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第814回。コブラがいた。
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近所のレンタルビデオ店が廃業してしまって久しい。市内に3店舗あったうちのいちばん小さくて遠いお店がまずやめちゃって、大きくてちょっと距離がある方と、我が家からいちばん近くてデカいお店も同時に畳んでしまった。
ビデオインアメリカっていうレンタル屋さんなんだけど知ってる人いるかな?
我が町豊橋ではTSUTAYAより早く営業していて、映画も特撮もドラマもアニメもなんでもあった。
というか私はこのお店がなかったらプロレスとも出会ってなかった。
音楽はアナログ盤からCDに、映像はVHSからDVDになり、ブルーレイも出て、そこからメディアはネット配信になった。するとまあお客さんは減るし単価も落ちるしで…いつか来る日が遂に来たって感じだった。
CD-RやDVDにイヤホンだとかクリーニングディスク、見ながら食べるお菓子やジュースを売ってるうちはまだしもトレーディングカードとかレンタルコミックなんかをやり出して
ああ…苦しいわなあそりゃあ
と思っていた矢先だった。
閉店セールで随分たくさんDVDを買い込んで来たが、それでも到底スクープしきれるものではなく。
あのとき、あの店にあったDVDたち、作品たちはどこへ行ってしまったのだろう。
名作も佳作もそうじゃないものも。
そうしたら、ニコニコ動画のアニメストアに色々あった。
スペースコブラ、行け!稲中卓球部、ジャングルの王者ターちゃん、ぱにぽにだっしゅ、南国少年パプワくん。
超生命体トランスフォーマー・ビーストウォーズとメタルスも。
みんなここに居たんだ。
形式は変わっても内容は変わらない。
そんなわけで再会を喜びつつスペースコブラを見ている。
いま見ると、サエないサラリーマンで安月給の独身男が本当は名前も顔も変えて記憶も封印した伝説の男・コブラだった!なんて、大人の方に夢のある話じゃないか。
私もサイコガンついてねえかな…左足に。
撃ちにくいわ。
退屈でお金がないことほどつらいことはない…なんてあのコブラが言うんだぜ。覚醒する前の、なんともかんともサエなくてぜーんぜんパッとしない生活。だらけきっててなんの望みも楽しみもない。世間じゃ高級品、高給取り、高級リゾートもあるってのに。
如何にも時代遅れのアンドロイド・メイド(しかもちょっと言葉遣いが乱暴で雑な間違い方をしている)のベンとひっそり暮らしている。
きらびやかな近未来世界そのものに生きているのに、実家を出て小さな会社に勤めて私鉄沿線の木造アパートか都市郊外の市営住宅にでも住んでいるような雰囲気だ。
それが一転、トリップムービー(大脳に直接働きかけて記憶を操作してリアルな夢を体験させる装置、とかいう3DもVRも超えたテクノロジーの代物)を見るはずが自らの深層に封印したコブラとしての記憶を呼び覚ましてしまう…。
コレさ、思うんだけどコブラは記憶もサイコガンも封印して顔も整形して別人になってたんよね。でも、アーマロイドレディはベンのフリをしてただけで、別に何の処置もしてなかったとするならば。
実はコブラがコブラをやめてヒッソリと暮らしてたのに、退屈して飽き飽きだったのはレディだったんじゃないか?
だってトリップムービーを勧めたのもレディで、お値段手ごろ、と2回も言ってる。何かが起きることを確信はせずとも、期待はしてたのかも知れない…と、なんか想像(by所ジョージさん)
VRゴーグルでバイオハザードやるぐらいじゃ、まだまだそんな話は、まさに夢のまた夢か。
スペースコブラってみんな何となくわかるじゃん。
赤い服着てて金髪で三枚目で軽口叩くけど超強い。あと左腕にサイコガン。
最近はカズレーザーさんがまんまあの格好してて、したらホントにコブラのコスプレだってんだから驚きだったな。
原作だとメインタイトルは「コブラ」なんだよね。なんだろうね。でもスペースコブラって言われても違和感ないもんな。あれはSF版のターザンみたいなもんで、宇宙を、近未来都市を、自由自在に飛び回って爽快に軽快に暴れまわる男の物語だ。
相棒が生身の女性じゃなくアーマロイド・レディってアンドロイドなのもいいね。完全にシュっとしてるメカなのにどこか人間味があるというか。
ホントにアンドロイドのお手伝いさんが出来たら、こんな感じがいいよな、っていう。
昭和の考えた未来って四角くてキラキラしててピカピカ光ってていいよな。ちょっと浮いてるクルマとかチューブの中のハイウェイとかも四角くて、クルマのデザインは戦闘機っぽい。ツンツンしてて角があって。三角形でいいよね。
コブラとレディの名コンビが実に人間くさくて、異形の敵とバンバン打ち合って、無機質な街や砂漠や敵の基地、ラグボールのスタジアムを縦横無尽に駆け巡る。
この物語こそが、大人の夢の詰まったトリップムービーなんじゃなかろうか。
冒頭に入ったトリップムービーの映画館?のお姉さんが無意味に半ケツ出てたり女性のコスチュームが伊集院光さん言うところの
ケツがギューンギューン!
としてるのもオトコの夢って感じだし…。
軽妙なセリフ回しや次回予告までしっかり楽しめて、作り込むところはとことん丁寧にカッコよく作られている。職人技の集大成って感じのアニメーションだよな。
野沢那智さんが亡くなられているのが悔やまれる…。
未だに、今でも愛される作品であり、愛すべき男コブラ。
絶対ルパン三世と戦ったら面白かったのにな!
ジャイアント馬場さんが亡くなってしまったあとで、藤波辰爾さんと戦ってほしかったというようなもんだけれどもさ。
ビデオインアメリカっていうレンタル屋さんなんだけど知ってる人いるかな?
我が町豊橋ではTSUTAYAより早く営業していて、映画も特撮もドラマもアニメもなんでもあった。
というか私はこのお店がなかったらプロレスとも出会ってなかった。
音楽はアナログ盤からCDに、映像はVHSからDVDになり、ブルーレイも出て、そこからメディアはネット配信になった。するとまあお客さんは減るし単価も落ちるしで…いつか来る日が遂に来たって感じだった。
CD-RやDVDにイヤホンだとかクリーニングディスク、見ながら食べるお菓子やジュースを売ってるうちはまだしもトレーディングカードとかレンタルコミックなんかをやり出して
ああ…苦しいわなあそりゃあ
と思っていた矢先だった。
閉店セールで随分たくさんDVDを買い込んで来たが、それでも到底スクープしきれるものではなく。
あのとき、あの店にあったDVDたち、作品たちはどこへ行ってしまったのだろう。
名作も佳作もそうじゃないものも。
そうしたら、ニコニコ動画のアニメストアに色々あった。
スペースコブラ、行け!稲中卓球部、ジャングルの王者ターちゃん、ぱにぽにだっしゅ、南国少年パプワくん。
超生命体トランスフォーマー・ビーストウォーズとメタルスも。
みんなここに居たんだ。
形式は変わっても内容は変わらない。
そんなわけで再会を喜びつつスペースコブラを見ている。
いま見ると、サエないサラリーマンで安月給の独身男が本当は名前も顔も変えて記憶も封印した伝説の男・コブラだった!なんて、大人の方に夢のある話じゃないか。
私もサイコガンついてねえかな…左足に。
撃ちにくいわ。
退屈でお金がないことほどつらいことはない…なんてあのコブラが言うんだぜ。覚醒する前の、なんともかんともサエなくてぜーんぜんパッとしない生活。だらけきっててなんの望みも楽しみもない。世間じゃ高級品、高給取り、高級リゾートもあるってのに。
如何にも時代遅れのアンドロイド・メイド(しかもちょっと言葉遣いが乱暴で雑な間違い方をしている)のベンとひっそり暮らしている。
きらびやかな近未来世界そのものに生きているのに、実家を出て小さな会社に勤めて私鉄沿線の木造アパートか都市郊外の市営住宅にでも住んでいるような雰囲気だ。
それが一転、トリップムービー(大脳に直接働きかけて記憶を操作してリアルな夢を体験させる装置、とかいう3DもVRも超えたテクノロジーの代物)を見るはずが自らの深層に封印したコブラとしての記憶を呼び覚ましてしまう…。
コレさ、思うんだけどコブラは記憶もサイコガンも封印して顔も整形して別人になってたんよね。でも、アーマロイドレディはベンのフリをしてただけで、別に何の処置もしてなかったとするならば。
実はコブラがコブラをやめてヒッソリと暮らしてたのに、退屈して飽き飽きだったのはレディだったんじゃないか?
だってトリップムービーを勧めたのもレディで、お値段手ごろ、と2回も言ってる。何かが起きることを確信はせずとも、期待はしてたのかも知れない…と、なんか想像(by所ジョージさん)
VRゴーグルでバイオハザードやるぐらいじゃ、まだまだそんな話は、まさに夢のまた夢か。
スペースコブラってみんな何となくわかるじゃん。
赤い服着てて金髪で三枚目で軽口叩くけど超強い。あと左腕にサイコガン。
最近はカズレーザーさんがまんまあの格好してて、したらホントにコブラのコスプレだってんだから驚きだったな。
原作だとメインタイトルは「コブラ」なんだよね。なんだろうね。でもスペースコブラって言われても違和感ないもんな。あれはSF版のターザンみたいなもんで、宇宙を、近未来都市を、自由自在に飛び回って爽快に軽快に暴れまわる男の物語だ。
相棒が生身の女性じゃなくアーマロイド・レディってアンドロイドなのもいいね。完全にシュっとしてるメカなのにどこか人間味があるというか。
ホントにアンドロイドのお手伝いさんが出来たら、こんな感じがいいよな、っていう。
昭和の考えた未来って四角くてキラキラしててピカピカ光ってていいよな。ちょっと浮いてるクルマとかチューブの中のハイウェイとかも四角くて、クルマのデザインは戦闘機っぽい。ツンツンしてて角があって。三角形でいいよね。
コブラとレディの名コンビが実に人間くさくて、異形の敵とバンバン打ち合って、無機質な街や砂漠や敵の基地、ラグボールのスタジアムを縦横無尽に駆け巡る。
この物語こそが、大人の夢の詰まったトリップムービーなんじゃなかろうか。
冒頭に入ったトリップムービーの映画館?のお姉さんが無意味に半ケツ出てたり女性のコスチュームが伊集院光さん言うところの
ケツがギューンギューン!
としてるのもオトコの夢って感じだし…。
軽妙なセリフ回しや次回予告までしっかり楽しめて、作り込むところはとことん丁寧にカッコよく作られている。職人技の集大成って感じのアニメーションだよな。
野沢那智さんが亡くなられているのが悔やまれる…。
未だに、今でも愛される作品であり、愛すべき男コブラ。
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