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本編
151:不労経験値
波のように押し寄せる熱をどうにか流して、演奏を続ける。
「シルヴァ……何かがすごい勢いで流れ込んでくる感覚があるんだが……これは大丈夫なやつだろうか……」
プライベートな空間では無いからか、体に表立った反応は出ていないが、このままでは色々と差し障りがあるので、シルヴァに尋ねてみる。
『む? おお、上手く我のダンジョンと“繋がれた”ようであるな!』
「繋がれた?」
『うむ、我のダンジョンは想定していた以上に盛況でな。目的であった経験値もジャブジャブ入ってくるのだ! そこで主殿を差し置いて我だけが享受するのもなんであるから、こうすることでダンジョン収入の一部が自動的に主殿にも流れ込むように出来ないかと思ったのである!』
「うーん。それは、まぁ、ありがたい……のか?」
『何もしなくても主殿の力が増すと思えば良いであるぞ!』
「なるほど」
つまり、不労所得ならぬ不労経験値ということだろうか。シルヴァもジャルグと同様に何らかの仕組みによってダンジョン訪問者がいればいるほど、経験値などに変換されるようにしているのだろう。
……何となく他のプレイヤーから搾り取って、楽して経験値を稼いでいるようで気が引ける。……大丈夫なやつだろうか? 問題があったらそもそも出来ないか、後で修正が入れられるだろうが……不安なので運営へ問い合わせもしておこう。
視線操作で問い合わせメールを送る。あとは結果を待つとして、とりあえず今の問題といえば────。
「流れ込んでくる経験値が来るというのは……その度に……体が疼いてしまうのだろうか……?」
「何?」
四六時中こう体が疼いては流石にプレイにならない。
『ふむ……それは今は一時的に主殿の器よりも大きな経験値が流れ込んでいるからであろうな。主殿の器がこの経験値を使って大きくなれば、なんともなくなるはずである』
「それはどのくらいで?」
『一晩もあれば落ち着くと思うである』
「そうか……」
意外とすぐこの状態から脱せそうでホッとする。
「つらいか?」
頬に大きな手がそっと当てられ、低い声が気遣わしげに降ってくる。
……安心もするが、今は、ちょっと……。
「ん……少し……ちょっと、今は触れられるのも刺激が……」
一応、まだシルヴァからストップの指示が無いので演奏も続けている。こんな状態でも話しながらミス無く演奏出来るのが《巧演》の補正力ということなのだろうか。
『夜狗の小僧、お主は後で主殿を慰める傍ら、主殿から経験値を受け取るのが良かろう』
「あん?」
「僕からってどうやって……?」
『クククッ、それは夜狗の小僧が本能でどうにかするだろうから、問題無いである』
「そう、か? まぁ、それでバラムにも経験値が行くなら」
確かに聞いていて、バラムに経験値が行く仕組みが無いのかは気になっていたので、そこは僕経由?でどうにか出来るらしい。……方法は“慰める”傍らとか言っていたが……まぁ、今は考えないものとする。その……具体的に想像してしまうと今はマズいので。
それからは体の疼きに堪えながら、演奏をすることしばし。
『む。主殿、もう十分である! クハハッ! 何と心地よい空間か!』
「……そうだろうか」
やっとシルヴァからストップが入ったので、演奏を止め、辺りを見回してみると……そう狭くない空間が黒い根で埋め尽くされていた。根に覆われていない部分を探す方が難しいほどだ。
シルヴァは興奮からかいつもよりも大きく鼻息をボフボフと鳴らしている。
「……そういえば、ジャルグの方も僕は力を貰ってしまうことになるのだろうか?」
『彼奴と主殿との間の繋がりは弱いであるから、微量であろうが皆無でもないであろうな』
「そうか……」
まぁ、向こうから解除して欲しいなどの要請があった時に対応すれば良いだろうか。
「ん……はぁ……」
「おい、終わったんなら俺とこいつは戻るぞ」
力強い腕が僕を抱き寄せる。……バラムに触れられることで少し気が紛れていた疼きが急激に高まってくるのを感じる。
『うむ、そうであるな。我はここからまたダンジョンを調整する故残るが、主殿達は元の部屋へ送り届けよう』
ということで、来た時と同じようにシルヴァに触れるとまた足元が不確かな感覚の後、元の僕の部屋に戻っていた。先ほどとの違いといえば、シルヴァがいないことだけだ。
「トウノ……」
「んむっ」
視界に影が差したかと思うと、唇が優しく塞がれる。
ちゅっ、ちゅ、ちゅぷ……
お互いの唇を食み合って、柔らかい感触を感じる。
「はぁ……ん……」
……もどかしくて、“合図”が来る前に自分から口を開いて舌を差し出す。
「……は」
バラムが小さく笑う気配がしてから、差し出した舌を絡めとられて、お互いの唾液が溶け合う。そのことにいい知れない満足感を覚える。
……どれだけそうしていただろうか。
気づけば僕はベッドに横たわっていて、服も大分はだけていた。
「はぁ……バラム……」
「トウノ……」
そのままバラムの体重がかかってきて、二つの熱が重なって混ざり合う。
それから、僕の疼きが無くなるまで……というか、無くなった後もバラムと触り合った。
……臀部をすごく触られていた気がするが……うぅん、これについてもちゃんと考えておかないとな……。
*
あれから、ログアウトして次の日のログイン。
「起きたか」
『おはようである、主殿!』
「……ああ」
最早当たり前のように僕の部屋にバラムとシルヴァが集合しているが……まぁ、今更か。
「……ん? また色々と通知が来ているな」
視界の隅に新着のお知らせやメールを告げるアイコンがチカチカと主張していた。
まずはお知らせの方を見てみると、新しいPV4本の公開と、細かなシステムのアップデートについてだった。
システムアップデートについては、ステータス画面で現状のプレイヤー自身の見た目を360度どこからでも確認出来るタブが追加されたようだ。
これはかなり嬉しい。これで周りの暗さを気にしてスクショカメラで確認しなくて済む。
……うん、僕ですら欲しかった機能だ。地味だが、プレイヤー待望の機能なのではないだろうか。
次にPVだが……これはこの前許可を求められたアレのようだ。
それぞれ『冒険編』『バトル編』『スローライフ編』『珍プレー好プレー編』の4つのテーマで作られているらしい。
サーバー大幅増強による新規プレイヤーへ向けたプロモーションだと言う。
僕はそのPVのひとつを適当に再生して……一旦止める。
「バラムとシルヴァも……見るか?」
「あ?」
『何がであるか?』
僕はPVの概要を説明して、皆が見れるような設定で動画を流す。
何故この2人に声をかけたかと言うと────。
『おお! 我の威厳ある姿が余すことなく映っておるではないか!』
「……チッ。異人共には許しを請うのに何で俺達には来ないんだよ」
少し再生しただけでも、この2人の様子がまあまあの頻度で出てきたからだ。
しかし、一通り鑑賞を終えた反応は正反対なものとなっている。バラムは勝手に自分の姿を使われたことに対して怒りを覚えているようで、僕経由で運営へ苦情を入れることとなった。
……勝手にPVに採用されたバラムの怒りも尤もだし、バラムの派手なバトルシーンをPVに使いたい運営の気持ちも分からなくもない。まぁ、この件はまた返答を待とう。
『それにしても、何やら色々な場面が切り貼りされているであるな』
シルヴァが興味深そうに2周目の鑑賞をしている。
「そうだな。見映えやテンポを考えて編集されているんだろう」
『ほうほう』
例えば、防衛戦クライマックスのバラムが瓦礫から出てきた後にすごい大きさのエフェクトを纏った大剣を振り下ろすシーンがあるが、こちらは防衛戦のものではなく転生の儀を行う前に野盗の頭目を屠ったロマン技だ。
同じように、図書館前での彷徨う霊魂大量昇華のシーンでも僕……の代わりの誰でもないアバターの手元のアップはヴァイオリンになっていた。確かこの時はまだヴァイオリンを手に入れておらず、ラベイカで弾いていたはずだ。こちらも転生の儀の際のヴァイオリン演奏シーンをそれらしく挟んでいる。
どれもプロモーションの為の見映えを考えての編集なのだろう。
あとは、動物がたくさん出てくるシーンの中に僕のフクロウ姿やシルヴァのネズミ姿などがあった。
中身が僕やシルヴァだと思わなければ、可愛い……か?
「シルヴァ……何かがすごい勢いで流れ込んでくる感覚があるんだが……これは大丈夫なやつだろうか……」
プライベートな空間では無いからか、体に表立った反応は出ていないが、このままでは色々と差し障りがあるので、シルヴァに尋ねてみる。
『む? おお、上手く我のダンジョンと“繋がれた”ようであるな!』
「繋がれた?」
『うむ、我のダンジョンは想定していた以上に盛況でな。目的であった経験値もジャブジャブ入ってくるのだ! そこで主殿を差し置いて我だけが享受するのもなんであるから、こうすることでダンジョン収入の一部が自動的に主殿にも流れ込むように出来ないかと思ったのである!』
「うーん。それは、まぁ、ありがたい……のか?」
『何もしなくても主殿の力が増すと思えば良いであるぞ!』
「なるほど」
つまり、不労所得ならぬ不労経験値ということだろうか。シルヴァもジャルグと同様に何らかの仕組みによってダンジョン訪問者がいればいるほど、経験値などに変換されるようにしているのだろう。
……何となく他のプレイヤーから搾り取って、楽して経験値を稼いでいるようで気が引ける。……大丈夫なやつだろうか? 問題があったらそもそも出来ないか、後で修正が入れられるだろうが……不安なので運営へ問い合わせもしておこう。
視線操作で問い合わせメールを送る。あとは結果を待つとして、とりあえず今の問題といえば────。
「流れ込んでくる経験値が来るというのは……その度に……体が疼いてしまうのだろうか……?」
「何?」
四六時中こう体が疼いては流石にプレイにならない。
『ふむ……それは今は一時的に主殿の器よりも大きな経験値が流れ込んでいるからであろうな。主殿の器がこの経験値を使って大きくなれば、なんともなくなるはずである』
「それはどのくらいで?」
『一晩もあれば落ち着くと思うである』
「そうか……」
意外とすぐこの状態から脱せそうでホッとする。
「つらいか?」
頬に大きな手がそっと当てられ、低い声が気遣わしげに降ってくる。
……安心もするが、今は、ちょっと……。
「ん……少し……ちょっと、今は触れられるのも刺激が……」
一応、まだシルヴァからストップの指示が無いので演奏も続けている。こんな状態でも話しながらミス無く演奏出来るのが《巧演》の補正力ということなのだろうか。
『夜狗の小僧、お主は後で主殿を慰める傍ら、主殿から経験値を受け取るのが良かろう』
「あん?」
「僕からってどうやって……?」
『クククッ、それは夜狗の小僧が本能でどうにかするだろうから、問題無いである』
「そう、か? まぁ、それでバラムにも経験値が行くなら」
確かに聞いていて、バラムに経験値が行く仕組みが無いのかは気になっていたので、そこは僕経由?でどうにか出来るらしい。……方法は“慰める”傍らとか言っていたが……まぁ、今は考えないものとする。その……具体的に想像してしまうと今はマズいので。
それからは体の疼きに堪えながら、演奏をすることしばし。
『む。主殿、もう十分である! クハハッ! 何と心地よい空間か!』
「……そうだろうか」
やっとシルヴァからストップが入ったので、演奏を止め、辺りを見回してみると……そう狭くない空間が黒い根で埋め尽くされていた。根に覆われていない部分を探す方が難しいほどだ。
シルヴァは興奮からかいつもよりも大きく鼻息をボフボフと鳴らしている。
「……そういえば、ジャルグの方も僕は力を貰ってしまうことになるのだろうか?」
『彼奴と主殿との間の繋がりは弱いであるから、微量であろうが皆無でもないであろうな』
「そうか……」
まぁ、向こうから解除して欲しいなどの要請があった時に対応すれば良いだろうか。
「ん……はぁ……」
「おい、終わったんなら俺とこいつは戻るぞ」
力強い腕が僕を抱き寄せる。……バラムに触れられることで少し気が紛れていた疼きが急激に高まってくるのを感じる。
『うむ、そうであるな。我はここからまたダンジョンを調整する故残るが、主殿達は元の部屋へ送り届けよう』
ということで、来た時と同じようにシルヴァに触れるとまた足元が不確かな感覚の後、元の僕の部屋に戻っていた。先ほどとの違いといえば、シルヴァがいないことだけだ。
「トウノ……」
「んむっ」
視界に影が差したかと思うと、唇が優しく塞がれる。
ちゅっ、ちゅ、ちゅぷ……
お互いの唇を食み合って、柔らかい感触を感じる。
「はぁ……ん……」
……もどかしくて、“合図”が来る前に自分から口を開いて舌を差し出す。
「……は」
バラムが小さく笑う気配がしてから、差し出した舌を絡めとられて、お互いの唾液が溶け合う。そのことにいい知れない満足感を覚える。
……どれだけそうしていただろうか。
気づけば僕はベッドに横たわっていて、服も大分はだけていた。
「はぁ……バラム……」
「トウノ……」
そのままバラムの体重がかかってきて、二つの熱が重なって混ざり合う。
それから、僕の疼きが無くなるまで……というか、無くなった後もバラムと触り合った。
……臀部をすごく触られていた気がするが……うぅん、これについてもちゃんと考えておかないとな……。
*
あれから、ログアウトして次の日のログイン。
「起きたか」
『おはようである、主殿!』
「……ああ」
最早当たり前のように僕の部屋にバラムとシルヴァが集合しているが……まぁ、今更か。
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サーバー大幅増強による新規プレイヤーへ向けたプロモーションだと言う。
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「あ?」
『何がであるか?』
僕はPVの概要を説明して、皆が見れるような設定で動画を流す。
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『おお! 我の威厳ある姿が余すことなく映っておるではないか!』
「……チッ。異人共には許しを請うのに何で俺達には来ないんだよ」
少し再生しただけでも、この2人の様子がまあまあの頻度で出てきたからだ。
しかし、一通り鑑賞を終えた反応は正反対なものとなっている。バラムは勝手に自分の姿を使われたことに対して怒りを覚えているようで、僕経由で運営へ苦情を入れることとなった。
……勝手にPVに採用されたバラムの怒りも尤もだし、バラムの派手なバトルシーンをPVに使いたい運営の気持ちも分からなくもない。まぁ、この件はまた返答を待とう。
『それにしても、何やら色々な場面が切り貼りされているであるな』
シルヴァが興味深そうに2周目の鑑賞をしている。
「そうだな。見映えやテンポを考えて編集されているんだろう」
『ほうほう』
例えば、防衛戦クライマックスのバラムが瓦礫から出てきた後にすごい大きさのエフェクトを纏った大剣を振り下ろすシーンがあるが、こちらは防衛戦のものではなく転生の儀を行う前に野盗の頭目を屠ったロマン技だ。
同じように、図書館前での彷徨う霊魂大量昇華のシーンでも僕……の代わりの誰でもないアバターの手元のアップはヴァイオリンになっていた。確かこの時はまだヴァイオリンを手に入れておらず、ラベイカで弾いていたはずだ。こちらも転生の儀の際のヴァイオリン演奏シーンをそれらしく挟んでいる。
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(ムーンライトノベルにも掲載しています)