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犬も喰わない!~バカップルの痴話喧嘩編~
別れ話のABC/パターンE-②仲直りのアイラブユー!
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智太に別れを告げられた。
なんで?って理由は聞いた。
今まで明確な答えが無くて理由もよくわかんなかったけど、今回は言ってくれたから解った。
だけど、解ったところで智太はもう無理だと言う。
結局、ホントはもっと違うことが理由なのかなって思ったりする。
ずっと好きだった、なんて言ってたクセに、そんな簡単に諦められちゃうもんなのかな。
そんな簡単に諦められるってことは本当はずっと好きだった訳じゃないんじゃないかとか。
俺との関係はただの気晴らしで、やっぱり女の子が好きだから別れる事にしたのかな、とか。
なんだかんだで4つも年上の男なんて嫌になったのかなとか。ふつうに、他に良い人が出来たのかなとか。
智太の気持ちを疑ったってキリが無い。だけど怖いから何回も確認したくなるし、そのくせ何回言われても信じられなくて。
「もう傷つきたくないから、ヤダってこと?」
「……そうだよ。」
「今まで我慢してたってこと?」
「そう」
「なんでもっと早く言ってくれなかったの?」
ホントは多分、智太の言いたいことは解ってる。
智太は優しいから言いたいことを言えなくて、それが結果的に我慢することになったんだろう。
そんなの解ってる。だけど、俺だって、俺だって色々頑張ってたし我慢もしてたのに。
「好きだから言えなかったよ」
智太はそう言って俺の頭を2回、ぽんぽんって撫でた。
今から始めるんじゃダメなの?
ここからやり直せばいいじゃん
智太の方こそ、ホントは俺のこととか好きじゃないんじゃない?
言いたい事をうまく飲み込めなくて、吐き出したくて、だけど吐き出したら余計智太を傷つける気がして、もうこれで終わりなんて信じたくなくて。
「俺は、智太が、好きだよ。」
「……遅いよ」
「智太が、好きだよ……」
好きだよ、以外に言う言葉が見つからない。俺は好きなのに、それじゃダメなの?やっぱり他に良い人がいるんじゃないの?
「ごめん」
いつもはハッキリ言わない智太なのに、こんな時ばっかりハッキリ言うのはズルいよ。
「ほんとは他に好きな人が出来たんじゃないの」
「違うよ」
「男はやっぱムリだった?」
「さんざんヤッたのに今更それは無い」
「年下のが可愛いもんね」
「年は関係ないって」
「っ最初から、べつに俺のこと好きじゃなかったんだ?」
「違う!」
智太が、繊細で優しくて心が弱いはずの智太が大きな声を出すから、びっくりして、涙が出た。そんで「好きだからだよ」とか言う。
「っじゃあなんで?!俺だって我慢したし努力したのに!智太はそうやってすぐ終わらせようとする、俺はずっと、これからも恋人で居たいから頑張ってたのに……、」
俺の努力はなんだったんだよ。
智太の目は穏やかで落ち着いてて、俺なんかの言葉はもう届いてないみたいだった。
悔しくて、智太の胸を一回叩いてみたけど、どん、って音が鳴るだけだった。
昔と比べて、いつのまにか大きくなった胸板が悔しい
「俺のどこがダメなの」
「サトルは、悪くないよ。俺が耐えられなくなっちゃった」
「じゃあやっぱり俺じゃん。何が嫌だったの」
「他の人と仲良くしないでほしいなんて、我儘だよね」
「……そうゆうこと…?」
それは、嫉妬してた、って事なんだろうか。智太は「ごめんね」って言った。
そして俺の頭を撫でて、一回だけぎゅって抱きしめて、それから去っていった。
例えば俺が誰かと遊んだり、誰かとご飯食べたり、そーゆーの全部、智太は嫌だったの?
智太はきっと、一度決めたらなかなか揺らがない。
だけど知ってる、ずっと揺らし続ければ、少しずつでも響くってこと。
結局俺からは『別れる』なんて言わないまま、了承もしないまま、今まで通りを続ける事にした。
今まで通りおはようってLINEして、智太からも返事が来て、楽屋で会って、挨拶して、おやすみってLINEして、時々電話だってして…。
智太から返事がこない事も多くなったけど、LINEに好きだよって入れて、皆がいる時も智太を褒めるようにして、好きだなぁって言うようにして、
「サトル~!今日ご飯行かない?」
「あ?あー、ごめん」
「あれ~?なんかサトル最近ノリ悪くない?」
「べつに、そんな事ないけど」
「あっ、さては彼女できた?!」
「イヤ、彼女はいないけど」
「えー?」
ゼロには出来ないけど、それでも出来るだけ人と一緒に居るのもやめて、そのぶん智太に連絡して。
そんなんを10日くらい続けてて。撮影の合間、喫煙所に居たら、偶然智太がやってきた。
智太は俺を見てバツの悪そうな顔をした。イヤそうな顔は見えたけど知らないふりして「智太!」と呼んでみた。
「おー、サトル」
「今日なんか長いねぇ~」
「そうだね~」
「終わったらご飯行かない?」
「え?あー、いやー、今日はいいかな」
「そっか~。智太人気者で忙しいもんね」
「……べつにそうゆう訳じゃ、ないけど」
「そうなんだ。智太今日もかっここいいね」
「……あんがと」
「好きだよ智太」
「……お~、さんきゅ~」
好きだよ、って言ったら、今までだったらふふって笑ったり俺もだよって言ってくれたりしてたけど、それはもう言ってくれないのかな。
俺たちってもう別れてるのかな、とは聞けなかった。聞いたら本当に終わっちゃう気がして。
「智太、ごめんね」
謝るしか出来ないけど、謝ったら許してもらえるかも解らないけど、努力してそれも見せていくしか無いから。
「……なにが?」
「今まで、智太の気持ち解ってなかった。ごめん」
「俺の気持ちってなに?」
「……、他の人と遊んだりとか、そーゆーの、嫌だったって知らなかった」
「……いやいや、だから……、そーゆうことじゃあ、ないんだけどなぁ~……」
「これからもっと気をつけなきゃって思った」
「う~ん」
「ごめん、智太……、ごめん」
ごめんって言うしかなくて、今更それでももう遅いのかなって思って、だけどそれでももし間に合うなら頑張りたくて、苦しくて、「なんで俺、もっと早く気づかなかったんだろな…」なんて言い訳して。
智太は困ってるのかダンマリ。やっぱりもう遅いってこと?って思うけど、どうにか伝えなきゃ本当にもう最後かも、ってつらくて切なくて
「好きだから、別れたくない。俺もっと頑張るから、許してよ、……智太」
息が苦しくて、マジでもう無理なのかなって思うと悲しい。鼻先が熱くて目の奥もキツくて、熱い液体がボロって落ちてく。
智太は少ししてから、大きくため息をついた。そして、呆れたような声を出す。
「あーあー、もう!」
「……、」
「いいよ、もう、俺の負けだ!!!」
ふわっ
って、
懐かしい匂いに包まれて、大きく吸い込んだ。冬の匂い。
あったかくて優しくて繊細で、すぐ揺らいじゃう智太。
揺らいでくれてありがとう。もう俺は、今度こそ離さないよ。
だから智太もきちんと言ってね、俺は出来るだけ頑張るから。
ズッ、て鼻をすすると、乾燥した空気が震えた気がした。
「智太好きだよ、っ愛してる!」
めちゃくちゃ恥ずかしかったけど、空に向かってそう吐き出した。
智太が「でしょうねぇ!こりゃぁ、メロメロだなぁ~!!」って笑った。
なんで?って理由は聞いた。
今まで明確な答えが無くて理由もよくわかんなかったけど、今回は言ってくれたから解った。
だけど、解ったところで智太はもう無理だと言う。
結局、ホントはもっと違うことが理由なのかなって思ったりする。
ずっと好きだった、なんて言ってたクセに、そんな簡単に諦められちゃうもんなのかな。
そんな簡単に諦められるってことは本当はずっと好きだった訳じゃないんじゃないかとか。
俺との関係はただの気晴らしで、やっぱり女の子が好きだから別れる事にしたのかな、とか。
なんだかんだで4つも年上の男なんて嫌になったのかなとか。ふつうに、他に良い人が出来たのかなとか。
智太の気持ちを疑ったってキリが無い。だけど怖いから何回も確認したくなるし、そのくせ何回言われても信じられなくて。
「もう傷つきたくないから、ヤダってこと?」
「……そうだよ。」
「今まで我慢してたってこと?」
「そう」
「なんでもっと早く言ってくれなかったの?」
ホントは多分、智太の言いたいことは解ってる。
智太は優しいから言いたいことを言えなくて、それが結果的に我慢することになったんだろう。
そんなの解ってる。だけど、俺だって、俺だって色々頑張ってたし我慢もしてたのに。
「好きだから言えなかったよ」
智太はそう言って俺の頭を2回、ぽんぽんって撫でた。
今から始めるんじゃダメなの?
ここからやり直せばいいじゃん
智太の方こそ、ホントは俺のこととか好きじゃないんじゃない?
言いたい事をうまく飲み込めなくて、吐き出したくて、だけど吐き出したら余計智太を傷つける気がして、もうこれで終わりなんて信じたくなくて。
「俺は、智太が、好きだよ。」
「……遅いよ」
「智太が、好きだよ……」
好きだよ、以外に言う言葉が見つからない。俺は好きなのに、それじゃダメなの?やっぱり他に良い人がいるんじゃないの?
「ごめん」
いつもはハッキリ言わない智太なのに、こんな時ばっかりハッキリ言うのはズルいよ。
「ほんとは他に好きな人が出来たんじゃないの」
「違うよ」
「男はやっぱムリだった?」
「さんざんヤッたのに今更それは無い」
「年下のが可愛いもんね」
「年は関係ないって」
「っ最初から、べつに俺のこと好きじゃなかったんだ?」
「違う!」
智太が、繊細で優しくて心が弱いはずの智太が大きな声を出すから、びっくりして、涙が出た。そんで「好きだからだよ」とか言う。
「っじゃあなんで?!俺だって我慢したし努力したのに!智太はそうやってすぐ終わらせようとする、俺はずっと、これからも恋人で居たいから頑張ってたのに……、」
俺の努力はなんだったんだよ。
智太の目は穏やかで落ち着いてて、俺なんかの言葉はもう届いてないみたいだった。
悔しくて、智太の胸を一回叩いてみたけど、どん、って音が鳴るだけだった。
昔と比べて、いつのまにか大きくなった胸板が悔しい
「俺のどこがダメなの」
「サトルは、悪くないよ。俺が耐えられなくなっちゃった」
「じゃあやっぱり俺じゃん。何が嫌だったの」
「他の人と仲良くしないでほしいなんて、我儘だよね」
「……そうゆうこと…?」
それは、嫉妬してた、って事なんだろうか。智太は「ごめんね」って言った。
そして俺の頭を撫でて、一回だけぎゅって抱きしめて、それから去っていった。
例えば俺が誰かと遊んだり、誰かとご飯食べたり、そーゆーの全部、智太は嫌だったの?
智太はきっと、一度決めたらなかなか揺らがない。
だけど知ってる、ずっと揺らし続ければ、少しずつでも響くってこと。
結局俺からは『別れる』なんて言わないまま、了承もしないまま、今まで通りを続ける事にした。
今まで通りおはようってLINEして、智太からも返事が来て、楽屋で会って、挨拶して、おやすみってLINEして、時々電話だってして…。
智太から返事がこない事も多くなったけど、LINEに好きだよって入れて、皆がいる時も智太を褒めるようにして、好きだなぁって言うようにして、
「サトル~!今日ご飯行かない?」
「あ?あー、ごめん」
「あれ~?なんかサトル最近ノリ悪くない?」
「べつに、そんな事ないけど」
「あっ、さては彼女できた?!」
「イヤ、彼女はいないけど」
「えー?」
ゼロには出来ないけど、それでも出来るだけ人と一緒に居るのもやめて、そのぶん智太に連絡して。
そんなんを10日くらい続けてて。撮影の合間、喫煙所に居たら、偶然智太がやってきた。
智太は俺を見てバツの悪そうな顔をした。イヤそうな顔は見えたけど知らないふりして「智太!」と呼んでみた。
「おー、サトル」
「今日なんか長いねぇ~」
「そうだね~」
「終わったらご飯行かない?」
「え?あー、いやー、今日はいいかな」
「そっか~。智太人気者で忙しいもんね」
「……べつにそうゆう訳じゃ、ないけど」
「そうなんだ。智太今日もかっここいいね」
「……あんがと」
「好きだよ智太」
「……お~、さんきゅ~」
好きだよ、って言ったら、今までだったらふふって笑ったり俺もだよって言ってくれたりしてたけど、それはもう言ってくれないのかな。
俺たちってもう別れてるのかな、とは聞けなかった。聞いたら本当に終わっちゃう気がして。
「智太、ごめんね」
謝るしか出来ないけど、謝ったら許してもらえるかも解らないけど、努力してそれも見せていくしか無いから。
「……なにが?」
「今まで、智太の気持ち解ってなかった。ごめん」
「俺の気持ちってなに?」
「……、他の人と遊んだりとか、そーゆーの、嫌だったって知らなかった」
「……いやいや、だから……、そーゆうことじゃあ、ないんだけどなぁ~……」
「これからもっと気をつけなきゃって思った」
「う~ん」
「ごめん、智太……、ごめん」
ごめんって言うしかなくて、今更それでももう遅いのかなって思って、だけどそれでももし間に合うなら頑張りたくて、苦しくて、「なんで俺、もっと早く気づかなかったんだろな…」なんて言い訳して。
智太は困ってるのかダンマリ。やっぱりもう遅いってこと?って思うけど、どうにか伝えなきゃ本当にもう最後かも、ってつらくて切なくて
「好きだから、別れたくない。俺もっと頑張るから、許してよ、……智太」
息が苦しくて、マジでもう無理なのかなって思うと悲しい。鼻先が熱くて目の奥もキツくて、熱い液体がボロって落ちてく。
智太は少ししてから、大きくため息をついた。そして、呆れたような声を出す。
「あーあー、もう!」
「……、」
「いいよ、もう、俺の負けだ!!!」
ふわっ
って、
懐かしい匂いに包まれて、大きく吸い込んだ。冬の匂い。
あったかくて優しくて繊細で、すぐ揺らいじゃう智太。
揺らいでくれてありがとう。もう俺は、今度こそ離さないよ。
だから智太もきちんと言ってね、俺は出来るだけ頑張るから。
ズッ、て鼻をすすると、乾燥した空気が震えた気がした。
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