見ぃつけた♪」
清泉の左腕に、葛葉愛が抱き着いていた。
振り切ろうとうするが、葛葉愛の力は成人男性以上だった。
清泉は右手で鼻と口にハンカチを当てたまま大きく息を吸って、叫んだ。
「ここに逃げた女がいるぞ~!みんな来てくれ~!!」
叫んだ清泉の左腕を抱きしめている葛葉愛が、更に力を込めてきた。
(痛い!折れる!!こいつ本当に人間か!?)
「もう、そんなこと言っちゃだめじゃない。二人で愛の逃避行するんだから。大切にしてね、あ・な・た」
絶対に逃すものかと、成人男性以上の力で清泉の腕をホールドする葛葉愛。
先程の鈴木有人の得体の知れなさと葛葉愛の異常さに、清泉はパニックを起こす寸前だった。
黒い煙と砂埃の中、複数の人影がこちらに向かって来るのを確認できた清泉は、「ここだ!ここにいるぞ!」と声の限り叫んだ。
叫ぶたびに、清泉の左腕が嫌な音を立て、感覚が無くなっていく。
(ステータスに増強系のスキルは無かったが、これが元々の身体能力なのか?)
煙の中に微かに見えるシルエットと音から、武装して槍や剣を手にした兵士が7~8人走って来ているようだ。
清泉は兵士たちが確実に葛葉愛を捕まえられるように、葛葉愛を振りほどかずにぎりぎりまで兵士たち引き寄せてから、葛葉愛に聞こえないくらいの声で唱えた。
「転移」
明確に転移先をイメージしないで、葛葉愛から離れることだけを願って発動したスキルは、葛葉愛から数歩離れただけの位置にしか転移できなかった。
それでも自分1人だけが転移できて、葛葉愛から離れられただけで十分だった。
突然両腕で抱き着いて寄りかかっていた清泉の左腕を失い、その場に倒れてしまった葛葉愛が清泉に向かって手を伸ばす。
清泉は葛葉愛に背を向けて走り出した。
「放してよ!!私は彼と逃避行するのよー!!」
葛葉愛は無事兵士たちに捉えられたが、葛葉愛の発言から、走り去った男が異世界から召喚された男の1人である可能性が高いことに気付いた兵士が数人、清泉を追って走り出した。
訓練されている兵士たちの動きは、統率が取れていた。
清泉も運動神経では負けていないが、多勢に無勢。
このままでは掴まってしまう未来しか、考えられなかった。
大きな音は爆発音で、にわかに騒がしくなった。
清泉が閉じ込められている半地下の階段の方から、地上にいるらしい兵士たちの逃げ惑う声や物の壊れる音、痛みを訴える声、助けを求める声が聞こえてくる。
明かり取りの窓側からは、通行門の開門待ちで並んでいたらしい人々の悲鳴と、人々を落ち着かせようとする兵士たちの怒鳴り声や誘導する大声が聞こえてきた。
最初の爆発音よりも小さいが、大きな揺れの後も爆発音が続いている。
揺れが少し治まると、扉の除き窓と明かり取りの窓から、清泉のいる部屋に煙が入ってきた。
人々の声を聞くだけでも、現場の混乱状況が手に取るように分かった。
清泉は状況を把握するために扉に近付き、覗き穴から通路を伺おうとしたが、やはり天井部分しか見えず、通路には黒い煙が充満していて、屋内の様子はまったく分からなかった。
スラックスのポケットに入っていたハンカチを右手に持ち、鼻と口に当てながらその場にしゃがみこむ。
扉に肩を凭れさせて耳を澄ませると、どうやら誰かが火魔法で建物内の一部を破壊して逃げたようだ。
(魔法ってことは鈴木有人か?魔法は全部レベル1だったし練習する時間なんてなかったのに、建物内の一部を破壊しただと?)
コンコンコンコン
清泉が凭れ掛っていた扉が小さくノックされた。
清泉は答えずに、相手の出方を待つ。
「先生!……先生?あれ?この部屋だと思ったんだけどなぁ~。先生?まだ煙に巻かれるには早いよねぇ~。先生?僕上手く魔法使えたよ?ねぇ先生、あれを殺して、二人でこの世界を旅しようよ。僕ねぇ、ずっと先生のこと、気になってたんだぁ。二人で異世界で暮らしていけるなんて、嬉しいなぁ。ね、言ったでしょ?僕運が良いんだよ。先生、一緒に幸せになろうね?」
清泉は一気に全身の血の気が引いた。
(葛葉愛も異常だったが、やっぱりこいつもイカレてる。称号恐るべし……逃げなければ!!)
部屋の中には、覗き窓より大きい3ヶ所の明かり取りの窓から入り込んでくる煙が充満し始めていた。
何を燃やしたのか、煙が目に染みて涙が止まらなくなり、息も苦しくなってきた。
清泉は姿勢を低くして、壁伝いで明かり取りの窓がある壁に近付く。
清泉の位置からでも、扉の覗き窓は煙で見えないが、鈴木有人には魔法がある。
鈴木有人が清泉への思いを喋り続けているのは、清泉を目視できていないからだと信じたかった。
目的地に辿り着いた清泉は、明かり取りの窓の下の壁に左手の手のひらを当てた。
手を当てた壁の向こうは土の中だ。
失敗して地面の下に転移してしまったら、呼吸ができなくて死ぬか、地面と体が融合してしまうか、恐ろしい未来が待っている。
清泉は目を閉じて、地面の上に転移した自分を明確に想像し、イメージが固まったところで目を開いた。
明かり取りの窓の外を見ながら、呪文を唱える。
「転移」
次の瞬間、清泉は防御壁の外の空の下にいた。
黒い煙の中からなのでぼんやりとではあるが、草原と通行門に続く道が見えた。
(壁の外に出られた…!)
ちゃんと想像した通り地面の上に転移ができたことと、転移先が壁の中でなかったことに、胸を撫でおろす。
城壁の外は黒い煙で視界が悪かったが、大勢の人の気配と声がした。
声は地下の部屋にいた時よりも、はっきりと聞き取れた。
「逃がすな!」
「刻印前の魔法使いだ!」
「一階の部屋をいくつか爆破された!」
「城に知らせろ!!」
「騎馬隊は魔法使いを追え!」
「地下が半壊して、女も逃げたぞ!」
ぞわっと悪寒を感じると同時に、清泉は左腕を掴まれた。
「見ぃつけた♪」
清泉の左腕に、葛葉愛が抱き着いていた。
振り切ろうとうするが、葛葉愛の力は成人男性以上だった。
清泉は右手で鼻と口にハンカチを当てたまま大きく息を吸って、叫んだ。
「ここに逃げた女がいるぞ~!みんな来てくれ~!!」
叫んだ清泉の左腕を抱きしめている葛葉愛が、更に力を込めてきた。
(痛い!折れる!!こいつ本当に人間か!?)
「もう、そんなこと言っちゃだめじゃない。二人で愛の逃避行するんだから。大切にしてね、あ・な・た」
絶対に逃すものかと、成人男性以上の力で清泉の腕をホールドする葛葉愛。
先程の鈴木有人の得体の知れなさと葛葉愛の異常さに、清泉はパニックを起こす寸前だった。
黒い煙と砂埃の中、複数の人影がこちらに向かって来るのを確認できた清泉は、「ここだ!ここにいるぞ!」と声の限り叫んだ。
叫ぶたびに、清泉の左腕が嫌な音を立て、感覚が無くなっていく。
(ステータスに増強系のスキルは無かったが、これが元々の身体能力なのか?)
煙の中に微かに見えるシルエットと音から、武装して槍や剣を手にした兵士が7~8人走って来ているようだ。
清泉は兵士たちが確実に葛葉愛を捕まえられるように、葛葉愛を振りほどかずにぎりぎりまで兵士たち引き寄せてから、葛葉愛に聞こえないくらいの声で唱えた。
「転移」
明確に転移先をイメージしないで、葛葉愛から離れることだけを願って発動したスキルは、葛葉愛から数歩離れただけの位置にしか転移できなかった。
それでも自分1人だけが転移できて、葛葉愛から離れられただけで十分だった。
突然両腕で抱き着いて寄りかかっていた清泉の左腕を失い、その場に倒れてしまった葛葉愛が清泉に向かって手を伸ばす。
清泉は葛葉愛に背を向けて走り出した。
「放してよ!!私は彼と逃避行するのよー!!」
葛葉愛は無事兵士たちに捉えられたが、葛葉愛の発言から、走り去った男が異世界から召喚された男の1人である可能性が高いことに気付いた兵士が数人、清泉を追って走り出した。
訓練されている兵士たちの動きは、統率が取れていた。
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このままでは掴まってしまう未来しか、考えられなかった。
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