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第4話 大説教タイム♪
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宮殿にて……
「この……バカ者があああああああああああああああああああああぁ!」
国王の絶叫にも近い叫び声が響き渡った。
それをまともに食らったバカ王太子ことホリミックは、すってんころりんと尻もちを突く。
「ち、父上、そんなに怒らなくても……」
「貴様は、貴様は、どこまでも王族の名に泥を塗るつもりだ!? こちらが丁重に婚約破棄のお詫びを準備していた所、お前は勝手に相手のご令嬢に婚約破棄を言い伝えて来ただと!? ふざけるのも大概にしろ!!」
国王がホリミックの胸倉を掴む勢いだったので、周りの近衛兵たちが慌てて止めた。
「あなた、落ち着いて下さい」
王妃が言う。
「ああ、母上、ありがとうございます。母上は、俺の味方なんですね?」
「そんな訳ないでしょうが」
「えっ?」
「ホリミック、母親の私が言うのもなんですが、あなたはバカです。大バカです」
「そ、そんなハッキリと……」
「あの子……ゼリオルが旅立ってしまってから、あなたが王太子になるしかなかった。けど、あなたはバカだから。どうしようもないバカだから」
「そんなバカバカ言わなくたって良いでしょ!」
「あなたが国王として立派になるためには、優秀な女性を王妃として娶るしかないと判断した私たちは、貴族会の中でも特に評判が良い公爵令嬢のシアラに白羽の矢を立て、彼女のマークレイン家にこちらからお願いをしたんです」
「そうか、ご苦労でしたね」
「お黙り!」
「ひッ!」
「そう、こちらからお願いした立場にも関わらず、バカなあなたは、同じくバカな娘を引っ掛けて、バカみたいにエッチ行為に走り……子を為した」
「いや~、やっぱり俺の子種って強いんだね。エヘン」
「次に余計な事を言ったら、刺し殺すわよ?」
「ひッ!?」
「はぁ~……お腹の子には罪が無いから、おろせなんて言わないわ」
「う、うん」
「けど、あのマミという女……本当に乳だけのバカ女じゃない。これから、どうするつもり?」
「え、えっと……助けて、ママ?」
「やはり刺殺しましょう」
「ごめんなさい!」
「はぁ~……ゼリオルさえ居てくれたら」
「むっ……確かに兄上の方が強くて賢くておまけにイケメンだけどさ」
「ちゃんと分かっているじゃない」
「それでも、俺だって頑張って生きているんだ!」
「誰だって頑張って生きているわよ!」
「ま、まあまあ、落ち着きなさい」
先ほどとは打って変わって、激昂する王妃を国王がたしなめる形となっている。
「とにかく、一刻も早く謝罪をしなければ」
「ええ、そうね。私たちが直々に伺わないと。それから、賠償金の話も出るでしょう」
「ああ。まずはきちんと話し合うべきだが、前金としていくらか用意しよう」
「けど、何でもお金で解決しようとしたら、返って相手に失礼かもしれないわ」
「う~む、悩ましい所だな」
「ねえ、父上、母上」
「「あぁ?」」
真剣に悩んで話していた2人は、バカ息子を睨む。
「これから、マミに会いにに行って来ても良い?」
「……何をするつもりだ?」
「えっと……おせっくすを……」
ピキリ。
「「もぐぞ、クソガキ」」
ホリミックは一瞬にして青ざめる。
「ご、ごめんなさいいいいいいいいいいいいいいいぃ!」
泣き喚きながら逃げ去って行く息子を見て、2人は心底情けないとため息を吐くのだった。
「この……バカ者があああああああああああああああああああああぁ!」
国王の絶叫にも近い叫び声が響き渡った。
それをまともに食らったバカ王太子ことホリミックは、すってんころりんと尻もちを突く。
「ち、父上、そんなに怒らなくても……」
「貴様は、貴様は、どこまでも王族の名に泥を塗るつもりだ!? こちらが丁重に婚約破棄のお詫びを準備していた所、お前は勝手に相手のご令嬢に婚約破棄を言い伝えて来ただと!? ふざけるのも大概にしろ!!」
国王がホリミックの胸倉を掴む勢いだったので、周りの近衛兵たちが慌てて止めた。
「あなた、落ち着いて下さい」
王妃が言う。
「ああ、母上、ありがとうございます。母上は、俺の味方なんですね?」
「そんな訳ないでしょうが」
「えっ?」
「ホリミック、母親の私が言うのもなんですが、あなたはバカです。大バカです」
「そ、そんなハッキリと……」
「あの子……ゼリオルが旅立ってしまってから、あなたが王太子になるしかなかった。けど、あなたはバカだから。どうしようもないバカだから」
「そんなバカバカ言わなくたって良いでしょ!」
「あなたが国王として立派になるためには、優秀な女性を王妃として娶るしかないと判断した私たちは、貴族会の中でも特に評判が良い公爵令嬢のシアラに白羽の矢を立て、彼女のマークレイン家にこちらからお願いをしたんです」
「そうか、ご苦労でしたね」
「お黙り!」
「ひッ!」
「そう、こちらからお願いした立場にも関わらず、バカなあなたは、同じくバカな娘を引っ掛けて、バカみたいにエッチ行為に走り……子を為した」
「いや~、やっぱり俺の子種って強いんだね。エヘン」
「次に余計な事を言ったら、刺し殺すわよ?」
「ひッ!?」
「はぁ~……お腹の子には罪が無いから、おろせなんて言わないわ」
「う、うん」
「けど、あのマミという女……本当に乳だけのバカ女じゃない。これから、どうするつもり?」
「え、えっと……助けて、ママ?」
「やはり刺殺しましょう」
「ごめんなさい!」
「はぁ~……ゼリオルさえ居てくれたら」
「むっ……確かに兄上の方が強くて賢くておまけにイケメンだけどさ」
「ちゃんと分かっているじゃない」
「それでも、俺だって頑張って生きているんだ!」
「誰だって頑張って生きているわよ!」
「ま、まあまあ、落ち着きなさい」
先ほどとは打って変わって、激昂する王妃を国王がたしなめる形となっている。
「とにかく、一刻も早く謝罪をしなければ」
「ええ、そうね。私たちが直々に伺わないと。それから、賠償金の話も出るでしょう」
「ああ。まずはきちんと話し合うべきだが、前金としていくらか用意しよう」
「けど、何でもお金で解決しようとしたら、返って相手に失礼かもしれないわ」
「う~む、悩ましい所だな」
「ねえ、父上、母上」
「「あぁ?」」
真剣に悩んで話していた2人は、バカ息子を睨む。
「これから、マミに会いにに行って来ても良い?」
「……何をするつもりだ?」
「えっと……おせっくすを……」
ピキリ。
「「もぐぞ、クソガキ」」
ホリミックは一瞬にして青ざめる。
「ご、ごめんなさいいいいいいいいいいいいいいいぃ!」
泣き喚きながら逃げ去って行く息子を見て、2人は心底情けないとため息を吐くのだった。
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