不定期エッセイ キッドさんといっしょ。

ダイナマイト・キッド

文字の大きさ
227 / 1,319

第228回。いいハゲになろう

しおりを挟む
掲載日2017年 09月20日 01時00分

今日(9月14日)、髪の毛を切ってきたんだけどね。
やっぱり段々と加齢とともに髪の毛が細くなってきて。抜けてく分もあわせて頭のてっぺんが少し寂しく感じられて。髪の毛が細くて量が減ると、汗をかいたときにダラダラ垂れてくるんだよね。お山が地滑りする理屈と同じだ。

もう長い付き合いの美容師さん(九州出身・おとがいがツンとしてて明るい美人さん)が言うには、まだヤバイくらいキてるわけじゃないから大丈夫、とのことだけど…。

私は潔く諦めた。
もちろん今すぐツルッパゲにするつもりもないけど、こう、なんというか
カッコよくハゲたい
と思うようになった。

ハゲのカッコいい人っていっぱいいるじゃん。
ストーンコールド・スティーブ・オースチンとか。
バーン・ガニアとか。
スティーブ・ライトとか。
ハードボイルド・ハガティとか。
プロレスラーばっかりじゃねえか。
そう、ハゲ頭のプロレスラーはロン毛のレスラーと同じくらいかっこいいのだ。
私は多分、脳みそが80年代終盤で止まってる(というか製造年月日がそれぐらいの時期だから普遍的価値観として派手々々ロン毛男が好きらしい)ので、ちょっと前までは髪の毛は伸ばしたかったしハゲたくもなかった。
もしかしたらハゲから逃れられないことによる精神的な逃避だったり迎合だったりするのかもしれないが、ハゲも悪くないなと。

ただ!見苦しくなくハゲようと思う。
ハゲ散らかしてて周囲に気を遣われたり、自分ではわかってるのに悪あがきをするような真似はしたくない。するなとは言わないが自分はしない。
ハゲたプロレスラーがカッコイイのは鍛えてて、筋肉モリモリでもあるからだと思う。スティーブ・オースチンなんかホントにカッコ良かったもんな!
ああいう、ハゲてても迫力があって鍛えた体があればきっとカッコいいんだなと。またしてもキッドさんには刷り込まれてしまったのである。

まあ元々筋トレは申し訳程度にやっているんだけど、コツコツ続けようと思う。
そうしているうちにハゲたり衰えたりしてくるので、そういう時に、今のうちに色々と積み込んでおかないとスッカスカのオッサンになっちゃいそうで。それが怖くて、ハゲたりしないようにビビってたんだと思う。要するに目に見えるところに衰えが現れるのが怖いんだな。しかし、体を鍛え心を落ち着けることで、ある意味いちばんの「表面」であるところの頭髪、アタマの状態に左右されなくなった、と。アタマの中身は既にどうしようもないスッカスカのうえにビー玉サイズの脳みそでも頑張って生きているので、そこはご勘弁願いたい。
馬鹿で下品で騒々しいオッサンになって、最終的には近所のガキを集めてホラ話をする迷惑以上有害未満のジジイになっていきたい。老後の楽しみが増えた。髪の毛は減ってるけど。
しおりを挟む
感想 16

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

ちょっと大人な物語はこちらです

神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な短編物語集です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

とある男の包〇治療体験記

moz34
エッセイ・ノンフィクション
手術の体験記

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

処理中です...