不定期エッセイ キッドさんといっしょ。

ダイナマイト・キッド

文字の大きさ
849 / 1,319

第776回。チャーコさんからバトンを頂きました

しおりを挟む
■ルール説明
・今まで自分が出会ってきた「名言」「迷言」を5つ以内で教えてください。
・人から聞いた、漫画・小説のセリフであった、など特に限定はしません。
・それが出てきた作品がある場合は原作名(このサイト内の作品であれば作者名も)を必ず記入してください
・誰が言ったかわかる場合にはその人やキャラの名前も書くようにする
・それが使われたシュチュエーションの簡単な説明、それが名言(迷言)だと思う理由があればなおよし
・可能ならば自分で名言もしくは迷言を即興で1つ作る
・バトンを回すのは10人まで

というわけでミクシィ時代を彷彿するバトン記事でーす。
世迷い言、の方の「迷言」(なんでもいいけどコッチのめいげん、は変換いっぱつで出ねえんだよめんどくせえな。私のパソコンだけか…?)は、これはもうキッドさんのお父さんこと佐藤輝之さんa.k.a輝さんの独壇場である。

「エロく正しく美しく」
(知人にあてた年賀状にデカデカと書いてやがった。新年早々なんちゅーもんを送り付けてるんだこの人)

「お・さ・け」
(遂に酒で体を壊した輝さん。お酒と私たち、どっちを取るんだ!と母に詰められた際のひとこと。あんたサイテーだけどサイコーだよ。酒に負けて内縁の妻に負けてるけど私の中では爆勝宣言だよ)

「お前、右肩になに連れて来てんだ!女連れ込むなら生きてる子にしろ!!」
(友人宅で怪談話と洒落こんでいたら、その団地でマジで心霊現象に遭遇。這う這うの体で逃げ帰って来た門限破りの私の右肩を引っぱたき、問答無用で家の外まで引きずって言ってのひとこと。輝さんいわく右肩に顔面血だらけの飛び降り自殺した女の子がしがみついてたらしい。色んな意味で怖かった。門限破りについてはこのあとキッチリ詰められた)

「ようし、わかった!」
これは市川崑監督、横溝正史原作の金田一シリーズでお馴染み、等々力警部のセリフだな。
加藤武さん演じるあの刑事の、絶対わかってない(的外れな)結論が出た時のこのジェスチャーとセリフ。大好きです。
あれは獄門島とか女王蜂とか作品によって警部の名前が違ってた気がするけど等々力警部で合ってたっけか。個人的には獄門島、悪魔の手毬唄、病院坂の首縊りの家はおススメです。
獄門島のキラキラ光る海、病院坂の首縊りの家でジャズを歌う桜田淳子、悪魔の手毬唄と女王蜂に出ていた岸惠子も見どころ。マジで美人なんだよなあー。

「ど真ん中」
もうホントはコレ絡みだけでこの記事いっぱい埋まるぐらいの名言、迷言だらけのマグマ節全開。
長州力さん・永島勝司さんが旗揚げした伝説のズンドコ最強プロレス団体
ファイティングオブワールドジャパンプロレス、通称WJプロレスにまつわる逸話の数々。
お好きな方にはたまらない。
この話を始めると長くなるので、今回は割愛。
ど真ん中、と聞いてニヤっとくるマグマ症候群の後遺症はきっと生涯続くだろう。全然いいけどそれで。

で名言の方ね。
これは例えば映画だと私が大好きな
「Say hello to my little friend!」
じゃなかった。まあこれもパチーノだけど、スカーフェイスのコレじゃなくて(コレも大好きな映画だけど)
「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」
でパチーノ演じるフランク・スレードが言い放つ
「折れた魂には義足も着けられない」
というセリフ。元の英文がどんなんかはわからないけど、これは話を追っていれば物凄く心に突き刺さるフレーズなんだ。

3つ目はコレね。
「止そう、また夢んなる」
古典落語の名作、芝浜の最後のセリフ。腕はいいけど働かない魚屋のカツと女房。
ある日、どうにか働きに出たカツが芝の砂浜で革の財布(せえふ)を拾うと中には大金がギッシリ。
これで毎日遊んで暮らせる、と喜ぶカツだったが女房は逆に怖くなってしまう。カツが酔いつぶれて寝てしまったのを幸いに長屋の大家さんに相談し、財布を拾ったのも大金も全部夢だったってことにして押し切ってしまうことにする。すったもんだあったがカツはそれを信じてしまい、それどころか情けない夢を見たもんだ、女房にこんな辛い思いを、惨めな思いをさせちまった、と心を入れ替えて働き始める。あれだけ好きだった酒もキッパリやめて。
すると元は腕のいい魚屋のこと、すぐに繁盛し溜まっていたツケも次々に返済し3年後の大晦日。
ついに女房は上機嫌のカツに全てを打ち明ける。
始めは怒りに震えたカツだったが、女房と大家さんの心持を知り、かえって深々と頭を下げる。
そこで女房が取り出したのは、いい燗のついた酒だった。早速ひとくち飲もうとしたカツがひとこと。
「止そう、また夢んなる」
とまあそういう話。ざっくり書いちゃったけど、これはもう誰でもいいので名人の噺を是非聞いてみてほしい。私はやっぱり六代目三遊亭円楽さんのが好きだ。聞き取りやすいし、スッキリしているのに密度は濃いので情景が頭に浮かんでくるようだ。

4つ目!
「努力した奴が報われるとは限らない。でも売れてる奴は絶対に努力している」
長州力さんの名言。確かにその通りだ。
そしてそれを裏付けるもう一つの名言が
「努力とか苦労をしてても、自分じゃそうは思ってないのが凄い」
これは私がお世話になってる漢方の先生が言っていた。傍から見たら物凄いことやってるのに、当の本人はぜーんぜんそんな気がしていない。その状態こそが何より夢中になっている状態なんだ、あとで効いてくる努力や苦労とはそういうときに培ったものなのではないか、と。

5つ目!今この場で割烹料理よろしく作ります!
「啓蟄は終わってもエブリデイ膣は敬いたい」
以上!!!!!!!!

やっぱり運営にぶっ殺されそうなのでちゃんと考えます。
というか日頃から自分のなかでちゃんと根付いているものをざっと。
「人、人、人。全ては人の質である」
少林寺拳法開祖・宗道臣先生のことば。
「己こそ、己の寄る辺。己を置きて誰に寄る辺ぞ。良く整えし己こそ、まこと得難き寄る辺なり」
これは少林寺拳法の鎮魂業で必ずいっちばん最初に唱えるお釈迦様の言葉。
ありがたいですね。

「招かれるものは多いが、選ばれるものは少ない」
新約聖書 マタイの福音書 の、どっか。
メキシコに渡る前日に泊まった蒲田の東横インに置いてあった新約聖書。
メキシコはキリスト教の国でもあるから、とパラパラめくっていたらコレが目に付いた。
そして私は闘龍門で全く同じ経験をした。私の場合は選ばれる努力を放棄して諦めてしまった、が正しいか。
以来何をするにも、これが心のどこかに残っている。選ばれるか、招かれるだけで終わるのか。
どっちにしても大切なのは
「人、人、人。全ては人の質である」
どうすか、この和洋折衷。
しおりを挟む
感想 16

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

ちょっと大人な物語はこちらです

神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な短編物語集です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

とある男の包〇治療体験記

moz34
エッセイ・ノンフィクション
手術の体験記

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

処理中です...