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叔母の死
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5日前、12月18日。
中学3年生の私は部屋で高校受験に向けて
勉強をしていた。
数学の問題がなかなか解けない。
苦手だから解けなかったのではない。
叔母のことが気がかりだった。
時計を見るともう午前0時を超えていた。
そろそろ寝なければならないと思い、
ペンをそっと置いた。
~♪~
ケータイが鳴っている。
誰からの電話だろうか。
表示にはおばあちゃんと書いてあった。
「芽衣ちゃん、久美子が今亡くなったの。」
叔母の死の知らせだった。
祖母に返事をすることなく電話を切ってしまった。
── 久美ちゃんが死んだ ──
涙がぼろぼろと溢れ出た。
寂しくて、苦しくて、、、声をあげて泣いた。
真っ暗闇の外から伝わる冬の冷気が
私を孤独の世界へと誘っているように見えた。
中学3年生の私は部屋で高校受験に向けて
勉強をしていた。
数学の問題がなかなか解けない。
苦手だから解けなかったのではない。
叔母のことが気がかりだった。
時計を見るともう午前0時を超えていた。
そろそろ寝なければならないと思い、
ペンをそっと置いた。
~♪~
ケータイが鳴っている。
誰からの電話だろうか。
表示にはおばあちゃんと書いてあった。
「芽衣ちゃん、久美子が今亡くなったの。」
叔母の死の知らせだった。
祖母に返事をすることなく電話を切ってしまった。
── 久美ちゃんが死んだ ──
涙がぼろぼろと溢れ出た。
寂しくて、苦しくて、、、声をあげて泣いた。
真っ暗闇の外から伝わる冬の冷気が
私を孤独の世界へと誘っているように見えた。
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