36 / 86
本編
34.異空間収納
「魔〇光殺砲!!!!!?」
「阿呆」
ボカッ。···くそぅ、本気で叩きやがったこんにゃろ······。
「だってどうやっても〇貫光殺砲じゃないかよ!」
「あぁ?いつ誰がその手を突き出せと言った?」
「···いや、でもそのポーズは」
「執拗い、ふざけるなら俺は辞めても良いが」
「ゴメンナサイ。ふざけないので、教えて下さい」
「それと、やるなら本気でやれ」
「なぁ·······俺はふざけた方がいいのか?ふざけない方がいいのか?」
「本題に移るが···」とそんな俺の質問は無視して話を始めやがる黒羽。イラァ·······腹立たしいが今はその時じゃない。とにかくステータスの見方を教えて貰わなければ何も進まない。
「その指先に魔力を溜めて、その指で抑えている額を意識しろ」
···意識しろって······こう···か?
俺は指先に魔力を集め、抑えた額に指先の魔力が発する仄かな暖かさに意識を集中した。
「······下手だな」
「·······一言余計だ。魔力操作も苦手なんだよ!」
魔法関連の実技は実を言うと壊滅的···。毎回テストの時は焦って焦って結局ギリギリまで兄貴に教えて貰うことが多いが、テストが終わると気が抜けてその魔法のクセを体が忘れる。···努力が身にならないこともあるんだ。
「一度だけだ。俺が可視化してやるから、絶対にその感覚を忘れるな」
「·······酷く自信が無い」
「ハッ、以降は俺の知ったことじゃないからな」
そう言って俺の指に黒羽は手を翳した。
ぼんやりとだが······視界の丁度中央ら辺、第三関節の所に違和感を感じてそこに集中しているとぽわんと視界に膜が張る。
······あれ?これ···異世界転生漫画でよく見たステータスプレートとかって奴?
──────────────
美園律花
HP/100 MP/500
ATK/20 DEF/20
《秘匿加護》
・薔薇女神の誘惑
・清廉なる神の庇護
《skill》Lv1
・異空間収納 Lv1
《秘匿skill》
・蠱惑の香り ∞
・永遠なる眠り ∞
──────────────
···········。
「ナニコレ」
「ステータスを確認出来たなら異空間収納も見ておけ、意識を集中させるだけだ。馬鹿でも出来る」
いやいやいやいや······あのね?あのですね?
俺は今、ヒッジョーに非常に混乱している。
第一にこの世界のステ表記ルールと違う。この世界ではどんなに高度なステ開示魔法陣でもステはHPとMPとスキルの表記のみだ。···それを······え?ATK?DEF?さらには秘匿加護だと·······?
うーん?それにこれ······情報が出てこない。
異空間収納については、項目に集中したら持ち物一覧みたいなのが出てきたけどそれ以外のは何も出てこないし······。
「何を百面相している···。お前は鑑定のスキルを持っていないからだろう、大体で理解するか役所に行って鑑定して貰え。最近の役所は個人情報保護に手厚い。鑑定内容はお前にしか見えないようになっている、価格も手頃だ」
「······黒羽さんは鑑定のスキル持ってたり···?」
「ククッ·······高くつくぞ?」
「あ、やっぱ辞めます」
不穏な空気を感じた俺は速攻で発言を撤回した。
···確かスキルLvが上がれば自分のスキルも増えるんだったよな···。俺には実地での実技経験が少ないからまだスキルが少ない。とは言え、異空間収納はともかく、あと二つ·······秘匿スキルって別枠の蠱惑の香りと永遠なる眠りってのが気になる。特に前者は嫌な予感しかしない。これへきっと秘匿加護に関係があるからに違いない。
······一先ずはこの不穏分子スキルたちは置いておいて、異空間収納の方を確認しよう···。さっき見たら幾つか入ってたみたいだし。
スキルの異空間収納の項目を開いた。
異空間収納に入っていたもの。
・モテ過ぎて困る貴方に♡フェロモン消臭コロン DXNEO
・感度アゲアゲ︎︎⤴︎⤴︎これで貴方もイイ感じ♡Loveローション
・薔薇の約束【装備品】
・コーネリアの手紙
·······ツッコミどころ満載だな、おい···。
流石にツッコミ疲れが半端ない···。
コーネリア、色々終わったらタダじゃ済まさないからな!
よし······手紙を先に読んでやろう。
このよく分からんプレゼントとやらの使い方についても知りたいからな。
早速、コーネリアの手紙を出す。意識を集中させるだけで物を出したり入れたりするのは楽そうだ。あとは容量制限がどれくらいなのかも気になるところだけど···。
『拝啓。
お疲れちゃんの文君へ。
君はお元気でお過ごしかにゃ☆
役に立ちそなプレゼント、お気召したぁ~?
今回のことはほんとにごめんねーw
これでチャラにしてちょ♡ばいちゃー♪
追伸
コロンは一週間にワンプッシュであたしの加護で
君のスキルになっちゃってる蠱惑の香りってののフェロモンを
スイ兄の加護よりもちゃんと軽減してくれるよん♪
あたしとしては残念の極みなんだけどぉ、ま、文君の為に用意してみた☆
他のは多分説明書入ってたと思うのん。あとは頑張ってーw
ハイパーウルトラ美少女な女神様 コーネリアちゃんより♡』
···········有力な情報皆無。
あんのダ女神···本気で悪いと思ってるのかよ。
ここまで来ると呆れを通り越してむしろ清々しいわ。
俺は無言でコロンのみを取り出すと自分に振りかける。
匂いは無臭だ。けど、これでフェロモンとやらが軽減してくれるなら有難い。それのせいで今まで苦労してきた訳だし···。
「·······スンスン、まぁ良いだろう」
気のせいかコロン使ったら黒羽の機嫌も良くなってる?
あと眉間に寄ってたシワが薄くなってる。
「これでお前の目的は果たしたか?」
「あぁ、···まぁ色々気になる点もあるが···」
取り敢えずは達成か。
本当はスイレンに俺が死なないた為に気をつけないといけないこととか聞いておきたかったけど、居ないんじゃ仕方ない。
「スイレンはどれくらいで帰ってきそう?」
「···少なくてもあと数日、数週間と言ったところだ」
「そっか···」
やっぱり6日後の監禁ルートは回避出来ないかもな···。
会長の様子にも千秋の様子にも気をつけようとは思うが、あれは突然だった。それに兄貴の一件があるから前回と同じように進むとも思えない。
確実に別の未来を辿ってることは確かだろうし···。
「このままではお前は死ぬことは確実だろうな」
「········は?」
真顔で、そう言われると返す言葉が見つからない。
でもそんな確実って言うのは···。
「俺は言った筈だ。スイレンは既にお前に助言を与えている、と」
黒羽の言っているスイレンが俺に助言したってことに思い当たる節がない。···確か、困ったらメインのルートを辿れ、とは言ってたけど······。
「同時に、スイレンはお前に情報が増えるとも言っただろう」
·······情報が増える···。
確かに、それも言ってた···。けどその意味が分からなくて、色々と試したりメインのルートを辿ってたけどそれでも未だに分かってない事の一つだ。
「面倒だが教えてやる。···蓮楼透を連れ戻せ」
「········は?」
「俺に言えるのはそれだけだ。···帰れ」
深くため息をつくと黒羽は俺を部屋から追い出した。
······楼透を連れ戻す?········あ。
········俺が馬鹿だった。
そうだ、そうだよ!
···俺の従者である蓮楼透も攻略対象の1人だ。
だからコーネリアも黒羽も俺を中途半端にと責めたのか···。いや責められる謂れは無かったはずだが、それなら何故あれだけ言われたのか理解出来る。
·······正直、楼透を連れ戻すって言っても気まずいけど。
でもそれがルートを変える道だって言うなら行くしかないのだろう。
「黒羽、ありがと!」
······トン。
追い出された部屋のドアにそう言うと、一つだけノックが聞こえた。
「阿呆」
ボカッ。···くそぅ、本気で叩きやがったこんにゃろ······。
「だってどうやっても〇貫光殺砲じゃないかよ!」
「あぁ?いつ誰がその手を突き出せと言った?」
「···いや、でもそのポーズは」
「執拗い、ふざけるなら俺は辞めても良いが」
「ゴメンナサイ。ふざけないので、教えて下さい」
「それと、やるなら本気でやれ」
「なぁ·······俺はふざけた方がいいのか?ふざけない方がいいのか?」
「本題に移るが···」とそんな俺の質問は無視して話を始めやがる黒羽。イラァ·······腹立たしいが今はその時じゃない。とにかくステータスの見方を教えて貰わなければ何も進まない。
「その指先に魔力を溜めて、その指で抑えている額を意識しろ」
···意識しろって······こう···か?
俺は指先に魔力を集め、抑えた額に指先の魔力が発する仄かな暖かさに意識を集中した。
「······下手だな」
「·······一言余計だ。魔力操作も苦手なんだよ!」
魔法関連の実技は実を言うと壊滅的···。毎回テストの時は焦って焦って結局ギリギリまで兄貴に教えて貰うことが多いが、テストが終わると気が抜けてその魔法のクセを体が忘れる。···努力が身にならないこともあるんだ。
「一度だけだ。俺が可視化してやるから、絶対にその感覚を忘れるな」
「·······酷く自信が無い」
「ハッ、以降は俺の知ったことじゃないからな」
そう言って俺の指に黒羽は手を翳した。
ぼんやりとだが······視界の丁度中央ら辺、第三関節の所に違和感を感じてそこに集中しているとぽわんと視界に膜が張る。
······あれ?これ···異世界転生漫画でよく見たステータスプレートとかって奴?
──────────────
美園律花
HP/100 MP/500
ATK/20 DEF/20
《秘匿加護》
・薔薇女神の誘惑
・清廉なる神の庇護
《skill》Lv1
・異空間収納 Lv1
《秘匿skill》
・蠱惑の香り ∞
・永遠なる眠り ∞
──────────────
···········。
「ナニコレ」
「ステータスを確認出来たなら異空間収納も見ておけ、意識を集中させるだけだ。馬鹿でも出来る」
いやいやいやいや······あのね?あのですね?
俺は今、ヒッジョーに非常に混乱している。
第一にこの世界のステ表記ルールと違う。この世界ではどんなに高度なステ開示魔法陣でもステはHPとMPとスキルの表記のみだ。···それを······え?ATK?DEF?さらには秘匿加護だと·······?
うーん?それにこれ······情報が出てこない。
異空間収納については、項目に集中したら持ち物一覧みたいなのが出てきたけどそれ以外のは何も出てこないし······。
「何を百面相している···。お前は鑑定のスキルを持っていないからだろう、大体で理解するか役所に行って鑑定して貰え。最近の役所は個人情報保護に手厚い。鑑定内容はお前にしか見えないようになっている、価格も手頃だ」
「······黒羽さんは鑑定のスキル持ってたり···?」
「ククッ·······高くつくぞ?」
「あ、やっぱ辞めます」
不穏な空気を感じた俺は速攻で発言を撤回した。
···確かスキルLvが上がれば自分のスキルも増えるんだったよな···。俺には実地での実技経験が少ないからまだスキルが少ない。とは言え、異空間収納はともかく、あと二つ·······秘匿スキルって別枠の蠱惑の香りと永遠なる眠りってのが気になる。特に前者は嫌な予感しかしない。これへきっと秘匿加護に関係があるからに違いない。
······一先ずはこの不穏分子スキルたちは置いておいて、異空間収納の方を確認しよう···。さっき見たら幾つか入ってたみたいだし。
スキルの異空間収納の項目を開いた。
異空間収納に入っていたもの。
・モテ過ぎて困る貴方に♡フェロモン消臭コロン DXNEO
・感度アゲアゲ︎︎⤴︎⤴︎これで貴方もイイ感じ♡Loveローション
・薔薇の約束【装備品】
・コーネリアの手紙
·······ツッコミどころ満載だな、おい···。
流石にツッコミ疲れが半端ない···。
コーネリア、色々終わったらタダじゃ済まさないからな!
よし······手紙を先に読んでやろう。
このよく分からんプレゼントとやらの使い方についても知りたいからな。
早速、コーネリアの手紙を出す。意識を集中させるだけで物を出したり入れたりするのは楽そうだ。あとは容量制限がどれくらいなのかも気になるところだけど···。
『拝啓。
お疲れちゃんの文君へ。
君はお元気でお過ごしかにゃ☆
役に立ちそなプレゼント、お気召したぁ~?
今回のことはほんとにごめんねーw
これでチャラにしてちょ♡ばいちゃー♪
追伸
コロンは一週間にワンプッシュであたしの加護で
君のスキルになっちゃってる蠱惑の香りってののフェロモンを
スイ兄の加護よりもちゃんと軽減してくれるよん♪
あたしとしては残念の極みなんだけどぉ、ま、文君の為に用意してみた☆
他のは多分説明書入ってたと思うのん。あとは頑張ってーw
ハイパーウルトラ美少女な女神様 コーネリアちゃんより♡』
···········有力な情報皆無。
あんのダ女神···本気で悪いと思ってるのかよ。
ここまで来ると呆れを通り越してむしろ清々しいわ。
俺は無言でコロンのみを取り出すと自分に振りかける。
匂いは無臭だ。けど、これでフェロモンとやらが軽減してくれるなら有難い。それのせいで今まで苦労してきた訳だし···。
「·······スンスン、まぁ良いだろう」
気のせいかコロン使ったら黒羽の機嫌も良くなってる?
あと眉間に寄ってたシワが薄くなってる。
「これでお前の目的は果たしたか?」
「あぁ、···まぁ色々気になる点もあるが···」
取り敢えずは達成か。
本当はスイレンに俺が死なないた為に気をつけないといけないこととか聞いておきたかったけど、居ないんじゃ仕方ない。
「スイレンはどれくらいで帰ってきそう?」
「···少なくてもあと数日、数週間と言ったところだ」
「そっか···」
やっぱり6日後の監禁ルートは回避出来ないかもな···。
会長の様子にも千秋の様子にも気をつけようとは思うが、あれは突然だった。それに兄貴の一件があるから前回と同じように進むとも思えない。
確実に別の未来を辿ってることは確かだろうし···。
「このままではお前は死ぬことは確実だろうな」
「········は?」
真顔で、そう言われると返す言葉が見つからない。
でもそんな確実って言うのは···。
「俺は言った筈だ。スイレンは既にお前に助言を与えている、と」
黒羽の言っているスイレンが俺に助言したってことに思い当たる節がない。···確か、困ったらメインのルートを辿れ、とは言ってたけど······。
「同時に、スイレンはお前に情報が増えるとも言っただろう」
·······情報が増える···。
確かに、それも言ってた···。けどその意味が分からなくて、色々と試したりメインのルートを辿ってたけどそれでも未だに分かってない事の一つだ。
「面倒だが教えてやる。···蓮楼透を連れ戻せ」
「········は?」
「俺に言えるのはそれだけだ。···帰れ」
深くため息をつくと黒羽は俺を部屋から追い出した。
······楼透を連れ戻す?········あ。
········俺が馬鹿だった。
そうだ、そうだよ!
···俺の従者である蓮楼透も攻略対象の1人だ。
だからコーネリアも黒羽も俺を中途半端にと責めたのか···。いや責められる謂れは無かったはずだが、それなら何故あれだけ言われたのか理解出来る。
·······正直、楼透を連れ戻すって言っても気まずいけど。
でもそれがルートを変える道だって言うなら行くしかないのだろう。
「黒羽、ありがと!」
······トン。
追い出された部屋のドアにそう言うと、一つだけノックが聞こえた。
あなたにおすすめの小説
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
異世界転移した元コンビニ店長は、獣人騎士様に嫁入りする夢は……見ない!
めがねあざらし
BL
過労死→異世界転移→体液ヒーラー⁈
社畜すぎて魂が擦り減っていたコンビニ店長・蓮は、女神の凡ミスで異世界送りに。
もらった能力は“全言語理解”と“回復力”!
……ただし、回復スキルの発動条件は「体液経由」です⁈
キスで癒す? 舐めて治す? そんなの変態じゃん!
出会ったのは、狼耳の超絶無骨な騎士・ロナルドと、豹耳騎士・ルース。
最初は“保護対象”だったのに、気づけば戦場の最前線⁈
攻めも受けも騒がしい異世界で、蓮の安眠と尊厳は守れるのか⁉
--------------------
※現在同時掲載中の「捨てられΩ、癒しの異能で獣人将軍に囲われてます!?」の元ネタです。出しちゃった!
処刑される悪役令息に転生したらなぜか推しの騎士団長がグイグイ近づいてくる
猫に小判
BL
交通事故で死んだはずの会社員・田中悠人は、気がつくとBL小説『恋と陰謀~はじまりは夜に~』の世界に転生していた。
しかも転生先は、原作で処刑される悪役令息エリオット。
当然そんな未来は回避したい。
原作知識を頼りに慎重に立ち回るつもりだったのに、気づけば王宮を揺るがす事件に巻き込まれていき――。
さらに困ったことに、原作で一番の推しだった騎士団長ガイウスがやたらと距離を詰めてきて……?
平穏に生きたい元悪役令息と、過保護な騎士団長がじれじれ距離を縮める話。
ガイウス(騎士団長)×エリオット(元悪役令息)
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
平凡な俺が完璧なお兄様に執着されてます
クズねこ
BL
いつもは目も合わせてくれないのにある時だけ異様に甘えてくるお兄様と義理の弟の話。
『次期公爵家当主』『皇太子様の右腕』そんなふうに言われているのは俺の義理のお兄様である。
何をするにも完璧で、なんでも片手間にやってしまうそんなお兄様に執着されるお話。
BLでヤンデレものです。
第13回BL大賞に応募中です。ぜひ、応援よろしくお願いします!
週一 更新予定
ときどきプラスで更新します!
ただのハイスペックなモブだと思ってた
はぴねこ
BL
神乃遥翔(じんの はると)は自分のことをモブだと思っていた。
少年漫画ではいつだって、平凡に見えて何か一つに秀でている人物が主人公だったから。
その点、遥翔は眉目秀麗文武両道、家も財閥の超お金持ち。
一通りのことがなんでも簡単にできる自分は夢中になれるものもなくて、きっと漫画のモブみたいに輝く主人公を引き立てるモブのように生きるのだと、そう遥翔は思っていた。
けれど、そんな遥翔に勉強を教わりに来ている葛城星 (かつらぎ ほし)は言った。
「BL漫画の中では、神乃くんみたいな人がいつだって主人公なんだよ?」
そう言って、星が貸してくれた一冊のBL漫画が遥翔の人生を一変させた。
自分にも輝ける人生を歩むことができるのかもしれないと希望を持った遥翔は、そのことを教えてくれた星に恋をする。
だけど、恋をした途端、星には思い人がいることに気づいてしまって……
眉目秀麗文武両道で完璧だけど漫画脳な遥翔が、お人好しで気弱な星の心に少しずつ少しずつ近づこうと頑張るお話です。
魔王の息子を育てることになった俺の話
お鮫
BL
俺が18歳の時森で少年を拾った。その子が将来魔王になることを知りながら俺は今日も息子としてこの子を育てる。そう決意してはや数年。
「今なんつった?よっぽど死にたいんだね。そんなに俺と離れたい?」
現在俺はかわいい息子に殺害予告を受けている。あれ、魔王は?旅に出なくていいの?とりあえず放してくれません?
魔王になる予定の男と育て親のヤンデレBL
BLは初めて書きます。見ずらい点多々あるかと思いますが、もしありましたら指摘くださるとありがたいです。
BL要素までとても遠いです。前半日常会多め。
メインキャラ達の様子がおかしい件について
白鳩 唯斗
BL
前世で遊んでいた乙女ゲームの世界に転生した。
サポートキャラとして、攻略対象キャラたちと過ごしていたフィンレーだが・・・・・・。
どうも攻略対象キャラ達の様子がおかしい。
ヒロインが登場しても、興味を示されないのだ。
世界を救うためにも、僕としては皆さん仲良くされて欲しいのですが・・・。
どうして僕の周りにメインキャラ達が集まるんですかっ!!
主人公が老若男女問わず好かれる話です。
登場キャラは全員闇を抱えています。
精神的に重めの描写、残酷な描写などがあります。
BL作品ですが、舞台が乙女ゲームなので、女性キャラも登場します。
恋愛というよりも、執着や依存といった重めの感情を主人公が向けられる作品となっております。