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第425回。めひこちゃんと遊ぼう!マザー2編その9

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登場キャラクター
キッド(主人公。バット片手に地球を救うべく冒険に出る)
いつキ(ヒロイン。超可愛い。名前は女子プロレスラー、青木いつ希選手から)
オタコン(かしこい友達。持ち前の頭脳とメカニックの才能を生かして冒険をサポート)
スネーク(強いお友達。ランマ王国の王子だが地球の危機を救うため合流。変身能力がある)

スネークが合流し、いざスカラベに!
と思った矢先。サマーズの博物館にフォーサイドの博物館から
何かとてつもないものを発見した
という自慢の電話がかかってきたのでちょいと拝見することに。

フォーサイドの博物館に居る研究員、ライスボウル氏に話を聞きに行くと、いまトポロシアターで人気の歌姫、ビーナスのサインが欲しい、と。
前回のヒエログリフといい博物館の職員にはワイロって、マザー2のお約束なのかね。
勝手知ったるトポロシアター。楽屋にも顔パスである。

このビーナス、実はいつキちゃんと同郷でツーソン出身。
あの街をくまなく探すと、彼女の実家で母親から話を聞くことが出来る。
田舎の女の子が大都会で歌姫に!
という、こっちはこっちで壮大な物語になりそうな経緯がありそうだがそれはともかく。
楽屋でそこにあったバナナの皮にサインをもらい、ステージを見て博物館に戻る。

その
何かとてつもないもの
は、マンホールの下、下水道の奥にあるという。
大都会のダンジョンは下水道という、やまだかつてない(今どきベッドインのお二人が復活させたフレーズ)展開にマザー2の底知れぬ恐ろしさと魅力を感じつついざ突乳、いや突入。

ホントにスーファミの技術をフルに使った下水道が其処に広がっている。
汚水、薄汚れた壁と床、薄暗い雰囲気。ダンジョンの探索ってより工事現場とか用水路から下水道に入り込んで、あとで怒られるクソガキ4人にしか見えない。
出てくるモンスターもアレ、ネズミ、ゴミ箱から飛び出すゴーストの3種類。
アレはもう見た目からしてアレ。で素早くて連続攻撃や飛びかかってこっちの動きを止めるなどクセのある動きをする。
ネズミは痛恨の一撃を連発してくる。レベルの低いスネークも、全体的にディフェンスの低いパーティの誰が食らっても死ぬ可能性がある。
ゴーストは憑りつき攻撃でこっちの動きを邪魔するミニミニユーレイをくっ付けようとしたり、悪臭をまき散らしてバロメーターを下げてくる。
容赦なくPSIとペンシルロケットをぶっ放し、PPが尽きたら(この辺の用語の説明は以後省いちゃうのでわかんない人は読み返すか調べてネ)スーパーボムに切り替えてドンパチ。
下水道でマッドマックス怒りのデスロードか仮面ライダーV3ばりの火薬使って、上のビルとか道路の下水溝から炎が噴出したりしないだろうか。
ちょうどライブハウスでKISSがロックンロールオールナイト歌ってたら、それはそれで演出だと思われるかもしれないが。

4人が行くマッドマックス怒りの下水ドーロはいよいよ佳境に。
途中にマジックバタフライ(PPを回復してくれる蝶々。街でもダンジョンでも至る所に出現する)が必ず出現する小部屋があるので、そこを出たり入ったりしてPPを回復。
そしてここのボス、きょだいネズミ。

ネズミだけあってデカいが素早い。
そして痛恨の一撃をバンバン打ってくる。
こっちもペンシルロケットとPSIをバンバン打っていくが、まず真っ先に敵の
SMAAAAASH!
を食らったいつキちゃんが轟沈。
さらにレベルの低いスネークも深手を負うものの、火力で勝ったこっちが何とか押し切ることに成功。
アイテムもPPも心もとなくなっていたから、あれ以上長引いてたら危なかった。
守備の脆さがそろそろキツくなってきたかなあ。

5番目のパワースポット、マグネットヒル。
都会の片隅で輝くこの場所に、なんと玉手箱がひとつ。
コレはランマ王国のものと同じだ。
中身は…ホワワワワワワン(ホントにこういう表示が出る)
ウサギごのみニンジン
なんじゃこりゃ。

そういえば、この玉手箱といいニンジンといい。
ランマを歩き回っているとき、ムの場所の反対側に妙なものを見た。
立派な構えの洞窟の入り口を3体の黒いうさぎの像がふさいでいるのだ。
調べてみると、てこでもどかないウサギが道をふさいでいる、と出た。

アレか。
というわけで装備を整えて、今度はランマに飛ぶ。
ウサギ像にニンジンを見せるとアラ不思議、ウサギもニンジンも消えてしまった。
ぽっかり開いた洞窟の奥が6番目のパワースポット、ピンククラウド。
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ここのザコも厄介者揃い。
どこか愛嬌のあるキャラクターではあるものの、毒を食らったりPKサンダー、フラッシュの波状攻撃を浴びたり、眠らされたりと油断ならない。
ボスは いなづま・あらし。雷神と風神が絡み合ったような不思議な姿をしている。
が、攻撃は1回に1度だけ。ニコイチってことらしい。
だいたい、RPGで雷神・風神を敵に回すとロクなことにならない。
新しい村…竜巻…ウッ頭が。

とにかく二匹が絡み合いながら突撃してくる攻撃だけは避けなくてはならない。
開幕数ターンでぶっ放してくるとは思わないからマトモに食らってしまった。
キッド以外が全員致命傷を負う中、ドラム式HPのおかげでなんとか回復。
その間も散々ぱら攻撃を浴びるものの徐々に形勢を立て直す。
スネークは武器を装備しておらず(これについてはもうちょい先で説明します)通常攻撃がカスなのでスーパーボムを持たせておいて投擲、投擲、また投擲。
オタコンもペンシルロケットをどんどん打つ。
この二人だけ歩く要塞である。
キッドくんといつキちゃんがPSIをそれぞれ浴びせてこっちも撃破。

いやーーーーあの絡み合っての波状攻撃はキッツイわ。
ピンククラウドのパワーも吸収して、フォーサイドの密売人からペンシルロケットとスーパーボムを仕入れてトトの船乗りのもとへ。
いやー随分時間かかったね。
やっとこヨーソローでもって、スカラベに渡る。

船旅は順調に進むものの、そこへ出現する巨大海獣クラーケン。
ウルトラマンでも手こずりそうな奴だが、なんと気の毒なことにキッドのPKパラライシスがガンギマリ。
身体のシビれたクラーケンにペンシルロケットとスーパーボムの雨あられ。
こうなれば、あとは巨大な蒲焼きになるばかり。
トトの船乗りを震撼させた巨大海獣は数ターンで呆気なく葬られましたとさ。

船はスカラベに到着。
以後ここの海を渡ることは無いので何気に貴重なシーンでした。
街の片隅を調べると、物陰にドコドコ砂漠で見た黒ゴマに似た物体が。
調べてみると、ポーキーが居た名残がある、と。
近くの男性に話を聞くと
「あっ、そこ歩くとバッチイよ。さっき外国から来た太ったガキがノグソしてったから」

あのデブ!!!!!!!
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