117 / 1,319
第122回。ウルトラマンのフィギュアを集めてた。
しおりを挟む
掲載日2017年 06月05日 19時39分
私はウルトラマンが好きだ。怪獣映画とか特撮とか色々あるけど、結局は昭和のウルトラシリーズに帰結してくるので、そこが一番落ち着くらしい。
私が小さかった頃は円谷も石森プロも下火で、あまり目立った作品は無かったと思う。仮面ライダーブラックRXをギリギリ見てたかなあ…幼稚園ぐらいで。
ウルトラマンはその頃何をやっても当たらなかったと思う。グレートとか、平成セブンとか面白かったけどねえ…夢よもう一度とは成らなかったんじゃないかな。
で、鉄道から特撮ときて格闘技とプロレスに流れた私。
プロレスラーにも特撮ファンが多いと聞いて(スペル・デルフィンさんの自伝「きっとデルフィンが好きになる」を読んで、そのコレクションは垂涎ものだった)なんだか安心したのはなんでなんだろう。
ともかく、格闘技好きと特撮マニアを同時進行した人は結構多いみたいで、やっぱり変身願望とか強さへのあこがれみたいなのが漠然とあったんだろうなー。
ちなみにメキシコにはそのまんまウルトラマンってプロレスラー(ルチャドール)が居て、来日してタイガーマスクと実際に対決したこともある。こんなの今やったら権利とか色々うるさいんだろうなあ。面白そうだけど。
でね。
特撮は見たり調べたりするだけじゃなく、ジオラマや食玩を集めるようにもなりまして。ガシャポンからコンビニのラムネのオマケ、もっとでっかい再現フィギュアなんかも沢山買い込んだ。ソフビも沢山あった。
その時に発売されてたものが全部揃わなかったり、後で欲しいものが見つかる時に重宝したのが中古ショップだ。ネットオークションがそんなに広まってなくて、あと借金があったんでクレジットカード作れなかった(今は完済して出光クレジット持ってるからね!念のため。えっへん。…エバれないか。)のとで、専らお店で買うことが多かった。
そうなると世の中の栄枯盛衰は恐ろしいもので、ウルトラマンも仮面ライダーもゴジラも、ぶわーっと出るとすぐに萎んでいく。
世の中はいつも変っているから、頑固者だけが悲しい思いをする。
なんて歌があったけど、まさしくそれで。
結局のところいつまでも欲しくて追いかけているとどんどん無くなっちゃって、代わりに欲しくもないようなものが店頭にズラっと並んでるのを見て寂しくなったりもする。
ワンピースのフィギュアがやたら出る前なんか、なんか知らないけど不良のフィギュアが山積みで。名前が書いてあっても誰だか知らないし、あの疎外感というか、自分の知らないところで流行って、そのまま廃れてった作品を中古屋の店先で知るって変な感じだったな。
結局、部屋の中に200体ぐらい、あとデカいジオラマセットが未開封で10個ぐらいあった。バラージの青い石とか、キングジョーの超合金とか、ウルトラマンレオのデカいのとか。
一番のお気に入りは、横浜の人形の館だったかで買ったグランドキングのソフビ。
これはウルトラマン物語に出てきた、銀河系最悪の化身・魔王ジュダが召喚した怪獣の魂、悪の心が結集して生まれた最強の怪獣なのだ。ウルトラ5兄弟を散々苦しめ抜き、最後はタロウに兄弟全員のパワーを集めて放ったコスモミラクル光線で倒されたものの幼少期のキッドさんに強く刻まれたのである。このソフビを、偶然デート中に見つけた(当時付き合ってた彼女がドールが好きで訪れた人形の館に陳列してあった。おそらく一点もの。)ことが運命だったのだ。
その彼女とは半年後に別れたっきりだけど、グランドキング様は今も我が家に鎮座している。大半を処分してしまった(バンドやってた時に無職になっちゃって、スタジオ代を捻出するのにね…まあ…)ので、貴重なコレクションの生き残りだ。
結構レアなフィギュアとか、食玩のシークレットとかも当てたんだぜ?
でも、そういうのを真っ先に処分しちゃうと後で結構楽になる。
寂しいけどね。
今でも見かけると買いたくなるけど、もう集めて維持しておく気力と興味が無いので、たまにグランドキング様のハサミに溜まったホコリを綺麗に拭いてあげるのが今のせいぜいだ。
これでいいのかもしれない。
私はウルトラマンが好きだ。怪獣映画とか特撮とか色々あるけど、結局は昭和のウルトラシリーズに帰結してくるので、そこが一番落ち着くらしい。
私が小さかった頃は円谷も石森プロも下火で、あまり目立った作品は無かったと思う。仮面ライダーブラックRXをギリギリ見てたかなあ…幼稚園ぐらいで。
ウルトラマンはその頃何をやっても当たらなかったと思う。グレートとか、平成セブンとか面白かったけどねえ…夢よもう一度とは成らなかったんじゃないかな。
で、鉄道から特撮ときて格闘技とプロレスに流れた私。
プロレスラーにも特撮ファンが多いと聞いて(スペル・デルフィンさんの自伝「きっとデルフィンが好きになる」を読んで、そのコレクションは垂涎ものだった)なんだか安心したのはなんでなんだろう。
ともかく、格闘技好きと特撮マニアを同時進行した人は結構多いみたいで、やっぱり変身願望とか強さへのあこがれみたいなのが漠然とあったんだろうなー。
ちなみにメキシコにはそのまんまウルトラマンってプロレスラー(ルチャドール)が居て、来日してタイガーマスクと実際に対決したこともある。こんなの今やったら権利とか色々うるさいんだろうなあ。面白そうだけど。
でね。
特撮は見たり調べたりするだけじゃなく、ジオラマや食玩を集めるようにもなりまして。ガシャポンからコンビニのラムネのオマケ、もっとでっかい再現フィギュアなんかも沢山買い込んだ。ソフビも沢山あった。
その時に発売されてたものが全部揃わなかったり、後で欲しいものが見つかる時に重宝したのが中古ショップだ。ネットオークションがそんなに広まってなくて、あと借金があったんでクレジットカード作れなかった(今は完済して出光クレジット持ってるからね!念のため。えっへん。…エバれないか。)のとで、専らお店で買うことが多かった。
そうなると世の中の栄枯盛衰は恐ろしいもので、ウルトラマンも仮面ライダーもゴジラも、ぶわーっと出るとすぐに萎んでいく。
世の中はいつも変っているから、頑固者だけが悲しい思いをする。
なんて歌があったけど、まさしくそれで。
結局のところいつまでも欲しくて追いかけているとどんどん無くなっちゃって、代わりに欲しくもないようなものが店頭にズラっと並んでるのを見て寂しくなったりもする。
ワンピースのフィギュアがやたら出る前なんか、なんか知らないけど不良のフィギュアが山積みで。名前が書いてあっても誰だか知らないし、あの疎外感というか、自分の知らないところで流行って、そのまま廃れてった作品を中古屋の店先で知るって変な感じだったな。
結局、部屋の中に200体ぐらい、あとデカいジオラマセットが未開封で10個ぐらいあった。バラージの青い石とか、キングジョーの超合金とか、ウルトラマンレオのデカいのとか。
一番のお気に入りは、横浜の人形の館だったかで買ったグランドキングのソフビ。
これはウルトラマン物語に出てきた、銀河系最悪の化身・魔王ジュダが召喚した怪獣の魂、悪の心が結集して生まれた最強の怪獣なのだ。ウルトラ5兄弟を散々苦しめ抜き、最後はタロウに兄弟全員のパワーを集めて放ったコスモミラクル光線で倒されたものの幼少期のキッドさんに強く刻まれたのである。このソフビを、偶然デート中に見つけた(当時付き合ってた彼女がドールが好きで訪れた人形の館に陳列してあった。おそらく一点もの。)ことが運命だったのだ。
その彼女とは半年後に別れたっきりだけど、グランドキング様は今も我が家に鎮座している。大半を処分してしまった(バンドやってた時に無職になっちゃって、スタジオ代を捻出するのにね…まあ…)ので、貴重なコレクションの生き残りだ。
結構レアなフィギュアとか、食玩のシークレットとかも当てたんだぜ?
でも、そういうのを真っ先に処分しちゃうと後で結構楽になる。
寂しいけどね。
今でも見かけると買いたくなるけど、もう集めて維持しておく気力と興味が無いので、たまにグランドキング様のハサミに溜まったホコリを綺麗に拭いてあげるのが今のせいぜいだ。
これでいいのかもしれない。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる