39 / 41
後編一完結編一
第三十八話
だが、いざドアの前に立つと、突然リースにも緊張が襲ってきた。一応向こうを発つ前に、母には「恋人を連れていく」とだけ報告していた。それがまさか王族の男のアルファで、そして母も会ったことのある幼なじみだと知ったら、母はどんな顔をするのだろう。
「いいですか?」
「ああ」
ひとつ深呼吸をして、ベルを鳴らす。すると息を整える間もなくバタバタと足音が近付いてきて、ついに扉が開いた。
「おかえりなさい、リース。と……」
目を滑らせた先の男に、母は目を丸くした。緊張のあまり、二人のことを直視できない。
「久しぶりね、会いたかったわ」
だが母はそう言って、先にアーサーを抱きしめた。その反応に、リースは思わず二人を見上げて硬直した。最後に会ったのは十年も前なのに、一目見ただけで分かるものなのか。そんなに迷いなく受け入れられるものなのか。
あまりに異質な組み合わせのはずなのに、なんだか懐かしいような。そんな不思議な光景を見つめているうち、ぼうっと気が遠くなった。そんなリースに、やっと母の腕が伸びてくる。
「おかえり。愛してるわ」
「ただいま。僕も……」
いつもと何も変わらないハグとキス。母はリースを見て微笑むと、今度は両手を大きく広げ、二人まとめて抱き寄せた。
「嬉しいわ、一緒にクリスマスを過ごせて。上がって、料理ができてるわよ」
母の腕の中で顔を見合わせる。そして、どちらからともなく笑ってしまった。
「改めて、アーサー・ケインです。息子さんと交際させていただいています」
食卓についた途端、アーサーがわざわざそんなことを言って頭を下げるものだから、リースも慌ててそれに続いた。これは完全によそ行きのアーサーだ。このモードの彼の口から「交際」などという言葉を聞くことには全く慣れなくて、ついドキドキしてしまう。
「う、うん。そうなんだ。急に驚かせてごめん」
だが母はそんな二人を見て、ただ嬉しそうに笑った。
「やだ、相変わらずしっかりしてるわね。本当に会いたかったのよ。元気だった?」
「はい……おかげさまで」
アーサーはそう言って、照れくさそうにはにかんだ。彼が言うには何度かここに来たことがあるらしいのだが、正直まだとても信じられない。自分で誘っておいて、きっと今、彼以上に緊張している。
「さ、食べましょ」
食卓には、三人で食べるには多すぎるほどの豪華な料理が並んでいる。チキンに魚料理、サラダやスープにフルーツまで。まるでコース料理が一気に運ばれてきたような光景に、気合い入ってるなあ、と内心苦笑する。
「……それにしてもまあ、エリオットさんの言った通りになっちゃったわね」
「……え?そうなの?」
「ええ、言ってたわよ。『アーサーの奴、リースに気がありますよ。あの二人、もしかしたら……』」
顔をしかめながらエリオットの真似をする母に、アーサーが激しく咳き込んだ。
「いえっ、僕は……。あー……」
「どう?似てるでしょ?」
ケラケラと笑う母にアーサーはすっかりあの完璧アルファの風情を失い、参ったように笑った。
「はい、とても……。……今思えば、昔からそうだったのかもしれません」
その様子に、本当にこの人は自分のことが好きなんだ一一と改めて思ってしまって、思わず顔が熱くなった。一体いつになったなら慣れるのだろう。そんな日は本当に来るのだろうか。
エリオット・ケイン一一その男は、父の親友だったらしい。幼いリースにとっては、大変気のいい親戚のおじさんのような存在だった。父よりも体格がよく力持ちだった彼と遊ぶのは、とても楽しかったような気がする。手を繋いでぐるぐる回ったり、リースとアーサーをまとめて抱き上げて肩に乗せたり。
どれも断片的な記憶ではあるけれど、そんな幸せな日々が沢山あったのだということを、少しづつ思い出せるようになつってきた。父との思い出も、その周りにあった優しい空気も。それは、記憶が戻る一一などという大袈裟な過程ではない。色褪せた昔の写真を見た時になんとなくその空気を思い出して懐かしくなるような、そんな心地の良い感覚だ。
食後には三人でクリスマスソングを歌い、母特製のケーキを切り分けた。例年より少しだけ大きなケーキに嬉しくなる。いつもと同じはずなのに、なんだか懐かしいものを見ているような気持ちになった。
その一切れを頬張ろうとしたその時、母がリビングの棚から古いアルバムを引っ張り出してきて、一枚の写真を指差した。
「見て、二人ともとっても可愛い」
その写真には、二人の子どもが写っていた。一人は口にクリームをつけてキョトンとした上目遣いでカメラを見つめ、もう一人はその子をじっと見つめている。右下に小さく印字された日付は、十二年前の今日。
「えっ、これ、僕たち?」
「そうよ。ほんっとうに懐かしいわ」
場所はアーサーの叔父の別宅だろうか。リースは写真の中で自分を見つめるその美少年に、じっと目を凝らした。言われてみれば確かに面影はある。だがそこに写っているアーサーはどこから見ても年相応の子どもで、今ほどの威厳も強かさも全くない。子どもだから当然と言われればそうなのだが、それだけではなかったであろう彼の半生を想うと胸が苦しくなる。きっとこの十年で、否が応でも強くならなければならなかったのだろう。
母は楽しそうに一緒に写っている写真を見つけ出しては、長々と思い出話を繰り返した。こんなにも一緒に写っている写真があったのかと驚愕する。なんとなく思い出せるものもあったし、全く忘れてしまっているものも沢山あった。だがアーサーの方はかなり詳細に色々なことを覚えているようで、母は嬉しそうに彼と思い出話に花を咲かせていた。
そんな二人の横顔を眺めながら、思わず口元が綻ぶ。こんなふうに笑える人だなんて全く知らなかった。自分が他人のことで、こんなにも幸せな気持ちになれるということも。
相変わらず盛り上がる二人の傍ら、リースはそっと息を吸った。胸の奥で、ずっと凍っていた何かがようやく溶けはじめているのを感じた。
――ああ、帰ってきたんだ。
何度も帰ってきたはずの自分の家で、どうして今日、こんなにも強くそう思うのだろう。
そしてここを出る時にはきっと、明るい未来へ踏み出していける。そんな気がしてならなかった。
「いいですか?」
「ああ」
ひとつ深呼吸をして、ベルを鳴らす。すると息を整える間もなくバタバタと足音が近付いてきて、ついに扉が開いた。
「おかえりなさい、リース。と……」
目を滑らせた先の男に、母は目を丸くした。緊張のあまり、二人のことを直視できない。
「久しぶりね、会いたかったわ」
だが母はそう言って、先にアーサーを抱きしめた。その反応に、リースは思わず二人を見上げて硬直した。最後に会ったのは十年も前なのに、一目見ただけで分かるものなのか。そんなに迷いなく受け入れられるものなのか。
あまりに異質な組み合わせのはずなのに、なんだか懐かしいような。そんな不思議な光景を見つめているうち、ぼうっと気が遠くなった。そんなリースに、やっと母の腕が伸びてくる。
「おかえり。愛してるわ」
「ただいま。僕も……」
いつもと何も変わらないハグとキス。母はリースを見て微笑むと、今度は両手を大きく広げ、二人まとめて抱き寄せた。
「嬉しいわ、一緒にクリスマスを過ごせて。上がって、料理ができてるわよ」
母の腕の中で顔を見合わせる。そして、どちらからともなく笑ってしまった。
「改めて、アーサー・ケインです。息子さんと交際させていただいています」
食卓についた途端、アーサーがわざわざそんなことを言って頭を下げるものだから、リースも慌ててそれに続いた。これは完全によそ行きのアーサーだ。このモードの彼の口から「交際」などという言葉を聞くことには全く慣れなくて、ついドキドキしてしまう。
「う、うん。そうなんだ。急に驚かせてごめん」
だが母はそんな二人を見て、ただ嬉しそうに笑った。
「やだ、相変わらずしっかりしてるわね。本当に会いたかったのよ。元気だった?」
「はい……おかげさまで」
アーサーはそう言って、照れくさそうにはにかんだ。彼が言うには何度かここに来たことがあるらしいのだが、正直まだとても信じられない。自分で誘っておいて、きっと今、彼以上に緊張している。
「さ、食べましょ」
食卓には、三人で食べるには多すぎるほどの豪華な料理が並んでいる。チキンに魚料理、サラダやスープにフルーツまで。まるでコース料理が一気に運ばれてきたような光景に、気合い入ってるなあ、と内心苦笑する。
「……それにしてもまあ、エリオットさんの言った通りになっちゃったわね」
「……え?そうなの?」
「ええ、言ってたわよ。『アーサーの奴、リースに気がありますよ。あの二人、もしかしたら……』」
顔をしかめながらエリオットの真似をする母に、アーサーが激しく咳き込んだ。
「いえっ、僕は……。あー……」
「どう?似てるでしょ?」
ケラケラと笑う母にアーサーはすっかりあの完璧アルファの風情を失い、参ったように笑った。
「はい、とても……。……今思えば、昔からそうだったのかもしれません」
その様子に、本当にこの人は自分のことが好きなんだ一一と改めて思ってしまって、思わず顔が熱くなった。一体いつになったなら慣れるのだろう。そんな日は本当に来るのだろうか。
エリオット・ケイン一一その男は、父の親友だったらしい。幼いリースにとっては、大変気のいい親戚のおじさんのような存在だった。父よりも体格がよく力持ちだった彼と遊ぶのは、とても楽しかったような気がする。手を繋いでぐるぐる回ったり、リースとアーサーをまとめて抱き上げて肩に乗せたり。
どれも断片的な記憶ではあるけれど、そんな幸せな日々が沢山あったのだということを、少しづつ思い出せるようになつってきた。父との思い出も、その周りにあった優しい空気も。それは、記憶が戻る一一などという大袈裟な過程ではない。色褪せた昔の写真を見た時になんとなくその空気を思い出して懐かしくなるような、そんな心地の良い感覚だ。
食後には三人でクリスマスソングを歌い、母特製のケーキを切り分けた。例年より少しだけ大きなケーキに嬉しくなる。いつもと同じはずなのに、なんだか懐かしいものを見ているような気持ちになった。
その一切れを頬張ろうとしたその時、母がリビングの棚から古いアルバムを引っ張り出してきて、一枚の写真を指差した。
「見て、二人ともとっても可愛い」
その写真には、二人の子どもが写っていた。一人は口にクリームをつけてキョトンとした上目遣いでカメラを見つめ、もう一人はその子をじっと見つめている。右下に小さく印字された日付は、十二年前の今日。
「えっ、これ、僕たち?」
「そうよ。ほんっとうに懐かしいわ」
場所はアーサーの叔父の別宅だろうか。リースは写真の中で自分を見つめるその美少年に、じっと目を凝らした。言われてみれば確かに面影はある。だがそこに写っているアーサーはどこから見ても年相応の子どもで、今ほどの威厳も強かさも全くない。子どもだから当然と言われればそうなのだが、それだけではなかったであろう彼の半生を想うと胸が苦しくなる。きっとこの十年で、否が応でも強くならなければならなかったのだろう。
母は楽しそうに一緒に写っている写真を見つけ出しては、長々と思い出話を繰り返した。こんなにも一緒に写っている写真があったのかと驚愕する。なんとなく思い出せるものもあったし、全く忘れてしまっているものも沢山あった。だがアーサーの方はかなり詳細に色々なことを覚えているようで、母は嬉しそうに彼と思い出話に花を咲かせていた。
そんな二人の横顔を眺めながら、思わず口元が綻ぶ。こんなふうに笑える人だなんて全く知らなかった。自分が他人のことで、こんなにも幸せな気持ちになれるということも。
相変わらず盛り上がる二人の傍ら、リースはそっと息を吸った。胸の奥で、ずっと凍っていた何かがようやく溶けはじめているのを感じた。
――ああ、帰ってきたんだ。
何度も帰ってきたはずの自分の家で、どうして今日、こんなにも強くそう思うのだろう。
そしてここを出る時にはきっと、明るい未来へ踏み出していける。そんな気がしてならなかった。
あなたにおすすめの小説
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
転化オメガの優等生はアルファの頂点に組み敷かれる
さち喜
BL
優等生・聖利(ひじり)と校則破りの常習犯・來(らい)は、ともに優秀なアルファ。
ライバルとして競い合ってきたふたりは、高等部寮でルームメイトに。
來を意識してしまう聖利は、あるとき自分の身体に妙な変化を感じる。
すると、來が獣のように押し倒してきて……。
「その顔、煽ってんだろ? 俺を」
アルファからオメガに転化してしまった聖利と、過保護に執着する來の焦れ恋物語。
※性描写がありますので、苦手な方はご注意ください。
※2021年に他サイトで連載した作品です。ラストに番外編を加筆予定です。
☆登場人物☆
楠見野聖利(くすみのひじり)
高校一年、175センチ、黒髪の美少年アルファ。
中等部から学年トップの秀才。
來に好意があるが、叶わぬ気持ちだと諦めている。
ある日、バース性が転化しアルファからオメガになってしまう。
海瀬來(かいせらい)
高校一年、185センチ、端正な顔立ちのアルファ。
聖利のライバルで、身体能力は聖利より上。
海瀬グループの御曹司。さらに成績優秀なため、多少素行が悪くても教師も生徒も手出しできない。
聖利のオメガ転化を前にして自身を抑えきれず……。
被虐趣味のオメガはドSなアルファ様にいじめられたい。
かとらり。
BL
セシリオ・ド・ジューンはこの国で一番尊いとされる公爵家の末っ子だ。
オメガなのもあり、蝶よ花よと育てられ、何不自由なく育ったセシリオには悩みがあった。
それは……重度の被虐趣味だ。
虐げられたい、手ひどく抱かれたい…そう思うのに、自分の身分が高いのといつのまにかついてしまった高潔なイメージのせいで、被虐心を満たすことができない。
だれか、だれか僕を虐げてくれるドSはいないの…?
そう悩んでいたある日、セシリオは学舎の隅で見つけてしまった。
ご主人様と呼ぶべき、最高のドSを…
言葉が通じない暴君皇帝の運命の番として召喚されました〜炎を鎮めたら冷徹な彼が甘々になりました〜
水凪しおん
BL
帰宅途中の夜道、突然の光に包まれた青年・アオイが目を覚ますと、そこは見知らぬ異世界の宮廷だった。
言葉も通じず、隔離された離宮に閉じ込められた彼が出会ったのは、ソラリア帝国を統べる皇帝・レオニダス。
強大な竜の血を引き、その力に肉体を焼き尽くされそうになりながら孤独に耐える冷徹なアルファ。
だが、特別な魔法を持たないはずのアオイには、彼の荒れ狂う魔力を静かに鎮める「不思議な波長」が備わっていた。
「触れるな」
お互いを傷つけることを恐れ、遠ざけようとする不器用な皇帝。
だが、アオイは苦しむ彼を見捨てられず、自ら灼熱の炎の中へと飛び込んでいく。
言葉の壁を越え、魂の波長が重なり合った時、冷徹な皇帝の態度は一変。
誰よりも優しく、独占欲に満ちた重すぎる溺愛が始まって――。
孤独な竜と、彼を癒やすただ一人のオメガ。
二人が真の「運命の番」となるまでの、切なくも温かい異世界救済ボーイズラブ。
塩対応の同室αが実は俺の番を狙っていた
雪兎
BL
あらすじ
全寮制の名門学園に入学したΩの俺は、入寮初日から最悪の同室相手に当たった。
相手は学年でも有名な優等生α。
成績優秀、運動もできる、顔もいい。なのに——
めちゃくちゃ塩対応。
挨拶しても「……ああ」。
話しかけても「別に」。
距離も近づけないし、なぜか妙に警戒されている気がする。
(俺、そんなに嫌われてる……?)
同室なのに会話は最低限。
むしろ避けられている気さえある。
けれどある日、発情期トラブルで倒れた俺を助けてくれたのは、
その塩対応αだった。
しかも普段とは違い、必死な顔で言われる。
「……他のαに近づくな」
「お前は俺の……」
そこで言葉を飲み込む彼。
それ以来、少しずつ態度が変わり始める。
距離は相変わらず近くない。
口数も少ない。
だけど――
他のαが近づくと、さりげなく間に入る。
発情期が近いと察すると、さりげなく世話を焼く。
そして時々、独占欲を隠しきれない視線。
実は彼はずっと前から知っていた。
俺が、
自分の運命の番かもしれないΩだということを。
だからこそ距離を取っていた。
触れたら、もう止まれなくなるから。
だけど同室生活の中で、
少しずつ、確実に距離は変わっていく。
塩対応の裏に隠されていたのは――
重すぎるほどの独占欲だった。
四年前も今日も、僕はいつも逃げる
ユーリ
BL
まさかこんな形で再会するとは思わなかったーー社内の授賞式を明日に控える果音の元に犯行声明文が届き、護衛として魔法省の人間が来たのだが、その人物は高校の卒業式で果音に告白してきた男で…??
「四年前の告白の返事を聞かせろ」護衛に来た一途な攻×逃げてばかりの受「四年も前の話だよ?」ーー四年間って想像以上に長い年月。
氷の支配者と偽りのベータ。過労で倒れたら冷徹上司(銀狼)に拾われ、極上の溺愛生活が始まりました。
水凪しおん
BL
※この作品には、性的描写の表現が含まれています。18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。
オメガであることを隠し、メガバンクで身を粉にして働く、水瀬湊。
過労と理不尽な扱いで、心身ともに限界を迎えた夜、彼を救ったのは、冷徹で知られる超エリートα、橘蓮だった。
「君はもう、頑張らなくていい」
――それは、運命の番との出会い。
圧倒的な庇護と、独占欲に戸惑いながらも、湊の凍てついた心は、次第に溶かされていく。
理不尽な会社への華麗なる逆転劇と、極上に甘いオメガバース・オフィスラブ!