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本編
131:人体の不思議と次のイベント
さっきマジマジと見たので記憶に新しいが、バラムのものは多分……結構、大きい……と思う。僕自身と比較するしかないので、本当に平均以上かは分からないのだが。それはともかく、あの大きさのものがこの小さな窄まりに入るイメージが少しも湧かない。
自分の臀部とバラムの下半身を交互に見ながら首を捻っていると、頭に大きな手が置かれて、視界が塞がれる。
「……まぁ、この話はまた今度な」
バラムはそう言うと、いつもの洗浄札で僕達とベッドを綺麗にして、服も整えてくれた。……いつも整えてもらっている気がする。最近気づいたが、僕は仮想空間での生活が長い影響で自分の手で服を脱ぎ着するのがあまり上手く出来ないらしい。
「ありがとう……」
「ああ」
素直な感謝の気持ちを言葉にする。
時間を確認すると、1日のログイン上限時間が近付いていた。
「……そろそろ長い方の眠りをしないといけない」
「分かってる。……お前が眠るまでここにいる」
「……うん」
バラムは僕を抱えて横になる。
……もしかしたら、転生してから抱えている寂しさを察して、傍にいてくれているのかもしれない。無愛想だが意外と面倒見が良くて……優しい、と思うから。
「……おやすみ」
本当に眠るかのように、目を閉じてログアウトをした。
*
ログアウトをすると、意識がプライベートルームの自分のアバターに移り変わる。
「……うん?」
何だか、いつもと感覚が違う気がして、手を握ったり開いたりして感触を確かめる。……なんだろう……ほんの少しだけ、ゲーム中の感覚に近いものがあるかもしれない。
ただまぁ、ゲームと同じはずは無いので、この仮想空間にアップデートか何かが入ったのだろう。と、結論づけてあと少しでくる強制入眠時間に備えてベッドに横たわる。
……だから、この仄かな寂しさも、ゲームのプレイ時間が……バラムやシルヴァと賑やかにしている時間が多すぎる影響だ、きっと……。こっちでは、必要な時以外の交流をするのは叔父さんくらいしかいないから。
自分の体に腕を回して抱えてみるが、さっきまでゲーム内でしていた行為のように、満たされる事は無かった。
……向こうの僕の体は、今もあの温かさに包まれているのだろうか。いや、僕が寝た後すぐに自分の部屋に戻っているとは思うが。
自分を抱く腕に少し力を込めて、縮こまり、実際の時間よりも長く感じる入眠時間を待った。
次の日、昨日バラムの言っていた事がいまいちイメージが出来なかったので、検索してみる。
「……なるほど…………これは保健体育ではやらないな……」
思い切って明け透けなキーワードで検索してみると、すぐに知りたい情報が出て来た。男性同士の性行為は排泄器官をその……の代わりにするらしい。
しかし、本来想定された使い方では無いので、かなり入念に準備をしないとお互い怪我をする恐れがあるとか。医療系の記事ではそもそも何も挿れるな、などと書かれていた。
どちらにせよ、解せば入るらしい事自体が衝撃だったんだが。人体ってすごいな。……いや、あっちの体はもう人では無いようなのでもしかしたら色々と勝手が違うのかもしれないが。
まぁ、男性同士はそれしか方法が無いようなのだからまだ分かるが、なんと異性同士でもそこを使う“プレイ”とやらがあるようだ。……考えた事も無かった世界が広がっていたな……。
……バラムは、この……行為を僕としたいというような事を言っていた。
僕は……どうなんだろう。
キスをして、触れ合ってきたけれど……この行為をする、ということは……。
「分からない……けど……」
……もしかしたら、今まで無意識の内に深く考える事を避けてきた事を、ちゃんと僕自身が考えて、向き合わないといけないのかもしれない。
そう思った。
*
アルストにログインすると、運営から数件のメールが届いていてドキッとする。……心当たりが色々とありすぎて。
意を決して中身を確認すると、1通目は転生の儀を行った際に謎の真っ暗な空間でしばらく動けなかった際の問い合わせに対するお詫びの内容だった。撤回メールも送ったのだが、不具合と認定されたようだ。
そして、お詫びと共にギフトボックスが添付されており、中身は10000G相当の換金アイテムと結晶の欠片が各種3個ずつだった。換金アイテムは換金して貯蓄に回して、結晶の欠片はまたバラム達と山分けしよう。
次のメールは、アルストの宣伝ムービーに僕のプレイの様子を一部使ってもいいかと許可を求めるものだった。デモムービーも添付されていたので見てみると、僕が図書館の中に入っていくところや、彷徨う霊魂達を演奏しながら大量昇華した場面、つい昨日の転生の儀を望む為の演奏の場面だった。
あと、何故か僕がフクロウに変化している場面が複数あった。
全体的にファンタジー感のある場面が選ばれているように思う。あまり僕が映らないようにという配慮があるが、アバターを別の見た目に置き換える事も可能との事だったので、それを希望した。流石にそのままだとユニーク装備や盟友の証などですぐに僕だと断定されそうだったので。
最後のメールは次回イベントに対する個別の留意事項の連絡、というものだった。
「……うん? 次回イベント?」
一旦メールウィンドウを閉じてお知らせの方を確認してみると、数日後の休日に開催されるというイベントの告知が来ていた。
内容は、普段プレイしているこのアルスト世界とは別の空間で行われ、2つの異なるイベント形式の内どちらかを選択して参加する、という少し変わったものだ。そして、どちらもパーティプレイを推奨しているようだ。
1つ目は参戦したパーティが同じフィールド内で最後の1組になるまで争う、所謂『バトルロイヤル』形式。
2つ目は参戦したパーティ同士で協力するも良し、出し抜くのも良しだが、決められた日数を生き残ることが最終目標となる『サバイバル』形式だ。
ガッツリ対人戦をしたい人はバトルロイヤルへ、対人戦に興味の無い人はサバイバルへ、という事だろうか。
注釈を読んでいくと、従魔や召喚で呼び出す系のNPCはバトルロイヤルでも参加可能だが、盟友契約などを結んだNPCは参加不可という事だった。サバイバルの方は盟友NPCも参加可能との事。
これは、元々参加するとしたらサバイバルだろうかと考えていたが、これはさらにサバイバル一択だな。
さて、このイベントに関する僕個別の留意事項の内容だが……僕がバラムやシルヴァと一緒にサバイバルイベントに参加する場合、難易度調整の為に極端に人が少ないサーバーに振り分けられる可能性がある、とのことだった。
それはまぁ……当然の対応だろうなと思うので、否やは無い。
僕は転生しても大して攻撃能力がついたりしなかったし、防御は相変わらずペラペラだが、バラムは転生してさらに戦闘能力が増している事が予想出来るし、そもそも転生前から今のプレイヤーよりも遥かに強かったと思われる。ダンジョンを勝手に作り出してプレイヤーを転がしているシルヴァについても言わずもがなだろう。
『入るぞ』
『おはようである、主殿!』
「む」
ウィスパーと同時に部屋の扉が開いてバラムが入ってくる。いつの間にか少し開いた窓から黒い小鳥になったシルヴァも飛び込んできた。
「何してんだ?」
「えぇと……この世界に僕達を招いた人?からの手紙を読んでた」
「ふぅん、で?」
僕はバラムとシルヴァに今確認したばかりのメールや次回イベントの内容を伝える。
『ほほう、面白そうであるな! バトルロイヤル?とやらは我だけでも参加出来ればいいのに残念である』
……それは最早バトルロイヤルではなく、シルヴァを倒すレイドイベントにならないか?
「……参加すんのか?」
「うーん……サバイバルの方は参加してみたいかもしれない」
「……分かった、好きにしろ。だが、俺も一緒に行くぞ」
『無論、我もである!』
「ふ。ああ、勿論だ。頼りにしている」
せっかくバラム達と参加出来そうで、何だかんだ転生に至るまでに楽しんでいるゲームのイベントだ。参加出来るのにしないのは勿体無いというものだろう。
パーティプレイ推奨とのことだったので、あぬ丸達に声をかけてみても良いかもしれない。
と、考えていると、フレンドからメッセージが届く。
「ん? シャケ茶漬けからだ」
「あん? 何の用だ」
シャケ茶漬けからのメッセージを開いて内容を確認する。……ふむ、なるほど。
「で、何だって?」
「どうやらシャケ茶漬けの知り合いが僕とハスペが同一人物なのではと疑いを持っている……いや、ほぼ確信しているらしい。それで、一度僕に会ってみたいそうだ」
「……あ゙?」
さて、どうしようか。
自分の臀部とバラムの下半身を交互に見ながら首を捻っていると、頭に大きな手が置かれて、視界が塞がれる。
「……まぁ、この話はまた今度な」
バラムはそう言うと、いつもの洗浄札で僕達とベッドを綺麗にして、服も整えてくれた。……いつも整えてもらっている気がする。最近気づいたが、僕は仮想空間での生活が長い影響で自分の手で服を脱ぎ着するのがあまり上手く出来ないらしい。
「ありがとう……」
「ああ」
素直な感謝の気持ちを言葉にする。
時間を確認すると、1日のログイン上限時間が近付いていた。
「……そろそろ長い方の眠りをしないといけない」
「分かってる。……お前が眠るまでここにいる」
「……うん」
バラムは僕を抱えて横になる。
……もしかしたら、転生してから抱えている寂しさを察して、傍にいてくれているのかもしれない。無愛想だが意外と面倒見が良くて……優しい、と思うから。
「……おやすみ」
本当に眠るかのように、目を閉じてログアウトをした。
*
ログアウトをすると、意識がプライベートルームの自分のアバターに移り変わる。
「……うん?」
何だか、いつもと感覚が違う気がして、手を握ったり開いたりして感触を確かめる。……なんだろう……ほんの少しだけ、ゲーム中の感覚に近いものがあるかもしれない。
ただまぁ、ゲームと同じはずは無いので、この仮想空間にアップデートか何かが入ったのだろう。と、結論づけてあと少しでくる強制入眠時間に備えてベッドに横たわる。
……だから、この仄かな寂しさも、ゲームのプレイ時間が……バラムやシルヴァと賑やかにしている時間が多すぎる影響だ、きっと……。こっちでは、必要な時以外の交流をするのは叔父さんくらいしかいないから。
自分の体に腕を回して抱えてみるが、さっきまでゲーム内でしていた行為のように、満たされる事は無かった。
……向こうの僕の体は、今もあの温かさに包まれているのだろうか。いや、僕が寝た後すぐに自分の部屋に戻っているとは思うが。
自分を抱く腕に少し力を込めて、縮こまり、実際の時間よりも長く感じる入眠時間を待った。
次の日、昨日バラムの言っていた事がいまいちイメージが出来なかったので、検索してみる。
「……なるほど…………これは保健体育ではやらないな……」
思い切って明け透けなキーワードで検索してみると、すぐに知りたい情報が出て来た。男性同士の性行為は排泄器官をその……の代わりにするらしい。
しかし、本来想定された使い方では無いので、かなり入念に準備をしないとお互い怪我をする恐れがあるとか。医療系の記事ではそもそも何も挿れるな、などと書かれていた。
どちらにせよ、解せば入るらしい事自体が衝撃だったんだが。人体ってすごいな。……いや、あっちの体はもう人では無いようなのでもしかしたら色々と勝手が違うのかもしれないが。
まぁ、男性同士はそれしか方法が無いようなのだからまだ分かるが、なんと異性同士でもそこを使う“プレイ”とやらがあるようだ。……考えた事も無かった世界が広がっていたな……。
……バラムは、この……行為を僕としたいというような事を言っていた。
僕は……どうなんだろう。
キスをして、触れ合ってきたけれど……この行為をする、ということは……。
「分からない……けど……」
……もしかしたら、今まで無意識の内に深く考える事を避けてきた事を、ちゃんと僕自身が考えて、向き合わないといけないのかもしれない。
そう思った。
*
アルストにログインすると、運営から数件のメールが届いていてドキッとする。……心当たりが色々とありすぎて。
意を決して中身を確認すると、1通目は転生の儀を行った際に謎の真っ暗な空間でしばらく動けなかった際の問い合わせに対するお詫びの内容だった。撤回メールも送ったのだが、不具合と認定されたようだ。
そして、お詫びと共にギフトボックスが添付されており、中身は10000G相当の換金アイテムと結晶の欠片が各種3個ずつだった。換金アイテムは換金して貯蓄に回して、結晶の欠片はまたバラム達と山分けしよう。
次のメールは、アルストの宣伝ムービーに僕のプレイの様子を一部使ってもいいかと許可を求めるものだった。デモムービーも添付されていたので見てみると、僕が図書館の中に入っていくところや、彷徨う霊魂達を演奏しながら大量昇華した場面、つい昨日の転生の儀を望む為の演奏の場面だった。
あと、何故か僕がフクロウに変化している場面が複数あった。
全体的にファンタジー感のある場面が選ばれているように思う。あまり僕が映らないようにという配慮があるが、アバターを別の見た目に置き換える事も可能との事だったので、それを希望した。流石にそのままだとユニーク装備や盟友の証などですぐに僕だと断定されそうだったので。
最後のメールは次回イベントに対する個別の留意事項の連絡、というものだった。
「……うん? 次回イベント?」
一旦メールウィンドウを閉じてお知らせの方を確認してみると、数日後の休日に開催されるというイベントの告知が来ていた。
内容は、普段プレイしているこのアルスト世界とは別の空間で行われ、2つの異なるイベント形式の内どちらかを選択して参加する、という少し変わったものだ。そして、どちらもパーティプレイを推奨しているようだ。
1つ目は参戦したパーティが同じフィールド内で最後の1組になるまで争う、所謂『バトルロイヤル』形式。
2つ目は参戦したパーティ同士で協力するも良し、出し抜くのも良しだが、決められた日数を生き残ることが最終目標となる『サバイバル』形式だ。
ガッツリ対人戦をしたい人はバトルロイヤルへ、対人戦に興味の無い人はサバイバルへ、という事だろうか。
注釈を読んでいくと、従魔や召喚で呼び出す系のNPCはバトルロイヤルでも参加可能だが、盟友契約などを結んだNPCは参加不可という事だった。サバイバルの方は盟友NPCも参加可能との事。
これは、元々参加するとしたらサバイバルだろうかと考えていたが、これはさらにサバイバル一択だな。
さて、このイベントに関する僕個別の留意事項の内容だが……僕がバラムやシルヴァと一緒にサバイバルイベントに参加する場合、難易度調整の為に極端に人が少ないサーバーに振り分けられる可能性がある、とのことだった。
それはまぁ……当然の対応だろうなと思うので、否やは無い。
僕は転生しても大して攻撃能力がついたりしなかったし、防御は相変わらずペラペラだが、バラムは転生してさらに戦闘能力が増している事が予想出来るし、そもそも転生前から今のプレイヤーよりも遥かに強かったと思われる。ダンジョンを勝手に作り出してプレイヤーを転がしているシルヴァについても言わずもがなだろう。
『入るぞ』
『おはようである、主殿!』
「む」
ウィスパーと同時に部屋の扉が開いてバラムが入ってくる。いつの間にか少し開いた窓から黒い小鳥になったシルヴァも飛び込んできた。
「何してんだ?」
「えぇと……この世界に僕達を招いた人?からの手紙を読んでた」
「ふぅん、で?」
僕はバラムとシルヴァに今確認したばかりのメールや次回イベントの内容を伝える。
『ほほう、面白そうであるな! バトルロイヤル?とやらは我だけでも参加出来ればいいのに残念である』
……それは最早バトルロイヤルではなく、シルヴァを倒すレイドイベントにならないか?
「……参加すんのか?」
「うーん……サバイバルの方は参加してみたいかもしれない」
「……分かった、好きにしろ。だが、俺も一緒に行くぞ」
『無論、我もである!』
「ふ。ああ、勿論だ。頼りにしている」
せっかくバラム達と参加出来そうで、何だかんだ転生に至るまでに楽しんでいるゲームのイベントだ。参加出来るのにしないのは勿体無いというものだろう。
パーティプレイ推奨とのことだったので、あぬ丸達に声をかけてみても良いかもしれない。
と、考えていると、フレンドからメッセージが届く。
「ん? シャケ茶漬けからだ」
「あん? 何の用だ」
シャケ茶漬けからのメッセージを開いて内容を確認する。……ふむ、なるほど。
「で、何だって?」
「どうやらシャケ茶漬けの知り合いが僕とハスペが同一人物なのではと疑いを持っている……いや、ほぼ確信しているらしい。それで、一度僕に会ってみたいそうだ」
「……あ゙?」
さて、どうしようか。
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