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第286回。和製ジョン・カザール
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みんな、ジョン・カザールって知ってる?
もうだいぶ前に亡くなってしまったけど映画俳優でね。
アル・パチーノのファンの人は知ってる人も多いんじゃないかな。
あの名作映画ゴッドファーザーでデビューし、パチーノとは私の大好きな映画
「狼たちの午後」
でも共演している。
味のある、デコッパチの男前な顔と不気味だったり無表情だったり、ヒリヒリするような演技が魅力なんだ。
私は、この「狼たちの午後」って映画が大好きで、それでジョン・カザールって名前も知ったんだ。
これは名作だよ。カザールとパチーノの二人が銀行強盗の役でね。
押し入って立てこもった銀行内でのジリジリくるやり取りや、やがて狂気に支配されてくる雰囲気がたまらないんだ。
カザールの名演技に是非注目してみて欲しいと思う映画です。
だけど今日の話は、この本物のジョン・カザールじゃなくてさ。
彼によく似た男を、最近よく見かけるって話。
私が朝、トラックで配達に行く途中に小学校があるんだ。
で、その校門の前に先生が立ってて。
この三十代半ばぐらいに見える男性教諭が、ジョン・カザールそっくりなんだよ!
デコッパチで髪の毛をハラリと前に垂らして、顔も中々の男前。
で、子供にも人気があるのか毎朝見かけるたびにニコニコしているから、私としても気分がイイ。
ああ、いい先生っぽいな!
と思うわけです。
あのー、やっぱ教師といえどイヤミとかイヤな性格って顔に出るんですよね。
ヤな教師は一人だけど、ソイツをヤな奴だと思う奴は生徒の数だけ居るわけで。
そうなると無数の「ヤな奴」って思念に晒されるわけだから、幾ら無神経だったり他人のミスばかり探す陰湿で鈍感な性格してても顔に浮き出てくるんだろうな。
そういう暗さ、嫌なシワがあまりなさそうに見えるんだ。この和製カザール。
もちろん何のゆかりもない学校だし先生だから本当のところはわからない。
だけど、やっぱりああいういい顔をしている先生は見た目通りだと思いたい。
映画のカザールは銀行強盗だったりマフィアだったりするけどさ(笑)
生徒たちもあの先生を見かけて、ちゃんと挨拶をしてるっぽいんだ。
朝、通りかかるだけでつぶさに見てるわけじゃない。
でも何度通りかかって何度見かけても、みんなちゃんと挨拶してるし、カザール先生(名前も知らねえんだもんしょーがねえやな)もそれに丁寧に答えているようだ。
田舎でのんびりしているのか、たまたまなのか。
物騒なこの時代に、いい学校だな、いい先生だなって思うよ。
ただ、強いて言うなら世の中なんていつだって物騒だ、問題だらけだ、生徒にも先生にも色んな奴が居る。
だけど、やっぱり、基本的には良い子と良い先生が居て欲しいし、自分もそうでありたかったけどそれが叶わなかったからといって、学校という場所や先生という職業、教育を受けるってこと自体を否定したりは出来ない。巡り合わせの運が悪かったと言えばそれまでだけど、私もあんないい先生が学校で待っててくれりゃーなーと思わなくも無いんだ。
いい先生も沢山居たし、そのおかげで私はグレ無かったと思う。
でも、どんなにいい先生、いい仲間が沢山居ても、少しの凄く嫌なことだけを覚えていると全部それになっちゃう。
その手前にも後にもちゃんと存在したいい人、いいことを覚えておいて、時間が経ってもいい思い出に出来るような心の造りが望ましいね。
あのカザール先生から学んだ子供たちは、そんな風に大らかで優しく育つだろうか。
それとも組織の掟に背いたら背中からズドン…なんてなことにはならないか。
学校の先生って今じゃ余程の志が無きゃ続けるどころかなりたいと思うことさえ障壁の高い職業だと思う。事実として私が、物凄く手のかかる厄介なガキだったから猶更。
苦労も迷惑もかけたい放題かけていた。
ストップ!
って言わないと延々ドンブリ飯にイクラ乗せてくるワイドショーで話題になっちゃって辞めるに辞められず赤字まで垂れ流す海鮮丼の店みたいなもんで。
ハイサ!ホイサ!って言ってるあの威勢のいいハチマキの店員もバイトだったりするのかなー。
でね、そんな風に美味くもない海鮮丼に欲しくもないイクラなんかこぼされたってしょうがないように、好きでやってるんだか仕事だと割り切ってるんだか先生やってた人がさ、暴れるし理屈こねるし学校には来なくなるしで、迷惑三昧、バカの三冠王だったこんなクソガキことリアルにキッドだったころのキッドさんを相手しなきゃならんわけで。
そりゃ嫌だろうしかったるいわなー、と今なら思う。
でもそのかったるいのもめんどくさいのもオクビにも出さずに、全部受け止めて相手してくれた
林真理子先生(美人でスレンダー)
梅原康史先生(柔道部の顧問でもあって、師匠のような存在だ)
安村先生(小学校でいちばん好きだった怖いけどステキなオッサン先生だった)
野田先生(ラオウとあだ名される空手とボディビルやってた先生だけど優しかった)
ほか色んな優しい大人のお陰で育ってこれた部分もある。学校の先生だけじゃないけど、学校に行っているうちは学校が宇宙のすべてになっちゃうから、やっぱりすごく大きな存在で。
それがまあ、大人になって30超えてネットやラインのコミュニティで同じような真似してたらバカだけどね。それは視野が狭いだけ。
子供が狭い世界で全力で生きることと、視野が狭いだけの大きな子供は全然別モンだ。
私はそうなるまい、と思うものの。
あの優しそうなカザール先生を見て思い返すに、中々大人になれそうにないや。
もうだいぶ前に亡くなってしまったけど映画俳優でね。
アル・パチーノのファンの人は知ってる人も多いんじゃないかな。
あの名作映画ゴッドファーザーでデビューし、パチーノとは私の大好きな映画
「狼たちの午後」
でも共演している。
味のある、デコッパチの男前な顔と不気味だったり無表情だったり、ヒリヒリするような演技が魅力なんだ。
私は、この「狼たちの午後」って映画が大好きで、それでジョン・カザールって名前も知ったんだ。
これは名作だよ。カザールとパチーノの二人が銀行強盗の役でね。
押し入って立てこもった銀行内でのジリジリくるやり取りや、やがて狂気に支配されてくる雰囲気がたまらないんだ。
カザールの名演技に是非注目してみて欲しいと思う映画です。
だけど今日の話は、この本物のジョン・カザールじゃなくてさ。
彼によく似た男を、最近よく見かけるって話。
私が朝、トラックで配達に行く途中に小学校があるんだ。
で、その校門の前に先生が立ってて。
この三十代半ばぐらいに見える男性教諭が、ジョン・カザールそっくりなんだよ!
デコッパチで髪の毛をハラリと前に垂らして、顔も中々の男前。
で、子供にも人気があるのか毎朝見かけるたびにニコニコしているから、私としても気分がイイ。
ああ、いい先生っぽいな!
と思うわけです。
あのー、やっぱ教師といえどイヤミとかイヤな性格って顔に出るんですよね。
ヤな教師は一人だけど、ソイツをヤな奴だと思う奴は生徒の数だけ居るわけで。
そうなると無数の「ヤな奴」って思念に晒されるわけだから、幾ら無神経だったり他人のミスばかり探す陰湿で鈍感な性格してても顔に浮き出てくるんだろうな。
そういう暗さ、嫌なシワがあまりなさそうに見えるんだ。この和製カザール。
もちろん何のゆかりもない学校だし先生だから本当のところはわからない。
だけど、やっぱりああいういい顔をしている先生は見た目通りだと思いたい。
映画のカザールは銀行強盗だったりマフィアだったりするけどさ(笑)
生徒たちもあの先生を見かけて、ちゃんと挨拶をしてるっぽいんだ。
朝、通りかかるだけでつぶさに見てるわけじゃない。
でも何度通りかかって何度見かけても、みんなちゃんと挨拶してるし、カザール先生(名前も知らねえんだもんしょーがねえやな)もそれに丁寧に答えているようだ。
田舎でのんびりしているのか、たまたまなのか。
物騒なこの時代に、いい学校だな、いい先生だなって思うよ。
ただ、強いて言うなら世の中なんていつだって物騒だ、問題だらけだ、生徒にも先生にも色んな奴が居る。
だけど、やっぱり、基本的には良い子と良い先生が居て欲しいし、自分もそうでありたかったけどそれが叶わなかったからといって、学校という場所や先生という職業、教育を受けるってこと自体を否定したりは出来ない。巡り合わせの運が悪かったと言えばそれまでだけど、私もあんないい先生が学校で待っててくれりゃーなーと思わなくも無いんだ。
いい先生も沢山居たし、そのおかげで私はグレ無かったと思う。
でも、どんなにいい先生、いい仲間が沢山居ても、少しの凄く嫌なことだけを覚えていると全部それになっちゃう。
その手前にも後にもちゃんと存在したいい人、いいことを覚えておいて、時間が経ってもいい思い出に出来るような心の造りが望ましいね。
あのカザール先生から学んだ子供たちは、そんな風に大らかで優しく育つだろうか。
それとも組織の掟に背いたら背中からズドン…なんてなことにはならないか。
学校の先生って今じゃ余程の志が無きゃ続けるどころかなりたいと思うことさえ障壁の高い職業だと思う。事実として私が、物凄く手のかかる厄介なガキだったから猶更。
苦労も迷惑もかけたい放題かけていた。
ストップ!
って言わないと延々ドンブリ飯にイクラ乗せてくるワイドショーで話題になっちゃって辞めるに辞められず赤字まで垂れ流す海鮮丼の店みたいなもんで。
ハイサ!ホイサ!って言ってるあの威勢のいいハチマキの店員もバイトだったりするのかなー。
でね、そんな風に美味くもない海鮮丼に欲しくもないイクラなんかこぼされたってしょうがないように、好きでやってるんだか仕事だと割り切ってるんだか先生やってた人がさ、暴れるし理屈こねるし学校には来なくなるしで、迷惑三昧、バカの三冠王だったこんなクソガキことリアルにキッドだったころのキッドさんを相手しなきゃならんわけで。
そりゃ嫌だろうしかったるいわなー、と今なら思う。
でもそのかったるいのもめんどくさいのもオクビにも出さずに、全部受け止めて相手してくれた
林真理子先生(美人でスレンダー)
梅原康史先生(柔道部の顧問でもあって、師匠のような存在だ)
安村先生(小学校でいちばん好きだった怖いけどステキなオッサン先生だった)
野田先生(ラオウとあだ名される空手とボディビルやってた先生だけど優しかった)
ほか色んな優しい大人のお陰で育ってこれた部分もある。学校の先生だけじゃないけど、学校に行っているうちは学校が宇宙のすべてになっちゃうから、やっぱりすごく大きな存在で。
それがまあ、大人になって30超えてネットやラインのコミュニティで同じような真似してたらバカだけどね。それは視野が狭いだけ。
子供が狭い世界で全力で生きることと、視野が狭いだけの大きな子供は全然別モンだ。
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