初夏の練習曲《エチュード》 -喫茶探偵物語-

きよし

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第七章 終局への転調 1

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 昼頃のことである。春海はるみキョウジは、櫻華学園おうかがくえん高等科の門から堂々と入って、校庭に植えられている桜の木の下であぐらをかいて座り込んでいた。当然のように、キョウジの周りには、いつもと変わらず数人の女子高生が輪をなしていた。
「先生って、どういう子がタイプなんですか?」
 ひとりの女生徒が口にした問に対して、キョウジは、一考もせずに話し始めた。
「まずは前提として、女性であることかな」
「それは当然じゃないですか、もう、先生ったら」
 女生徒たちが当たり前のように笑い声を立てていると、キョウジは神妙な表情で、取り囲んでいる女生徒たちを見回した。
「当然? ちっちっちっ」
 キョウジは人差し指を左右に振って舌を鳴らした。
「この世はね、まだまだ知らない現象に満ち溢れているのさ。同性愛者だからといって、当然ではないとはいえんよ」
「じゃあ、もしかして先生も?」
「いんや、おれはノーマルを指向する。なぜならば、男の身体は見飽きている。それに比べて女性の身体は神秘に満ち溢れている。君たちだってそうじゃないか? 女の身体は見飽きている。男の身体に興味が無いとはいえないんじゃあないかな?」
「先生、それって明らかなセクハラだよ」
 その生徒は笑いながら、キョウジの肩を優しく叩いた。キョウジの刺激的な発言を糾弾しているわけではなく、冗談をいったと思ったのである。他の生徒たちも、みんな好意的に笑っていた。
「セクシャルハラスメントか? おれが若かりし頃は、そんな横文字で言論を封殺するなんてことはなかったんだがな。時代は変わるもんだね」
 まだまだ若いキョウジは、そういった後でつけ加えた。
「と、どこかの誰かがのたまったそうな」
「ふふふ」
 女生徒たちは唱和するかのように笑い声を立てた。
「しかし考えてみな。日本にも古来『衆道しゅどう』といって、あ、これも道がつくな。ま、それはいいか。とにかく、だ。同性愛に関しては歴史が古いんだ。戦国時代の武将だって、男色のへきというか同性、この場合は男だが、寵愛するっていうことも、それが普通ではないとはされなかった。なぜか、今の価値観で測るからそうなる。その時代について考える際には、その時代にあった物差が必要なのではないだろうか? そうは思わないか? 現代の若人たちよ」
 キョウジは、真面目な表情で訴えかけるように、そう答えた。残念でもなかったが、女生徒たちの心には少しも響かなかったようであった。
 キョウジは、なにくれとなく、それほど遠くない場所に植わっている桜の木の下で、弁当を食べている間仲有佳里まなかあかりに目を向けた。
 良家のお嬢様が数多く通う櫻華学園高等科では、大企業の御令嬢など珍しくはなかった。ここが共学の公立校であれば、あるいは、腫れ物にさわるような扱いを受けていたかもしれなかった。無視シカトされるのはもちろん、陰湿ないじめにあっていたとしても、おかしくはない。
 仮に、と仮定して、有佳里は、その不本意な状態を耐え抜けるであろうか?
 キョウジは、その様を想像してみた。友達がひとりも存在せず、妬み、嫉み、僻みで陰口を叩かれて、あの少女は、心が折れないでいられるであろうか、と。
 有佳里は婚約者フィアンセである風間慶一かざまけいいちの弱みを手に入れたいと依頼してきた。その場にキョウジはいなかった。実働部隊であるキョウジは、夏目なつめナオトと冬木ふゆきシオリと同様、依頼の内容を聞く際には、クライアントとは一切の接触を断っていた。仕事に差し支えるおそれがあるからである。まっさらな状態で、相手の望みを調査し、判断し、忖度し、解決する。それが、喫茶探偵事務所『四季』の面倒くさい仕法である。その時の状況は、動画に撮影されていた。後になってその動画を見て、依頼を解決する方法を探るところから、仕事は始まるのである。
 第一印象は悪くはなかった。少々口数が少ないが、自分の立場を鼻にかけることもなく、強い意志を持って、本気で依頼してきたとキョウジには思えたのである。
「根は強い少女なのかもしれないね」
 そう考えると、独立独歩、陰口をかけられようと意に返さない強さを内に秘めていると見るべきか。依頼が依頼であるだけに、大手の探偵事務所を避けた。風間一族の息がかかっている恐れがあったためであろう。これは、カナタの見解である。喫茶探偵事務所『四季』の扉を開いたのは偶然かもしれないが、応対した四季よつきゲンイチロウに信頼感を抱いたのではないか。でなければ、微妙デリケートな依頼を口にすることさえ憚られるからである。
 ゲンイチロウには、何者をも包み込む大らかさがあったし、なにより、根は真面目で正直である。話している内に、次第に打ち解け、決心したのではないだろうか。この怪しげだが、一風変わった探偵事務所に任せよう、と。
 期待された以上、結果を出さなければならなかった。キョウジとナオトは、そのために、腐心しているのであった。
 キョウジは片膝を立てると、周囲の女生徒たちを見回した。
「悪いが少し自由を貰いたい。あの間仲有佳里と話がしたいんだ」
「有佳里と?」
「ああ、理由は話せないが、察してもらえると助かるのだがね」
 すると、ひとりの女子が、心配そうな表情をキョウジに向けた。
「最近の有佳里、少しおかしなところがあるの。普段もそうだけれど、話しかけても、なんか、ボーッとしてることがあるし。ふっと寂しそうな表情で、無理に笑ってみせるの」
「そうか、そいつは、模範的ではない教育実習生としては、見過ごすことは出来ないね。生徒の悩みを聞いてあげるのは当然のことだしね」
 キョウジはすっと立ち上がった。そして、輪を成す女生徒たちに向かって、大きく深くうなずいてみせた。
 有佳里は、近くで樹の枝を踏みしめる音を聞いて、顔を上げた。有佳里の視線が、キョウジの足元から次第に上へ上がっていき、身体を見て、顔を見上げた。有佳里はその顔に見覚えがあったようであったが、それよりも、自分よりも年長者であるキョウジを見て、座ったまま、軽く会釈した。
「間仲有佳里さんだね?」
「はい、そうです」
 有佳里は小首を傾げたままの状態で、肯定した。
「少し、話がしたいんだがね。いいかな?」
「はい、構いません」
 有佳里は背筋を伸ばした。
 キョウジは、有佳里の周りにいる女生徒たちを見回して、場所を移動することにした。他人に聞かれては困ることもあるかもしれないと思ったからである。
「歩きながらでもいいかい?」
「わかりました」
 有佳里は弁当箱を手にすると、「先に教室へ戻っていて」と、友達に伝えてから立ち上がった。
「先生、ですよね?」
 有佳里は、金髪のチャラい教育実習生が当校に来ているのを知っていた。キョウジを一目見て、その教育実習生であると推測するのも当然ともいえた。
「いや、実は正直に話せば、それは世を忍ぶ仮の姿にすぎないんだ」
 キョウジの口調は思わせぶりであった。しかし、すぐに地が出てしまうのであった。
「仮の姿のままで片がつけば良かったのかもしれないがね。仲間が『二、三日』と期限を区切ったもんだから時間がなくてね」
「探偵の方ですか?」
 キョウジはうなずいた。察しの良い少女だと感心した。
「なにかわかれば、直接、わたしに連絡があるという話でしたが、そうなのですか?」
 有佳里の質問に、キョウジは無言で首を横に振った。
「風間慶一については、仲間が調べている。おれは、君のことを調べさせてもらっている。それで、直接確認したいことがあってね」
「わかりました。どのようなことでしょう?」
「おれは『四季』の探偵で、春海キョウジという。この学校には、教育実習生と偽って潜り込んでいる。なんのためか。それは、君の言葉の表層的な面だけではなく、本心を知りたかったからだ」
「迂遠なことですね」
「ああ、そのとおり、まったくもって、まわりくどいとおれも思う。だが、こいつは、おっさん、いや、所長の方針なんでね。悲しいかな、部下としては従わざるをえんのだよ」
「それで、わたしの本心は読めましたか?」
 キョウジは、再び首を横に振った。
「いや、生徒に尋ねたとしても、わかることは限られている。それに、おれは読心術は会得していない。そんなものを使っては、人間関係が味気ないものになってしまう。というわけで、有益な情報はさっぱりでね。それで、こうして直接話をしたいと思ってね」
「わたしの本心を聞かせて欲しいということでしょうか? それは、お話したとおりです」
「つまり、風間慶一の弱みを掴んでおきたい、ということかい?」
「はい」
 有佳里は一考もせずに即答した。
「なぜなのか、尋ねたら、答えてもらえるのかな?」
 有佳里は、心持ち姿勢を正した。
「ご存知かもしれませんが、近いうちに、風間慶一とわたしは結婚します。それで、風間グループと間仲グループは合併することになるのです。その前に、風間慶一の弱みを、ぜひ掴んでおきたいのです」
「なんのために?」
「間仲の人間が淘汰されるのを防ぐためです」
 複合企業コングロマリット風間グループのコンビニエンス事業部は、業界で四番目の地位を占めている。そこで、風間源蔵は、今年十八歳になる間仲有佳里に目をつけた。業界三位の間仲グループを傘下におさめると、その規模は第二位を抜いて一位をうかがうほどになる。対等な業務提携とは謳っていたが、内実は吸収合併である。三年以上も前の話であるから、その頃は、有佳里はまだ十三歳で、その年内には十四歳になる頃である。
「大人の考えていることは、わたしには、まだ、わかりません。ただ、父にも、考えがあってのことだと察することはできます」
 間仲有佳里の父・茂明しげあきにとっては、有佳里を慶一にあてがうのは、慶一の父、風間源蔵を油断させるためでもあった。女婿に将来の風間一族の頭首を迎えることが出来るのである。茂明は旨味を見出していた。茂明とて大企業の社長である。食うか食われるかの社会の中で、生き残る術を身につけていた。
 茂明が、風間グループのコンビニエンス事業部の社長の席と風間グループの役員の席を要求すると、風間源蔵はそのふたつの願いを受け入れた。しかし、コンビニエンス事業部の社長の任期は三年とした。三年後には、風間慶一は大学を卒業して、晴れて風間グループの役員の席が約束されていた。それとともに、コンビニエンス事業部の社長職を引き継ぐことが決められていたのである。その理由としては、グループの若返りと活性化のため、及び、慶一に会社経営の経験をさせるためとされていた。その後、茂明には、風間グループの上級役員の席が与えられる。表面的には栄進である。しかし、なんら実力のない上級役員のひとりと考えられていた。その後、風間源蔵は、役員会議の席上で茂明の解任動議を提案する。茂明は上級役員の座を失うことになるのである。それは、すべてを失うことを意味していた。
 風間源蔵は冷徹な怪物であった。息子・慶一を餌にして、間仲グループという大魚を釣り上げようと考えたのである。自分の息子でさえ道具として扱うのである。間仲の人間には、風間一族に準じる待遇をなんら保証されてはいなかった。
「父がそのことを知ったのは、ごく最近のことでした」
 不安に思った茂明は、源蔵に問いただした。すると、源蔵は否定しなかった。
「父はいいました。『この婚約はなかったことにする』、と」
 しかし、すでに時期を失していた。もう提携に関する青写真は描かれており、動き出している。後は、ふたりの婚姻が成立すると同時に発行される。今ここで婚約を破棄すれば、間仲グループは信用を失い、ジリ貧である。そこで考えた。風間源蔵も、慶一と有佳里の婚約を破棄すれば信用を失うことになり、痛手を伴う。それならば、形だけの結婚とはいえ、風間一族を嗣ぐ慶一の妻の座は堅持する。その上で、有佳里を介して慶一を操り、風間グループ内で確固とした地位を築き、源蔵に復讐する。ここまでくると、もう理性ではなく感情の問題である。可能か不可能か、ではなく、絶対に成し遂げる目標、ないしは野望、あるいは妄想、もしくは情念から生じた目的である。
「わたしに課せられたのは、風間慶一を籠絡して、風間一族に報いを食らわせる、というものです。それが、父の無念を晴らすことになるのです」
 まだ十七歳の少女が、籠絡という言葉を淡々と語ったことに、キョウジはやり切れなさを感じた。報いを食らわせるにしても、他にやりようはないものか、と考えてみたが、妙案は浮かばなかった。「やれやれ」といった表情で顔を振ると、今一度確認した。
「そのために、慶一の弱みを掴みたい、というのかな?」
「はい」
 有佳里は断言した。
「君はそれで、幸せになれるのかい?」
 キョウジはそういってから、陳腐な台詞であると思い、自嘲するように笑いながら頭をかいた。
「なにもしないよりは、ましでしょう」
「そうかもしれんが」
 しばらくキョウジは、黙って俯いた有佳里を見つめていた。触れると壊れそうな繊細精緻なガラス細工のような有佳里の肩に手を置いた。かすかに震えが伝わってきた。怒りか悲しみか、そのどちらでもあるのかもしれない。そう考えると、一本筋の通った、強靭な獅子のようなハートの持ち主であるようにも思えたし、柔弱な仔羊のようなもろさも感じた。
 キョウジは深くうなずいた。
「君の想いは確かに受け取った。いいだろう。君の力になろう。僭越にして、微力だがね」
 キョウジにしては、珍しく謙遜したのであった。
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