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エピローグ

嘘つき世界のサンタクロースと鴉の木

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「リクの様子はどうですか?」

 四季ノ国屋超時空支店に併設されたショッピングモール。愛子は春物のコートをあてがい、小首を傾げたまま、隣の沙兎に話しかけた。
 あの戦いでボロボロになった体は、綺麗に修理されていた。

「まだなんとも言えないな」

 沙兎は真っ白なパーカーをあてがい、鏡を見たまま答えた。
 愛子にせがまれ、沙兎たち二人は買い物に来ていた。

「リクのバグは大変難しいです。人間もバックアップを残せれば安心なのですが」
「そういう技術のある物語世界でもあればいいけど。いまのところは無理だね」
「そうですか。ともあれ、愛子はリクの快復を望みます」

 沙兎はふっと目を伏せ、すこし言いよどむ。

「……わたしは、なんにも知らない新人や大切な友人、物語世界を犠牲にしたんだ。必ず治してみせるよ」
「それで、その罪のパッケージをリクにも背負わせるのですか?」
「え? そ、それは……」

 沙兎は言葉を失った。愛子はそんな沙兎を見上げ、キョトン顔を実行している。

「むむっ? 疑似人格モジュールが奇妙な空気を感知しました。アトモスフィアプロトコルを実行――」
「しなくていい! それは、しなくていい」
「サト?」
「そうだよね。わたしのしてることって、そういうことだよね。ありがとう、愛子。そのこと、ちゃんと考えてみるよ」
「リクとも話してください」
「うん。そうだね。そうする。……いつの間にか、かなり普通に会話できるようになってるな、愛子」
「サトのおかげです。疑似人格モジュールがブラッシュアップされました。博士も喜んでいましたよ。ありがとうございます」

 にっこりと愛らしい笑顔を実行する愛子に、沙兎は怯んだように後退する。

「は、はあ? べ、べつになにもしてないんですけど!?」
「ツンデレヒロインの攻略がまたひとつ進みましたね」
「だ、だれに教わったんだよ、それ! 余計なことおぼえるなよ!」
「プログラムにアクセスできれば、もっと手っ取り早いのですが」
「やめろ、屑鉄!」
「言いましたね! サトはハードウェアの成熟さに比べると、ソフトウェアはまだ未成熟ですねっ!」
「こいつ……。言い返せねえぜ」

 沙兎は顔を朱に染め、ため息をつく。

「はあ。実際、そうだよね。巽くんや優衣子ちゃんのほうが、大人だったかも知れない」
「データ不足により比較不能です。ですが、もしかしたらタツミさんもユイコさんもアップデートが行われたのかも知れませんね」
「大人になったってこと?」
「“大人”については定義が曖昧ですので答えられませんが、人は変わります。それもサトが教えてくれました」

 愛子は微笑みを実行し、沙兎の手を握る。感触を確かめるように、愛子のマニピュレータの圧力が弱められたり強められたりする。その様子を見て、沙兎はげんなりした顔をした。

「あんたはすこし慎みをおぼえなさいよ」
「そんなことより――」
「おい」
「――タツミさん、ユイコさん、ウォースマズさんは元気にやっているのでしょうか。もう会えないのは残念です」
「そうだねえ」

 と、沙兎は真っ白なパーカーを抱きしめながら遠い目をする。

「また時雄に、甘ったれのクソガキって言われちゃうなあ……」



 ◆



 埋葬林の暴走と御神木倒壊のあと、新たに建て直された岩木林宮では、埋葬林の暴走を鎮める神事とともに桜祭りが開催されていた。
 ゴールデンウィークを見計らったように桜が満開になり、遊歩道や林宮の境内は人であふれている。

「早いなあ。あっという間に最終日。準備は死ぬほど忙しくて長かったのに」

 犬落瀬稀千華いぬおとせまれちかは、浅葱色の袴と白い上着姿で境内を歩いている。観光客たちにときおり写真撮影を頼まれ、彼女は陽気にピースサインを繰り出しながら社務所へ向かっていた。

「稀千華。お前も林宮の人間なんだから、あまり軽率な行動は取るなよ」

 社務所に着くなり、稀千華の父であり、現在の馴鹿である犬落瀬灯夜いぬおとせとうやの説教が落ちる。灯夜は、短く刈られた白髪混じりの髪の毛を清潔に整え、薄紫色の袴を履いている。娘の稀千華に言わせれば、神職になるべくして生まれた堅物お化け、ということらしい。

「はーい、ごめんなさい。お母さーん。もう屋台見て回ってもいい?」
「こら。待ちなさい、稀千華! お前また埋葬林に入ったらしいな!」
「いや、知らない。お母さーん! お父さんが怖い! いやー、叩かれるー!」
「や、やめなさい!」

 灯夜は目に見えて狼狽する。どうやら堅物お化けをもってしても、妻には勝てない様子だった。
 そうして、首尾良く許可をもらった稀千華は、さっそく着替えて社務所を飛び出した。

「お! 稀ちゃん! もう手伝いは終わり? 団子食うか?」

 稀千華が境内に立ち並ぶ屋台に顔を出すなり、団子屋の若い男が声をかけた。

「食う!」
「はいよ、一本二百円ね」
「高えー。まけておくれよ、お兄さん」
「それは駄目なんだ。稀ちゃんを甘やかすとお父さんに怒られるんだわ」
「あのお化け、ホントに堅いんだから」
「ははっ。でも良い人だよ、灯夜さんは」

 団子屋の男の笑顔は、お世辞で言っているようではなかった。それを見て、稀千華も笑う。

「仕方ないなあ。じゃあ、はい。六百円」
「ありがとうございます! 気前がいいねえ。三本も食うの?」
「食う。もっと背を伸ばさなければ!」

 団子で背が伸びるのかは不明だが、大き目の桜団子を三つ袋に入れ、稀千華はご機嫌で歩き出す。

「いらっしゃい、稀ちゃん! クレープどうだい?」
「ごめん! もう団子買っちゃった。しょっぱいのが欲しい」
「なんだよー。おじさん悲しいなあ」
「ごめんよー!」

 また今度ね、と言い残し、稀千華は焼きイカの屋台とたこ焼きの屋台をはしごする。それぞれで三つずつ購入すると、両手に袋をぶら下げ、彼女は社務所の裏手に回った。
 そこには、表参道に立っているような立派な鳥居ではなく、こぢんまりとした鳥居が立っている。所々が苔むし、小さいながら迫力があった。その鳥居の下には、車とは違う二本のタイヤ痕が残っている。稀千華はその轍を交互に踏み、ステップするように埋葬林へと侵入した。



 ◆



 もともと社務所だった建物は、死者の木々に埋もれるように存在した。以前は三之鳥居として機能していた鳥居も、根元が崩れ、いまでは苔や蔦の蹂躙を許している。
 そんな、人の気配などありそうもない建物で、電話のベルが鳴り響いた。現在の社務所のほうから、緑色の粒子が輝きながら飛んできている。

「はいはい。ちょっと待ってくれ」

 朱色のスキニーパンツとミルク色のセーターを着た人物が、電話のベルに気付いて立ち上がる。彼女がいた縁側には、バラバラに分解された朱色のマークスマンライフルがあった。

「はい。もしもし」
『お疲れ様です。馴鹿です』
「あ、おじさん。こんにちは」
『こんにちは。そろそろ巡回の時間です。お願いできますか?』

 返事をしようとした彼女の耳に、しゃらんしゃらんというスレイベルの音が届く。縁側から見える空には、街に向かって広がっていく粒子が確認できた。

「すでに巽が巡回に出てるみたい。わたしもライフルの手入れが終ったら、八葦弐號で出るよ」
「あぁ、こっちにも聞こえました。では、よろしくお願い致します」
「はーい」

 了承の返事をして電話を切ろうとしたが、受話器の向こうで馴鹿のなにか言いたげな気配を感じ、彼女は離しかけた受話器を耳に当てる。

「どうしたの?」
『うちの稀千華が、また優衣子ちゃんたちに迷惑をかけるんじゃないかと思ってね……』
「あぁ――」

 と、言ったそばから、優衣子は何者かの埋葬林への侵入を感知した。

「来たよ、たぶん稀千華。粒子の流れが浮かれてる」
『はあ……。申し訳ない! 何度言い聞かせてもあいつは……!』
「大丈夫だよ、おじさん。稀千華が来るとわたしたちも楽しいし、気にしないで」
『そう言ってもらえると、ありがたいが……。あいつ、普段あまり学校の話とかしないんだが、なにか聞いてないか? いじめに遭ってるとか、そういう』
「それはないな。すくなくとも、わたしも巽も聞いてない。生きてるだけで楽しそうだし、稀千華」
『バカなだけだ、あれは。まあ、稀千華がなにかやらかしたらすぐに知らせてくれ。そのときは、今度こそゲンコツをおみまいしてやる』
「わかった」

 優衣子は吹き出しながら返事をし、受話器を置いた。

「犬落瀬の親子はホントに可愛いな」

 そう呟いて、優衣子はマークスマンライフルの整備に戻った。



 ◆



「団子。団子。さくら味ー。焼きイカ良いね。たこ焼きもーあるよー」

 即席の奇妙な歌を口ずさみながら、稀千華は埋葬林のなかを歩いている。外のお祭りなどなかったかのように、恐ろしいほど静まり返っている埋葬林。死者の木々が、まるで稀千華の行動に耳を澄ませているようだった。

「さっむい!」

 春爛漫の外界とは異なり、埋葬林はいまにも雪が降りだしそうな天候だった。稀千華は、死者の木々に切り取られた空を見上げ、重たそうな灰色の雲を見つめた。

「降るかなあ。コート持ってくればよかった」

 寒そうに制服の首元を持ち上げたとき、緑の尾を引いた飛行体が視界に入る。

「あ! サンタさーん!」

 手を振る稀千華に応えるように、ほぼ無音の四輪バギーが空中で鼻先を下げた。ぐるぐると稀千華の周囲を旋回しながら、苔色のバギーが降りてくる。

「こんにちは、巽さん」

 稀千華の目の前に停車したバギーは、八葦参號だった。壱號は廃車になったらしいと、彼女は父親から聞いていた。
 ひょこっと片手を上げて挨拶をした巽は、バギーに近づいてきた稀千華を見て、朱色の上着を脱ぎ始める。腰の大きな黒い皮ベルトを外し、後部のボックスに仕舞う。そして、稀千華には大きすぎる朱色のコートを差し出した。

「ありがとう! 後ろに乗ってもいい?」

 巽は首を縦に振り、稀千華の持っている袋を指さした。『それはなに?』と、唇が動く。
 稀千華はバギーの後部にまたがり、巽に向けて袋を突き出す。

「桜団子に焼きイカ、そして、たこ焼き。巽さんと優衣子さんのぶんもあるよ!」

『おいしそうだ』と、巽の唇が動いた。

「でしょ?」

 にこにこ顔の稀千華を見て、巽も頬をほころばせる。
 見た目はほぼ年齢が変わらないように見える二人だが、どこか巽のほうが大人びた印象があるため、兄妹のような二人だった。
 掴まって、と言うように、巽は自分の腰まわりを叩く。

「はいよっ」

 ガサガサと袋を鳴らし、稀千華は巽の腰に腕を回した。
 そして、ゆっくりとバギーが走り出す。

 あの日、緊急信号を発した巽だが、八九二を身に着ける前に気を失ってしまった。そのため、世界間の移動負荷により、声を失った。巽の救出に現れた二森時雄いわく、『まだマシだ』ということだった。
 そして、“外の存在”として物語世界に戻ってきた巽。懐かしい世界は崩壊を免れ、戻った巽の存在がハザードを引き起こすことはなかった。しかし、外ヶ浜巽は、埋葬林の暴走に巻き込まれ、死亡したことになっていた。彼の両親は、優衣子の両親と同様に、内閣総理大臣の署名入りの紙切れをもらい、町から引っ越していたのだった。
 かくして、巽と優衣子はお互い以外の親しい人間もおらず、前代未聞と言われる二人体制の墓守となった。



 ◆



 墓守二人による巨大化した埋葬林の巡回を待ち、元社務所であり、現在は墓守二人の家でもある場所で、小さなパーティが催された。

「なにかしらを祝して、かんぱーい!」
「かんぱい」

 優衣子がぼそりと稀千華に続き、巽は無言で湯飲みを掲げた。ちなみに、全員ジュースである。

「なにからいく!? 甘いのとしょっぱいの、交互にいく!?」

 嬉しそうに袋から戦利品を出し、テーブルに広げる稀千華。

「わたしは、まず焼きイカをいく。これは西海岸で獲れたやつかな」
「そうだよ。海辺で干したやつだね」
「それはうまい」

 まだ食べてもいないのに、優衣子はすでに合格の評価を下した。

「巽もイカ食べる? 好きでしょ」

 巽は笑顔で頷き、切られたイカをマヨネーズに突っ込んだ。

「うっそでしょ、巽さん!? つけすぎ! まずはマヨなしで食べないの!?」

 稀千華の非難の声を聞き、巽は動転したように目を白黒とさせる。頭に白い花が咲いていた。その様子を見て、優衣子はケラケラと笑い転げる。

「巽は昔からそう。マヨネーズがあるとすぐ突っ込むからな」
「マヨのお化けじゃん」

 声にならない抗議の声を上げ、巽はマヨたっぷりの焼きイカを頬張る。

「おいしい?」
「もはやマヨの味しかしないのでは……」

 優衣子の問いに、巽は満足げに頷く。白い花がいっそう咲き乱れる。稀千華の懸念など、どこ吹く風だった。
 それから、三人は屋台で買ったものをすべて平らげ、縁側で並んでお茶を飲んだ。

「わたし、やっぱりここ好きだな。べつの埋葬林に行くことになったから引っ越しだって言われたときは、すごい嫌だったけど。来て良かった」

 稀千華は大きく伸びをする。

「桜は綺麗だし、空気も美味しいし。サンタさんは二人もいるし、優しいし。伝説の不魚住奨の親戚で良かったー」

 ひとりの無法者が御神木に触れ、御神木の崩壊と埋葬林の暴走を招いた。しかし、当時の宮司だった不魚住奨が、自ら御神木になることで埋葬林を守ったのだ。すくなくとも、この物語世界では、そういうことになっている。
 不魚住亡きあと、遠縁の犬落瀬家が岩木林宮の管理を任されることになった。もともと管理していた林宮は弟に任せ、犬落瀬灯夜が岩木林宮の宮司となった。当初は新しい墓守が生まれず、難儀していた林宮の再建も、二人の墓守が現れたことにより事なきを得た。

「不魚住奨も、焼きイカ食べたいだろうな」

 優衣子の口から、ころりとそんな言葉が落ちた。巽は御神木を眺め、辛そうな表情に変わる。墓守二人の体から、白い花が顔をのぞかせていた。

「ご、ごめんなさい。二人はたしか、不魚住奨さんのお友達だったんですよね?」
「うん。そうだよ」
「どんな人だったんですか?」
「真面目で、意外と頑固。あとノッポ」
「うちのお父さんじゃないですかー! わたしとは合わないかも知れん!」

 巽と優衣子は、稀千華の言い草に吹き出す。

「いまごろ顔真っ赤にして、ぼ、ぼくだって冗談のひとつも言えるんだよ、とか言ってそう」

 優衣子の不魚住のモノマネに、巽は声なき声でお腹を抱えて笑い出す。それを見て、優衣子もくつくつとお腹を押さえて笑った。白い花もどこか楽しそうに風に泳ぐ。

「仲良かったんですね」
「うん。バカ真面目で融通の利かないやつだったけど、わたしたちの親友だよ」
「……うーん、なるほど!」

 言うなり、稀千華は勢いよく立ち上がった。

「わたし、焼きイカもう一つ買ってくる! さすがにわたしは近づけないけど、あとで不魚住さんにお供えしてください!」
「ちょっ……! 寒いよ、稀千華!」

 優衣子の制止を置き去りに、稀千華は猛スピードで駆けて行ってしまった。

「お小遣い足りるのか……?」

 優衣子と巽は顔を見合わせ、くすくすと笑った。



 ◆



 不魚住、調子はどうだ?
 緑の粒子を噴き上げる巨大な御神木。その根元で、天を衝く威容を見上げながら俺は心のなかで不魚住に問いかけた。
 返事はない。当たり前だ。目の前の壁のような御神木は、死者の木だ。不魚住は死んで木になった。ひとりの無法者――俺のせいで。

「不魚住奨、きっと喜んでるぞ」

 二人で作った小さな八足台の上に、飲み物と焼きイカをひとパック載せ、優衣子も並んで御神木を見上げる。
 物語世界崩壊の危機から、約一年が経った。俺は移動負荷とやらで声を失ったが、代償としては安いものだ。お前のほうがよっぽど酷い目にあったよな。ごめんな、不魚住。
 この世界に戻るときに持たされた八九二は、ロッジのほうで保管してある。きっと、あれを使うことはもう二度とないだろう。俺たちは、三人でこの世界で生きていくのだから。

「ねえ、巽」

 優衣子が隣で俺を見上げる。

「もう、謝る時期は過ぎたのかも知れない。今日、稀千華に不魚住奨の話をしたとき、なんだかそう思ったよ」

 それは俺も感じていた。
 決して許されるべき罪ではないし、背負って生きていかなければならないものだ。でも、謝り続けるのは、もうやめてもいいかも知れない。俺たちは、いつもの俺たちでいるほうが不魚住も安心してくれるかも知れない。稀千華と優衣子と三人で笑い転げたとき、そう思った。
 だから、俺は優衣子に同意する。強く頷きを返す。

「だよね。ねえ、不魚住奨。木になっちゃったって、墓守になっちゃったって、わたしたち三人はずっと一緒だからな」

 あぁ、ずっと一緒だ。一緒に、俺たちの故郷を守っていこう。
 木になろうが、墓守だろうが、不転化個体だろうがロボットだろうが、変わらない。俺たちは鴉みたいなもので、じっと相手の様子を窺い、互いの意思を感じ合う。
 俺と優衣子は、緑の嵐を突き抜け、御神木の幹に手を当てる。

「また来るよ、不魚住奨」

 またな、不魚住。
 俺たちはバギーに乗り込み、優衣子の運転で走り出す。緑閃光のような光を浴び、ワープを繰り返しながら、バギーは走る。嘘つき世界の死者の森のなか、赤いサンタクロース二人を乗せて、苔色のバギーは走り続ける。





 ―― 嘘つき世界のサンタクロースと鴉の木 完 ――
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