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1章
お手紙です
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家だ!!!俺の家!!もともとはさっきのご主人の家だけど!!
『人間はどこからきたの?』
「地球の日本」
『チキュウノニホン…?どこそこ』
『聞いたことないわね……あら、あなたそのポケット』
「は?…んぉ、紙?」
『なになに?ありゃ、神様からだ。いいなー神様と手紙でやり取りしてるなんて』
「かっ!!!!神様?!!」
『気づいてなかったの?そういえばさっきまで私たちも気づかなかったし……水にも濡れてないみたいだし……』
ひっ、こわ……。そういえば服装について一切触れていなかったが、今の俺はTシャツとポケットがケツにしかついてない不便そうな七分丈のパンツ。ちなみにそのポケットに気づいたら手紙が突っ込んであった。水の中に入った時は夢中で気づかなかったが息ができるようになってただけで全身びしょぬれだったし、風邪ひきかけたからまた魔法で服を乾かした。お手軽だよ魔法。手紙は濡れてなかったし神様が勝手に乾いた後に入れたのか、水に濡れない仕様だったのか……。
ちょっと怖いからあんまり深く考えるのは止そう。そして手紙を読もう。何々…。
「『背景、アキラくん。元気?元気だよね。知ってる。』腹立つな…『実はアキラ君元の世界には戻れないんだよね。ごめんねー』はぁっ?!」
『いいから早く読みなさいよ』
「……『あれこれしゃべると面倒くさいからその辺は追々ね…?まあ、何はともあれこっちにくることになったアキラ君にちょっとしたプレゼントだよ!魔力はそれなりに。あと、不老になるようにしてみたよ!美少年大好きだもんね!不死ではないから気を付けてね!ちなみにその物体Xって言ってるのはちゃんとした妖精だからね!とはいえそこに住んでた魔法使い専属みたいになってたしあんまり頼りにはできないと思うよ。すぐ帰っちゃうだろうし』……そうなの?」
『そうだよ~だって私たちはご主人に惚れ込んでご主人と行動してたからね!せいぜいたまに会いに来るくらいかな』
「そうなのか……まあいいや。んで……『ここは人里から離れたところにあるから滅多に人は来ないだろうけど、魔物は大量にいるから気を付けてね!さっき奇跡的に会わなかったのはそこにいる妖精のおかげだからね!君だけじゃバンバン寄ってくるよ!』えっ?!『神様は君のことを応援してるからね……たとえ何百年ここにひとりぼっちでいても十分やっていけるだろうし。一人暮らし慣れてるよね?んじゃ!あとは適当にがんばれ!敬具』」
……俺どうすりゃいいんだよ………。
『人間はどこからきたの?』
「地球の日本」
『チキュウノニホン…?どこそこ』
『聞いたことないわね……あら、あなたそのポケット』
「は?…んぉ、紙?」
『なになに?ありゃ、神様からだ。いいなー神様と手紙でやり取りしてるなんて』
「かっ!!!!神様?!!」
『気づいてなかったの?そういえばさっきまで私たちも気づかなかったし……水にも濡れてないみたいだし……』
ひっ、こわ……。そういえば服装について一切触れていなかったが、今の俺はTシャツとポケットがケツにしかついてない不便そうな七分丈のパンツ。ちなみにそのポケットに気づいたら手紙が突っ込んであった。水の中に入った時は夢中で気づかなかったが息ができるようになってただけで全身びしょぬれだったし、風邪ひきかけたからまた魔法で服を乾かした。お手軽だよ魔法。手紙は濡れてなかったし神様が勝手に乾いた後に入れたのか、水に濡れない仕様だったのか……。
ちょっと怖いからあんまり深く考えるのは止そう。そして手紙を読もう。何々…。
「『背景、アキラくん。元気?元気だよね。知ってる。』腹立つな…『実はアキラ君元の世界には戻れないんだよね。ごめんねー』はぁっ?!」
『いいから早く読みなさいよ』
「……『あれこれしゃべると面倒くさいからその辺は追々ね…?まあ、何はともあれこっちにくることになったアキラ君にちょっとしたプレゼントだよ!魔力はそれなりに。あと、不老になるようにしてみたよ!美少年大好きだもんね!不死ではないから気を付けてね!ちなみにその物体Xって言ってるのはちゃんとした妖精だからね!とはいえそこに住んでた魔法使い専属みたいになってたしあんまり頼りにはできないと思うよ。すぐ帰っちゃうだろうし』……そうなの?」
『そうだよ~だって私たちはご主人に惚れ込んでご主人と行動してたからね!せいぜいたまに会いに来るくらいかな』
「そうなのか……まあいいや。んで……『ここは人里から離れたところにあるから滅多に人は来ないだろうけど、魔物は大量にいるから気を付けてね!さっき奇跡的に会わなかったのはそこにいる妖精のおかげだからね!君だけじゃバンバン寄ってくるよ!』えっ?!『神様は君のことを応援してるからね……たとえ何百年ここにひとりぼっちでいても十分やっていけるだろうし。一人暮らし慣れてるよね?んじゃ!あとは適当にがんばれ!敬具』」
……俺どうすりゃいいんだよ………。
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