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第122話
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3人で爺ちゃんを探す為にダルトスの街の中を歩いているとドラグノフとアーリンから「腹減った」と言われ、そう言えばドラグノフ達ずっとリバーシーの練習してて食べて無かったなと思いだし、近くの屋台でパンに肉を挟んだ物を購入して2人に渡した。
「……ふむ、このパン中々良い物だな」
「そうね。結構、美味しいわ」
2人はそう言いながらモグモグと美味しそうに食べていて、それを見ていた俺は昼飯も食べていたが腹が「グ~」と鳴った。俺は来た道を戻り屋台でパンを購入し、俺も一口食べた。
「美味しい、この絶妙にかかったタレ。そして邪魔にならないシャキシャキ感が残っている野菜、戻って来て正解だな」
俺は満足気にパンを食べながら歩き爺ちゃんを探す事にした。1時間位ゆっくり街の中を探しながらブラブラしていると奥の方から爺ちゃんがこっちに近づいてくるのに気が付いた。
「クリフ、やっと見つけたぞ」
「見つけたって、先に爺ちゃんが居なくなったじゃん何処に行ってたの?」
「毒竜の件で兵団の方にも一応知らせておこうと思って行ったら昔の知り合いに止められてのう。そこで時間がかかって戻ってきたらクリフ達がギルドに行ったと聞いて向かう途中だったんじゃよ」
ギルドに向かう途中と聞いた俺は頭の中でギルド長の事を思い出し、もう少しギルドを出るのが遅れていたら対面してギルド長が泣いてる姿を思い浮かべた。その後、爺ちゃんとダルトスの門まで行くと毒竜の胴体を運んできた兵団達が戻って来ていた。
兵団長には既にギルドと兵団に知らせていると伝えると「分かりました。ありがとうございました。」とお礼されこの後、食事でもどうですか? と誘われたが余り遅くなると母さんが心配して父さんが危ない事になりそうなのでお断りした。
「あっ、ミケに一応王都に戻る事伝えなきゃ」
「ふむ、なら先に儂は戻ってクリムに伝えておこう」
「ありがとう。爺ちゃん」
爺ちゃんは門から出た後、レドルの杖で王都へと戻った。俺も来た道を戻りミケ達が眠っている診療所まで戻って来た。ミケ達の部屋に行くとシルバーさんは起きていた。
「シルバーさん、もう大丈夫なんですか?」
「うん、もう体も重く感じないし完璧に治ったみたいだよ。改めてお礼を言うよ。ありがとう、クリフ君。私とミケを助けてくれて」
シルバーさんは俺に頭を下げてお礼を言った。そしてミケの寝ている頭を撫でながら「この子も無事でよかった」と安心した顔でそう言った。シルバーさんがミケの頭を撫でてるのを見ていると部屋の扉が開き1人の女性が慌てて入って来た。
「シルバー、もう大丈夫なの?」
「うん、もう起き上がっても大丈夫だよ」
女性はシルバーさんに近づくと心配顔つきでそう言うと、シルバーさんは「大丈夫」と言いながら女性を抱き締めた。
「あっ、クリフ君は初めてだったね。私の奥さんでミケの母親のハール・シキット、ハールこの子は私とミケを直してくれたミケの友達のクリフ君だ」
「よろしくお願いします。クリフです。後ろに居るのは従魔のドラグノフと従者のアーリンです」
「ハールです。シルバーとミケを治してくれてありがとうございます。クリフ君の事は良くミケに聞いていました。会えて嬉しいわ」
ハールさんと自己紹介をするとハールさんもミケの頭を撫でて「良かった……」と呟いた。
「シルバーさん、俺達もう王都に帰る所なんですがシルバーさん達はどうします?」
「う~ん、今のミケを馬車に乗せて王都まで帰るのは厳しいと思うから私達は数日ここで過ごして王都に帰ろうと思うよ」
「……それなら、俺が連れて行きましょうか? 俺、王都の実家の地下室にレドルの杖の転移先を設定してるので直ぐに帰れますよ」
そう言うとシルバーさんは驚いて「レ、レドルの杖を持ってるのかい?」と言った。シルバーさんは少し考えると「王都のが家もあるし、落ち着くと思うからクリフ君頼めるかな?」と言われたので寝ているミケをシルバーさんが抱っこし、ダルトスの門を出た。
「それじゃ、転移するので俺に掴まって下さい」
そう言ってドラグノフ達は俺の左側にシルバーさん達は右側で俺に掴まり俺はレドルの杖を使い転移した。地下室に転移した俺達はシルバーさん達を案内しながら地下室から出て実家の前まで送った。
「クリフ君、色々とありがとう。このお礼は、また今度するよ」
「いえ、仲間を助けただけ何でそんなお礼何て要りませんよ」
「いやそれじゃ私の気持ちが晴れないからね。いつかお礼は返すよ」
そう言ってシルバーさん達は自分達の家に帰って行った。俺も家の中に戻り、先に戻った爺ちゃんが父さんに伝えてくれていたので「それじゃ、ギルドに報告書を持って行ってくるよ」と言ってドラグノフ達と家を出た。
「……ふむ、このパン中々良い物だな」
「そうね。結構、美味しいわ」
2人はそう言いながらモグモグと美味しそうに食べていて、それを見ていた俺は昼飯も食べていたが腹が「グ~」と鳴った。俺は来た道を戻り屋台でパンを購入し、俺も一口食べた。
「美味しい、この絶妙にかかったタレ。そして邪魔にならないシャキシャキ感が残っている野菜、戻って来て正解だな」
俺は満足気にパンを食べながら歩き爺ちゃんを探す事にした。1時間位ゆっくり街の中を探しながらブラブラしていると奥の方から爺ちゃんがこっちに近づいてくるのに気が付いた。
「クリフ、やっと見つけたぞ」
「見つけたって、先に爺ちゃんが居なくなったじゃん何処に行ってたの?」
「毒竜の件で兵団の方にも一応知らせておこうと思って行ったら昔の知り合いに止められてのう。そこで時間がかかって戻ってきたらクリフ達がギルドに行ったと聞いて向かう途中だったんじゃよ」
ギルドに向かう途中と聞いた俺は頭の中でギルド長の事を思い出し、もう少しギルドを出るのが遅れていたら対面してギルド長が泣いてる姿を思い浮かべた。その後、爺ちゃんとダルトスの門まで行くと毒竜の胴体を運んできた兵団達が戻って来ていた。
兵団長には既にギルドと兵団に知らせていると伝えると「分かりました。ありがとうございました。」とお礼されこの後、食事でもどうですか? と誘われたが余り遅くなると母さんが心配して父さんが危ない事になりそうなのでお断りした。
「あっ、ミケに一応王都に戻る事伝えなきゃ」
「ふむ、なら先に儂は戻ってクリムに伝えておこう」
「ありがとう。爺ちゃん」
爺ちゃんは門から出た後、レドルの杖で王都へと戻った。俺も来た道を戻りミケ達が眠っている診療所まで戻って来た。ミケ達の部屋に行くとシルバーさんは起きていた。
「シルバーさん、もう大丈夫なんですか?」
「うん、もう体も重く感じないし完璧に治ったみたいだよ。改めてお礼を言うよ。ありがとう、クリフ君。私とミケを助けてくれて」
シルバーさんは俺に頭を下げてお礼を言った。そしてミケの寝ている頭を撫でながら「この子も無事でよかった」と安心した顔でそう言った。シルバーさんがミケの頭を撫でてるのを見ていると部屋の扉が開き1人の女性が慌てて入って来た。
「シルバー、もう大丈夫なの?」
「うん、もう起き上がっても大丈夫だよ」
女性はシルバーさんに近づくと心配顔つきでそう言うと、シルバーさんは「大丈夫」と言いながら女性を抱き締めた。
「あっ、クリフ君は初めてだったね。私の奥さんでミケの母親のハール・シキット、ハールこの子は私とミケを直してくれたミケの友達のクリフ君だ」
「よろしくお願いします。クリフです。後ろに居るのは従魔のドラグノフと従者のアーリンです」
「ハールです。シルバーとミケを治してくれてありがとうございます。クリフ君の事は良くミケに聞いていました。会えて嬉しいわ」
ハールさんと自己紹介をするとハールさんもミケの頭を撫でて「良かった……」と呟いた。
「シルバーさん、俺達もう王都に帰る所なんですがシルバーさん達はどうします?」
「う~ん、今のミケを馬車に乗せて王都まで帰るのは厳しいと思うから私達は数日ここで過ごして王都に帰ろうと思うよ」
「……それなら、俺が連れて行きましょうか? 俺、王都の実家の地下室にレドルの杖の転移先を設定してるので直ぐに帰れますよ」
そう言うとシルバーさんは驚いて「レ、レドルの杖を持ってるのかい?」と言った。シルバーさんは少し考えると「王都のが家もあるし、落ち着くと思うからクリフ君頼めるかな?」と言われたので寝ているミケをシルバーさんが抱っこし、ダルトスの門を出た。
「それじゃ、転移するので俺に掴まって下さい」
そう言ってドラグノフ達は俺の左側にシルバーさん達は右側で俺に掴まり俺はレドルの杖を使い転移した。地下室に転移した俺達はシルバーさん達を案内しながら地下室から出て実家の前まで送った。
「クリフ君、色々とありがとう。このお礼は、また今度するよ」
「いえ、仲間を助けただけ何でそんなお礼何て要りませんよ」
「いやそれじゃ私の気持ちが晴れないからね。いつかお礼は返すよ」
そう言ってシルバーさん達は自分達の家に帰って行った。俺も家の中に戻り、先に戻った爺ちゃんが父さんに伝えてくれていたので「それじゃ、ギルドに報告書を持って行ってくるよ」と言ってドラグノフ達と家を出た。
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