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第2章 迷える拳聖の懺悔と、密室の体育倉庫で溶け出すプライド
第10話 蜜に溺れた少女たちの共犯女子会と、勇者への無慈悲な宣告
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道場での「降伏」から一夜明けた、放課後の教室。
昨日までの迷いが嘘のように、赤城火憐の表情はどこか晴れやかで、同時に年相応の少女らしい熱を帯びていた。
彼女は意を決したように、窓際で天童光輝と話していた白銀凛に近づき、そっとその袖を引いた。
「凛……ちょっと、いいかな」
凛は火憐の潤んだ瞳と、微かに上気した頬を見ただけで、すべてを察したように優しく微笑んだ。
「……うん、いいよ。火憐ちゃん」
二人は人気のない旧校舎の屋上へと移動した。
フェンス越しに差し込む夕日が、二人の少女をオレンジ色に染め上げる。
「あのね、凛……昨日、湊と……その、最後まで、しちゃったの……っ」
火憐が顔を真っ赤にして、絞り出すように告白する。
すると凛は、まるで自分のことのように嬉しそうに火憐の手を握った。
「よかったね、火憐ちゃん……! あはは、これでようやく、わたしたち本当の意味で、一緒に湊くんの『お家』になれたね」
「凛……! う、うん……ありがとう……っ。ありがとう……っ!」
火憐の目から、堰を切ったように涙が溢れ出した。
勇者への罪悪感、自分が自分でなくなるような快楽への恐怖、そして何より俺への募る愛着。
それらすべてを肯定され、火憐は凛の胸を借りてしばらくの間、子供のように泣きじゃくった。
ひとしきり泣いて落ち着いた後、二人の空気は一変した。
それは、同じ男の「毒」を知る者同士にしか許されない、あまりにも生々しく甘い共犯者の時間だった。
「……ねえ、火憐ちゃん。湊くん、すごかったでしょ?♡」
凛が悪戯っぽく、だが確信に満ちた瞳で火憐を覗き込む。
火憐は顔を真っ赤にしながらも、昨日の道場での光景を思い出し、股間をキュンと疼かせながら小さく頷いた。
「……うん。すごかった。あんなの、知らなかった。道場の畳の上で、後ろから湊のおちんちんが、ぐりぐりって……お腹の奥を突き抜けるみたいに入ってきて……っ」
「後ろからだったんだ?♡ あは、火憐ちゃん、あのお尻だもんね。湊くん、きっと夢中で突いてくれたんでしょ?」
「……そうなの。凑、わたしのここが後ろからだと上を向いてるって、すごく喜んでくれて……。恥ずかしかったけど、湊が喜んでくれるのが嬉しくて、わたし、自分からお尻を振っちゃって……っ♡」
火憐の言葉は次第に熱を帯び、女子高生とは思えないほど赤裸々な報告会へと変わっていく。
「わたし、空手とか陸上とかで体力には自信あったのに……湊に抱かれてる間は、指先ひとつ動かせなくなっちゃって。……湊のおちんちんが子宮に届くたびに、頭の中が真っ白になって、おしっこ漏れちゃうみたいに、ぷしゅーって、お水がいっぱい出ちゃったの……っ」
「あはは、潮吹きだね。わたしもそうだったよ♡ 湊くんの『領域』の中だと、身体が勝手に湊くんを欲しがるようになっちゃうんだよね」
「そうなの! 光輝くんと手を繋いでも何も感じなかったのに、湊に脇の下とかおへそを舐められるだけで、わたし、おかしくなっちゃうくらいアクメになっちゃって……。最後は、湊の上で自分で腰を振ったの。もう、湊の種が欲しくて、欲しくて……中出しされた瞬間、全身がとろけちゃって、しばらく動けなかった……っ♡」
凛は火憐の話を、恍惚とした表情で聞いていた。
「わかるよ……。わたしも今朝、湊くんの部屋で騎乗位で搾り取っちゃった♡ 次は……三人で、とかどうかな?♡ 火憐ちゃんが後ろから突かれてるのを、わたしが目の前で見てるの。……それか、二人で湊くんのおちんちんを舐めっこしたり……♡」
「っ!? さ、三人で……っ。……でも、湊がそれを望むなら、わたし……やりたいかも。湊に、もっともっと、ぐちゃぐちゃにされたい……っ」
生々しい女子会は、さらにエスカレートしていく。
今度してほしいプレイ、湊の精液の味、自分たちがどれだけ湊に依存しているか。
一週間前まで世界を救う聖女と拳聖だった二人は、今や一人の男の熱に浮かされる、ただの淫らな愛の奴隷に成り下がっていた。
「……ねえ、凛。水明先輩は、どうなのかな。……先輩も、あんなに光輝くんに尽くしてるのに、全然報われてないよね」
ふと火憐が漏らした言葉に、凛は意味深な笑みを浮かべた。
「水明先輩も、仲間にしちゃおうよ。……湊くんならきっと、先輩のあのかたくなな理屈も、全部トロトロに溶かして幸せにしてくれるよ」
「うん……そうだね。先輩の気持ち次第だけど、わたしたちと一緒に湊の隣にいたら、きっとあんな苦しそうな顔、しなくて済むもんね……♡」
快感と依存で盲目になった二人は、確信していた。
自分たちを「真実の幸福」へと導いてくれた湊こそが、唯一の救いなのだと。
◇
さらに翌日の放課後。
その「事件」は部活動が始まる直前の、熱気の残るグラウンド近くの廊下で起こった。
「火憐!探したよ、これから部活だろ?少し話せるかな」
天童光輝が、いつもの爽やかな笑顔で火憐を呼び止める。
だが、その笑顔の裏には、凛に捨てられたことへの焦燥と、もう一人の支えである火憐だけは失いたくないという必死さが透けて見えていた。
光輝の傍らには、パーティーの軍師である水明も、心配そうにその様子を見守っている。
火憐は足を止め、光輝を真っ直ぐに見据えた。
その瞳には、かつて向けられていた憧れも、戦友としての熱量も、微塵も残っていない。
ただ、どこか他人を見るような冷ややかな透明感だけがあった。
「光輝くん……。ちょうどよかった。わたし、今日でパーティーを抜けるよ」
「え……っ? 何、言ってるんだよ火憐。凛までいなくなって、お前までそんな……」
光輝の声が、情けなく震える。
「冗談じゃないよ。本気だもん」
火憐はタンクトップの襟元を少しだけ弄り、湊に付けられた鎖骨のキスマークを隠すこともなく、淡々と言い放った。
「わたしたち、もう光輝くんの隣にいる理由がなくなっちゃったんだ。……わたしね、湊のものになったの。身体も、心も、全部。……昨日の放課後、道場で全部湊にあげちゃった」
「結城……だと……? あんな奴に、何をされたんだ! 魔法か!? アイツがお前を操って……っ!」
光輝が火憐の肩に手を伸ばそうとする。
しかし、火憐は流れるような動きでその手を払い除け、一歩身を引いた。
「触らないで。……湊以外の男に触られると吐き気がする。……光輝くん、あんたの言う『正義』や『勇者』って、結局は自分のプライドを守るための飾りだったんだね。湊は違うよ。湊はわたしの汚いところも、汗の匂いも、全部『美味しい』って受け入れてくれた。……あんたの薄っぺらな光より、湊の熱い手のひらのほうがよっぽど信じられる」
「……っ!!」
光輝は金縛りにあったように動けなくなった。
自分を「光」だと信じて疑わなかった少年。
その傲慢なアイデンティティが、最も信頼していた前衛の手によって無惨に引き裂かれた瞬間だった。
「さようなら、光輝くん。……勇者様ごっこに付き合うのは、もう飽きちゃった。わたしはこれから湊の部屋に行くから。……じゃあね」
火憐は一度も振り返ることなく、軽やかな足取りで廊下を去っていった。
その後ろ姿は、かつてないほど自由で、そして「女」の艶めかしさに満ちていた。
◇
その様子を数歩離れた場所で見ていた蒼井水明は、凍りついたように動けずにいた。
彼女の明晰な頭脳は今起こった事象の「意味」、残酷なまでに正確に理解していた。
「(……パーティーが、完全に崩壊した。凛に続き火憐までもが……湊くんの下へ。……洗脳? いいえ、あの火憐の瞳は自分の意思で選んだ者の瞳だわ)」
水明は自分の指先が微かに震えていることに気がついた。
光輝は膝をつき廊下でうなだれている。
かつて世界を救った勇者の成れの果て。
そのあまりにも惨めな姿に、水明の胸に去来したのは同情ではなく、突き放すような冷徹な「失望」だった。
「(……私は、何を信じてきたのかしら。異世界での絆? 勇者の輝き? そんなものが、湊くんという一人の少年が与える『快感』や『肯定』の前にこれほど脆く崩れ去るなんて……)」
水明は、眼鏡の奥で鋭い視線を、遠くでこちらを見ている湊へと向けた。
湊は光輝の絶望を肴に楽しむように、薄い笑みを浮かべて壁に寄りかかっている。
その不遜で、圧倒的な勝者の余裕。
「(……湊くん。あなたは一体何をしたの。凛や火憐に何を教えたの。……論理的じゃない。こんなこと、普通じゃないのに……。……なのに、どうして私の心臓はこんなに嫌な音を立てて脈打っているのかしら)」
水明の混乱は、もはや彼女の自尊心では抑え込めない領域にまで達していた。
彼女は「勇者パーティーの軍師」という仮面が、今この瞬間、足元から粉々に砕け散っていくような底知れない恐怖を感じていた。
身体的な反応こそまだ表れていないが、彼女の精神という名の防壁は、湊の放つ目に見えない毒によって既に無数の亀裂を刻まれていたのである。
昨日までの迷いが嘘のように、赤城火憐の表情はどこか晴れやかで、同時に年相応の少女らしい熱を帯びていた。
彼女は意を決したように、窓際で天童光輝と話していた白銀凛に近づき、そっとその袖を引いた。
「凛……ちょっと、いいかな」
凛は火憐の潤んだ瞳と、微かに上気した頬を見ただけで、すべてを察したように優しく微笑んだ。
「……うん、いいよ。火憐ちゃん」
二人は人気のない旧校舎の屋上へと移動した。
フェンス越しに差し込む夕日が、二人の少女をオレンジ色に染め上げる。
「あのね、凛……昨日、湊と……その、最後まで、しちゃったの……っ」
火憐が顔を真っ赤にして、絞り出すように告白する。
すると凛は、まるで自分のことのように嬉しそうに火憐の手を握った。
「よかったね、火憐ちゃん……! あはは、これでようやく、わたしたち本当の意味で、一緒に湊くんの『お家』になれたね」
「凛……! う、うん……ありがとう……っ。ありがとう……っ!」
火憐の目から、堰を切ったように涙が溢れ出した。
勇者への罪悪感、自分が自分でなくなるような快楽への恐怖、そして何より俺への募る愛着。
それらすべてを肯定され、火憐は凛の胸を借りてしばらくの間、子供のように泣きじゃくった。
ひとしきり泣いて落ち着いた後、二人の空気は一変した。
それは、同じ男の「毒」を知る者同士にしか許されない、あまりにも生々しく甘い共犯者の時間だった。
「……ねえ、火憐ちゃん。湊くん、すごかったでしょ?♡」
凛が悪戯っぽく、だが確信に満ちた瞳で火憐を覗き込む。
火憐は顔を真っ赤にしながらも、昨日の道場での光景を思い出し、股間をキュンと疼かせながら小さく頷いた。
「……うん。すごかった。あんなの、知らなかった。道場の畳の上で、後ろから湊のおちんちんが、ぐりぐりって……お腹の奥を突き抜けるみたいに入ってきて……っ」
「後ろからだったんだ?♡ あは、火憐ちゃん、あのお尻だもんね。湊くん、きっと夢中で突いてくれたんでしょ?」
「……そうなの。凑、わたしのここが後ろからだと上を向いてるって、すごく喜んでくれて……。恥ずかしかったけど、湊が喜んでくれるのが嬉しくて、わたし、自分からお尻を振っちゃって……っ♡」
火憐の言葉は次第に熱を帯び、女子高生とは思えないほど赤裸々な報告会へと変わっていく。
「わたし、空手とか陸上とかで体力には自信あったのに……湊に抱かれてる間は、指先ひとつ動かせなくなっちゃって。……湊のおちんちんが子宮に届くたびに、頭の中が真っ白になって、おしっこ漏れちゃうみたいに、ぷしゅーって、お水がいっぱい出ちゃったの……っ」
「あはは、潮吹きだね。わたしもそうだったよ♡ 湊くんの『領域』の中だと、身体が勝手に湊くんを欲しがるようになっちゃうんだよね」
「そうなの! 光輝くんと手を繋いでも何も感じなかったのに、湊に脇の下とかおへそを舐められるだけで、わたし、おかしくなっちゃうくらいアクメになっちゃって……。最後は、湊の上で自分で腰を振ったの。もう、湊の種が欲しくて、欲しくて……中出しされた瞬間、全身がとろけちゃって、しばらく動けなかった……っ♡」
凛は火憐の話を、恍惚とした表情で聞いていた。
「わかるよ……。わたしも今朝、湊くんの部屋で騎乗位で搾り取っちゃった♡ 次は……三人で、とかどうかな?♡ 火憐ちゃんが後ろから突かれてるのを、わたしが目の前で見てるの。……それか、二人で湊くんのおちんちんを舐めっこしたり……♡」
「っ!? さ、三人で……っ。……でも、湊がそれを望むなら、わたし……やりたいかも。湊に、もっともっと、ぐちゃぐちゃにされたい……っ」
生々しい女子会は、さらにエスカレートしていく。
今度してほしいプレイ、湊の精液の味、自分たちがどれだけ湊に依存しているか。
一週間前まで世界を救う聖女と拳聖だった二人は、今や一人の男の熱に浮かされる、ただの淫らな愛の奴隷に成り下がっていた。
「……ねえ、凛。水明先輩は、どうなのかな。……先輩も、あんなに光輝くんに尽くしてるのに、全然報われてないよね」
ふと火憐が漏らした言葉に、凛は意味深な笑みを浮かべた。
「水明先輩も、仲間にしちゃおうよ。……湊くんならきっと、先輩のあのかたくなな理屈も、全部トロトロに溶かして幸せにしてくれるよ」
「うん……そうだね。先輩の気持ち次第だけど、わたしたちと一緒に湊の隣にいたら、きっとあんな苦しそうな顔、しなくて済むもんね……♡」
快感と依存で盲目になった二人は、確信していた。
自分たちを「真実の幸福」へと導いてくれた湊こそが、唯一の救いなのだと。
◇
さらに翌日の放課後。
その「事件」は部活動が始まる直前の、熱気の残るグラウンド近くの廊下で起こった。
「火憐!探したよ、これから部活だろ?少し話せるかな」
天童光輝が、いつもの爽やかな笑顔で火憐を呼び止める。
だが、その笑顔の裏には、凛に捨てられたことへの焦燥と、もう一人の支えである火憐だけは失いたくないという必死さが透けて見えていた。
光輝の傍らには、パーティーの軍師である水明も、心配そうにその様子を見守っている。
火憐は足を止め、光輝を真っ直ぐに見据えた。
その瞳には、かつて向けられていた憧れも、戦友としての熱量も、微塵も残っていない。
ただ、どこか他人を見るような冷ややかな透明感だけがあった。
「光輝くん……。ちょうどよかった。わたし、今日でパーティーを抜けるよ」
「え……っ? 何、言ってるんだよ火憐。凛までいなくなって、お前までそんな……」
光輝の声が、情けなく震える。
「冗談じゃないよ。本気だもん」
火憐はタンクトップの襟元を少しだけ弄り、湊に付けられた鎖骨のキスマークを隠すこともなく、淡々と言い放った。
「わたしたち、もう光輝くんの隣にいる理由がなくなっちゃったんだ。……わたしね、湊のものになったの。身体も、心も、全部。……昨日の放課後、道場で全部湊にあげちゃった」
「結城……だと……? あんな奴に、何をされたんだ! 魔法か!? アイツがお前を操って……っ!」
光輝が火憐の肩に手を伸ばそうとする。
しかし、火憐は流れるような動きでその手を払い除け、一歩身を引いた。
「触らないで。……湊以外の男に触られると吐き気がする。……光輝くん、あんたの言う『正義』や『勇者』って、結局は自分のプライドを守るための飾りだったんだね。湊は違うよ。湊はわたしの汚いところも、汗の匂いも、全部『美味しい』って受け入れてくれた。……あんたの薄っぺらな光より、湊の熱い手のひらのほうがよっぽど信じられる」
「……っ!!」
光輝は金縛りにあったように動けなくなった。
自分を「光」だと信じて疑わなかった少年。
その傲慢なアイデンティティが、最も信頼していた前衛の手によって無惨に引き裂かれた瞬間だった。
「さようなら、光輝くん。……勇者様ごっこに付き合うのは、もう飽きちゃった。わたしはこれから湊の部屋に行くから。……じゃあね」
火憐は一度も振り返ることなく、軽やかな足取りで廊下を去っていった。
その後ろ姿は、かつてないほど自由で、そして「女」の艶めかしさに満ちていた。
◇
その様子を数歩離れた場所で見ていた蒼井水明は、凍りついたように動けずにいた。
彼女の明晰な頭脳は今起こった事象の「意味」、残酷なまでに正確に理解していた。
「(……パーティーが、完全に崩壊した。凛に続き火憐までもが……湊くんの下へ。……洗脳? いいえ、あの火憐の瞳は自分の意思で選んだ者の瞳だわ)」
水明は自分の指先が微かに震えていることに気がついた。
光輝は膝をつき廊下でうなだれている。
かつて世界を救った勇者の成れの果て。
そのあまりにも惨めな姿に、水明の胸に去来したのは同情ではなく、突き放すような冷徹な「失望」だった。
「(……私は、何を信じてきたのかしら。異世界での絆? 勇者の輝き? そんなものが、湊くんという一人の少年が与える『快感』や『肯定』の前にこれほど脆く崩れ去るなんて……)」
水明は、眼鏡の奥で鋭い視線を、遠くでこちらを見ている湊へと向けた。
湊は光輝の絶望を肴に楽しむように、薄い笑みを浮かべて壁に寄りかかっている。
その不遜で、圧倒的な勝者の余裕。
「(……湊くん。あなたは一体何をしたの。凛や火憐に何を教えたの。……論理的じゃない。こんなこと、普通じゃないのに……。……なのに、どうして私の心臓はこんなに嫌な音を立てて脈打っているのかしら)」
水明の混乱は、もはや彼女の自尊心では抑え込めない領域にまで達していた。
彼女は「勇者パーティーの軍師」という仮面が、今この瞬間、足元から粉々に砕け散っていくような底知れない恐怖を感じていた。
身体的な反応こそまだ表れていないが、彼女の精神という名の防壁は、湊の放つ目に見えない毒によって既に無数の亀裂を刻まれていたのである。
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