9 / 9
9話 イギータの最期。 そして二人は幸せに
しおりを挟む
その数日後。
何やらあるニュースが駆け巡った。
先日のコンテストでのイギータさんの不正が白日の下になったのだ。
何やら今後5年以上の長期に渡っての音楽コンテスト参加禁止というかなり重い処分が下ったらしい。
勿論イギータさんは反論したが聞く耳を持たれなかった。
事実上の音楽家生命を絶たれたイギータさんは何やら別の活動を始めるらしいが、正直もう関わりたくないので知りたくもない。
今は音楽を楽しみながらアルフレッドさんと幸せに生きていきたい。
それが今の私の願いだ。
そして日は流れる。
今私はプロのヴァイオリニストとして世界を又にかけて活躍をしている。
そしてその傍にはアルフレッドさんが寄り添ってくれている。
彼は今では私のマネージャー兼パートナーだ。
彼と出会って私は変われた。
音楽に対する情熱を取り戻したし、自信を持つことができた。
あの時、アルフレッドさんに出会えて良かったと思う。
彼の優しさと温もりに救われたのは一度や二度ではない。
そしてこれからもずっと一緒に生きていくのだと思っている。
私にとってかけがえのない大切な人と共に――。
完
何やらあるニュースが駆け巡った。
先日のコンテストでのイギータさんの不正が白日の下になったのだ。
何やら今後5年以上の長期に渡っての音楽コンテスト参加禁止というかなり重い処分が下ったらしい。
勿論イギータさんは反論したが聞く耳を持たれなかった。
事実上の音楽家生命を絶たれたイギータさんは何やら別の活動を始めるらしいが、正直もう関わりたくないので知りたくもない。
今は音楽を楽しみながらアルフレッドさんと幸せに生きていきたい。
それが今の私の願いだ。
そして日は流れる。
今私はプロのヴァイオリニストとして世界を又にかけて活躍をしている。
そしてその傍にはアルフレッドさんが寄り添ってくれている。
彼は今では私のマネージャー兼パートナーだ。
彼と出会って私は変われた。
音楽に対する情熱を取り戻したし、自信を持つことができた。
あの時、アルフレッドさんに出会えて良かったと思う。
彼の優しさと温もりに救われたのは一度や二度ではない。
そしてこれからもずっと一緒に生きていくのだと思っている。
私にとってかけがえのない大切な人と共に――。
完
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
34
この作品の感想を投稿する
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる