29 / 29
獣人の町
不穏な運営のターン
しおりを挟む
数え切れない程の運営宛のメールに目を通し、修正するべき部分をチェックしていきながら、男は周囲の者に声をかける。
「へ~……おい、お前ら!可愛子ちゃんがプレイヤーと合流したぞ!」
珍しい、どうしたどうした、と一部手が空いている者がモニター前に集結する。
男自身も興味はあるのだが、とりあえず放置していてはまずい案件だけはピックアップしながら、周囲の反応に軽く耳をそばだてる。
それなりに騒いではいるものの、そこまで大きな動きは無さそうなのでそのまま画面に意識を向けて仕事の続きを行っていた。そんな光景がまた少し動きを見せるのはそれからしばらく経ってからだった。
「可愛子ちゃんがビッグスパイダーの所に大人数で行ったぞ~!」
「へぇ……あの子以外に可愛子ちゃん、増えるのかしらぁ……?」
「今チェックしてるが、その子らもカルマ値どっちかといえば低いぞ」
「可愛子ちゃん候補キターーー!!」
最後の一言で、わらわらとモニター前に人集りが出来る。
「お。本当だ。でも一人だけもう難しそうなのがいるな~あの背の高い奴」
「他の子はまぁまぁってとこねぇ……」
「おーい!カルマの増減ってどうなってるんだ?変更とかあったっけか?」
カルマ値の設定を担当していた別の男が、かけていた眼鏡のフレームを弄りながら呟く。
「そう……ですね。当初の予定と変更はありませんよ。襲ってこない子を倒せばカルマ値はUPしますが、襲い掛かる子を倒すのはノーカウント、あとは正しい手順を踏んだ採取法や戦い方をするのはノーカウント、うちの子たち……NPCや生き物たちと順調に好感度を上げればカルマ値はDOWN、といったところでしょうか」
「ボーナスとかってねぇんだっけ?」
モニター横の男から声をかけられ、忘れていたとぼやいて続ける。
「自分から一度も襲い掛からなかった場合には全体的に好感度が上がりやすい仕様となってますね。……それくらいでしょうか」
ああ、あと……私達を倒せば、カルマ値の大幅ダウンが可能ってのもありましたね。
そう続けられた言葉に一同が不穏な笑みを浮かべる。
「そういえば、もうそろそろかしらねぇ……」
ちらりと赤い唇を舐めながら美女がうっすらと笑む。
「そういや、次の町から課金対象だっけかぁ?」
「そうですよ先輩、先に言っておきますがあまり無茶しないで下さいよ!」
「わ~ってるよ、つか、俺より先にあっちに言えあっちに!!」
指先で妙に恐ろしい笑みを浮かべている美女を指し示され、注意していた青年が無言になる。
「……ムリムリムリ、僕にはあの人は止められません」
小声で必死に首を振る青年は、自己保身という言葉が大好きだ。
先日起きた可愛子ちゃん争奪戦において、精神的にも肉体的にも圧勝したこの美女には逆らってはいけないというのは誰もが知っている。
「腕が鳴るわぁ……テストプレイで磨き上げたこの腕、早く試したくてたまらなぁい……誰か、早く呼んでくれないかしら」
「そういえば表示どうなるんですっけ」
あえて美女から視線を逸らしながら続ける青年に誰もつっこむことは無い。
「あん?そりゃあ俺らを呼ぶんだからGMコールに決まってんだろぉ?」
「……そのこころは」
「Gamer Murderer Callってとこかぁ?ゲーマー殺人者呼び出しってか?」
「そっ、んな無理やりなこじつけしてどーすんですか!!勘違いして呼び出されたらどうすんですか!第一そんな言葉無いですよ!!」
無理やり適当な単語をくっつける男に噛み付く青年だったが、この先輩のテキトーさは今に始まった事じゃない。
まあ、実際のところゲームが滞るようなバグや不具合の場合は真面目に動く連中であるのも知っているが、きっとプレイヤーの問題行動とかだった場合、呼び出した当人もろともに制裁とかやりそうだ。
普通GMコールといったら単なるサポート要員だろう。特殊な姿でゲーム内に現れたりすることもあるが、それはよほどの事態が起きた時や、イベント時くらいというのが常識だ。
「え?だいじょーぶだいじょーぶ!カルマ値低い奴らにゃ、俺ら天使だから。そん時ゃ普通にGMコールってな」
頑張って問題解決に勤しむに決まってんだろうがと笑う男に、青年は低い声で問いかける。
「カルマ値高い人には?」
「え?そりゃもう。うちの子可愛がってくれたお礼はこの手でしねぇとな!!」
笑顔が怖い。
ダメだ、この人たちやる気だ、いや、殺る気だ。
「本当ならねぇ……もうちょっと先に実装する予定だったんだけどぉ……カルマ値の上がりが早いから救済措置の一貫として課金と同時になったのよねぇ」
獣人の町、妖精の町、そしてその次のエルフの町での実装予定だったはずのGMコール。早まったところでそれは果たして救済措置に成り得るのだろうか。
いっそGMのMは魔王の略で良いんじゃないだろうか。というかプレイヤーにとっての最大の敵はこの人達じゃないんだろうか。
楽しそうに、得意の武器は何だとか、何人かで大魔法炸裂ってのも良いよな~などと会話している面々を見ながら、青年は肩を落とす。
「普通に戦闘を楽しんでいたプレイヤーさん達が可哀想だ……っっ!!」
だが、このプレイヤー達を思い流された涙は、良くも悪くもこの世界に馴染んだプレイヤー達によって無駄にされる。
GMコール=レイドボス召喚と認識され、何か問題が起きGMコールが発生すれば、即座に多数のパーティーがレイドを組み、派手な戦闘を繰り広げるという一種のお祭り騒ぎと化す光景に、青年があの時の涙を返せとばかりに叫ぶのは、そう遠い未来のことではなかった。
「へ~……おい、お前ら!可愛子ちゃんがプレイヤーと合流したぞ!」
珍しい、どうしたどうした、と一部手が空いている者がモニター前に集結する。
男自身も興味はあるのだが、とりあえず放置していてはまずい案件だけはピックアップしながら、周囲の反応に軽く耳をそばだてる。
それなりに騒いではいるものの、そこまで大きな動きは無さそうなのでそのまま画面に意識を向けて仕事の続きを行っていた。そんな光景がまた少し動きを見せるのはそれからしばらく経ってからだった。
「可愛子ちゃんがビッグスパイダーの所に大人数で行ったぞ~!」
「へぇ……あの子以外に可愛子ちゃん、増えるのかしらぁ……?」
「今チェックしてるが、その子らもカルマ値どっちかといえば低いぞ」
「可愛子ちゃん候補キターーー!!」
最後の一言で、わらわらとモニター前に人集りが出来る。
「お。本当だ。でも一人だけもう難しそうなのがいるな~あの背の高い奴」
「他の子はまぁまぁってとこねぇ……」
「おーい!カルマの増減ってどうなってるんだ?変更とかあったっけか?」
カルマ値の設定を担当していた別の男が、かけていた眼鏡のフレームを弄りながら呟く。
「そう……ですね。当初の予定と変更はありませんよ。襲ってこない子を倒せばカルマ値はUPしますが、襲い掛かる子を倒すのはノーカウント、あとは正しい手順を踏んだ採取法や戦い方をするのはノーカウント、うちの子たち……NPCや生き物たちと順調に好感度を上げればカルマ値はDOWN、といったところでしょうか」
「ボーナスとかってねぇんだっけ?」
モニター横の男から声をかけられ、忘れていたとぼやいて続ける。
「自分から一度も襲い掛からなかった場合には全体的に好感度が上がりやすい仕様となってますね。……それくらいでしょうか」
ああ、あと……私達を倒せば、カルマ値の大幅ダウンが可能ってのもありましたね。
そう続けられた言葉に一同が不穏な笑みを浮かべる。
「そういえば、もうそろそろかしらねぇ……」
ちらりと赤い唇を舐めながら美女がうっすらと笑む。
「そういや、次の町から課金対象だっけかぁ?」
「そうですよ先輩、先に言っておきますがあまり無茶しないで下さいよ!」
「わ~ってるよ、つか、俺より先にあっちに言えあっちに!!」
指先で妙に恐ろしい笑みを浮かべている美女を指し示され、注意していた青年が無言になる。
「……ムリムリムリ、僕にはあの人は止められません」
小声で必死に首を振る青年は、自己保身という言葉が大好きだ。
先日起きた可愛子ちゃん争奪戦において、精神的にも肉体的にも圧勝したこの美女には逆らってはいけないというのは誰もが知っている。
「腕が鳴るわぁ……テストプレイで磨き上げたこの腕、早く試したくてたまらなぁい……誰か、早く呼んでくれないかしら」
「そういえば表示どうなるんですっけ」
あえて美女から視線を逸らしながら続ける青年に誰もつっこむことは無い。
「あん?そりゃあ俺らを呼ぶんだからGMコールに決まってんだろぉ?」
「……そのこころは」
「Gamer Murderer Callってとこかぁ?ゲーマー殺人者呼び出しってか?」
「そっ、んな無理やりなこじつけしてどーすんですか!!勘違いして呼び出されたらどうすんですか!第一そんな言葉無いですよ!!」
無理やり適当な単語をくっつける男に噛み付く青年だったが、この先輩のテキトーさは今に始まった事じゃない。
まあ、実際のところゲームが滞るようなバグや不具合の場合は真面目に動く連中であるのも知っているが、きっとプレイヤーの問題行動とかだった場合、呼び出した当人もろともに制裁とかやりそうだ。
普通GMコールといったら単なるサポート要員だろう。特殊な姿でゲーム内に現れたりすることもあるが、それはよほどの事態が起きた時や、イベント時くらいというのが常識だ。
「え?だいじょーぶだいじょーぶ!カルマ値低い奴らにゃ、俺ら天使だから。そん時ゃ普通にGMコールってな」
頑張って問題解決に勤しむに決まってんだろうがと笑う男に、青年は低い声で問いかける。
「カルマ値高い人には?」
「え?そりゃもう。うちの子可愛がってくれたお礼はこの手でしねぇとな!!」
笑顔が怖い。
ダメだ、この人たちやる気だ、いや、殺る気だ。
「本当ならねぇ……もうちょっと先に実装する予定だったんだけどぉ……カルマ値の上がりが早いから救済措置の一貫として課金と同時になったのよねぇ」
獣人の町、妖精の町、そしてその次のエルフの町での実装予定だったはずのGMコール。早まったところでそれは果たして救済措置に成り得るのだろうか。
いっそGMのMは魔王の略で良いんじゃないだろうか。というかプレイヤーにとっての最大の敵はこの人達じゃないんだろうか。
楽しそうに、得意の武器は何だとか、何人かで大魔法炸裂ってのも良いよな~などと会話している面々を見ながら、青年は肩を落とす。
「普通に戦闘を楽しんでいたプレイヤーさん達が可哀想だ……っっ!!」
だが、このプレイヤー達を思い流された涙は、良くも悪くもこの世界に馴染んだプレイヤー達によって無駄にされる。
GMコール=レイドボス召喚と認識され、何か問題が起きGMコールが発生すれば、即座に多数のパーティーがレイドを組み、派手な戦闘を繰り広げるという一種のお祭り騒ぎと化す光景に、青年があの時の涙を返せとばかりに叫ぶのは、そう遠い未来のことではなかった。
1
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
人質5歳の生存戦略! ―悪役王子はなんとか死ぬ気で生き延びたい!冤罪処刑はほんとムリぃ!―
ほしみ
ファンタジー
「え! ぼく、死ぬの!?」
前世、15歳で人生を終えたぼく。
目が覚めたら異世界の、5歳の王子様!
けど、人質として大国に送られた危ない身分。
そして、夢で思い出してしまった最悪な事実。
「ぼく、このお話知ってる!!」
生まれ変わった先は、小説の中の悪役王子様!?
このままだと、10年後に無実の罪であっさり処刑されちゃう!!
「むりむりむりむり、ぜったいにムリ!!」
生き延びるには、なんとか好感度を稼ぐしかない。
とにかく周りに気を使いまくって!
王子様たちは全力尊重!
侍女さんたちには迷惑かけない!
ひたすら頑張れ、ぼく!
――猶予は後10年。
原作のお話は知ってる――でも、5歳の頭と体じゃうまくいかない!
お菓子に惑わされて、勘違いで空回りして、毎回ドタバタのアタフタのアワアワ。
それでも、ぼくは諦めない。
だって、絶対の絶対に死にたくないからっ!
原作とはちょっと違う王子様たち、なんかびっくりな王様。
健気に奮闘する(ポンコツ)王子と、見守る人たち。
どうにか生き延びたい5才の、ほのぼのコミカル可愛いふわふわ物語。
(全年齢/ほのぼの/男性キャラ中心/嫌なキャラなし/1エピソード完結型/ほぼ毎日更新中)
田舎農家の俺、拾ったトカゲが『始祖竜』だった件〜女神がくれたスキル【絶対飼育】で育てたら、魔王がコスメ欲しさに竜王が胃薬借りに通い詰めだした
月神世一
ファンタジー
「くそっ、魔王はまたトカゲの抜け殻を美容液にしようとしてるし、女神は酒のつまみばかり要求してくる! 俺はただ静かに農業がしたいだけなのに!」
ブラック企業で過労死した日本人、カイト。
彼の願いはただ一つ、「誰にも邪魔されない静かな場所で農業をすること」。
女神ルチアナからチートスキル【絶対飼育】を貰い、異世界マンルシア大陸の辺境で念願の農場を開いたカイトだったが、ある日、庭から虹色の卵を発掘してしまう。
孵化したのは、可愛らしいトカゲ……ではなく、神話の時代に世界を滅亡させた『始祖竜』の幼体だった!
しかし、カイトはスキル【絶対飼育】のおかげで、その破壊神を「ポチ」と名付けたペットとして完璧に飼い慣らしてしまう。
ポチのくしゃみ一発で、敵の軍勢は老衰で塵に!?
ポチの抜け殻は、魔王が喉から手が出るほど欲しがる究極の美容成分に!?
世界を滅ぼすほどの力を持つポチと、その魔素を浴びて育った規格外の農作物を求め、理知的で美人の魔王、疲労困憊の竜王、いい加減な女神が次々にカイトの家に押しかけてくる!
「世界の管理者」すら手が出せない最強の農場主、カイト。
これは、世界の運命と、美味しい野菜と、ペットの散歩に追われる、史上最も騒がしいスローライフ物語である!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
魔力ゼロの俺だけが、呪いの装備を『代償なし』で使い放題 ~命を削る魔剣も、俺が持てば『ただのよく切れる剣』~
仙道
ファンタジー
現代日本で天才研究者だった相模登(さがみ のぼる)は、ある日突然、異世界へ転移した。 そこは『スキル』と『魔力』が全てを決める世界。
しかし登には、ステータス画面もなければ、魔力も、スキルも一切存在しなかった。
ただの一般人として迷宮に放り出された彼は、瀕死の女騎士と出会う。彼女の前には、使う者の命を瞬時に吸い尽くす『呪いの魔剣』が落ちていた。
武器はそれしかない。女騎士は絶望していたが、登は平然と魔剣を握りしめる。 「なぜ……生きていられるの?」 登には、剣が対価として要求する魔力は存在しない。故に、魔剣はデメリットなしの『ただのよく切れる剣』として機能した。
これは、世界で唯一「対価」を支払う必要がない登が、呪われた武具を次々と使いこなし、その副作用に苦しむ女騎士やエルフ、聖女を救い出し、無自覚に溺愛されていく物語。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
企業再生のプロ、倒産寸前の貧乏伯爵に転生する
namisan
ファンタジー
数々の倒産寸前の企業を立て直してきた敏腕コンサルタントの男は、過労の末に命を落とし、異世界で目を覚ます。
転生先は、帝国北部の辺境にあるアインハルト伯爵家の若き当主、アレク。
しかし、そこは「帝国の重荷」と蔑まれる、借金まみれで領民が飢える極貧領地だった。
凍える屋敷、迫りくる借金取り、絶望する家臣たち。
詰みかけた状況の中で、アレクは独自のユニーク魔法【構造解析(アナライズ)】に目覚める。
それは、物体の構造のみならず、組織の欠陥や魔法術式の不備さえも見抜き、再構築(クラフト)するチート能力だった。
「問題ない。この程度の赤字、前世の案件に比べれば可愛いものだ」
前世の経営知識と規格外の魔法で、アレクは領地の大改革に乗り出す。
痩せた土地を改良し、特産品を生み出し、隣国の経済さえも掌握していくアレク。
そんな彼の手腕に惹かれ、集まってくるのは一癖も二癖もある高貴な美女たち。
これは、底辺から這い上がった若き伯爵が、最強の布陣で自領を帝国一の都市へと発展させ、栄華を極める物語。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる