115 / 1,319
東栄町の のき山学校 にお邪魔してきました!
しおりを挟む
愛知県の程よく山奥にある東栄町というところに、のきやま学校という施設があります。昔は東栄町立東部小学校として使われていたものの廃校となり、その後は地域の交流センターやイベントスペース、カフェも併設されて人気を呼んでいるということで。
それがいつも私が遊びに行く東栄温泉のすぐ近くだったのでちょいと行ってみました。思えば廃墟の怖い話、それも廃校ネタも含むホラー小説を書いていたのに肝心の廃校体験はあまりなく。まるっきり無いわけじゃないけど久しぶりでした。
豊橋市から県道69号線(フゥーッ)を延々と北上して新城市で国道151号線に合流しさらに北へ。
この辺りも新東名は出来るしバイパス通るしで随分変わったなあ。鳳来町が合併されたり、作手村も富山村も合併。変わらんようで変わるんだなー…と思ってたら佐久間道路も着々と。
この辺りで長年暮らしてた人とか動物とか妖怪とかお寺の仏さんとかビックリしてるんだろうなー。
東栄町に入って暫く走ると右へ。
橋を渡って国道473号線を佐久間方面に曲がってすぐ、の東栄温泉を通り越してさらに里山へ。
急な斜面を登っていくとそこに赤い屋根の校舎が見えてくる。それが
のきやま学校
正式名は「東栄町体験交流館 のき山学校」というところ。
特定非営利活動法人てほへ さんが運営・管理をしている「みんなの学校」だそうです。石窯ピザや和太鼓の体験学習も出来るらしい。
駐車場を出てすぐの渡り廊下に立派な石窯があった。コレで焼くのか…緑いっぱいの空気と地元の野菜や鶏肉(東栄町は養鶏が盛んで鶏肉は名物でもあるのだ)を使ったピザを焼く。素晴らしいじゃないか。要予約。
2階には上がれなかったけど1階の各教室や部屋は色々なスペースとして活用されています。活用って言葉がこんなにヤで薄ら寒い言葉になるとはねえ。本来はこうやって、活かして用いるって書くのにね。
働き方改革とか言ってるけどなに中平蔵だか知らねえけどアイツだってあと半年か何年後か知らねえけどボケちまって高級老人ホームでクソ漏らしてるか、さもなきゃ不倫か脱税だろ。
そんな世知辛いことも忘れてしまうほど、周囲はのんびりしていて。
ごくごく小雨が降る校庭に芝刈りのカートがブンブンいっている。
見学に訪れた老夫婦の少し不ぞろいな、ゆっくりした足音が木造校舎の床をコトコト歩いてくる。私は東栄町名物花祭をはじめ奥三河のお祭りに関する各種の資料が展示された部屋にいる。天井から下がった飾り、大きなパネル、鬼の絵、手筒花火。この山奥の里でずっとずっと昔から受け継がれてきた伝統のお祭り。
姿を形を変え、時代が変わり、人々も移り行くけれど。
文化として今も残る、というすさまじさ。
娯楽がなかった時代から娯楽であふれた時代になっても、お祭りは趣旨や価値といった表向きの理由を変えながら、だけどその根幹に宿るスピリットはそのままに生き残ってきた。たぶんきっと今の世の中にたまたま残ってたり発見されただけで、天保でも享保でもなんでもやってみたけどウケなかったり、今に至る前に廃れちゃったお祭りとかもあったと思うんだよ。
若い美人に腋毛を生やさせて初夏の薫風に乗せてそ~よそよ、なんてお祭りとか。
なんで残さなかったんだ!!!!!!!それを!!!!!!!!
一通り見て、写真も撮ったら併設のNPO法人てほへ(志多らファンクラブ)さんが営業するカフェ のっきぃ さんへ。
よもぎのチーズケーキと和紅茶(アイス)をいただきました。よもぎのチーズケーキ美味しかったよー!よもぎの風味が強すぎず物足りなくはない、くらいの絶妙さでね。ストレートで飲む冷たい和紅茶にもよく合う。
子供がキャーキャーはしゃいでて、クッキー食べたーい!みかんジャムはイヤー!とまあ縦横無尽。よく考えたらほんの数年前まではそういう場所だったんだよな。子供のための場所で今も子供がやってきて、こうして楽しく過ごせる場所があるってのはいいもんだ。あれだけ元気なお子さんが3人もいるとご両親は大変だろうけど。
まああと何年たてば安心して子供育てて暮らしてける世の中が来るのか、それともこのままじり貧の地獄になるのか知らねえけど、日本人なんて国土の何割もいなくなっちゃってさ。ジャパン州になるのか日本省になるのか大日本共和国になるのか、政治とか法律とかガワが変わったってきっと人間が暮らしてく根本は変わらねえし、そこを縛ったり捻じ曲げようったってきっと無理だろ。
だったらまあやっぱり、例えばこうして元あった施設を使って地元の人や移住してきた人が新しいことを始めて、それで生きてくとか。そういうことした方がいいのかもな。そういう人生も全然アリよな、カッコ良いぜ、と思ったなあ。自分にはそんな裁量はないもんで…。
んでのき山学校を後にして今度は四谷の千枚田へ。
国道473号線を逆側に進んで東栄町役場の前を通り過ぎて月へ。
月、という地名なのだ。
何でもいいが東栄町は電車の駅と町役場が結構離れてるなあ。豊橋駅だって豊橋市役所とは離れてるけど、これだけ山に囲まれてると猶更そんな感じがする。
そこから県道32号線に乗って仏坂トンネルを抜けると、その下の斜面に段々になった田んぼが。千枚田、棚田、なんて言われていて今も日本各地に見られるそうな。
駐車場に車を停めて通路を歩いて見学することが出来る。
斜面に沿って段々になっているので、目の高さに田んぼがある。これはとても新鮮だ。カエルになった気分で田んぼをのぞき込むと、オタマジャクシが沢山いた。
この頃には雨もだんだん上がってきて、ドーっと流れる水の音と、まばらな観光客の話し声や足音だけがのんきに響いていた。良い時期に行ったなあ。
ゼンリンの仕事してた時にこの辺りを色々歩きまわったこともあるので、懐かしい場所も通ったりで有意義な日曜日でした。
仕事をやめると決めたらだいぶ楽になったというか、もう仕事なんかどうせ終わりが見えてるんだから、と前みたくアチコチ出向く気力が戻ってきた気がします。
またエッセイのネタも拾いに、色々お出かけしようと思いまーす。
腋毛そ~よそよ祭りはどこでやってるんだ!?
それがいつも私が遊びに行く東栄温泉のすぐ近くだったのでちょいと行ってみました。思えば廃墟の怖い話、それも廃校ネタも含むホラー小説を書いていたのに肝心の廃校体験はあまりなく。まるっきり無いわけじゃないけど久しぶりでした。
豊橋市から県道69号線(フゥーッ)を延々と北上して新城市で国道151号線に合流しさらに北へ。
この辺りも新東名は出来るしバイパス通るしで随分変わったなあ。鳳来町が合併されたり、作手村も富山村も合併。変わらんようで変わるんだなー…と思ってたら佐久間道路も着々と。
この辺りで長年暮らしてた人とか動物とか妖怪とかお寺の仏さんとかビックリしてるんだろうなー。
東栄町に入って暫く走ると右へ。
橋を渡って国道473号線を佐久間方面に曲がってすぐ、の東栄温泉を通り越してさらに里山へ。
急な斜面を登っていくとそこに赤い屋根の校舎が見えてくる。それが
のきやま学校
正式名は「東栄町体験交流館 のき山学校」というところ。
特定非営利活動法人てほへ さんが運営・管理をしている「みんなの学校」だそうです。石窯ピザや和太鼓の体験学習も出来るらしい。
駐車場を出てすぐの渡り廊下に立派な石窯があった。コレで焼くのか…緑いっぱいの空気と地元の野菜や鶏肉(東栄町は養鶏が盛んで鶏肉は名物でもあるのだ)を使ったピザを焼く。素晴らしいじゃないか。要予約。
2階には上がれなかったけど1階の各教室や部屋は色々なスペースとして活用されています。活用って言葉がこんなにヤで薄ら寒い言葉になるとはねえ。本来はこうやって、活かして用いるって書くのにね。
働き方改革とか言ってるけどなに中平蔵だか知らねえけどアイツだってあと半年か何年後か知らねえけどボケちまって高級老人ホームでクソ漏らしてるか、さもなきゃ不倫か脱税だろ。
そんな世知辛いことも忘れてしまうほど、周囲はのんびりしていて。
ごくごく小雨が降る校庭に芝刈りのカートがブンブンいっている。
見学に訪れた老夫婦の少し不ぞろいな、ゆっくりした足音が木造校舎の床をコトコト歩いてくる。私は東栄町名物花祭をはじめ奥三河のお祭りに関する各種の資料が展示された部屋にいる。天井から下がった飾り、大きなパネル、鬼の絵、手筒花火。この山奥の里でずっとずっと昔から受け継がれてきた伝統のお祭り。
姿を形を変え、時代が変わり、人々も移り行くけれど。
文化として今も残る、というすさまじさ。
娯楽がなかった時代から娯楽であふれた時代になっても、お祭りは趣旨や価値といった表向きの理由を変えながら、だけどその根幹に宿るスピリットはそのままに生き残ってきた。たぶんきっと今の世の中にたまたま残ってたり発見されただけで、天保でも享保でもなんでもやってみたけどウケなかったり、今に至る前に廃れちゃったお祭りとかもあったと思うんだよ。
若い美人に腋毛を生やさせて初夏の薫風に乗せてそ~よそよ、なんてお祭りとか。
なんで残さなかったんだ!!!!!!!それを!!!!!!!!
一通り見て、写真も撮ったら併設のNPO法人てほへ(志多らファンクラブ)さんが営業するカフェ のっきぃ さんへ。
よもぎのチーズケーキと和紅茶(アイス)をいただきました。よもぎのチーズケーキ美味しかったよー!よもぎの風味が強すぎず物足りなくはない、くらいの絶妙さでね。ストレートで飲む冷たい和紅茶にもよく合う。
子供がキャーキャーはしゃいでて、クッキー食べたーい!みかんジャムはイヤー!とまあ縦横無尽。よく考えたらほんの数年前まではそういう場所だったんだよな。子供のための場所で今も子供がやってきて、こうして楽しく過ごせる場所があるってのはいいもんだ。あれだけ元気なお子さんが3人もいるとご両親は大変だろうけど。
まああと何年たてば安心して子供育てて暮らしてける世の中が来るのか、それともこのままじり貧の地獄になるのか知らねえけど、日本人なんて国土の何割もいなくなっちゃってさ。ジャパン州になるのか日本省になるのか大日本共和国になるのか、政治とか法律とかガワが変わったってきっと人間が暮らしてく根本は変わらねえし、そこを縛ったり捻じ曲げようったってきっと無理だろ。
だったらまあやっぱり、例えばこうして元あった施設を使って地元の人や移住してきた人が新しいことを始めて、それで生きてくとか。そういうことした方がいいのかもな。そういう人生も全然アリよな、カッコ良いぜ、と思ったなあ。自分にはそんな裁量はないもんで…。
んでのき山学校を後にして今度は四谷の千枚田へ。
国道473号線を逆側に進んで東栄町役場の前を通り過ぎて月へ。
月、という地名なのだ。
何でもいいが東栄町は電車の駅と町役場が結構離れてるなあ。豊橋駅だって豊橋市役所とは離れてるけど、これだけ山に囲まれてると猶更そんな感じがする。
そこから県道32号線に乗って仏坂トンネルを抜けると、その下の斜面に段々になった田んぼが。千枚田、棚田、なんて言われていて今も日本各地に見られるそうな。
駐車場に車を停めて通路を歩いて見学することが出来る。
斜面に沿って段々になっているので、目の高さに田んぼがある。これはとても新鮮だ。カエルになった気分で田んぼをのぞき込むと、オタマジャクシが沢山いた。
この頃には雨もだんだん上がってきて、ドーっと流れる水の音と、まばらな観光客の話し声や足音だけがのんきに響いていた。良い時期に行ったなあ。
ゼンリンの仕事してた時にこの辺りを色々歩きまわったこともあるので、懐かしい場所も通ったりで有意義な日曜日でした。
仕事をやめると決めたらだいぶ楽になったというか、もう仕事なんかどうせ終わりが見えてるんだから、と前みたくアチコチ出向く気力が戻ってきた気がします。
またエッセイのネタも拾いに、色々お出かけしようと思いまーす。
腋毛そ~よそよ祭りはどこでやってるんだ!?
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる