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第一章
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冥界の王、ハーデス。
誰もが一度は耳にしたことのある名前で、ほとんどは悪の親玉みたいなふうに思われている、それが私の名前だ。
今日も今日とて冥界に来る亡者達を適材適所へと人員配置を行い、秩序を保つ事が仕事である。
そして今日も、冥界中に仕事の終了を伝える鐘の音が響き渡る。
冥界では8時間労働を常としており、一切の残業を許してはいない。
皆、自分達の仕事を切り上げ、
「冥王様、それでは失礼します」
「お疲れ様でした」
「うむ。明日は休日だからゆっくり休んでくれ」
皆で一緒に退所し、扉に鍵をしようとした瞬間、
「あれ?」
急な眩暈がして、私はそのまま気を失いその場に倒れた。
「冥王様!?」
「しっかり!!」
何か皆の声がどんどん遠ざかっていく。
一体どうなっているんだ?
そして次の瞬間、私は知らない空間に立っていた。
360度どこまでも白い空間が眼前に広がる。
「あ、これはもしかして・・・・・・」
私、肉体を失ったな。
魂だけの存在、つまり死である。
ただ、魂だけの存在になったからと言って慌てふためく状況ではない。
とは言え、ここがどこなのかが全く見当が付かない。
「・・・・・・ここを叩っ切って元の世界に帰るか」
「ち、ちょっと待って下さい!!」
空間中に女性と言うか子供と言うか声が響いたと同時に、目の前に光が集まり女性の姿へと形を変えていった。
「め、冥王様に措かれましてはご機嫌・・・・・・」
「そんな堅苦しい挨拶は無しだ。私の事は知っているのだな?」
「も、勿論で御座います!! 冥界の王を知らぬ神はおりません!!」
真っ直ぐでキラキラした瞳を私に向けて来た。
くっ・・・・・・。
眩しすぎるぜ・・・・・・。
「と、とにかくこちらへお越し下さい」
「う、うむ」
私はこの女性のあとについて空間を移動する。そしてある扉の前まで来ると静かに扉が開く。
中は西洋風の造りになっており、机の上にはすでにティーセットと謎のバインダーが山の様に積んである。
「冥王様、そちらにどうぞ」
「うむ」
私は促されるままソファに腰を下ろす。
目の前には転生神を名乗る女性が座った。
「改めまして。私転生を司るヴァルと申します」
聞いた事ない名前の神だ。
それに、転生は東方の神々の管轄で我々の方には存在しない。近い存在は多分私だろう。と言うか転生のさせ方とか知らないけど。
「冥王様?」
「あぁ、すまないね。長く生きていると知らない神もいるから」
「そ、そうですね」
ヴァルは汗を拭きながらお茶を口に運んだ。
そして一息つくと、
「こ、今回、冥王様の魂と肉体の乖離なのですが・・・・・・」
「うむ。原因は何かね?」
「結果から申しましたら、過労死です」
「・・・・・・はい?」
「働き過ぎが原因かと・・・・・・」
過労死?
働き過ぎ?
待て待て待て!!
ブラックな職場にならない様に、凄く気を遣って部下達にも休み時間は勿論、有給だって土日祝日とは別に毎月2日取れるようにしてたのですよ!?
私も勿論、休みは部下達と同じ様に取っていたのに何故!?
「・・・・・・ギャグ?」
「大物の神を相手にそんな命懸けのギャグはしませんよ」
そうだよね。
私は古の神なんだよ。
オリュンポスの神々と並ぶ位の神なのだよ。
それが、働き過ぎで過労死って何!?
「・・・・・・とにかく、私は原因はどうあれ魂だけの存在になったという事は分かった」
「・・・・・・意外に冷静に状況を飲み込むのですね?」
いや、全っ然飲み込んでませんよ!?
心の中でツッコミを入れておいて、ティーカップを手にする。
カップを机に置き、大きく深呼吸してから
「それで、私はこれからどうなるんだ? 魂だけの存在になったのなら、天上界にでも還るのか?」
「申し訳ありません。冥王様は天にではなく、異世界へと転生して頂く事になりまして・・・・・・」
「異世界?」
「はい」
言いながら、バインダーの山を私の前に押してくる。
バインダーの背表紙には、
『今、流行りの異世界冒険者の世界』
『転生してなりたかった貴方になりましょう』
『セカンドライフを楽しむ為の異世界。~働き過ぎだった貴方にスローライフ~』
と記されている。
「これらはここ数年、人間や神々に人気の転生先なのですよ」
「まるで旅行代理店の係員だな」
「それで、冥王様にオススメはこれらかと思いまして」
成程。
これらは全て私の為に揃えたのか。
気持ちは有り難いから、これらをどれ位の期間で準備しなのかはあえて聞かないでおく。
「冥王様はクリエイター系の仕事に興味があると聞いた事があります」
「まぁ、多少はな」
「人間界に転生し、売れっ子クリエイターはどうですか?」
「いや、辞めておく。毎週締め切りに追われてヒィヒィ言いながらマンガを描くとか私には無理だ。それこそ、過労死だぞ」
「では、国に元首とかは?」
「一国の経営には自信はあるが、人間界だと何をするにもコレが必要になるだろう。それに上からの介入があると困る」
右手の親指と人差し指を合わせてお金のマークを作り、左手の人差し指で空を指す。
基本的に神は人間界に関し完全不介入なのだが、気紛れで介入する神もいる。そして、
「いやぁ、この前ある国に少し肩入れしてあげたから、戦争にならずに済みましたわ」
とか言ってドヤる神がいる。
はっきり言って、滅茶苦茶ウザい。
大体そんな風にドヤるのはここ千年位に誕生した若い神々だ。
実績が無いもんだから何か地上で動きがあるとすぐに飛びつく。
「ま、まぁ、そういう神もいますしね」
「と言う事で現世の人間界は論外だな」
「では、流行りに乗っかって異世界転生して冒険者になって俺TUEEEEします?」
「はっきり言うねぇ」
言いながら、異世界冒険者のバインダーを手にしてから内容を確認。
まぁ、よくある異世界転生物だ。
確かに冒険者って楽しそうだな。
ずっと、冥界に居たから外の世界で思い切り暴れて過ごすのも良いかもしれない。
いや、決して冥界での生活が面白く無かったわけではないぞ。
「では、異世界転生という事で進めていきますね」
「いきなり業務モードだな」
「はい。次は職業なのですが・・・・・・」
言いながら机の下から莫大な量のバインダーを机に置いた。
「多すぎだぞ!?」
「す、すいません!!」
私はバインダーを宙に浮かせて、職業が似通った順に並べた。
予想はしていたが、ゲッソリしたくなる位の量だ。
そんな中、攻撃系の職種で一つの物に目が留まった。
「メインはこれだ」
「・・・・・・冥王様、本気ですか?」
「私にピッタリだと思わないか?」
「世間のイメージだとピッタリだと思います」
「それとサブはこの双刃刀使いで頼む」
「これまたマイナーですね」
どうせやるなら、面白い方がいい。それにこの手の武器は扱いづらいからそれだけでも目立つしな。
「では、能力ですが、現状を維持したままで宜しいですね」
そう尋ねられた私は、少しだけ考え込んだ。
どうせやるなら、今のステータスは維持したままの方が面白いだろう。
その能力を最初からフルで使用するような真似はしない。
「そうだな。では、魔力を現状から1割程度まで抑えてくれ。残りはステータスの上昇に充ててくれ」
「畏まりました。それと使用武器ですが」
「勿論、双刃刀だ。それ以外は考えていない」
「では、使用武器を作成致します」
言ってヴァルは両手を胸の前まで上げると、そこに紫色の焔が現れてあっという間に双刃刀が精製された。
「お受け取り下さい」
「うむ」
右手でそれを受け取った。
素晴らしい出来だ。
「見事だ」
「有難う御座います。それで銘は?」
「そうだな」
私は双刃刀を眺めながら、
「『オルトロス』」
「オルトロス。双頭の狗ですね。良い名前かと」
「有難う」
オルトロスを回転させて姿をピアスに変化させた。
これなら簡単に携帯できるし、いつでも使える。
「それでは冥王様。異世界への扉が開く時間です。どうぞ、お気を付けて」
「あぁ、世話になったなヴァル。それと1つ伝言を頼む」
「はい」
「転生神とかそんな居もしない神を創造する暇あったら、天上界の仕事をちゃんとしろと、隠れて見ていた奴に伝えてくれ」
「え!?」
「じゃあな。行ってくる」
私はセカンドライフを楽しむ為に異世界への扉を押し開いた。
誰もが一度は耳にしたことのある名前で、ほとんどは悪の親玉みたいなふうに思われている、それが私の名前だ。
今日も今日とて冥界に来る亡者達を適材適所へと人員配置を行い、秩序を保つ事が仕事である。
そして今日も、冥界中に仕事の終了を伝える鐘の音が響き渡る。
冥界では8時間労働を常としており、一切の残業を許してはいない。
皆、自分達の仕事を切り上げ、
「冥王様、それでは失礼します」
「お疲れ様でした」
「うむ。明日は休日だからゆっくり休んでくれ」
皆で一緒に退所し、扉に鍵をしようとした瞬間、
「あれ?」
急な眩暈がして、私はそのまま気を失いその場に倒れた。
「冥王様!?」
「しっかり!!」
何か皆の声がどんどん遠ざかっていく。
一体どうなっているんだ?
そして次の瞬間、私は知らない空間に立っていた。
360度どこまでも白い空間が眼前に広がる。
「あ、これはもしかして・・・・・・」
私、肉体を失ったな。
魂だけの存在、つまり死である。
ただ、魂だけの存在になったからと言って慌てふためく状況ではない。
とは言え、ここがどこなのかが全く見当が付かない。
「・・・・・・ここを叩っ切って元の世界に帰るか」
「ち、ちょっと待って下さい!!」
空間中に女性と言うか子供と言うか声が響いたと同時に、目の前に光が集まり女性の姿へと形を変えていった。
「め、冥王様に措かれましてはご機嫌・・・・・・」
「そんな堅苦しい挨拶は無しだ。私の事は知っているのだな?」
「も、勿論で御座います!! 冥界の王を知らぬ神はおりません!!」
真っ直ぐでキラキラした瞳を私に向けて来た。
くっ・・・・・・。
眩しすぎるぜ・・・・・・。
「と、とにかくこちらへお越し下さい」
「う、うむ」
私はこの女性のあとについて空間を移動する。そしてある扉の前まで来ると静かに扉が開く。
中は西洋風の造りになっており、机の上にはすでにティーセットと謎のバインダーが山の様に積んである。
「冥王様、そちらにどうぞ」
「うむ」
私は促されるままソファに腰を下ろす。
目の前には転生神を名乗る女性が座った。
「改めまして。私転生を司るヴァルと申します」
聞いた事ない名前の神だ。
それに、転生は東方の神々の管轄で我々の方には存在しない。近い存在は多分私だろう。と言うか転生のさせ方とか知らないけど。
「冥王様?」
「あぁ、すまないね。長く生きていると知らない神もいるから」
「そ、そうですね」
ヴァルは汗を拭きながらお茶を口に運んだ。
そして一息つくと、
「こ、今回、冥王様の魂と肉体の乖離なのですが・・・・・・」
「うむ。原因は何かね?」
「結果から申しましたら、過労死です」
「・・・・・・はい?」
「働き過ぎが原因かと・・・・・・」
過労死?
働き過ぎ?
待て待て待て!!
ブラックな職場にならない様に、凄く気を遣って部下達にも休み時間は勿論、有給だって土日祝日とは別に毎月2日取れるようにしてたのですよ!?
私も勿論、休みは部下達と同じ様に取っていたのに何故!?
「・・・・・・ギャグ?」
「大物の神を相手にそんな命懸けのギャグはしませんよ」
そうだよね。
私は古の神なんだよ。
オリュンポスの神々と並ぶ位の神なのだよ。
それが、働き過ぎで過労死って何!?
「・・・・・・とにかく、私は原因はどうあれ魂だけの存在になったという事は分かった」
「・・・・・・意外に冷静に状況を飲み込むのですね?」
いや、全っ然飲み込んでませんよ!?
心の中でツッコミを入れておいて、ティーカップを手にする。
カップを机に置き、大きく深呼吸してから
「それで、私はこれからどうなるんだ? 魂だけの存在になったのなら、天上界にでも還るのか?」
「申し訳ありません。冥王様は天にではなく、異世界へと転生して頂く事になりまして・・・・・・」
「異世界?」
「はい」
言いながら、バインダーの山を私の前に押してくる。
バインダーの背表紙には、
『今、流行りの異世界冒険者の世界』
『転生してなりたかった貴方になりましょう』
『セカンドライフを楽しむ為の異世界。~働き過ぎだった貴方にスローライフ~』
と記されている。
「これらはここ数年、人間や神々に人気の転生先なのですよ」
「まるで旅行代理店の係員だな」
「それで、冥王様にオススメはこれらかと思いまして」
成程。
これらは全て私の為に揃えたのか。
気持ちは有り難いから、これらをどれ位の期間で準備しなのかはあえて聞かないでおく。
「冥王様はクリエイター系の仕事に興味があると聞いた事があります」
「まぁ、多少はな」
「人間界に転生し、売れっ子クリエイターはどうですか?」
「いや、辞めておく。毎週締め切りに追われてヒィヒィ言いながらマンガを描くとか私には無理だ。それこそ、過労死だぞ」
「では、国に元首とかは?」
「一国の経営には自信はあるが、人間界だと何をするにもコレが必要になるだろう。それに上からの介入があると困る」
右手の親指と人差し指を合わせてお金のマークを作り、左手の人差し指で空を指す。
基本的に神は人間界に関し完全不介入なのだが、気紛れで介入する神もいる。そして、
「いやぁ、この前ある国に少し肩入れしてあげたから、戦争にならずに済みましたわ」
とか言ってドヤる神がいる。
はっきり言って、滅茶苦茶ウザい。
大体そんな風にドヤるのはここ千年位に誕生した若い神々だ。
実績が無いもんだから何か地上で動きがあるとすぐに飛びつく。
「ま、まぁ、そういう神もいますしね」
「と言う事で現世の人間界は論外だな」
「では、流行りに乗っかって異世界転生して冒険者になって俺TUEEEEします?」
「はっきり言うねぇ」
言いながら、異世界冒険者のバインダーを手にしてから内容を確認。
まぁ、よくある異世界転生物だ。
確かに冒険者って楽しそうだな。
ずっと、冥界に居たから外の世界で思い切り暴れて過ごすのも良いかもしれない。
いや、決して冥界での生活が面白く無かったわけではないぞ。
「では、異世界転生という事で進めていきますね」
「いきなり業務モードだな」
「はい。次は職業なのですが・・・・・・」
言いながら机の下から莫大な量のバインダーを机に置いた。
「多すぎだぞ!?」
「す、すいません!!」
私はバインダーを宙に浮かせて、職業が似通った順に並べた。
予想はしていたが、ゲッソリしたくなる位の量だ。
そんな中、攻撃系の職種で一つの物に目が留まった。
「メインはこれだ」
「・・・・・・冥王様、本気ですか?」
「私にピッタリだと思わないか?」
「世間のイメージだとピッタリだと思います」
「それとサブはこの双刃刀使いで頼む」
「これまたマイナーですね」
どうせやるなら、面白い方がいい。それにこの手の武器は扱いづらいからそれだけでも目立つしな。
「では、能力ですが、現状を維持したままで宜しいですね」
そう尋ねられた私は、少しだけ考え込んだ。
どうせやるなら、今のステータスは維持したままの方が面白いだろう。
その能力を最初からフルで使用するような真似はしない。
「そうだな。では、魔力を現状から1割程度まで抑えてくれ。残りはステータスの上昇に充ててくれ」
「畏まりました。それと使用武器ですが」
「勿論、双刃刀だ。それ以外は考えていない」
「では、使用武器を作成致します」
言ってヴァルは両手を胸の前まで上げると、そこに紫色の焔が現れてあっという間に双刃刀が精製された。
「お受け取り下さい」
「うむ」
右手でそれを受け取った。
素晴らしい出来だ。
「見事だ」
「有難う御座います。それで銘は?」
「そうだな」
私は双刃刀を眺めながら、
「『オルトロス』」
「オルトロス。双頭の狗ですね。良い名前かと」
「有難う」
オルトロスを回転させて姿をピアスに変化させた。
これなら簡単に携帯できるし、いつでも使える。
「それでは冥王様。異世界への扉が開く時間です。どうぞ、お気を付けて」
「あぁ、世話になったなヴァル。それと1つ伝言を頼む」
「はい」
「転生神とかそんな居もしない神を創造する暇あったら、天上界の仕事をちゃんとしろと、隠れて見ていた奴に伝えてくれ」
「え!?」
「じゃあな。行ってくる」
私はセカンドライフを楽しむ為に異世界への扉を押し開いた。
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