21 / 65
第二章 古代の魔法編①
第21話 メアリの真意
しおりを挟む
「弟子に、と言われてもな」
確かに俺のレベルは90を超えている。
ケルべズスを倒したことで更に上がっているだろう。
だが、俺の取柄はレベルとスキルだけ。
教えてあげられることなど何もないと思うのだが。
「そこをなんとか!」
メアリさんは凄まじい勢いで頭を下げた。
「わわっ! 頼むから顔を上げてくれよ」
「では、弟子にしてくれるということですか!?」
なんでそうなるんだ。
「メアリさん、一つだけ聞いてもいいか?」
「はい! 一つと言わず、二つでも三つでも!」
「よりにもよってどうして俺なんだ? 確かにメアリさんは俺に良くしてくれているし色々と協力もしてくれている。それには感謝しているが、弟子入りを志願するなら俺よりもサタナの方が適任じゃないのか?」
今回俺たちは【古代神殿】を攻略した。
その際のサタナの発言により、彼女はまだまだ実力を隠しているらしいということも悟った。
弟子入りは、強くなりたいからするもの。
つまり、恐らくはまだ力を隠しているであろうサタナに志願するのが道理だと思うのだ。
「嫌ですっ!」
そんな俺の考えをよそに。
メアリさんは、キッパリと断言した。
「それは……仲が悪いから?」
確かに二人の相性は良くない。
メアリさんは色々なことを考え日常的に気を使っている様子だが、サタナは正反対。
自由奔放に好き勝手に振舞っている。
それが主義なのだと言うのだから困りものだ。
「いいえ。仲の良し悪しは関係ありません。私はレインさんに弟子入りしたいんです。レインさんじゃなきゃダメなんですっ! だって、私とレインさんが出会えたのはきっと――」
俺は肩を竦め、フッ、
と乾いた笑みを浮かべた。
彼女の次の言葉を予測できてしまったからだ。
「きっと、運命だから!!」
サタナといいケルべズスといいメアリさんといい。
一体全体何なんだよ、お前らは。
思わずそんなツッコミを入れそうになってしまった。
「運命、か」
俺は一応聞いてみた。
「どうしてそう思うんだ?」
マナクルス魔法学園を首席で卒業し、
かつては腕利きの冒険者として名を馳せた彼女。
その実力は今もなお劣えることを知らず、あのケルべズスを一方的に蹂躙してみせた。
そんな彼女がどうして一線を退き、受付嬢という職に就いているのか?
一呼吸置いた後。
メアリさんは、ゆったりと語り始めた。
マナクルス魔法学園を首席で卒業したこと。
その後、教師として三年間だけ働いていたこと。
自分の才能を上回る生徒が居たこと。
その子を甘やかしてしまったこと。
そして、その子が冒険者として殉職してしまったこと。
「せめてもの罪滅ぼしになれば……。その気持ちで受付嬢をやっていたんです」
受付嬢の「御武運を」という言葉は形式的なものだ。
上からの指導ありきの心無い言葉。
だが、メアリさんのそれは違ったのかもしれない。
メアリさんは冒険者ギルドの紅一点として人気を博していたがり
なんとなく、その理由が分かる気がした。
外見の可愛さなど二の次。
彼女の言葉には、
温かい心が込められていたのだろう。
多くの冒険者がそれを感じ取った結果、
メアリさんは人に好かれるようになっていった。
きっとそうに違いない。
「メアリさんも辛い経験をしていたんだな。それなのに俺に優しく接してくれて……。ははっ、頭が上がらないな、これは。弟子だなんてとんでもない。むしろ俺が弟子入りしたいくらいだよ」
「ダメですっ!」
心機一転!
そんな感じでメアリさんが声を張り上げた。
一体なにがそこまで彼女を駆り立てるんだ?
「言ったじゃないですか! 私はレインさんに弟子入りしたいんです。レインさんじゃなきゃダメなんです!」
メアリさんは伏し目がちに続けた。
「私がレインさんと出会ったのは運命なんですよ。だって、私の教え子……私が死なせてしまったあの子の名前も【レイン】だったんですから!」
それは驚きだ。
確かに、そういうことなら運命と感じるのも無理はないかもしれないな。
「なるほど」
「もちろん、ただそれだけが理由じゃありません。確かにサタナさんは強いです。しかし、あくまでも彼女は魔王であり冒険者ではない。私は一冒険者としてレインさんに弟子入りしたいと考えているんです」
「……は?」
「もう辞表も置いてきましたから。私、受付嬢をやめます!」
なんてことだ。
どうやらメアリさんという人は想像以上に行動力の塊らしい。
「そこまでして、か」
「はい。今までは冒険者の方々の無事を祈る事こそが贖罪だと思っていました。ですが、レインさんを見ていて……そして【古代神殿】を攻略して思ったんです。これこそがあの子の夢見ていたことなのではないか? と。数々の困難に打ち勝ち、強大なモンスターを倒し、仲間と絆を深めながらダンジョンをクリアしていく――。そんなロマンにあの子は憧れたのではないか? と」
メアリさんは一口分のお茶で間を繋ぎ、「ですか、」と言葉を紡いだ。
「あの子の代わりに、私がその夢を継いであげること。それこそが、真の意味での弔いになるのではないかと感じたのです」
まさかそこまで考えていたとは。
これはもう、断れないな。
「分かったよメアリさん」
「で、では!」
「ああ。メアリさんを弟子として認める」
「やっ、やったぁ~~~!!」
メアリさんらしくもない子供のような嬌声が上がった。
正直、俺なんかでメアリさんの師匠が務まるのだろうか?
という不安はあるものの。
そんなことは今はどうでもいいか。
だって、こんなにも嬉しそうにしてくれているんだから。
今はそれだけで良しとしよう。
#
レインが宿屋へと戻っていったあと。
メアリは一人、困惑していた。
「……どうして、でしょう」
私がレインさんに告げた言葉。
その全てに嘘偽りはない。
ですが、私が本当に伝えたかった言葉は他にもある。
あの日。
私がレインさんの相談に乗ったあの日。
レインさんは人目も憚らずに泣きました。
仲間に裏切られ、傷つき、深い絶望の淵に叩き落されたのでしょう。
あの子の訃報を知らされた時、
私も同じ気持ちを味わった。
だから、こう思った。
ずっとそばにいてあげたい。
ずっとこの人を見守っていたい。
思えばあの日。
私は、レインさんに恋をしたのかもしれませんね……。
貴方が好きです。
そのたった一言が。
「言えなかったなぁ……。こんなんじゃ、サタナさんに負けちゃいますね、私」
でも、レインさんは私の弟子入りを認めてくれた。
これで少しは、距離が縮まったでしょうか?
メアリは薄く微笑み。
一人、そんなことを思うのだった。
確かに俺のレベルは90を超えている。
ケルべズスを倒したことで更に上がっているだろう。
だが、俺の取柄はレベルとスキルだけ。
教えてあげられることなど何もないと思うのだが。
「そこをなんとか!」
メアリさんは凄まじい勢いで頭を下げた。
「わわっ! 頼むから顔を上げてくれよ」
「では、弟子にしてくれるということですか!?」
なんでそうなるんだ。
「メアリさん、一つだけ聞いてもいいか?」
「はい! 一つと言わず、二つでも三つでも!」
「よりにもよってどうして俺なんだ? 確かにメアリさんは俺に良くしてくれているし色々と協力もしてくれている。それには感謝しているが、弟子入りを志願するなら俺よりもサタナの方が適任じゃないのか?」
今回俺たちは【古代神殿】を攻略した。
その際のサタナの発言により、彼女はまだまだ実力を隠しているらしいということも悟った。
弟子入りは、強くなりたいからするもの。
つまり、恐らくはまだ力を隠しているであろうサタナに志願するのが道理だと思うのだ。
「嫌ですっ!」
そんな俺の考えをよそに。
メアリさんは、キッパリと断言した。
「それは……仲が悪いから?」
確かに二人の相性は良くない。
メアリさんは色々なことを考え日常的に気を使っている様子だが、サタナは正反対。
自由奔放に好き勝手に振舞っている。
それが主義なのだと言うのだから困りものだ。
「いいえ。仲の良し悪しは関係ありません。私はレインさんに弟子入りしたいんです。レインさんじゃなきゃダメなんですっ! だって、私とレインさんが出会えたのはきっと――」
俺は肩を竦め、フッ、
と乾いた笑みを浮かべた。
彼女の次の言葉を予測できてしまったからだ。
「きっと、運命だから!!」
サタナといいケルべズスといいメアリさんといい。
一体全体何なんだよ、お前らは。
思わずそんなツッコミを入れそうになってしまった。
「運命、か」
俺は一応聞いてみた。
「どうしてそう思うんだ?」
マナクルス魔法学園を首席で卒業し、
かつては腕利きの冒険者として名を馳せた彼女。
その実力は今もなお劣えることを知らず、あのケルべズスを一方的に蹂躙してみせた。
そんな彼女がどうして一線を退き、受付嬢という職に就いているのか?
一呼吸置いた後。
メアリさんは、ゆったりと語り始めた。
マナクルス魔法学園を首席で卒業したこと。
その後、教師として三年間だけ働いていたこと。
自分の才能を上回る生徒が居たこと。
その子を甘やかしてしまったこと。
そして、その子が冒険者として殉職してしまったこと。
「せめてもの罪滅ぼしになれば……。その気持ちで受付嬢をやっていたんです」
受付嬢の「御武運を」という言葉は形式的なものだ。
上からの指導ありきの心無い言葉。
だが、メアリさんのそれは違ったのかもしれない。
メアリさんは冒険者ギルドの紅一点として人気を博していたがり
なんとなく、その理由が分かる気がした。
外見の可愛さなど二の次。
彼女の言葉には、
温かい心が込められていたのだろう。
多くの冒険者がそれを感じ取った結果、
メアリさんは人に好かれるようになっていった。
きっとそうに違いない。
「メアリさんも辛い経験をしていたんだな。それなのに俺に優しく接してくれて……。ははっ、頭が上がらないな、これは。弟子だなんてとんでもない。むしろ俺が弟子入りしたいくらいだよ」
「ダメですっ!」
心機一転!
そんな感じでメアリさんが声を張り上げた。
一体なにがそこまで彼女を駆り立てるんだ?
「言ったじゃないですか! 私はレインさんに弟子入りしたいんです。レインさんじゃなきゃダメなんです!」
メアリさんは伏し目がちに続けた。
「私がレインさんと出会ったのは運命なんですよ。だって、私の教え子……私が死なせてしまったあの子の名前も【レイン】だったんですから!」
それは驚きだ。
確かに、そういうことなら運命と感じるのも無理はないかもしれないな。
「なるほど」
「もちろん、ただそれだけが理由じゃありません。確かにサタナさんは強いです。しかし、あくまでも彼女は魔王であり冒険者ではない。私は一冒険者としてレインさんに弟子入りしたいと考えているんです」
「……は?」
「もう辞表も置いてきましたから。私、受付嬢をやめます!」
なんてことだ。
どうやらメアリさんという人は想像以上に行動力の塊らしい。
「そこまでして、か」
「はい。今までは冒険者の方々の無事を祈る事こそが贖罪だと思っていました。ですが、レインさんを見ていて……そして【古代神殿】を攻略して思ったんです。これこそがあの子の夢見ていたことなのではないか? と。数々の困難に打ち勝ち、強大なモンスターを倒し、仲間と絆を深めながらダンジョンをクリアしていく――。そんなロマンにあの子は憧れたのではないか? と」
メアリさんは一口分のお茶で間を繋ぎ、「ですか、」と言葉を紡いだ。
「あの子の代わりに、私がその夢を継いであげること。それこそが、真の意味での弔いになるのではないかと感じたのです」
まさかそこまで考えていたとは。
これはもう、断れないな。
「分かったよメアリさん」
「で、では!」
「ああ。メアリさんを弟子として認める」
「やっ、やったぁ~~~!!」
メアリさんらしくもない子供のような嬌声が上がった。
正直、俺なんかでメアリさんの師匠が務まるのだろうか?
という不安はあるものの。
そんなことは今はどうでもいいか。
だって、こんなにも嬉しそうにしてくれているんだから。
今はそれだけで良しとしよう。
#
レインが宿屋へと戻っていったあと。
メアリは一人、困惑していた。
「……どうして、でしょう」
私がレインさんに告げた言葉。
その全てに嘘偽りはない。
ですが、私が本当に伝えたかった言葉は他にもある。
あの日。
私がレインさんの相談に乗ったあの日。
レインさんは人目も憚らずに泣きました。
仲間に裏切られ、傷つき、深い絶望の淵に叩き落されたのでしょう。
あの子の訃報を知らされた時、
私も同じ気持ちを味わった。
だから、こう思った。
ずっとそばにいてあげたい。
ずっとこの人を見守っていたい。
思えばあの日。
私は、レインさんに恋をしたのかもしれませんね……。
貴方が好きです。
そのたった一言が。
「言えなかったなぁ……。こんなんじゃ、サタナさんに負けちゃいますね、私」
でも、レインさんは私の弟子入りを認めてくれた。
これで少しは、距離が縮まったでしょうか?
メアリは薄く微笑み。
一人、そんなことを思うのだった。
0
あなたにおすすめの小説
《レベル∞》の万物創造スキルで追放された俺、辺境を開拓してたら気づけば神々の箱庭になっていた
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティーの雑用係だったカイは、魔王討伐後「無能」の烙印を押され追放される。全てを失い、死を覚悟して流れ着いた「忘れられた辺境」。そこで彼のハズレスキルは真の姿《万物創造》へと覚醒した。
無から有を生み、世界の理すら書き換える神の如き力。カイはまず、生きるために快適な家を、豊かな畑を、そして清らかな川を創造する。荒れ果てた土地は、みるみるうちに楽園へと姿を変えていった。
やがて、彼の元には行き場を失った獣人の少女やエルフの賢者、ドワーフの鍛冶師など、心優しき仲間たちが集い始める。これは、追放された一人の青年が、大切な仲間たちと共に理想郷を築き、やがてその地が「神々の箱庭」と呼ばれるまでの物語。
スキル間違いの『双剣士』~一族の恥だと追放されたが、追放先でスキルが覚醒。気が付いたら最強双剣士に~
きょろ
ファンタジー
この世界では5歳になる全ての者に『スキル』が与えられる――。
洗礼の儀によってスキル『片手剣』を手にしたグリム・レオハートは、王国で最も有名な名家の長男。
レオハート家は代々、女神様より剣の才能を与えられる事が多い剣聖一族であり、グリムの父は王国最強と謳われる程の剣聖であった。
しかし、そんなレオハート家の長男にも関わらずグリムは全く剣の才能が伸びなかった。
スキルを手にしてから早5年――。
「貴様は一族の恥だ。最早息子でも何でもない」
突如そう父に告げられたグリムは、家族からも王国からも追放され、人が寄り付かない辺境の森へと飛ばされてしまった。
森のモンスターに襲われ絶対絶命の危機に陥ったグリム。ふと辺りを見ると、そこには過去に辺境の森に飛ばされたであろう者達の骨が沢山散らばっていた。
それを見つけたグリムは全てを諦め、最後に潔く己の墓を建てたのだった。
「どうせならこの森で1番派手にしようか――」
そこから更に8年――。
18歳になったグリムは何故か辺境の森で最強の『双剣士』となっていた。
「やべ、また力込め過ぎた……。双剣じゃやっぱ強すぎるな。こりゃ1本は飾りで十分だ」
最強となったグリムの所へ、ある日1体の珍しいモンスターが現れた。
そして、このモンスターとの出会いがグレイの運命を大きく動かす事となる――。
外れスキル【アイテム錬成】でSランクパーティを追放された俺、実は神の素材で最強装備を創り放題だったので、辺境で気ままな工房を開きます
夏見ナイ
ファンタジー
Sランクパーティで「外れスキル」と蔑まれ、雑用係としてこき使われていた錬金術師のアルト。ある日、リーダーの身勝手な失敗の責任を全て押し付けられ、無一文でパーティから追放されてしまう。
絶望の中、流れ着いた辺境の町で、彼は偶然にも伝説の素材【神の涙】を発見。これまで役立たずと言われたスキル【アイテム錬成】が、実は神の素材を扱える唯一無二のチート能力だと知る。
辺境で小さな工房を開いたアルトの元には、彼の作る規格外のアイテムを求めて、なぜか聖女や竜王(美少女の姿)まで訪れるようになり、賑やかで幸せな日々が始まる。
一方、アルトを失った元パーティは没落の一途を辿り、今更になって彼に復帰を懇願してくるが――。「もう、遅いんです」
これは、不遇だった青年が本当の居場所を見つける、ほのぼの工房ライフ&ときどき追放ざまぁファンタジー!
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
地味スキル「ためて・放つ」が最強すぎた!~出来損ないはいらん!と追い出したくせに英雄に駆け上がってから戻れと言われても手遅れです~
かくろう
ファンタジー
【ためて・放つ】という地味スキルを一生に一度の儀式で授かってしまった主人公セージ。
そのせいで家から追放され、挙げ句に異母弟から殺されかけてしまう。
しかしあらゆるものを【ためる】でパワフルにできるこのスキルは、最高ランクの冒険者すらかすんでしまうほどのぶっ壊れ能力だった!
命からがら魔物の強襲から脱したセージは、この力を駆使して成り上がっていく事を決意する。
そして命の危機に瀕していた少女リンカニアと出会い、絆を深めていくうちに自分のスキルを共有できる事に気が付いた。
――これは、世界で類を見ない最強に成り上がっていく主人公と、彼の元へ集まってくる仲間達との物語である。
生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。
水定ゆう
ファンタジー
村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。
異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。
そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。
生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!
※とりあえず、一時完結いたしました。
今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。
その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
異世界に転生した俺は英雄の身体強化魔法を使って無双する。~無詠唱の身体強化魔法と無詠唱のマジックドレインは異世界最強~
北条氏成
ファンタジー
宮本 英二(みやもと えいじ)高校生3年生。
実家は江戸時代から続く剣道の道場をしている。そこの次男に生まれ、優秀な兄に道場の跡取りを任せて英二は剣術、槍術、柔道、空手など様々な武道をやってきた。
そんなある日、トラックに轢かれて死んだ英二は異世界へと転生させられる。
グランベルン王国のエイデル公爵の長男として生まれた英二はリオン・エイデルとして生きる事に・・・
しかし、リオンは貴族でありながらまさかの魔力が200しかなかった。貴族であれば魔力が1000はあるのが普通の世界でリオンは初期魔法すら使えないレベル。だが、リオンには神話で邪悪なドラゴンを倒した魔剣士リュウジと同じ身体強化魔法を持っていたのだ。
これは魔法が殆ど使えない代わりに、最強の英雄の魔法である身体強化魔法を使いながら無双する物語りである。
『スローライフどこ行った?!』追放された最強凡人は望まぬハーレムに困惑する?!
たらふくごん
ファンタジー
最強の凡人――追放され、転生した蘇我頼人。
新たな世界で、彼は『ライト・ガルデス』として再び生を受ける。
※※※※※
1億年の試練。
そして、神をもしのぐ力。
それでも俺の望みは――ただのスローライフだった。
すべての試練を終え、創世神にすら認められた俺。
だが、もはや生きることに飽きていた。
『違う選択肢もあるぞ?』
創世神の言葉に乗り気でなかった俺は、
その“策略”にまんまと引っかかる。
――『神しか飲めぬ最高級のお茶』。
確かに神は嘘をついていない。
けれど、あの流れは勘違いするだろうがっ!!
そして俺は、あまりにも非道な仕打ちの末、
神の娘ティアリーナが治める世界へと“追放転生”させられた。
記憶を失い、『ライト・ガルデス』として迎えた新しい日々。
それは、久しく感じたことのない“安心”と“愛”に満ちていた。
だが――5歳の洗礼の儀式を境に、運命は動き出す。
くどいようだが、俺の望みはスローライフ。
……のはずだったのに。
呪いのような“女難の相”が炸裂し、
気づけば婚約者たちに囲まれる毎日。
どうしてこうなった!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる