598 / 660
Death March 5
しおりを挟む
『ま、待て!待つんだ江月!まだ話は終わってない!』
最悪の眼覚めから不機嫌まっしぐらなオレがもう通話を終えようと話を切り上げると、遠野のオッサンが慌てた様子でそれに待ったをかけた。
「は?これ以上なにを話すってんです…?」
普通、相手の気分をこれだけ害していれば、真面な神経なら日を改めるもの。少なくとも余り周囲に気を使える方でないオレだって、それくらいはする。だというのにしつこく食い下がってくる遠野のオッサンの神経の図太さに感心すると同時に、いったいこの後で何を言い出すのかと若干の興味を抱いた。
とはいえ今は昨晩の件で精神の摩耗―、魔力を生み出し続けたために消耗した気力が回復しきれていない。
こんなとき魔石に籠められている魔力を吸い上げて気力に還元できればいいのだが、そんなことが出来るなどといった話は聞いたことがない。きっと魔力を魔石といったカタチで保持できるからこそ、モンスターはモンスターなのだろう。
「今は魔力を使い過ぎたせいで神経が苛立ってるんです。できたら手短に…」
『いや、それなんがだな…』
そうして遠野のオッサンが話しだしたのは、オレの塩が欲しいという内容だった。
『いや、その、なんだ…。応援にきてくれた警察のなかなんかにはな。特異生物とはいえ生き物を殺すのに抵抗があって、どうしても殺せないってヤツもまた、多くてだな…』
「ああ。でもスキルで生み出した塩なら、ただかけるだけでアンデッドを倒せるから、なんの抵抗もなくレベルが上がるって話ですか??」
『ひらたく言うとそうだが…、それでもオマエ。ほかの人間にスキルで生み出した塩を渡しても、自分で使うのと同程度の効果があるそうじゃないか?』
「同程度というか、それはオレが念を入れてそういう風に使えるよう渡したからですよ…」
スキル【塩】。単にスキルで塩を生み出すといっても、その内容はピンキリ。
たとえば同量のひとつまみの塩でも、ほんのりと甘みを感じるマイルドな塩味の塩もあれば、ピリッと舌にくる目の覚めるような鮮烈な塩もある。前者であれば天ぷらなどによく合うし、後者であれば分厚く焼いた肉によく合う。
まぁそういったご家庭使いの場合はまた別として。戦闘で使用する塩には、単純にその何倍もの魔力が籠められている。それは具体的にいうと硬度×持続時間や、浄化パワー×持続時間といった具合にだ。
なのでたとえ一見同量の塩にしか見えなくても、その効果によって籠められている魔力量はピンキリなのである。
『それでなんだが…な。オマエのその生み出した塩をだな、警察や消防でも活用できれば色々と…』
「お断りします!(キッパリ)」
『いや!おい!なんでだ!?』
「遠野さん!アンタがさっき、その答えを言ったでしょう!おまえがモタついたせいで、囮になってた警官が亡くなった。まさにソレですよ!どうせオレがスキルで生み出した塩を渡しても、ちょっとでも何かあれば同じことを言われるんじゃないですか??」
『いや、そんな事は…』
「じゃあなんでアンタはさっきそう言ったんだ!おなじ事だろう!?オレが動くのも!オレのスキルで生み出した塩で、なにかを退治するのも!結局なにかあれば叩かれるなら、なにもしない方がマシってモンじゃないんですか!」
「…」
『…』
しばしの沈黙…。いや、こんな時ダンジョン能力者として強化された感覚を持っていると、相手の鼻息さえ電話越しでも感じ取れてしまう。
『ふぅ…。これは、仮にだな…、そう、たとえばの話、幾らなら売る?』
その問いに、少々思考を巡らせる。
そもそもスキル【塩】は、ちっさい塩の神さまからの授かりもの。果たしてそれを商売に使っていいものか。ちっさい塩の神さまも何気に宝船にでも乗ってそうなビジュアルをしていたから、商売繁盛的な神ととらえればワンチャンいけそうではある。しかしもしダメだった場合には、神の怒りに触れ【塩】のスキル没収なんてことも起きかねない。うん、授けたモノなのだから、取り上げるのだって簡単なことだろう。
(よし、なら、そうだな…)
「そうですね…。では1キログラム1000万で」
『なっ!?たかが塩で1000万はないだろうッ!!』
「嫌だからその値段なんですよ!それに、たかが塩ってなんだッ!鉛玉何発くらっても倒せないアンデッドモンスターを、塩なら確実にやれるんだぞ!オレなら塩の1キロでゾンビ66体確殺してみせるわッ!!」
塩のおおさじ1は約15g。だから単純計算では、ゾンビ66体を確殺できる勘定。ただオレには【しょっぱい男】や【ソルトメイト】といった塩にまつわる称号があるので、それよりさらに効率よく倒せる可能性はある。
『塩をそんな値段でなんか、誰も買わんぞ…』
「売りたいわけじゃないから、いいんですよ。それに、塩でなく弾。しかも弾は弾でも、アンデッドモンスターを倒せる特殊な弾と考えればそれくらいするモンでしょう?効果持続時間は6時間、それで1キログラム1000万。嫌なら風でも火でも水でも、スキル持ってる能力者は他にいくらでもいるんだからソッチに頼めばいいでしょう!」
と言いつつも、それほどの効果時間を有するスキルなどオレも自身が所持する【塩】のスキル以外では聞いたことがない。ま、【水】とか【土】はけっこう持ちそうだが。
『クッ、足もと見やがって…』
(いや、それはアンタがでしょ。話しててもう充分感じたよ。大方オレを叩くような事を言ってまずは恐縮させておいて、その後に塩の売買話を持ち出して上手いこと買い叩くつもりだったんだろう…)
そう考えると、聞こえよがしに遠野のオッサンがそんなことを口にしたのにも一応の筋が通る。少なくともかつての部下の遺族の為に、自身が泥を被るくらいはする男。それに、あの時も最初はオレをいいように利用しようと画策していた。
『わ、わかった。オマエがそう言うなら、それで先方には話しておく…』
「いいえ。嫌だってんだから、別に話さなくたっていいんですよ」
『…いや、そういう訳にもいかんのだ』
こうして電話は終わった。が、後日ホントにその注文があり、オレの方がかえってビックリしたのだった。
最悪の眼覚めから不機嫌まっしぐらなオレがもう通話を終えようと話を切り上げると、遠野のオッサンが慌てた様子でそれに待ったをかけた。
「は?これ以上なにを話すってんです…?」
普通、相手の気分をこれだけ害していれば、真面な神経なら日を改めるもの。少なくとも余り周囲に気を使える方でないオレだって、それくらいはする。だというのにしつこく食い下がってくる遠野のオッサンの神経の図太さに感心すると同時に、いったいこの後で何を言い出すのかと若干の興味を抱いた。
とはいえ今は昨晩の件で精神の摩耗―、魔力を生み出し続けたために消耗した気力が回復しきれていない。
こんなとき魔石に籠められている魔力を吸い上げて気力に還元できればいいのだが、そんなことが出来るなどといった話は聞いたことがない。きっと魔力を魔石といったカタチで保持できるからこそ、モンスターはモンスターなのだろう。
「今は魔力を使い過ぎたせいで神経が苛立ってるんです。できたら手短に…」
『いや、それなんがだな…』
そうして遠野のオッサンが話しだしたのは、オレの塩が欲しいという内容だった。
『いや、その、なんだ…。応援にきてくれた警察のなかなんかにはな。特異生物とはいえ生き物を殺すのに抵抗があって、どうしても殺せないってヤツもまた、多くてだな…』
「ああ。でもスキルで生み出した塩なら、ただかけるだけでアンデッドを倒せるから、なんの抵抗もなくレベルが上がるって話ですか??」
『ひらたく言うとそうだが…、それでもオマエ。ほかの人間にスキルで生み出した塩を渡しても、自分で使うのと同程度の効果があるそうじゃないか?』
「同程度というか、それはオレが念を入れてそういう風に使えるよう渡したからですよ…」
スキル【塩】。単にスキルで塩を生み出すといっても、その内容はピンキリ。
たとえば同量のひとつまみの塩でも、ほんのりと甘みを感じるマイルドな塩味の塩もあれば、ピリッと舌にくる目の覚めるような鮮烈な塩もある。前者であれば天ぷらなどによく合うし、後者であれば分厚く焼いた肉によく合う。
まぁそういったご家庭使いの場合はまた別として。戦闘で使用する塩には、単純にその何倍もの魔力が籠められている。それは具体的にいうと硬度×持続時間や、浄化パワー×持続時間といった具合にだ。
なのでたとえ一見同量の塩にしか見えなくても、その効果によって籠められている魔力量はピンキリなのである。
『それでなんだが…な。オマエのその生み出した塩をだな、警察や消防でも活用できれば色々と…』
「お断りします!(キッパリ)」
『いや!おい!なんでだ!?』
「遠野さん!アンタがさっき、その答えを言ったでしょう!おまえがモタついたせいで、囮になってた警官が亡くなった。まさにソレですよ!どうせオレがスキルで生み出した塩を渡しても、ちょっとでも何かあれば同じことを言われるんじゃないですか??」
『いや、そんな事は…』
「じゃあなんでアンタはさっきそう言ったんだ!おなじ事だろう!?オレが動くのも!オレのスキルで生み出した塩で、なにかを退治するのも!結局なにかあれば叩かれるなら、なにもしない方がマシってモンじゃないんですか!」
「…」
『…』
しばしの沈黙…。いや、こんな時ダンジョン能力者として強化された感覚を持っていると、相手の鼻息さえ電話越しでも感じ取れてしまう。
『ふぅ…。これは、仮にだな…、そう、たとえばの話、幾らなら売る?』
その問いに、少々思考を巡らせる。
そもそもスキル【塩】は、ちっさい塩の神さまからの授かりもの。果たしてそれを商売に使っていいものか。ちっさい塩の神さまも何気に宝船にでも乗ってそうなビジュアルをしていたから、商売繁盛的な神ととらえればワンチャンいけそうではある。しかしもしダメだった場合には、神の怒りに触れ【塩】のスキル没収なんてことも起きかねない。うん、授けたモノなのだから、取り上げるのだって簡単なことだろう。
(よし、なら、そうだな…)
「そうですね…。では1キログラム1000万で」
『なっ!?たかが塩で1000万はないだろうッ!!』
「嫌だからその値段なんですよ!それに、たかが塩ってなんだッ!鉛玉何発くらっても倒せないアンデッドモンスターを、塩なら確実にやれるんだぞ!オレなら塩の1キロでゾンビ66体確殺してみせるわッ!!」
塩のおおさじ1は約15g。だから単純計算では、ゾンビ66体を確殺できる勘定。ただオレには【しょっぱい男】や【ソルトメイト】といった塩にまつわる称号があるので、それよりさらに効率よく倒せる可能性はある。
『塩をそんな値段でなんか、誰も買わんぞ…』
「売りたいわけじゃないから、いいんですよ。それに、塩でなく弾。しかも弾は弾でも、アンデッドモンスターを倒せる特殊な弾と考えればそれくらいするモンでしょう?効果持続時間は6時間、それで1キログラム1000万。嫌なら風でも火でも水でも、スキル持ってる能力者は他にいくらでもいるんだからソッチに頼めばいいでしょう!」
と言いつつも、それほどの効果時間を有するスキルなどオレも自身が所持する【塩】のスキル以外では聞いたことがない。ま、【水】とか【土】はけっこう持ちそうだが。
『クッ、足もと見やがって…』
(いや、それはアンタがでしょ。話しててもう充分感じたよ。大方オレを叩くような事を言ってまずは恐縮させておいて、その後に塩の売買話を持ち出して上手いこと買い叩くつもりだったんだろう…)
そう考えると、聞こえよがしに遠野のオッサンがそんなことを口にしたのにも一応の筋が通る。少なくともかつての部下の遺族の為に、自身が泥を被るくらいはする男。それに、あの時も最初はオレをいいように利用しようと画策していた。
『わ、わかった。オマエがそう言うなら、それで先方には話しておく…』
「いいえ。嫌だってんだから、別に話さなくたっていいんですよ」
『…いや、そういう訳にもいかんのだ』
こうして電話は終わった。が、後日ホントにその注文があり、オレの方がかえってビックリしたのだった。
71
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
無能扱いされ会社を辞めさせられ、モフモフがさみしさで命の危機に陥るが懸命なナデナデ配信によりバズる~色々あって心と音速の壁を突破するまで~
ぐうのすけ
ファンタジー
大岩翔(オオイワ カケル・20才)は部長の悪知恵により会社を辞めて家に帰った。
玄関を開けるとモフモフ用座布団の上にペットが座って待っているのだが様子がおかしい。
「きゅう、痩せたか?それに元気もない」
ペットをさみしくさせていたと反省したカケルはペットを頭に乗せて大穴(ダンジョン)へと走った。
だが、大穴に向かう途中で小麦粉の大袋を担いだJKとぶつかりそうになる。
「パンを咥えて遅刻遅刻~ではなく原材料を担ぐJKだと!」
この奇妙な出会いによりカケルはヒロイン達と心を通わせ、心に抱えた闇を超え、心と音速の壁を突破する。
現代社会とダンジョンの共生~華の無いダンジョン生活
シン
ファンタジー
世界中に色々な歪みを引き起こした第二次世界大戦。
大日本帝国は敗戦国となり、国際的な制約を受けながらも復興に勤しんだ。
GHQの占領統治が終了した直後、高度経済成長に呼応するかのように全国にダンジョンが誕生した。
ダンジョンにはモンスターと呼ばれる魔物が生息しており危険な場所だが、貴重な鉱物やモンスター由来の素材や食材が入手出来る、夢の様な場所でもあった。
そのダンジョンからモンスターと戦い、資源を持ち帰る者を探索者と呼ばれ、当時は一攫千金を目論む卑しい職業と呼ばれていたが、現代では国と国民のお腹とサイフを支える立派な職業に昇華した。
探索者は極稀にダンジョン内で発見されるスキルオーブから特殊な能力を得る者が居たが、基本的には身一つの状態でダンジョン探索をするのが普通だ。
そんなダンジョンの探索や、たまにご飯、たまに揉め事などの、華の無いダンジョン探索者のお話しです。
たまに有り得ない方向に話が飛びます。
一話短めです。
玲子さんは自重しない~これもある種の異世界転生~
やみのよからす
ファンタジー
病院で病死したはずの月島玲子二十五歳大学研究職。目を覚ますと、そこに広がるは広大な森林原野、後ろに控えるは赤いドラゴン(ニヤニヤ)、そんな自分は十歳の体に(材料が足りませんでした?!)。
時は、自分が死んでからなんと三千万年。舞台は太陽系から離れて二百二十五光年の一惑星。新しく作られた超科学なミラクルボディーに生前の記憶を再生され、地球で言うところの中世後半くらいの王国で生きていくことになりました。
べつに、言ってはいけないこと、やってはいけないことは決まっていません。ドラゴンからは、好きに生きて良いよとお墨付き。実現するのは、はたは理想の社会かデストピアか?。
月島玲子、自重はしません!。…とは思いつつ、小市民な私では、そんな世界でも暮らしていく内に周囲にいろいろ絆されていくわけで。スーパー玲子の明日はどっちだ?
カクヨムにて一週間ほど先行投稿しています。
書き溜めは100話越えてます…
現代錬金術のすゝめ 〜ソロキャンプに行ったら賢者の石を拾った〜
涼月 風
ファンタジー
御門賢一郎は過去にトラウマを抱える高校一年生。
ゴールデンウィークにソロキャンプに行き、そこで綺麗な石を拾った。
しかし、その直後雷に打たれて意識を失う。
奇跡的に助かった彼は以前の彼とは違っていた。
そんな彼が成長する為に異世界に行ったり又、現代で錬金術をしながら生活する物語。
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる