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【番外】寒い夜には…… 後編
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「なんで幸世まで!?」
「座敷童は、条件が揃っていて、なおかつバクに招かれれば夢にだって出入りできるのよ。愚かで無力な人間とは違ってね」
まさかさっきの一瞬の間に幸世までお招きしていたとは。
「それにしても、お前本当に座敷童か? 人間の幸せなんて祈ってないだろ絶対」
「仕事と人格は別よ。お前は全世界の先生と呼ばれる職種の人間が一人残らず善人だとでも思っているの?」
「一瞬正論な気がしたが騙されねえからな……」
仕事として仕方なく人間を幸せにしてる座敷童とか絶対嫌だろ。
そいつきっと対価としてとんでもないものを持ってくぞ。
「うるさい子ね、まったく。でも店長からのお招きだから帰らないでいてあげる」
「ええ、そうしてください。心地いいですよ、こたつ」
すっかりこたつに魅了された夢見がそう勧める。
「……こたつのことはよく知っていますけど。店長は初めてでしたか」
「店長?」
夢見と幸世の会話に、マイが不思議そうな顔で口を挟んだ。
「……こいつ、【BAKU】の店長の夢見だぞ」
これ幸いと俺はマイの隣を指差す。
「夢見です。起きたらこの姿のことは忘れてしまうでしょうけどね」
「えー夢見さん!? こんな夢見るなんて、私の想像力ってばなかなかのもんじゃない!?」
マイはますますはしゃいだように夢見をわしゃわしゃし始めた。
中身が成人男性であろうとお構いなしらしい。まあ、夢だしな。
幸世はマイを横目で見ながらこたつに入ると、懐からシガレットケースのようなものを取り出した。
「おい、まさかタバコ吸う気じゃないだろうな」
実質200歳越えとはいえ、その容姿で許される行為じゃないぞ。
「うるさい、30そこらしか生きてない子どもは黙っていなさい。マイ、お前はたしなむ?」
「たしなむー。ちょうだい」
なんだその会話。
マイは幸世からタバコを一本受け取ると、そのままカリっと軽い音を立てて噛んだ。
……噛んだ?
マイがタバコをくわえたまま、悪戯っぽい笑顔で俺を見上げる。
「大丈夫だよ昭博。これ、シガレット型のラムネみたい」
「シガレット型のラムネ? 駄菓子屋でよく売ってたやつか?」
「うんそれ。あたし、たばこは嫌いだけどこれは好きなんだよね」
ポリポリとシガレット型ラムネを食べるマイに、幸世は満足したような笑みを向けた。
「よく分かっているじゃない、マイ」
この二人は妙な相性の良さがあるらしい。
マイは幸世をただの幼女として認識しているはずなのに、幸世の態度を気にした様子もなかった。
「昭博。招いた客に振舞わせておいて、まさか自分は何も出さなっていうの?」
横暴な幼女は何かをご所望の様子だった。
雪。こたつ。この状況で連想ゲームをすれば、次に来るものは決まっている。
目を閉じ、細部まで想像すると――こたつの上に、こんもりと積まれたみかんが現れた。
「みかんですか。いいですね」
こたつから顔だけ出して伏せていた夢見が、むくりと起き上がる。
「日本人の平均的な思考ね。面白味がないわ」
幸世は文句を言いながらも小さな手をみかんに伸ばした。
「……待って。完璧な冬ごもりのために、あともうひとつ足りないものがある」
マイの言葉に、幸世と夢見が手元のみかんから顔を上げる。
「テレビかしら」
「それとも電子書籍リーダーでしょうか」
「お前らな……」
神秘に包まれた存在であるはずの幻獣と妖怪が、ずいぶんと現代日本のテクノロジーに溺れた連想をしていた。
「違う。もう、せっかく四人もいるのに、そんな受動的な娯楽ばかりじゃつまらないでしょ!」
マイは堪え兼ねたように立ち上がると、ぱん、と両手を合わせた。
それに呼応するように、65インチはありそうな大型のテレビと、黒く四角い箱が現れた。
「ゲーム機か……?」
「そう! そしてソフトは……じゃじゃーん! 先週新作が発売になったゾンビパニック!」
パッケージには、崩れかけた顔でこちらに手を伸ばすゾンビがドアップで映っている。
「……それやるのか?」
「うん、協力プレイもできるからね」
「へえ、人間が作ったゲームですか。楽しそうですね」
夢見は興味を惹かれたようにパッケージを覗き込み、マイはいそいそと準備をした。
不吉な色のディスクがゲーム機に吸い込まれていく。
幸世もどうやら興味があるらしく、手元のみかんをむきながらテレビの方を見ていた。
「俺ちょっと違う部屋いるわ」
「――待って」
マイは俊敏な動作で俺の腕に自分の腕を絡めると、やたらきらきらした目で俺を見上げた。
そして、密着したその温もりにどきっとする間も与えずに、無情な言葉を吐く。
「ホラーコンテンツを楽しむ時は、1人くらい怖がりがいた方が盛り上がるの。あたしのために、犠牲になって」
「嫌だ! 絶対に嫌だ! ちょっ……無理やりコントローラーを握らせるな!」
始まってしまったゲームを前に、俺はなんとか画面を見ずに切り抜けようとコントローラーを握る。
夢見や幸世は好奇心を隠そうともせずに画面に見入り、マイは俺の数倍のゾンビを笑いながら撃った。
普通に怖い。
頭上からは相変わらず材質がよく分からないような雪が降っている。
でももう寒くはなかった。
ゾンビゲームは勘弁してほしいが、俺はふと、この夢を悪くは思っていない自分に気づいた。
何も考えず騒ぐような時間を過ごしたのは、大人になって以来随分と久しぶりだったせいだろう。
まるで学生の頃のようで懐かしい。くだらないことで笑い、ただこの時間を楽しむ。
ただひとつ、確実に問題があるとすれば――
「まったく、ちっとも、寝てる気がしねえ!」
◆
「まったく、ちっとも、寝てる気がしねえ……」
「……おや?」
まさに昭博の夢の中に入ろうとしていた夢見は、ふと動きを止めた。
「寝言のようですが……悪夢を見ているような顔ではありませんね」
その唇は、かすかに笑みの形を描いている。
夢見は昭博の額に指先を当てると、その夢を覗き見た。
どうやら夢の中では、夢見や幸世、マイたちと一緒にこたつに入り、みかんを食べながらゲームをしているらしい。
昭博は大画面に映るゾンビのドアップに悲鳴を上げそうになってはいるが、なんだかんだこの状況を楽しんでいるようだった。
なんとも平和な光景だ。
「……夢の中の私だけでなく、本物の私もこたつに入れて欲しいんですが……。まあ、今夜のところは我慢しましょうか」
夢は基本的に人間の味方だ。
現実での情報を整理し、心を癒し、創造力を解き放つ役割がある。
明晰夢とはいえ楽しそうな夢を見ているのなら、自分がわざわざ邪魔する理由もない。
ベッドを離れ、ドアを開けようとすると、すぐ側に立てかけてある姿見が視界に入った。
夢見はふと姿見に向き直り、その中に映る自分の姿を覗き込む。
穏やかな物腰の人間の青年。
完全には擬態しきれなかった目と髪の色だけが、夢見の本当の姿を現している。
獣の本性を覆い隠すように少しだけ微笑むと、どこか懐かしい気持ちになった。
――あの人は、もう少しだけ違う表情をしていたけれど。
「あなたのように生きるには、まだもう少し時間がかかりそうですね」
もう二度と会うこともないだろうその面影に向かって苦笑し、夢見はひとり呟く。
「さてと。今夜は読書でもして時間を潰しましょうか。確か、人間の神経学について書かれた本がまだ未読でしたね」
人間が『現実』と呼ぶこの場所で、バクは眠りを必要としない。
真似事なら出来るが、人間を模した不自然な体は、意識を逸らしたその瞬間に夢の中へと還ろうとするだろう。
獣である自分と、人間である彼らは本質的に違うものだ。
本来なら同じ場所にいても交わることは許されない存在。
夢を通じてよく知っている気になっていても、本質的に分かり合えるようなことはないだろう。
そう分かってはいても、昭博の夢の中に本来の姿の自分が出演しているというのは、なんとも言い難く嬉しかった。
人間は他の人間とつながり合って、影響を及ぼし合い、少しずつその魂を彩っていく。夢にもその影響は色濃く表れるものだ。
ずっと、その繋がりの外から人間の夢を観察するばかりだった。
けれど今はどうやら違うらしい。
――まったく。人間に憧れるバクなんて、我ながらおかしな話ですね。
書斎にやってきた夢見は、自嘲的な笑みを浮かべて、ハードカバーの分厚い本を静かに開く。
幾度も過ごした孤独な寒い夜が、今日は少しだけ温もりを帯びているような気がした。
「座敷童は、条件が揃っていて、なおかつバクに招かれれば夢にだって出入りできるのよ。愚かで無力な人間とは違ってね」
まさかさっきの一瞬の間に幸世までお招きしていたとは。
「それにしても、お前本当に座敷童か? 人間の幸せなんて祈ってないだろ絶対」
「仕事と人格は別よ。お前は全世界の先生と呼ばれる職種の人間が一人残らず善人だとでも思っているの?」
「一瞬正論な気がしたが騙されねえからな……」
仕事として仕方なく人間を幸せにしてる座敷童とか絶対嫌だろ。
そいつきっと対価としてとんでもないものを持ってくぞ。
「うるさい子ね、まったく。でも店長からのお招きだから帰らないでいてあげる」
「ええ、そうしてください。心地いいですよ、こたつ」
すっかりこたつに魅了された夢見がそう勧める。
「……こたつのことはよく知っていますけど。店長は初めてでしたか」
「店長?」
夢見と幸世の会話に、マイが不思議そうな顔で口を挟んだ。
「……こいつ、【BAKU】の店長の夢見だぞ」
これ幸いと俺はマイの隣を指差す。
「夢見です。起きたらこの姿のことは忘れてしまうでしょうけどね」
「えー夢見さん!? こんな夢見るなんて、私の想像力ってばなかなかのもんじゃない!?」
マイはますますはしゃいだように夢見をわしゃわしゃし始めた。
中身が成人男性であろうとお構いなしらしい。まあ、夢だしな。
幸世はマイを横目で見ながらこたつに入ると、懐からシガレットケースのようなものを取り出した。
「おい、まさかタバコ吸う気じゃないだろうな」
実質200歳越えとはいえ、その容姿で許される行為じゃないぞ。
「うるさい、30そこらしか生きてない子どもは黙っていなさい。マイ、お前はたしなむ?」
「たしなむー。ちょうだい」
なんだその会話。
マイは幸世からタバコを一本受け取ると、そのままカリっと軽い音を立てて噛んだ。
……噛んだ?
マイがタバコをくわえたまま、悪戯っぽい笑顔で俺を見上げる。
「大丈夫だよ昭博。これ、シガレット型のラムネみたい」
「シガレット型のラムネ? 駄菓子屋でよく売ってたやつか?」
「うんそれ。あたし、たばこは嫌いだけどこれは好きなんだよね」
ポリポリとシガレット型ラムネを食べるマイに、幸世は満足したような笑みを向けた。
「よく分かっているじゃない、マイ」
この二人は妙な相性の良さがあるらしい。
マイは幸世をただの幼女として認識しているはずなのに、幸世の態度を気にした様子もなかった。
「昭博。招いた客に振舞わせておいて、まさか自分は何も出さなっていうの?」
横暴な幼女は何かをご所望の様子だった。
雪。こたつ。この状況で連想ゲームをすれば、次に来るものは決まっている。
目を閉じ、細部まで想像すると――こたつの上に、こんもりと積まれたみかんが現れた。
「みかんですか。いいですね」
こたつから顔だけ出して伏せていた夢見が、むくりと起き上がる。
「日本人の平均的な思考ね。面白味がないわ」
幸世は文句を言いながらも小さな手をみかんに伸ばした。
「……待って。完璧な冬ごもりのために、あともうひとつ足りないものがある」
マイの言葉に、幸世と夢見が手元のみかんから顔を上げる。
「テレビかしら」
「それとも電子書籍リーダーでしょうか」
「お前らな……」
神秘に包まれた存在であるはずの幻獣と妖怪が、ずいぶんと現代日本のテクノロジーに溺れた連想をしていた。
「違う。もう、せっかく四人もいるのに、そんな受動的な娯楽ばかりじゃつまらないでしょ!」
マイは堪え兼ねたように立ち上がると、ぱん、と両手を合わせた。
それに呼応するように、65インチはありそうな大型のテレビと、黒く四角い箱が現れた。
「ゲーム機か……?」
「そう! そしてソフトは……じゃじゃーん! 先週新作が発売になったゾンビパニック!」
パッケージには、崩れかけた顔でこちらに手を伸ばすゾンビがドアップで映っている。
「……それやるのか?」
「うん、協力プレイもできるからね」
「へえ、人間が作ったゲームですか。楽しそうですね」
夢見は興味を惹かれたようにパッケージを覗き込み、マイはいそいそと準備をした。
不吉な色のディスクがゲーム機に吸い込まれていく。
幸世もどうやら興味があるらしく、手元のみかんをむきながらテレビの方を見ていた。
「俺ちょっと違う部屋いるわ」
「――待って」
マイは俊敏な動作で俺の腕に自分の腕を絡めると、やたらきらきらした目で俺を見上げた。
そして、密着したその温もりにどきっとする間も与えずに、無情な言葉を吐く。
「ホラーコンテンツを楽しむ時は、1人くらい怖がりがいた方が盛り上がるの。あたしのために、犠牲になって」
「嫌だ! 絶対に嫌だ! ちょっ……無理やりコントローラーを握らせるな!」
始まってしまったゲームを前に、俺はなんとか画面を見ずに切り抜けようとコントローラーを握る。
夢見や幸世は好奇心を隠そうともせずに画面に見入り、マイは俺の数倍のゾンビを笑いながら撃った。
普通に怖い。
頭上からは相変わらず材質がよく分からないような雪が降っている。
でももう寒くはなかった。
ゾンビゲームは勘弁してほしいが、俺はふと、この夢を悪くは思っていない自分に気づいた。
何も考えず騒ぐような時間を過ごしたのは、大人になって以来随分と久しぶりだったせいだろう。
まるで学生の頃のようで懐かしい。くだらないことで笑い、ただこの時間を楽しむ。
ただひとつ、確実に問題があるとすれば――
「まったく、ちっとも、寝てる気がしねえ!」
◆
「まったく、ちっとも、寝てる気がしねえ……」
「……おや?」
まさに昭博の夢の中に入ろうとしていた夢見は、ふと動きを止めた。
「寝言のようですが……悪夢を見ているような顔ではありませんね」
その唇は、かすかに笑みの形を描いている。
夢見は昭博の額に指先を当てると、その夢を覗き見た。
どうやら夢の中では、夢見や幸世、マイたちと一緒にこたつに入り、みかんを食べながらゲームをしているらしい。
昭博は大画面に映るゾンビのドアップに悲鳴を上げそうになってはいるが、なんだかんだこの状況を楽しんでいるようだった。
なんとも平和な光景だ。
「……夢の中の私だけでなく、本物の私もこたつに入れて欲しいんですが……。まあ、今夜のところは我慢しましょうか」
夢は基本的に人間の味方だ。
現実での情報を整理し、心を癒し、創造力を解き放つ役割がある。
明晰夢とはいえ楽しそうな夢を見ているのなら、自分がわざわざ邪魔する理由もない。
ベッドを離れ、ドアを開けようとすると、すぐ側に立てかけてある姿見が視界に入った。
夢見はふと姿見に向き直り、その中に映る自分の姿を覗き込む。
穏やかな物腰の人間の青年。
完全には擬態しきれなかった目と髪の色だけが、夢見の本当の姿を現している。
獣の本性を覆い隠すように少しだけ微笑むと、どこか懐かしい気持ちになった。
――あの人は、もう少しだけ違う表情をしていたけれど。
「あなたのように生きるには、まだもう少し時間がかかりそうですね」
もう二度と会うこともないだろうその面影に向かって苦笑し、夢見はひとり呟く。
「さてと。今夜は読書でもして時間を潰しましょうか。確か、人間の神経学について書かれた本がまだ未読でしたね」
人間が『現実』と呼ぶこの場所で、バクは眠りを必要としない。
真似事なら出来るが、人間を模した不自然な体は、意識を逸らしたその瞬間に夢の中へと還ろうとするだろう。
獣である自分と、人間である彼らは本質的に違うものだ。
本来なら同じ場所にいても交わることは許されない存在。
夢を通じてよく知っている気になっていても、本質的に分かり合えるようなことはないだろう。
そう分かってはいても、昭博の夢の中に本来の姿の自分が出演しているというのは、なんとも言い難く嬉しかった。
人間は他の人間とつながり合って、影響を及ぼし合い、少しずつその魂を彩っていく。夢にもその影響は色濃く表れるものだ。
ずっと、その繋がりの外から人間の夢を観察するばかりだった。
けれど今はどうやら違うらしい。
――まったく。人間に憧れるバクなんて、我ながらおかしな話ですね。
書斎にやってきた夢見は、自嘲的な笑みを浮かべて、ハードカバーの分厚い本を静かに開く。
幾度も過ごした孤独な寒い夜が、今日は少しだけ温もりを帯びているような気がした。
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