193 / 660
異世界転生ドリームとダンジョン食堂
しおりを挟む
いつのまにやら、見知らぬ草原に立っていた。
理由は解らない。ただ、いつのまにか…だ。そして狼のようなモンスターに、オレは周囲をガッツリ取り囲まれていた。
『狼のような』とは、ホントに狼のようなモンスターだから。でも狼ではない。姿形は狼に酷似しているが、少々バランスがおかしい。それは1:2…、頭が1で身体が2。比率がまるで赤べこだ。毛並も赤茶色で、それもまた赤べこをオレに想起させた。
だが3頭身だからといって、決してゆるキャラのような甘い存在ではない。
大きな顎からは鋭い牙を剥きだしにして、何匹もがしきりにこちらに襲いかかるタイミングを図っている。
そんな状況に『なぜ…?』と思う間もなく戦闘態勢へと移行。もはや慣れ親しんだともいえる戦いの緊迫感に、自然と意識と身体はそういった反応をみせる。
そうだ…オレはダンジョンで力を得た超人。幾つものスキルを操り、常人に数倍する能力を持っているダンジョン能力者。こんなヤツ等に負ける訳がない。
と、背後から襲いかかってくる気配に向け、振り向き様に一撃を見舞う。
気付けば手には使い込まれたバールが握られていた。ホームセンターで購入し、威力強化の付与を施した武器エクスカリバール。飛びかかってきた赤べこウルフはエクスカリバールによって鼻の骨を砕かれ、顔にバールそのままの凹みを穿たれ吹き飛んでいく。
それを皮切りに、一斉に赤べこウルフたちが襲いかかってきた。
大きな赤い口が視界いっぱいに並んで迫って来る…。が、なんてことなはい。バールを横薙ぎに振るって、まとめて弾き返すだけだ。そんなことを数度繰り返していると、「加勢するぞ!」という声と共に何者かが戦いの輪に飛び込んできた。
声の方向に目をやれば、そこには騎士のような甲冑姿が両手で長い剣を振るっていた。こうして1人から2人になると、あっという間に赤べこウルフは全滅していった。
「助かった、感謝する」
騎士風の男に礼を述べた。大人なので「別に助けとかいらなかったんだけどなぁ~」とか、余計な事は言わないのだ。
「大した腕だ。それにこの辺じゃ見ない顔…どこから来た?」
血を拭った剣を鞘に収めながら、騎士が近づいてくる。
「旅をしてるからな。ただの風来坊だよ」
質問されるとふと異世界転生モノのテンプレが脳内に浮かび、自然と旅人を装う。
「そうか、ボクの名はリディス。リディス・レム・ノーストスという」
兜を脱ぐと、男は名乗った。
西洋人で若く、ものすごいイケメンだ。蒼い瞳に輝くような金髪、白銀の甲冑も見事な設えで陽の光を煌びやかに反射している。そして金髪イケメンは、オレにも名乗るようにと眼で訴えかけてきた。
「リディスか、よろしく。オレの名は…ソルト・エン・イチキログラムだ」
相手の余りのイケメンぷりに悔しくなったオレは、つい対抗してそれっぽい名前を名乗ってしまった。あ、やば…コレって家名詐称罪とかあったら、すごく不味いじゃん。
「イチキログラム家…?ふぅむ、どうも聞いた事のない名だ。いったい―」
「い、今のオレはただの風来坊!それ以上でも以下でもない、ただ風来坊のソルトと呼んでくれ…」
不安に思ってたら案の定家名について突っ込まれた。ヤバイ、そこで強引に言葉を遮ると、物凄く訳あり感を醸してみる…。
「む…そうか、長兄ではないのだな。あ、いや…、それ以上は聞かぬこととしよう」
『これ以上は聞いてくれるな』とジト目で訴えていたら、金髪イケメン騎士は解ってくれたようだ。ホッ…話の分かるヤツで助かった。
「それにしてもソルトはすごい腕っぷしだな。ベイオウルフが一度に何匹も吹っ飛ぶところなんて、初めて目にしたよ」
「む…そうか?いや、リディスの剣も目の覚めるような鮮やかさだった。見事なものだ」
大人なオレは社交辞令で褒められたとしても、相手にもちゃんとそれを返すことができるのだ。
『こうするといい』って、何かのビジネス書で読んだ気がする。で、赤べこウルフは『ベイオウルフ』っていうらしい。うん、べだけ合ってたな、ニアピン賞。
「で、この死んだベイオウルフの山はどうする?街まで持っていけば、報奨金も出るし肉や毛皮は結構いい値で売れるぞ?」
「褒賞金…?」
「そうだ、ベイオウルフは家畜を狙う厄介なモンスター。だから常時討伐の依頼が冒険者ギルドに出ている」
「なるほど、では一緒に倒したんだし、ここは仲良く山分けといこうじゃないか。そうだ、血抜きや臓物はここで抜いたほうが高く売れそうか?手伝ってくれるよな?この辺の事には疎いんだ」
こうして…金髪イケメン騎士リディスと共にベイオウルフを解体していると通りかかった荷馬車を見つけ「分け前渡すから運ぶのを手伝え」等と交渉しているところで目が覚めた。
『次は~…、~…。開く扉にご注意ください…』
(む…?ああ。今日は雨だったから、電車に乗ったんだった…)
整体学校からの帰途、電車の揺れと暖かさが心地良くて、つい眠ってしまったようだ。
にしても異世界転移モノの夢か、すでに力もスキルも手にしてたから実にスムーズな滑り出しだった。ふふ、なんとも続きが気になるな…。
……。
そうして午後18時。自宅に帰ると、地下1層ではなぜか猿が寿司を握っていた。
場所は地下1層の入り口付近。前室に置いてあったタオルで頭にねじり鉢巻きをし、カエルや巨大ナメクジを客に見立てて、寿司を握っていたのだ。
「ギキィ!(ぺしっ!)」
「へいお持ち!」とでも言ったのだろうか?
猿はスライムのドロップである萎びた生八つ橋の上に巨大カニの身を乗せ、さらにその上に魔石をトッピングしてカエルの前に置く。もちろんダンジョンの床にダイレクトプットだ。
『…びゅろ!ぱくっ!ごくんッ!』
それをなぜか猿の前に行儀よく正座したカエルが、舌を伸ばして『びゅろ!』っとキャッチ&イート。ていうか一切噛まずに丸飲みした。
「ギキキィ!(ぺしっ!)」
お、今度は同じ寿司を、巨大ナメクジの前に置いたぞ。どうやら代わり番このようだ。
『(ぬろ~ん…)ズボリズボリ…!』
巨大ナメクジは猿の握った寿司を、その金おろしみたいな口を『ぬろ~ん』と伸ばしてボリボリとむさぼる。う~む、言いたいことは色々とあるが…。猿よ、おまえ絶対に手、洗ってないだろ?
ウンコ投げる手で寿司握るなよ…。
(…て、そうか!こないだオレがやってたのを視て真似てるのか!)
この間というのは、先日のこと。
いつもの如くピクシー達のご機嫌をとるため、前室でお茶会を開いていた。その時果物をピクシー達が食べやすいよう薄くスライスして、寿司やハンバーガーみたいに重ねて渡してたんだ。
『ぴぴぃ!ぴぃぴぴ!』
『はいはい、次はリンゴと桃ね。…へいお待ち!』
なんてやってたのをドロップを置きに来た猿が眼にして、不思議そうに見ていたのを思い出した。
「ふむ…。これは猿が、料理という概念を獲得したという事か…」
小さな進歩だが、この進歩は大事にしたい。
そう思ったオレは、前室の鍵付クーラーボックスからチーズや蒲鉾を取り出すと、食材として猿に渡した。それと、手洗いも合わせて指導した。
「ギッキキィッ!ギッキキィッ!」
新たな食材を手にした猿は興奮し、キラキラとその瞳を輝かせている。
そして創作意欲を搔きたてられたのか、蒲鉾とチーズを両手に握ったまましきりに頭を捻っている。そしてそんな猿のことを、行儀よく待ってやるカエルとナメクジ…。
なんだかあいつら仲が良いなぁ。と、少しだけ羨ましく思った雨の日だった。
理由は解らない。ただ、いつのまにか…だ。そして狼のようなモンスターに、オレは周囲をガッツリ取り囲まれていた。
『狼のような』とは、ホントに狼のようなモンスターだから。でも狼ではない。姿形は狼に酷似しているが、少々バランスがおかしい。それは1:2…、頭が1で身体が2。比率がまるで赤べこだ。毛並も赤茶色で、それもまた赤べこをオレに想起させた。
だが3頭身だからといって、決してゆるキャラのような甘い存在ではない。
大きな顎からは鋭い牙を剥きだしにして、何匹もがしきりにこちらに襲いかかるタイミングを図っている。
そんな状況に『なぜ…?』と思う間もなく戦闘態勢へと移行。もはや慣れ親しんだともいえる戦いの緊迫感に、自然と意識と身体はそういった反応をみせる。
そうだ…オレはダンジョンで力を得た超人。幾つものスキルを操り、常人に数倍する能力を持っているダンジョン能力者。こんなヤツ等に負ける訳がない。
と、背後から襲いかかってくる気配に向け、振り向き様に一撃を見舞う。
気付けば手には使い込まれたバールが握られていた。ホームセンターで購入し、威力強化の付与を施した武器エクスカリバール。飛びかかってきた赤べこウルフはエクスカリバールによって鼻の骨を砕かれ、顔にバールそのままの凹みを穿たれ吹き飛んでいく。
それを皮切りに、一斉に赤べこウルフたちが襲いかかってきた。
大きな赤い口が視界いっぱいに並んで迫って来る…。が、なんてことなはい。バールを横薙ぎに振るって、まとめて弾き返すだけだ。そんなことを数度繰り返していると、「加勢するぞ!」という声と共に何者かが戦いの輪に飛び込んできた。
声の方向に目をやれば、そこには騎士のような甲冑姿が両手で長い剣を振るっていた。こうして1人から2人になると、あっという間に赤べこウルフは全滅していった。
「助かった、感謝する」
騎士風の男に礼を述べた。大人なので「別に助けとかいらなかったんだけどなぁ~」とか、余計な事は言わないのだ。
「大した腕だ。それにこの辺じゃ見ない顔…どこから来た?」
血を拭った剣を鞘に収めながら、騎士が近づいてくる。
「旅をしてるからな。ただの風来坊だよ」
質問されるとふと異世界転生モノのテンプレが脳内に浮かび、自然と旅人を装う。
「そうか、ボクの名はリディス。リディス・レム・ノーストスという」
兜を脱ぐと、男は名乗った。
西洋人で若く、ものすごいイケメンだ。蒼い瞳に輝くような金髪、白銀の甲冑も見事な設えで陽の光を煌びやかに反射している。そして金髪イケメンは、オレにも名乗るようにと眼で訴えかけてきた。
「リディスか、よろしく。オレの名は…ソルト・エン・イチキログラムだ」
相手の余りのイケメンぷりに悔しくなったオレは、つい対抗してそれっぽい名前を名乗ってしまった。あ、やば…コレって家名詐称罪とかあったら、すごく不味いじゃん。
「イチキログラム家…?ふぅむ、どうも聞いた事のない名だ。いったい―」
「い、今のオレはただの風来坊!それ以上でも以下でもない、ただ風来坊のソルトと呼んでくれ…」
不安に思ってたら案の定家名について突っ込まれた。ヤバイ、そこで強引に言葉を遮ると、物凄く訳あり感を醸してみる…。
「む…そうか、長兄ではないのだな。あ、いや…、それ以上は聞かぬこととしよう」
『これ以上は聞いてくれるな』とジト目で訴えていたら、金髪イケメン騎士は解ってくれたようだ。ホッ…話の分かるヤツで助かった。
「それにしてもソルトはすごい腕っぷしだな。ベイオウルフが一度に何匹も吹っ飛ぶところなんて、初めて目にしたよ」
「む…そうか?いや、リディスの剣も目の覚めるような鮮やかさだった。見事なものだ」
大人なオレは社交辞令で褒められたとしても、相手にもちゃんとそれを返すことができるのだ。
『こうするといい』って、何かのビジネス書で読んだ気がする。で、赤べこウルフは『ベイオウルフ』っていうらしい。うん、べだけ合ってたな、ニアピン賞。
「で、この死んだベイオウルフの山はどうする?街まで持っていけば、報奨金も出るし肉や毛皮は結構いい値で売れるぞ?」
「褒賞金…?」
「そうだ、ベイオウルフは家畜を狙う厄介なモンスター。だから常時討伐の依頼が冒険者ギルドに出ている」
「なるほど、では一緒に倒したんだし、ここは仲良く山分けといこうじゃないか。そうだ、血抜きや臓物はここで抜いたほうが高く売れそうか?手伝ってくれるよな?この辺の事には疎いんだ」
こうして…金髪イケメン騎士リディスと共にベイオウルフを解体していると通りかかった荷馬車を見つけ「分け前渡すから運ぶのを手伝え」等と交渉しているところで目が覚めた。
『次は~…、~…。開く扉にご注意ください…』
(む…?ああ。今日は雨だったから、電車に乗ったんだった…)
整体学校からの帰途、電車の揺れと暖かさが心地良くて、つい眠ってしまったようだ。
にしても異世界転移モノの夢か、すでに力もスキルも手にしてたから実にスムーズな滑り出しだった。ふふ、なんとも続きが気になるな…。
……。
そうして午後18時。自宅に帰ると、地下1層ではなぜか猿が寿司を握っていた。
場所は地下1層の入り口付近。前室に置いてあったタオルで頭にねじり鉢巻きをし、カエルや巨大ナメクジを客に見立てて、寿司を握っていたのだ。
「ギキィ!(ぺしっ!)」
「へいお持ち!」とでも言ったのだろうか?
猿はスライムのドロップである萎びた生八つ橋の上に巨大カニの身を乗せ、さらにその上に魔石をトッピングしてカエルの前に置く。もちろんダンジョンの床にダイレクトプットだ。
『…びゅろ!ぱくっ!ごくんッ!』
それをなぜか猿の前に行儀よく正座したカエルが、舌を伸ばして『びゅろ!』っとキャッチ&イート。ていうか一切噛まずに丸飲みした。
「ギキキィ!(ぺしっ!)」
お、今度は同じ寿司を、巨大ナメクジの前に置いたぞ。どうやら代わり番このようだ。
『(ぬろ~ん…)ズボリズボリ…!』
巨大ナメクジは猿の握った寿司を、その金おろしみたいな口を『ぬろ~ん』と伸ばしてボリボリとむさぼる。う~む、言いたいことは色々とあるが…。猿よ、おまえ絶対に手、洗ってないだろ?
ウンコ投げる手で寿司握るなよ…。
(…て、そうか!こないだオレがやってたのを視て真似てるのか!)
この間というのは、先日のこと。
いつもの如くピクシー達のご機嫌をとるため、前室でお茶会を開いていた。その時果物をピクシー達が食べやすいよう薄くスライスして、寿司やハンバーガーみたいに重ねて渡してたんだ。
『ぴぴぃ!ぴぃぴぴ!』
『はいはい、次はリンゴと桃ね。…へいお待ち!』
なんてやってたのをドロップを置きに来た猿が眼にして、不思議そうに見ていたのを思い出した。
「ふむ…。これは猿が、料理という概念を獲得したという事か…」
小さな進歩だが、この進歩は大事にしたい。
そう思ったオレは、前室の鍵付クーラーボックスからチーズや蒲鉾を取り出すと、食材として猿に渡した。それと、手洗いも合わせて指導した。
「ギッキキィッ!ギッキキィッ!」
新たな食材を手にした猿は興奮し、キラキラとその瞳を輝かせている。
そして創作意欲を搔きたてられたのか、蒲鉾とチーズを両手に握ったまましきりに頭を捻っている。そしてそんな猿のことを、行儀よく待ってやるカエルとナメクジ…。
なんだかあいつら仲が良いなぁ。と、少しだけ羨ましく思った雨の日だった。
41
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
無能扱いされ会社を辞めさせられ、モフモフがさみしさで命の危機に陥るが懸命なナデナデ配信によりバズる~色々あって心と音速の壁を突破するまで~
ぐうのすけ
ファンタジー
大岩翔(オオイワ カケル・20才)は部長の悪知恵により会社を辞めて家に帰った。
玄関を開けるとモフモフ用座布団の上にペットが座って待っているのだが様子がおかしい。
「きゅう、痩せたか?それに元気もない」
ペットをさみしくさせていたと反省したカケルはペットを頭に乗せて大穴(ダンジョン)へと走った。
だが、大穴に向かう途中で小麦粉の大袋を担いだJKとぶつかりそうになる。
「パンを咥えて遅刻遅刻~ではなく原材料を担ぐJKだと!」
この奇妙な出会いによりカケルはヒロイン達と心を通わせ、心に抱えた闇を超え、心と音速の壁を突破する。
玲子さんは自重しない~これもある種の異世界転生~
やみのよからす
ファンタジー
病院で病死したはずの月島玲子二十五歳大学研究職。目を覚ますと、そこに広がるは広大な森林原野、後ろに控えるは赤いドラゴン(ニヤニヤ)、そんな自分は十歳の体に(材料が足りませんでした?!)。
時は、自分が死んでからなんと三千万年。舞台は太陽系から離れて二百二十五光年の一惑星。新しく作られた超科学なミラクルボディーに生前の記憶を再生され、地球で言うところの中世後半くらいの王国で生きていくことになりました。
べつに、言ってはいけないこと、やってはいけないことは決まっていません。ドラゴンからは、好きに生きて良いよとお墨付き。実現するのは、はたは理想の社会かデストピアか?。
月島玲子、自重はしません!。…とは思いつつ、小市民な私では、そんな世界でも暮らしていく内に周囲にいろいろ絆されていくわけで。スーパー玲子の明日はどっちだ?
カクヨムにて一週間ほど先行投稿しています。
書き溜めは100話越えてます…
現代錬金術のすゝめ 〜ソロキャンプに行ったら賢者の石を拾った〜
涼月 風
ファンタジー
御門賢一郎は過去にトラウマを抱える高校一年生。
ゴールデンウィークにソロキャンプに行き、そこで綺麗な石を拾った。
しかし、その直後雷に打たれて意識を失う。
奇跡的に助かった彼は以前の彼とは違っていた。
そんな彼が成長する為に異世界に行ったり又、現代で錬金術をしながら生活する物語。
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる