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プロローグ
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この世界が地獄だと思う様になったのは何時からだっただろう。
小さい頃は幸せだったと思う、お父さんとお母さんそして妹と皆で笑いあえていたのに、お父さんも妹も居なくなって、お母さんも子供が産めなくなったって泣き叫んでいたのが私のまともな記憶なんだと思う。
それからお母さんは私のせいだと殴ったりしてくるようになった。ごめんなさいと言っても止めてくれなくて見えない所が痣だらけになってもお母さんが居てくれるだけでまだ幸せだった。
「初めまして、僕が君の新しいお父さんだよ。」
何時だったのだろう。自分がお父さんだと言う人が家に居るようになったのは、その時にはもうお母さんはおかしくなっていたんだと思う。
「私は子供が産めなくなったけど貴女は産めるでしょう?」
そうして私は使われる様になった。1度逃げようとしたけど、その時に捕まって逃げられない様に足を折られて歩けなくなってただ生きるだけになった。
「君のお母さんと結婚して正解だったよ。君みたいな可愛い娘を好き放題に出来てそれを責められないんだから。」
何時だったか父と名乗る男がそう言って私を使いながら笑っていた。
それから私の胸が大きくなってもお腹が大きくなっても使われ続けて、お母さんも何時からか居なくなって暗い部屋でただ男が来るのを待つだけになっていたのは何時からだっけ?
物音もしなくなった部屋で、この前まで多少動けた体も動かなくなっていて、ゆっくりと眠くないのに意識が遠くなっていくのに安心出来るのは何でなんだろうね。
「ぉ……ぁ……」
お母さんと言おうと思ったけど出たのはかすれ果てた声にもならない音だった。
それが私が死ぬ前に発した最後の言葉だったと思う。
そうして私は暗い闇に沈んでいった。
小さい頃は幸せだったと思う、お父さんとお母さんそして妹と皆で笑いあえていたのに、お父さんも妹も居なくなって、お母さんも子供が産めなくなったって泣き叫んでいたのが私のまともな記憶なんだと思う。
それからお母さんは私のせいだと殴ったりしてくるようになった。ごめんなさいと言っても止めてくれなくて見えない所が痣だらけになってもお母さんが居てくれるだけでまだ幸せだった。
「初めまして、僕が君の新しいお父さんだよ。」
何時だったのだろう。自分がお父さんだと言う人が家に居るようになったのは、その時にはもうお母さんはおかしくなっていたんだと思う。
「私は子供が産めなくなったけど貴女は産めるでしょう?」
そうして私は使われる様になった。1度逃げようとしたけど、その時に捕まって逃げられない様に足を折られて歩けなくなってただ生きるだけになった。
「君のお母さんと結婚して正解だったよ。君みたいな可愛い娘を好き放題に出来てそれを責められないんだから。」
何時だったか父と名乗る男がそう言って私を使いながら笑っていた。
それから私の胸が大きくなってもお腹が大きくなっても使われ続けて、お母さんも何時からか居なくなって暗い部屋でただ男が来るのを待つだけになっていたのは何時からだっけ?
物音もしなくなった部屋で、この前まで多少動けた体も動かなくなっていて、ゆっくりと眠くないのに意識が遠くなっていくのに安心出来るのは何でなんだろうね。
「ぉ……ぁ……」
お母さんと言おうと思ったけど出たのはかすれ果てた声にもならない音だった。
それが私が死ぬ前に発した最後の言葉だったと思う。
そうして私は暗い闇に沈んでいった。
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