45 / 246
本編
79:こっちの方が能力が高い
さて、次の日のログイン。
備えつけの家具以外は何も置いていない生活感の無い部屋を出る。《勘破》によると、少なくともこの家と敷地内にバラムはいない。
事前に聞いていた通り、まだ外で活動しているのだろう。
1階に降りると、ダイニングテーブルにメモがあった。
“ペリカンに飯を入れといた”
「……はい?」
短い文章にも関わらず、意味が分からなさすぎて一瞬混乱したが、少しの間を置いてアイテム転送ゴーレムの“ペリカンくん”のことだと思い至る。
ペリカンくんを見てみると、僅かに喉袋が膨らんでいた。中に何かは入っているようだ。
「ペリカンくん、〈返す〉」
ペッ
「……」
昨日も思ったが〈返す〉の時の動作がリアルすぎて吐き出すようにしか見えないのは何とかならないものか……。鎮め札ならまだしも、食品でそれをやられると中々微妙な気分になる。
ペリカンくんから返却された物を見てみると、2食分の弁当と携帯食料がそれなりの量だった。これならバラムが戻るまで《空腹》がつくことは無いだろう。
……それにしても、早速ペリカンくんを収納代わりに使っているとは……プレイヤー機能のことといい、バラムは意外と使えるものはガンガン使うタイプだよなと思って少しおかしくなった。
「ふふっ」
とりあえず、弁当1食分は今からありがたくいただくとしよう。
「ごちそうさまでした。うーん……これも美味しいんだが……何か物足りない……」
味は美味しいんだが、何か物足りなさを感じてしまう。早速ローザ達の食事が恋しくなってしまったんだろうか? ハイモへの依頼のこともあるし、イベントが落ち着いたら、一度ユヌに戻ってみても良いかもしれない。
食後はリビングでまったり読書をした。何の本かと言われればとくに変わったところは無い、ドゥトワ近郊やそれ以降のフィールドで目にすることが出来るらしい、植物の情報が詳細に記された本だ。
僕が図書館で最初に手をつけた棚がそうだったのか、図書館で読んでいた本もほとんど植物関連のものだった。おかげで最近停滞していた《植物知識》のレベルが中々のペースで上がってきている。
「ん、借りていたものは読み終わってしまったな」
昨日のログアウト前から少しずつ読み進めていた為、少し集中したら借りていた分は全て読み終わってしまった。
「バラムは……まだ帰ってくる気配が無いし……図書館に行くか」
これも盟友効果なのか、なんとなく、本当になんとなくバラムがこの町にいるのかいないのかくらいは意識を向けると分かるようになっていた。
ということで、借りていた本の返却と新たに本を借りる為に早速図書館に行こう。
「ふぅむ、せっかくだし図書館まで変化して飛行練習でもしてみるか」
そうでもしないと練習する時間を僕が作れるか怪しい。
早速庭に出て、変化のアンクレットを使用する。
いつものコミカルなボフンッという効果音と白い煙の後、視界がすごく低くなる。
「視界は……相変わらず視力が良過ぎる以外は夜とそんなに変わらないな」
むしろ、昼夜で視界の良さが変わらないのは、流石の《梟の視覚》というところか。まぁ、フクロウは鳥類の視力の良さにさらに夜も視力を落とさず活動出来るようなので、昼間も眩しくて目が眩む……なんてことは無さそうだった。なお、視覚情報を僕が処理しきれるかの問題を置いておくこととする。
「ホー……」
まぁ、ここから図書館まで低空飛行で真っ直ぐ飛ぶくらいなら何とかなるだろう、多分。
ということで早速、静かに離陸する。フクロウの羽は構造上、飛行の際にほとんど音が出ない。
……むむ、変に低空飛行するより、もう少し高度があった方が羽ばたきを少なめに出来て楽だな。しかし、あまり高度を上げ過ぎても図書館までの道にかかってる特殊な効果でたどり着けなくなりそうな気配がある。
高くも低くもなり過ぎないような絶妙な高度を探っている内に、大した距離も無いのであっという間に図書館の前へと到着した。
扉の前で変化を解いて、元の僕の体に戻る。
「慣れたら移動はフクロウの方が楽そうだな」
これが少し飛んでみた感想だ。だが、ここ以外での飛行となると僕の視覚・聴覚情報処理の問題もあるし、スコップオウルよりも大きい猛禽類や飛行型の魔物と遭遇する危険や遠距離攻撃手段を持っているプレイヤーにいたずらに撃ち落とされたりなど色々と問題がある。
「一番安全そうなのは、変化してどこかに隠れるとか、バラムの懐にいることだろうか?」
まぁ、その辺りは出来そうな時に色々試そう。そもそも僕はフィールドに出たり戦闘行為の発生するような場所に積極的に出る気は無いんだし。
と、このことは一旦置いておいて、一歩踏み出すとまた自動で扉が開いた。……やはり、自動ドア的なものなのだろうか?
「これはこれはトウノ様、早速またお越しくださり嬉しゅうございます。返却でございますか?」
「ああ、あとはまた本をいくつか借りたい」
「かしこまりました。本日はこちらでお読みになっていかれないので?」
「ああ」
「ホホホ、それは残念です。ではこちらへ」
前回来た時と同じく老女に迎えられ、本のある部屋へと案内される。
「まずは、返却される本をお預かりしましょう」
「ああ」
インベントリから借りた本を出して老女に渡す。
「確かに。では、借りていかれる本をお選びくださいませ。そうですねぇ、5冊まで借りることが出来るでしょう」
「分かった」
ふぅむ、前回は3冊までだったが、今回は5冊まで借りられるらしい。基準は相変わらずよく分からないが、老女の言うことに従う。
さて、どれを借りようか。読めればジャンルにそこまで拘りは無いので、前回手をつけ始めた棚へと移動するが……。
前回は気づかなかったが、この部屋の本棚を眺めていると、ところどころ白く半透明になっている本があり、触ろうとしてみてもすり抜けて触れることが出来なかった。
「ホホホ、それはまだトウノ様がお読みになるには早いと判断されたのでしょう」
触れない本に首を傾げていると、いつの間にか背後にいた老女が伝えてくる。
「読めるようになるにはどうしたら良いのだろうか?」
「トウノ様が成長されたり、必要な時が来たら自ずと読めるようになりましょう」
「なるほど、そういうものか」
「ホホホ、そういうものです」
僕のステータスや色んな状況に応じて読める本が増えるようだ。ということは、ここに通うだけでは全ての本は読めないということになる。やはり、たまにはここ以外にゲームとしての冒険をして来いということだろうか。
となると近い内にあるイベント中に図書館にも何か変化が起こるのだろうか?
今のところ僕以外の利用者は見かけないことだし、やはりイベント中も僕はこの図書館に集中してみよう。
「分かった。じゃあ今日のところはこれらを借りたい」
「かしこまりました。では図書カードを」
「ああ」
まぁ、触れることも出来ない本はそれなりにあるが、実体化されていてまだ手をつけていない本も山のようにある。読めるものが無くなったらその時考えればいいだろうと、適当に5冊手に取って貸出手続きを行ってもらう。
「それでは、またのご来館お待ちしておりますわ」
「ああ、また近い内に訪れよう」
「ホホホ、楽しみにしております」
そう言って館を出ると、再び自動で扉が閉まった。……まぁ、もうそういうものなのだろう。
来た時と同じように飛行練習も兼ねてフクロウに変化して家へと戻っていく。
「ホ?」
庭が見えて来たところで、庭に見慣れた人影があった。人影が手を差し出して来たので、意図を察してその手に留まる。
『戻っていたのか』
「ああ。……ちゃんと長居はしなかったようだな」
その人影はもちろん、バラムだった。
────────────
次話更新は9月7日(土)予定です。
備えつけの家具以外は何も置いていない生活感の無い部屋を出る。《勘破》によると、少なくともこの家と敷地内にバラムはいない。
事前に聞いていた通り、まだ外で活動しているのだろう。
1階に降りると、ダイニングテーブルにメモがあった。
“ペリカンに飯を入れといた”
「……はい?」
短い文章にも関わらず、意味が分からなさすぎて一瞬混乱したが、少しの間を置いてアイテム転送ゴーレムの“ペリカンくん”のことだと思い至る。
ペリカンくんを見てみると、僅かに喉袋が膨らんでいた。中に何かは入っているようだ。
「ペリカンくん、〈返す〉」
ペッ
「……」
昨日も思ったが〈返す〉の時の動作がリアルすぎて吐き出すようにしか見えないのは何とかならないものか……。鎮め札ならまだしも、食品でそれをやられると中々微妙な気分になる。
ペリカンくんから返却された物を見てみると、2食分の弁当と携帯食料がそれなりの量だった。これならバラムが戻るまで《空腹》がつくことは無いだろう。
……それにしても、早速ペリカンくんを収納代わりに使っているとは……プレイヤー機能のことといい、バラムは意外と使えるものはガンガン使うタイプだよなと思って少しおかしくなった。
「ふふっ」
とりあえず、弁当1食分は今からありがたくいただくとしよう。
「ごちそうさまでした。うーん……これも美味しいんだが……何か物足りない……」
味は美味しいんだが、何か物足りなさを感じてしまう。早速ローザ達の食事が恋しくなってしまったんだろうか? ハイモへの依頼のこともあるし、イベントが落ち着いたら、一度ユヌに戻ってみても良いかもしれない。
食後はリビングでまったり読書をした。何の本かと言われればとくに変わったところは無い、ドゥトワ近郊やそれ以降のフィールドで目にすることが出来るらしい、植物の情報が詳細に記された本だ。
僕が図書館で最初に手をつけた棚がそうだったのか、図書館で読んでいた本もほとんど植物関連のものだった。おかげで最近停滞していた《植物知識》のレベルが中々のペースで上がってきている。
「ん、借りていたものは読み終わってしまったな」
昨日のログアウト前から少しずつ読み進めていた為、少し集中したら借りていた分は全て読み終わってしまった。
「バラムは……まだ帰ってくる気配が無いし……図書館に行くか」
これも盟友効果なのか、なんとなく、本当になんとなくバラムがこの町にいるのかいないのかくらいは意識を向けると分かるようになっていた。
ということで、借りていた本の返却と新たに本を借りる為に早速図書館に行こう。
「ふぅむ、せっかくだし図書館まで変化して飛行練習でもしてみるか」
そうでもしないと練習する時間を僕が作れるか怪しい。
早速庭に出て、変化のアンクレットを使用する。
いつものコミカルなボフンッという効果音と白い煙の後、視界がすごく低くなる。
「視界は……相変わらず視力が良過ぎる以外は夜とそんなに変わらないな」
むしろ、昼夜で視界の良さが変わらないのは、流石の《梟の視覚》というところか。まぁ、フクロウは鳥類の視力の良さにさらに夜も視力を落とさず活動出来るようなので、昼間も眩しくて目が眩む……なんてことは無さそうだった。なお、視覚情報を僕が処理しきれるかの問題を置いておくこととする。
「ホー……」
まぁ、ここから図書館まで低空飛行で真っ直ぐ飛ぶくらいなら何とかなるだろう、多分。
ということで早速、静かに離陸する。フクロウの羽は構造上、飛行の際にほとんど音が出ない。
……むむ、変に低空飛行するより、もう少し高度があった方が羽ばたきを少なめに出来て楽だな。しかし、あまり高度を上げ過ぎても図書館までの道にかかってる特殊な効果でたどり着けなくなりそうな気配がある。
高くも低くもなり過ぎないような絶妙な高度を探っている内に、大した距離も無いのであっという間に図書館の前へと到着した。
扉の前で変化を解いて、元の僕の体に戻る。
「慣れたら移動はフクロウの方が楽そうだな」
これが少し飛んでみた感想だ。だが、ここ以外での飛行となると僕の視覚・聴覚情報処理の問題もあるし、スコップオウルよりも大きい猛禽類や飛行型の魔物と遭遇する危険や遠距離攻撃手段を持っているプレイヤーにいたずらに撃ち落とされたりなど色々と問題がある。
「一番安全そうなのは、変化してどこかに隠れるとか、バラムの懐にいることだろうか?」
まぁ、その辺りは出来そうな時に色々試そう。そもそも僕はフィールドに出たり戦闘行為の発生するような場所に積極的に出る気は無いんだし。
と、このことは一旦置いておいて、一歩踏み出すとまた自動で扉が開いた。……やはり、自動ドア的なものなのだろうか?
「これはこれはトウノ様、早速またお越しくださり嬉しゅうございます。返却でございますか?」
「ああ、あとはまた本をいくつか借りたい」
「かしこまりました。本日はこちらでお読みになっていかれないので?」
「ああ」
「ホホホ、それは残念です。ではこちらへ」
前回来た時と同じく老女に迎えられ、本のある部屋へと案内される。
「まずは、返却される本をお預かりしましょう」
「ああ」
インベントリから借りた本を出して老女に渡す。
「確かに。では、借りていかれる本をお選びくださいませ。そうですねぇ、5冊まで借りることが出来るでしょう」
「分かった」
ふぅむ、前回は3冊までだったが、今回は5冊まで借りられるらしい。基準は相変わらずよく分からないが、老女の言うことに従う。
さて、どれを借りようか。読めればジャンルにそこまで拘りは無いので、前回手をつけ始めた棚へと移動するが……。
前回は気づかなかったが、この部屋の本棚を眺めていると、ところどころ白く半透明になっている本があり、触ろうとしてみてもすり抜けて触れることが出来なかった。
「ホホホ、それはまだトウノ様がお読みになるには早いと判断されたのでしょう」
触れない本に首を傾げていると、いつの間にか背後にいた老女が伝えてくる。
「読めるようになるにはどうしたら良いのだろうか?」
「トウノ様が成長されたり、必要な時が来たら自ずと読めるようになりましょう」
「なるほど、そういうものか」
「ホホホ、そういうものです」
僕のステータスや色んな状況に応じて読める本が増えるようだ。ということは、ここに通うだけでは全ての本は読めないということになる。やはり、たまにはここ以外にゲームとしての冒険をして来いということだろうか。
となると近い内にあるイベント中に図書館にも何か変化が起こるのだろうか?
今のところ僕以外の利用者は見かけないことだし、やはりイベント中も僕はこの図書館に集中してみよう。
「分かった。じゃあ今日のところはこれらを借りたい」
「かしこまりました。では図書カードを」
「ああ」
まぁ、触れることも出来ない本はそれなりにあるが、実体化されていてまだ手をつけていない本も山のようにある。読めるものが無くなったらその時考えればいいだろうと、適当に5冊手に取って貸出手続きを行ってもらう。
「それでは、またのご来館お待ちしておりますわ」
「ああ、また近い内に訪れよう」
「ホホホ、楽しみにしております」
そう言って館を出ると、再び自動で扉が閉まった。……まぁ、もうそういうものなのだろう。
来た時と同じように飛行練習も兼ねてフクロウに変化して家へと戻っていく。
「ホ?」
庭が見えて来たところで、庭に見慣れた人影があった。人影が手を差し出して来たので、意図を察してその手に留まる。
『戻っていたのか』
「ああ。……ちゃんと長居はしなかったようだな」
その人影はもちろん、バラムだった。
────────────
次話更新は9月7日(土)予定です。
あなたにおすすめの小説
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
転生したら、主人公の宿敵(でも俺の推し)の側近でした
リリーブルー
BL
「しごとより、いのち」厚労省の過労死等防止対策のスローガンです。過労死をゼロにし、健康で充実して働き続けることのできる社会へ。この小説の主人公は、仕事依存で過労死し異世界転生します。
仕事依存だった主人公(20代社畜)は、過労で倒れた拍子に異世界へ転生。目を覚ますと、そこは剣と魔法の世界——。愛読していた小説のラスボス貴族、すなわち原作主人公の宿敵(ライバル)レオナルト公爵に仕える側近の美青年貴族・シリル(20代)になっていた!
原作小説では悪役のレオナルト公爵。でも主人公はレオナルトに感情移入して読んでおり彼が推しだった! なので嬉しい!
だが問題は、そのラスボス貴族・レオナルト公爵(30代)が、物語の中では原作主人公にとっての宿敵ゆえに、原作小説では彼の冷酷な策略によって国家間の戦争へと突き進み、最終的にレオナルトと側近のシリルは処刑される運命だったことだ。
「俺、このままだと死ぬやつじゃん……」
死を回避するために、主人公、すなわち転生先の新しいシリルは、レオナルト公爵の信頼を得て歴史を変えようと決意。しかし、レオナルトは原作とは違い、どこか寂しげで孤独を抱えている様子。さらに、主人公が意外な才覚を発揮するたびに、公爵の態度が甘くなり、なぜか距離が近くなっていく。主人公は気づく。レオナルト公爵が悪に染まる原因は、彼の孤独と裏切られ続けた過去にあるのではないかと。そして彼を救おうと奔走するが、それは同時に、公爵からの執着を招くことになり——!?
原作主人公ラセル王太子も出てきて話は複雑に!
見どころ
・転生
・主従
・推しである原作悪役に溺愛される
・前世の経験と知識を活かす
・政治的な駆け引きとバトル要素(少し)
・ダークヒーロー(攻め)の変化(冷酷な公爵が愛を知り、主人公に執着・溺愛する過程)
・黒猫もふもふ
番外編では。
・もふもふ獣人化
・切ない裏側
・少年時代
などなど
最初は、推しの信頼を得るために、ほのぼの日常スローライフ、かわいい黒猫が出てきます。中盤にバトルがあって、解決、という流れ。後日譚は、ほのぼのに戻るかも。本編は完結しましたが、後日譚や番外編、ifルートなど、続々更新中。
ブラコンすぎて面倒な男を演じていた平凡兄、やめたら押し倒されました
あと
BL
「お兄ちゃん!一肌脱ぎます!」
完璧公爵跡取り息子許嫁攻め×ブラコン兄鈍感受け
可愛い弟と攻めの幸せのために、平凡なのに面倒な男を演じることにした受け。毎日の告白、束縛発言などを繰り広げ、上手くいきそうになったため、やめたら、なんと…?
攻め:ヴィクター・ローレンツ
受け:リアム・グレイソン
弟:リチャード・グレイソン
pixivにも投稿しています。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
表紙は自作です(笑)
もっちもっちとセゥスです!(笑)
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)