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第2章

初めての武器

「こんなのはどうでしょう？」
 真ん中らへんに龍の彫刻がされている剣が出てきた。
「えーっと、これは何でしょう？」
「はい、ドラゴンスケールと、ミスリルの剣です。非常に切れの良い剣で、龍の力を秘めています。」
 ミスリル？なんか、すごい鉱石なんだっけ？
「たくまさんこの剣すごいよ！攻撃力は、棒が3のところこの剣は、4526ですー。」
「ん？4526？」
「はい、確かに4526だったと思います。」
 お店のおじさんが慎重そうに言ってきた。
「なら、十万だけど買うか。」
「ありがとうございます。でわ、十万五千サックですが、ローンのご説明はこちらで...」
 話を遮るように。
「一括払いでお願いします。」
「一括払いってあなた...」
そういえばまだ服変えてなかった。
「大丈夫です。えーとトム、十万五千サック出してくれる？」
「はーい！どうぞ！」
トムの指が光ったと思ったら、俺の手に十万五千サックあった。
「はい、これでお願いします。」
「はっはい、ありがとうございます。」