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本編
165:早く戻ってきてあげて ※別視点
シャケ茶漬け視点です。
────────────
巨大なジャガーのようなファンタジー猛獣を正気?に戻したら、あらビックリ。褐色の肌に艶やかな黒髪、ライムグリーンに輝く瞳、そしてしなやかで強靭な体躯を持つ、美丈夫が現れた。
他のプレイヤーの表現で言うと、エキゾチックマッチョイケメン。
まぁ、確かに男女問わず見惚れそうな絶妙なラインの容姿だと思う。他のプレイヤー達は突然のイケメンキャラの登場に浮き足だっている。
だが、しかし。
「兄貴の方がカッコいいけどな!!!!」
「……今、言うべきことはそれか?」
「おうよ!」
鍋の蓋に半目でツッコまれるが、ちゃんと思っていることは表明していかねば。ただでさえ、今兄貴は大分苛ついている。
理由は様々だが、その大部分はやはり、何よりも大事にしているトウノ君に関することで、だろう。
俺なんかは、色んなVRゲームをやっていてリアルな災害・惨事表現なんかも慣れているが、何らかの恐怖症やトラウマなんかを持っている人にはたまにキツい演出にぶち当たってしまうことがある。
トウノ君がそれらに該当するものがあったのかは分からないが、船の難破と漂着の演出を経てから確かに弱っているように感じた。
兄貴も当然、誰よりもそれを感じて心配している。心配するあまり、ユヌで会った時やお試しパーティプレイをしていた時はちゃんと自重してたんだな……と思うくらい人目を憚らずトウノ君にスキンシップしていた。
まぁ、トウノ君の姿がフクロウの姿だったから、傍から見れば動物と戯れているだけのほっこりシーンに見えただろうけど、事情を知っている俺達から見れば……というやつだ。
兄貴もトウノ君にスキンシップをすることで、何かストレスみたいなものを和らげているようだ。
ただ完璧に心身が強いわけじゃない、ちゃんと弱味や不安定なところがあるのがまた深みや渋みがあってイイんだよなっ!
……オホン、ちょっと話が逸れた。
一先ず、少し休んだらトウノ君も復調したようで何よりだ。せっかくのゲームでイベントなんだから、何の憂いもなく楽しめると良いよな。
そして、イベントが進んだのかどうなのか、今兄貴とトウノ君は別行動をしている。
イベント用空間でも隠し要素みたいなものを発見するトウノ君は流石というかなんというか。
……トウノ君を見ていると、どちらかというと隠し要素の方からトウノ君を巻き込もうとしている気がしてきたけどな……。
本当に普段の兄貴の苦労が偲ばれる。俺に手伝えることがあれば何でもする所存だ。
まぁ、今はこのイベントの本筋に関わっていそうなマッチョイケメンだが……。
「ここは……私は何を……?」
はい、そういう感じね。把握した。
どうやらこのイケメンは記憶が混濁していて、すぐに真相は分からなさそうだ。メタ的で申し訳ないが、まぁ、そんな簡単に解決してしまっては物語が盛り上がらないからな。予想の範囲内だ。
この場にいる他のプレイヤーも大体、俺と同意見らしく、食事や生命力回復アイテムを差し出したりしている。
とりあえず、まずはお互い友好的になれるようにしていくべきだろう。……兄貴の空気は相変わらずピリピリしているけど。
……多分トウノ君が心配でたまらないんだろうというか、トウノ君不足というか……そんな感じなんだろう。
それでも、ここにいてくれる兄貴の優しさよ……。
皆でエキゾチックマッチョイケメンを接待……じゃなくて世話……じゃなくて、まぁ、なんやかんやして友好を示すことしばらく。
ていうか、あんだけあった食料を全部平らげたな、この人。
「随分世話になってしまってすまない、異界の徒よ。私はオセロットという。記憶が曖昧だが……何か厳しく重要な戦いに身を置いていたような気がするのだが……」
一先ず一定の信用を得ることは出来たようで、覚えていたらしい名前を教えてくれた。
戦いに身を置いていた云々は……まぁ、トウノ君の《解析》情報を知っているこちらとしては「でしょうね」という感じだ。
何なら少なくともこの島のほぼ神様みたいな存在に仕える戦士の長らしいですよ。
……長、ということはヒラの戦士も何処かにいるのかもしれないな。
『何処かに彼の部下、というか配下もいるんでしょうか? 彼の最初の状態を考えると、人の姿ではない可能性もありそうですが』
『私はいると思うなぁ』
『俺もそう思う』
皆考えることは同じだったようだ。
あまりエキゾチックマッチョイケメン……オセロットに聞かせたくないというのも共通認識なのか、何も言わなくてもパーティウィスパーでの会話だ。
『やはり、まだまだ探索の必要があると思います』
『そうだな』
『戦士の長がトウのんのハリセンで解除出来る“何か”にかかってた時点でヒラの戦士もお察しな気がするねぇ』
それは本当にそう。
ということで、俺達パーティと主要な他パーティのとりまとめポジションのプレイヤーで、オセロットに勘づかれないようにこっそり方針を決めた。
まず、釣りや植物の採集が趣味のプレイヤー集団がメインでオセロットを見てくれることになった。そもそもほぼ食料を食い尽くしてしまったオセロットに、食料確保を手伝わせる気満々だったようだ。
この人らはこの人らで全力で趣味を楽しんでていい。そういう人達とプレイ出来るのが楽しかったりするんだよな。
万が一、またオセロットが暴れ出したり、敵対行動をとった時の備えとしては、鍋の蓋と検証野郎Zが立候補して残ることとなった。
……鍋の蓋は俺から見ても種族適性、本人の技量共に文句の無いタンクだし、従魔のアルプで撹乱も出来るので是非残って欲しいが、なんで検証野郎Zは立候補した?
『バーバルコーンスネールの銛から採取した毒の効き目を狩猟が趣味の皆さんと検証する予定でして。想定ではかなり強い毒性のようなので、もしも彼が暴れたらこちらの毒を使った矢や投擲槍でどうにか対抗出来るのではないかと』
などと供述しているが、多分、レイドボス格のステータスや耐性がありそうなオセロットにあわよくば毒の性能を検証したいとか思っている。
こいつとはそれなりに長い付き合いなんだ、間違いない。
ただまぁ、そんな不穏すぎる思惑はさておき、こいつの弓の射程と自力調合出来る毒は鍋の蓋との相性が良い。
それに近接戦闘能力の高い種族だから、それなりに頑丈だしな。
普通に残るメンバーとして最適なのが、憎たらしいぜ、まったく。
ということで、探索に出るのは俺とあぬ丸、そして────。
「ここの反対側から妙な匂いがする」
『こちらもこちらで面白そうであるなー!』
我らが兄貴とシルヴァパイセン……の分体らしい小鳥メインで探索に出ることになった。
しかも兄貴はもう“何か”を察知しているらしい。流石だぜ!
ということで、このメンバーでジャングルへと分け入っていった。
『チームびっくり箱』のメンツの中では最も機動力と攻撃力のあるメンバー編成だ。それに拠点を見つけられたのは、あぬ丸がこの島の動物達からの好感度が妙に高く、俺の予想ではオンキラの道案内もあぬ丸がいたからこそというところがある。
そして何より、俺が兄貴と行動出来るのが良い。最高だ。
ただ……。
『うーん、オトモダチが大分ピリピリしてて、オンキラちゃんや他の動物達が怖がって近づいて来ないなぁ』
兄貴には健やかに心穏やかでいて欲しいので、トウノ君はなるべく早くクエストをクリアして兄貴の元に戻ってあげて欲しい。
────────────
次話投稿は12月10日(火)予定です。
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巨大なジャガーのようなファンタジー猛獣を正気?に戻したら、あらビックリ。褐色の肌に艶やかな黒髪、ライムグリーンに輝く瞳、そしてしなやかで強靭な体躯を持つ、美丈夫が現れた。
他のプレイヤーの表現で言うと、エキゾチックマッチョイケメン。
まぁ、確かに男女問わず見惚れそうな絶妙なラインの容姿だと思う。他のプレイヤー達は突然のイケメンキャラの登場に浮き足だっている。
だが、しかし。
「兄貴の方がカッコいいけどな!!!!」
「……今、言うべきことはそれか?」
「おうよ!」
鍋の蓋に半目でツッコまれるが、ちゃんと思っていることは表明していかねば。ただでさえ、今兄貴は大分苛ついている。
理由は様々だが、その大部分はやはり、何よりも大事にしているトウノ君に関することで、だろう。
俺なんかは、色んなVRゲームをやっていてリアルな災害・惨事表現なんかも慣れているが、何らかの恐怖症やトラウマなんかを持っている人にはたまにキツい演出にぶち当たってしまうことがある。
トウノ君がそれらに該当するものがあったのかは分からないが、船の難破と漂着の演出を経てから確かに弱っているように感じた。
兄貴も当然、誰よりもそれを感じて心配している。心配するあまり、ユヌで会った時やお試しパーティプレイをしていた時はちゃんと自重してたんだな……と思うくらい人目を憚らずトウノ君にスキンシップしていた。
まぁ、トウノ君の姿がフクロウの姿だったから、傍から見れば動物と戯れているだけのほっこりシーンに見えただろうけど、事情を知っている俺達から見れば……というやつだ。
兄貴もトウノ君にスキンシップをすることで、何かストレスみたいなものを和らげているようだ。
ただ完璧に心身が強いわけじゃない、ちゃんと弱味や不安定なところがあるのがまた深みや渋みがあってイイんだよなっ!
……オホン、ちょっと話が逸れた。
一先ず、少し休んだらトウノ君も復調したようで何よりだ。せっかくのゲームでイベントなんだから、何の憂いもなく楽しめると良いよな。
そして、イベントが進んだのかどうなのか、今兄貴とトウノ君は別行動をしている。
イベント用空間でも隠し要素みたいなものを発見するトウノ君は流石というかなんというか。
……トウノ君を見ていると、どちらかというと隠し要素の方からトウノ君を巻き込もうとしている気がしてきたけどな……。
本当に普段の兄貴の苦労が偲ばれる。俺に手伝えることがあれば何でもする所存だ。
まぁ、今はこのイベントの本筋に関わっていそうなマッチョイケメンだが……。
「ここは……私は何を……?」
はい、そういう感じね。把握した。
どうやらこのイケメンは記憶が混濁していて、すぐに真相は分からなさそうだ。メタ的で申し訳ないが、まぁ、そんな簡単に解決してしまっては物語が盛り上がらないからな。予想の範囲内だ。
この場にいる他のプレイヤーも大体、俺と同意見らしく、食事や生命力回復アイテムを差し出したりしている。
とりあえず、まずはお互い友好的になれるようにしていくべきだろう。……兄貴の空気は相変わらずピリピリしているけど。
……多分トウノ君が心配でたまらないんだろうというか、トウノ君不足というか……そんな感じなんだろう。
それでも、ここにいてくれる兄貴の優しさよ……。
皆でエキゾチックマッチョイケメンを接待……じゃなくて世話……じゃなくて、まぁ、なんやかんやして友好を示すことしばらく。
ていうか、あんだけあった食料を全部平らげたな、この人。
「随分世話になってしまってすまない、異界の徒よ。私はオセロットという。記憶が曖昧だが……何か厳しく重要な戦いに身を置いていたような気がするのだが……」
一先ず一定の信用を得ることは出来たようで、覚えていたらしい名前を教えてくれた。
戦いに身を置いていた云々は……まぁ、トウノ君の《解析》情報を知っているこちらとしては「でしょうね」という感じだ。
何なら少なくともこの島のほぼ神様みたいな存在に仕える戦士の長らしいですよ。
……長、ということはヒラの戦士も何処かにいるのかもしれないな。
『何処かに彼の部下、というか配下もいるんでしょうか? 彼の最初の状態を考えると、人の姿ではない可能性もありそうですが』
『私はいると思うなぁ』
『俺もそう思う』
皆考えることは同じだったようだ。
あまりエキゾチックマッチョイケメン……オセロットに聞かせたくないというのも共通認識なのか、何も言わなくてもパーティウィスパーでの会話だ。
『やはり、まだまだ探索の必要があると思います』
『そうだな』
『戦士の長がトウのんのハリセンで解除出来る“何か”にかかってた時点でヒラの戦士もお察しな気がするねぇ』
それは本当にそう。
ということで、俺達パーティと主要な他パーティのとりまとめポジションのプレイヤーで、オセロットに勘づかれないようにこっそり方針を決めた。
まず、釣りや植物の採集が趣味のプレイヤー集団がメインでオセロットを見てくれることになった。そもそもほぼ食料を食い尽くしてしまったオセロットに、食料確保を手伝わせる気満々だったようだ。
この人らはこの人らで全力で趣味を楽しんでていい。そういう人達とプレイ出来るのが楽しかったりするんだよな。
万が一、またオセロットが暴れ出したり、敵対行動をとった時の備えとしては、鍋の蓋と検証野郎Zが立候補して残ることとなった。
……鍋の蓋は俺から見ても種族適性、本人の技量共に文句の無いタンクだし、従魔のアルプで撹乱も出来るので是非残って欲しいが、なんで検証野郎Zは立候補した?
『バーバルコーンスネールの銛から採取した毒の効き目を狩猟が趣味の皆さんと検証する予定でして。想定ではかなり強い毒性のようなので、もしも彼が暴れたらこちらの毒を使った矢や投擲槍でどうにか対抗出来るのではないかと』
などと供述しているが、多分、レイドボス格のステータスや耐性がありそうなオセロットにあわよくば毒の性能を検証したいとか思っている。
こいつとはそれなりに長い付き合いなんだ、間違いない。
ただまぁ、そんな不穏すぎる思惑はさておき、こいつの弓の射程と自力調合出来る毒は鍋の蓋との相性が良い。
それに近接戦闘能力の高い種族だから、それなりに頑丈だしな。
普通に残るメンバーとして最適なのが、憎たらしいぜ、まったく。
ということで、探索に出るのは俺とあぬ丸、そして────。
「ここの反対側から妙な匂いがする」
『こちらもこちらで面白そうであるなー!』
我らが兄貴とシルヴァパイセン……の分体らしい小鳥メインで探索に出ることになった。
しかも兄貴はもう“何か”を察知しているらしい。流石だぜ!
ということで、このメンバーでジャングルへと分け入っていった。
『チームびっくり箱』のメンツの中では最も機動力と攻撃力のあるメンバー編成だ。それに拠点を見つけられたのは、あぬ丸がこの島の動物達からの好感度が妙に高く、俺の予想ではオンキラの道案内もあぬ丸がいたからこそというところがある。
そして何より、俺が兄貴と行動出来るのが良い。最高だ。
ただ……。
『うーん、オトモダチが大分ピリピリしてて、オンキラちゃんや他の動物達が怖がって近づいて来ないなぁ』
兄貴には健やかに心穏やかでいて欲しいので、トウノ君はなるべく早くクエストをクリアして兄貴の元に戻ってあげて欲しい。
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次話投稿は12月10日(火)予定です。
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