理想の人生

未来ミキ

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あらすじ

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 某国からミサイルがある島国に投下された。

 原子力発電所が狙われた。

 放射能に汚染された島国は鎖国状態になる。

 ウイルスに感染しない人がいたように、被爆しても無症状の人もいた。

 それでも沢山の人が亡くなった。

 ミサイル投下から一年が経ち、人口は一億人から一万人に減少してしまう。

 エネルギーは、水力、火力、風力発電で賄えた。

 けれど輸入に頼っていた島国は、さまざまな物が不足していった。

 廃墟だらけの島国で自給自足の生活が始まった。

 古き良き時代が戻ったという人もいた。

 通信も遮断され、世界の様子は全くわからない。

 その頃、世界では温暖化が進み灼熱地獄のようだった。
 ウイルスも変異を続け感染も拡がっていた。
 戦争により滅びる国々もあった。

 海に囲まれた島国はそこまで気温は上がらなかった。
 人口が減り車の排気ガス、エアコンの室外機から出る熱も減り、廃墟は残ったままだったが道路のアスファルトが剥がれて土が剥き出しになっていた。
 
 まるで島国がドームに包まれたような状態だった。

 人生100年時代は終わり、法律も変わった。

 自殺という言葉はリセットと名を変えた。
 
 リセット=尊敬死

 リセットは、15歳迄は保護者の証明が必要だった。

 科学も医学も進み、リセット後に魂を新しい身体に移す事が出来る。

 リセットは苦しまない。眠っている間に終わる。

 政府は週休3日制、50歳定年制を定めた。

 結婚は義務化され、子供は三人生む事も定められた。

 代理出産も認められ、男性でも出産が出来るように医学が発達した。

 身体的、認知機能の障害がある人は、本人あるいは家族の同意を得てリセットして、別の身体に乗り換える事が出来る。

 まるで5年ごとに新車に乗り換えるように、人々は50年ごとにリセットして新しく生まれ変わる。

 しかし生まれ変わる前の記憶は残らなかった。

 

 
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