143 / 1,319
第155回。エロ本の話しようか
しおりを挟む
掲載日2017年 07月09日 01時00分
みんな何歳ぐらいでエロ本読んだ?
家にあった?
落ちてた?
兄弟や親戚の兄ちゃんが持ってた?
私が子供の頃だから25年とか20年ぐらい前まではコンビニに売ってる本の数も今よりずっと多かったし、下手するとAVも売ってたんよ。小さめのビデオラックがあってね。
買ってる人はあまり見かけなかったけど…そのコンビニってのがココストアで、元は酒屋さんのコンビニなんだよね。で酒屋さんって本も売ってるお店多いし、その名残なのかなって。
私自身のエロ本の記憶は…小学校の裏庭に、デラべっぴんが捨てられてたのがかなり古い記憶だな。
母がヤングマガジンを読んでいたので、バレーボーイズとか稲中とかブラックブレインとか、裸の出てくるマンガは割と身近にあったなあ。
…今思えば小学校低学年でブラックブレインなんか読んだら曲がるよなあ色々と。
サガノ・ヘルマー先生ありがとう。
肛門亭そよ風さんもリツイートしてたけど週刊プレイボーイも読んでた。あれは水着グラビアだけじゃなくてヌードもあった。あとビデオの通販広告とか。
あの時、校舎の裏庭に落ちてたデラべっぴん。誰が投げ捨てたんだか若干湿気を吸った後で乾いたのでパリパリしていた。拾ったエロ本って今考えりゃ汚いし誰がどう持って読んでたかもわからないのに…あの頃は宝物だったよなあ。またさ、私の小学校の同級生はヤな奴も多かったから、大勢でいる時に
わー!すげえ!!
とか出来なかったんだよ。それはみんなそうだったかもしれないけど、それ以外の部分でも性格に多分に難のある私と、それと同じくらいの難癖ボーイズがこっちは群れているわけで。多勢に無勢、コッソリ楽しむしかなかった。
あとは何かなア…あそうだ、母親の知人のお家に遊びに行ったとき。
その家には書斎なんて洒落たものがあって、その中でマンガのサザエさんだとか鉄腕アトムがあったんで続きを探してたんだ。したらあったよ、官能小説。
猿田って国際スパイのキザ男が主人公で、各国の女性を虜にしていくっていう。
女性の陰毛で顔をこすられてタワシ洗いよぉー!なんて、今考えたら何が何だか。
巻末には著者近影があって、それが思いっきり白髪にメガネの文学おじさん!って感じの写真でね。
人は見かけによらないってのと、お前ソコは顔を出すなよ、と。
もう次に読むときに真面目な顔で
猿田の男のリキッドを恥丘に勢いよく…
なんて文章を書いてるあのオッサンが浮かんじゃうだろうよ!!
エロ本にまつわる記憶で言うと、墓場とか緑地公園の片隅ってエッグいの落ちてたよね。あるあるなのかな、私が見かけたものだけ?
なんかすごいSMのとか、エロ劇画とか。河原に落ちてたりしてさ、苦労して回収して持って帰ってきて開いたらもう半分ぐらい土になってたり。
どんな小学生だ。
緑地公園の片隅にエロ本小屋があって、そこは浮浪者が住み着いてどっかから拾ってきたエロ本がやたら積まれていた。ただまあ長い事放置してあったから、やっぱりほとんどがぐちゃぐちゃになってしまってて、巨大な白い(アレ本の紙を食べてたからかな…)ナメクジがウジャウジャ居たりしたな。
その後数年して、輝(テル)さんが我が家にやってくるときに大量のエロ本を処分しなくてはならず。私がずいぶん引き取った。善意で。新しい家族だもの。ねえ。困ってるんだし、置き場に。私の部屋に置いてもイイよ、と。
コレがまあー過激で。大いに助かっ…いやなんでもない。
私が中学生の頃は自販機がそこいらじゅうに置いてあって、それもわりと大っぴらに。今はトタンで囲ってあったりするけど、ホントに街中の通りの歩道に忽然と置いてあったんだ。ウチからチャリで5分ぐらいのところに。
そりゃあ買いに行くさ。1冊安くて千円、高いと2千円とかしたなあ。
あと、もう少し遠くにコインランドリーの跡地に自販機が2つとコンドームの自販機が1つある場所があった。そこも行った。
中学生だから夜中は出れない(いやまず買うなよ)から、朝早くに自転車で行くんだ。そうすると人通りは少ないし、朝は涼しくて快適だし。
で5時前くらいにエロ本買って、手提げ袋とか、冬はジャージの中に入れてチャリ漕いで帰る。
途中の公園で暴走族の帰りの矢野君(怪獣並みに喧嘩が強い)がタバコふかしてたりして。見つかった時にしまった!と思うじゃん。懐にエロ本入ってるし。
でも矢野君は朝からジャージで自転車乗ってる私を見て、その後周囲に向かって
「佐野君ってすげえんだぜ! 朝5時からチャリで筋トレしてるんだもん!!」
って吹聴してくれた。ごめんよ矢野君、あの時、私、エロ本買いに行ってたんだ。
家に着くころには6時前なので、近所のおじさんおばさんも起き出してくる時間だ。ゴミ捨てとかお店の前を掃除したりとか。そうするとまた
「佐野さんとこの子はえらいねえ、やっぱり柔道やってるからトレーニングしてるのね。がんばってるのね」
と…もう引っ越しちゃった隣のおばさんもごめんなさい。
自販機は、ある日突然に免許証を入れて認証されないと買えなくなった。
私が中3くらいの時には、だんだんとそういう自販機になってた。
どうやって輝さんの免許証を拝借するか真剣に悩んだ(笑)
けど、白状するとその頃にはすでに通販もしてたので…まあさしたる影響は無かった。お店で買うことは滅多になかったし、あとはレンタルビデオでアダルトコーナーじゃなく普通にエロティック映画コーナーに置いてあるのを借りてたりした。
ティント・ブラスとかその頃に知って、散々見た。背徳令嬢に出てくるモイラっておばさんが美人でね。おかっぱのウィッグしてて腋毛ボーボーなの。あとソバカスもあった。あんないいオバサンキャラは中々いない。
そんなわけでエロ本からは少しずつ遠ざかって行った。
高校生になると行きつけの古本屋が出来て、そこで売ったり買ったりしてたな。ゲームも漫画も色々あって、いいお店だった。
あとは通販で買った本(輸入物だったのですげえ高かった)を一人に貸したら巡り巡って、半年ぐらいしたら例の怪獣番長・矢野君の手元にあったことが判明した。
矢野君に返却を求めると
「ああ、アレ佐野君だったんだ!どーりで」
と何故か妙に納得されたっけな。一体私をナンだと思っていたんだろう。
ちなみに通販で2冊買ったんだけど、矢野君に渡らなかった方のはある夜突然電話がかかってきて、それまで全然仲良くも何でもなかった野球部のハギモトで
「あ、ああ、あのさ、さ、佐野君エロ本もう一冊あるんだよね? あ、あの、そ、それ貸してくれない?」
ときた。で貸してやったら案の定返ってこなかった。
チビのハギモトの話では親に見つかったとのことだったが、あの仲良しのカワサキ君以外は性悪バカの粒ぞろいこと野球部員どものこと、私のものと知ってか知らずかハギモトからブン取りやがったのかもしれない。
まあ、こっちも後ろめたいんで大っぴらに怒れなかったのが痛いところ。
もう一つオマケに申し上げると、矢野君の方はアッサリ返してくれたんだけど、ところどころのページがくっしゃくしゃになってて。それは、まあ、まともに色々見える所が主にくしゃってたので、そのページで
かーいわれマキマキー
ねーぎとろマキマキー
巻ーいて巻いて、手ー巻き寿司ぃー♪
しやがった奴が居たのかもしれないな。
夜のノリダーカーニバル!アーンド、フェスティバルッ!
しやがったのは何処のどいつだ!!!!!!!
みんな何歳ぐらいでエロ本読んだ?
家にあった?
落ちてた?
兄弟や親戚の兄ちゃんが持ってた?
私が子供の頃だから25年とか20年ぐらい前まではコンビニに売ってる本の数も今よりずっと多かったし、下手するとAVも売ってたんよ。小さめのビデオラックがあってね。
買ってる人はあまり見かけなかったけど…そのコンビニってのがココストアで、元は酒屋さんのコンビニなんだよね。で酒屋さんって本も売ってるお店多いし、その名残なのかなって。
私自身のエロ本の記憶は…小学校の裏庭に、デラべっぴんが捨てられてたのがかなり古い記憶だな。
母がヤングマガジンを読んでいたので、バレーボーイズとか稲中とかブラックブレインとか、裸の出てくるマンガは割と身近にあったなあ。
…今思えば小学校低学年でブラックブレインなんか読んだら曲がるよなあ色々と。
サガノ・ヘルマー先生ありがとう。
肛門亭そよ風さんもリツイートしてたけど週刊プレイボーイも読んでた。あれは水着グラビアだけじゃなくてヌードもあった。あとビデオの通販広告とか。
あの時、校舎の裏庭に落ちてたデラべっぴん。誰が投げ捨てたんだか若干湿気を吸った後で乾いたのでパリパリしていた。拾ったエロ本って今考えりゃ汚いし誰がどう持って読んでたかもわからないのに…あの頃は宝物だったよなあ。またさ、私の小学校の同級生はヤな奴も多かったから、大勢でいる時に
わー!すげえ!!
とか出来なかったんだよ。それはみんなそうだったかもしれないけど、それ以外の部分でも性格に多分に難のある私と、それと同じくらいの難癖ボーイズがこっちは群れているわけで。多勢に無勢、コッソリ楽しむしかなかった。
あとは何かなア…あそうだ、母親の知人のお家に遊びに行ったとき。
その家には書斎なんて洒落たものがあって、その中でマンガのサザエさんだとか鉄腕アトムがあったんで続きを探してたんだ。したらあったよ、官能小説。
猿田って国際スパイのキザ男が主人公で、各国の女性を虜にしていくっていう。
女性の陰毛で顔をこすられてタワシ洗いよぉー!なんて、今考えたら何が何だか。
巻末には著者近影があって、それが思いっきり白髪にメガネの文学おじさん!って感じの写真でね。
人は見かけによらないってのと、お前ソコは顔を出すなよ、と。
もう次に読むときに真面目な顔で
猿田の男のリキッドを恥丘に勢いよく…
なんて文章を書いてるあのオッサンが浮かんじゃうだろうよ!!
エロ本にまつわる記憶で言うと、墓場とか緑地公園の片隅ってエッグいの落ちてたよね。あるあるなのかな、私が見かけたものだけ?
なんかすごいSMのとか、エロ劇画とか。河原に落ちてたりしてさ、苦労して回収して持って帰ってきて開いたらもう半分ぐらい土になってたり。
どんな小学生だ。
緑地公園の片隅にエロ本小屋があって、そこは浮浪者が住み着いてどっかから拾ってきたエロ本がやたら積まれていた。ただまあ長い事放置してあったから、やっぱりほとんどがぐちゃぐちゃになってしまってて、巨大な白い(アレ本の紙を食べてたからかな…)ナメクジがウジャウジャ居たりしたな。
その後数年して、輝(テル)さんが我が家にやってくるときに大量のエロ本を処分しなくてはならず。私がずいぶん引き取った。善意で。新しい家族だもの。ねえ。困ってるんだし、置き場に。私の部屋に置いてもイイよ、と。
コレがまあー過激で。大いに助かっ…いやなんでもない。
私が中学生の頃は自販機がそこいらじゅうに置いてあって、それもわりと大っぴらに。今はトタンで囲ってあったりするけど、ホントに街中の通りの歩道に忽然と置いてあったんだ。ウチからチャリで5分ぐらいのところに。
そりゃあ買いに行くさ。1冊安くて千円、高いと2千円とかしたなあ。
あと、もう少し遠くにコインランドリーの跡地に自販機が2つとコンドームの自販機が1つある場所があった。そこも行った。
中学生だから夜中は出れない(いやまず買うなよ)から、朝早くに自転車で行くんだ。そうすると人通りは少ないし、朝は涼しくて快適だし。
で5時前くらいにエロ本買って、手提げ袋とか、冬はジャージの中に入れてチャリ漕いで帰る。
途中の公園で暴走族の帰りの矢野君(怪獣並みに喧嘩が強い)がタバコふかしてたりして。見つかった時にしまった!と思うじゃん。懐にエロ本入ってるし。
でも矢野君は朝からジャージで自転車乗ってる私を見て、その後周囲に向かって
「佐野君ってすげえんだぜ! 朝5時からチャリで筋トレしてるんだもん!!」
って吹聴してくれた。ごめんよ矢野君、あの時、私、エロ本買いに行ってたんだ。
家に着くころには6時前なので、近所のおじさんおばさんも起き出してくる時間だ。ゴミ捨てとかお店の前を掃除したりとか。そうするとまた
「佐野さんとこの子はえらいねえ、やっぱり柔道やってるからトレーニングしてるのね。がんばってるのね」
と…もう引っ越しちゃった隣のおばさんもごめんなさい。
自販機は、ある日突然に免許証を入れて認証されないと買えなくなった。
私が中3くらいの時には、だんだんとそういう自販機になってた。
どうやって輝さんの免許証を拝借するか真剣に悩んだ(笑)
けど、白状するとその頃にはすでに通販もしてたので…まあさしたる影響は無かった。お店で買うことは滅多になかったし、あとはレンタルビデオでアダルトコーナーじゃなく普通にエロティック映画コーナーに置いてあるのを借りてたりした。
ティント・ブラスとかその頃に知って、散々見た。背徳令嬢に出てくるモイラっておばさんが美人でね。おかっぱのウィッグしてて腋毛ボーボーなの。あとソバカスもあった。あんないいオバサンキャラは中々いない。
そんなわけでエロ本からは少しずつ遠ざかって行った。
高校生になると行きつけの古本屋が出来て、そこで売ったり買ったりしてたな。ゲームも漫画も色々あって、いいお店だった。
あとは通販で買った本(輸入物だったのですげえ高かった)を一人に貸したら巡り巡って、半年ぐらいしたら例の怪獣番長・矢野君の手元にあったことが判明した。
矢野君に返却を求めると
「ああ、アレ佐野君だったんだ!どーりで」
と何故か妙に納得されたっけな。一体私をナンだと思っていたんだろう。
ちなみに通販で2冊買ったんだけど、矢野君に渡らなかった方のはある夜突然電話がかかってきて、それまで全然仲良くも何でもなかった野球部のハギモトで
「あ、ああ、あのさ、さ、佐野君エロ本もう一冊あるんだよね? あ、あの、そ、それ貸してくれない?」
ときた。で貸してやったら案の定返ってこなかった。
チビのハギモトの話では親に見つかったとのことだったが、あの仲良しのカワサキ君以外は性悪バカの粒ぞろいこと野球部員どものこと、私のものと知ってか知らずかハギモトからブン取りやがったのかもしれない。
まあ、こっちも後ろめたいんで大っぴらに怒れなかったのが痛いところ。
もう一つオマケに申し上げると、矢野君の方はアッサリ返してくれたんだけど、ところどころのページがくっしゃくしゃになってて。それは、まあ、まともに色々見える所が主にくしゃってたので、そのページで
かーいわれマキマキー
ねーぎとろマキマキー
巻ーいて巻いて、手ー巻き寿司ぃー♪
しやがった奴が居たのかもしれないな。
夜のノリダーカーニバル!アーンド、フェスティバルッ!
しやがったのは何処のどいつだ!!!!!!!
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる