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本編
173:アクションセンス
あぬ丸達はバラムとオセロットがいるところからほんの少しだけ離れたところにいた。……さっき視たところからさらに転がっている大きなジャガーが増えている。
シルヴァが姿を少し大きくて真っ黒なオンキラに変えて降り立ったところで、あぬ丸がこちらに気づく。
「ん? あ、やっほートウのん。クエストはどうなったのぉ?」
『……そういえば皆に伝えられてなかったな。無事クリア出来た。この地を統べる神のような存在は正常になったと思う』
「そっかー。じゃあ、割とどうとでもなるかなー?」
『まぁ、黒曜天母の心証に差は出るかもしれないが……確かに最悪の事態にはならないかもしれないな。征服者達はシャケ茶漬け達がほぼ倒しているようだし』
「あ、さっき倒したからこっちに合流するって言ってたねー」
黒曜天母やオセロット達に禁呪を仕掛けていたと思われる征服者達は、既にほぼ全滅しているので、後は残ってしまった厄介な影響を取り除けば、この島に元の平穏が訪れるだろう。
……異分子でいうと僕達もいるが……まぁ、あと3日もすれば綺麗さっぱりいなくなるしな。
「そんでー……なんか向こうに二足歩行型巨大モフモフが見えるんだけどぉ?」
あぬ丸が木々の間から見え隠れするオセロットに目を向けながら言う。
『どちらか倒れた方のボスの力が、残った方に送られるようになっていたらしく、ああして多分……パワーアップしてしまったようだ』
「なるほどぉ、そういうパターンのボスだったんだねー」
流石、ゲーム慣れしているのか、僕の簡単な説明だけで何が起こったのか把握出来たようだ。
「で、トウのんはどうしてこっちにー?」
『ああ、オセロットは黒曜天母の異常と根本は同じものに侵されていたんだ。だから、戦士達もそうなんじゃないかと視に来た』
「ほうほう。この辺にいるモフモフ戦士は大体、陥落させたと思うから、存分に見ていってー!」
『あ、ああ。なんというか……流石だな……』
「ふふふー、私が本気を出せばこんなもんよー」
ということで、早速戦士達を注視してみる。
『ふぅむ……オセロットほどでは無いが、禁呪の影響が出ているな』
戦士達の中心にある光に、オセロットほどではないが、淀んだ糸屑のようなものが少し付着していた。
「きんじゅ……禁呪? へぇ、そんなのがあるのかぁ。……モフモフを苦しめるなんて……私も虫が苦手とかヌルいこと言ってないであっちに行けば良かったかなぁ?」
『……』
表情は普段通り朗らかなのに、物凄く迫力があるように感じるのは気のせい……では無さそうだ。バラムの威圧に似た圧を感じる。
幸い、もう全滅した者に興味は無いのか、すぐにいつもの親しみやすい雰囲気に戻った。
「それでー、ここからどうすればいいんだろうねぇ?」
『そうだな……多分、僕の根でどうにか出来ると思うんだが……』
『主殿。流石に直接は控えて欲しいであるぞ』
『……分かった。それじゃあ……』
『ふむ……主殿がやりやすいように、我がこの辺り一帯を少し隠すである!』
もう、こうなったら他のプレイヤーの前で何やってもいいか、と少し投げやり気味に考えていたが、僕がこの後どうするのかを知っているシルヴァが察してくれ、場を整えてくれるようだ。
『助かる』
そうして、シルヴァの力によってほんの少し空間が“ズレた”のが視えた。いつの間にか、あぬ丸や付近にいたプレイヤーがいなくなっている。
僕はシルヴァの背から降りて《変化》を解き、ヴァイオリンを取り出して構える。
そうして黒曜天母の依代に使ったハイパワー浄化セットを旋律に乗せて拡散させる。
すると、石ではなく、土だからかすぐに黒い根がボコボコと生えてきて戦士ひと……いや、一頭?ずつに向かっていく。
ズブッ
「えっ」
ここから巻きついてどうにかするのか?と見ていると────根が戦士の胸を貫いてしまった。
……焦ったが、よく視るとLPに差し障りは一応……無いようだ。
そうこうしている内に、胸を貫いた根は素早く淀んだ糸屑のようなものを捕えて吸収を始めた。黒曜天母に巣食っていた、最も濃かっただろう《腐れの呪い》を吸収し、おそらくそれに対する耐性を獲得している根にとっては、この程度では枯れそうな素振りすら見せない。
……むしろ栄養に出来ている可能性すらある。
その証拠に、さくっと糸屑を吸収し終えた根達は、もう用は無いとばかりに戦士の身体から離れていくと……何処か少し離れたところに根を伸ばしていく。
「……? 何処に……あっ」
根が伸びていく方向を見ると、鍋の蓋や他のプレイヤーが対処している人型の戦士にも忍び寄って胸を貫いていた。
……何か、すごく的確だな。しかも、糸屑を素早く回収して素早く撤退している。……僕より余程動きが良いというか、アクションセンスがあるし……サラッと空間のズレも普通に越えているのは一体何なのか……。
「………………今は、深く考えないでおこう」
この根について考えるより、今は他にやる事がある。
とりあえず、目の前の気絶している大きなジャガーに目を向けて、色々検分して異常が無いかを確認する。
不思議なことに身体に貫いた形跡は無かった。
「ふぅむ……もしかして実際に貫いていたわけでは無い……?」
『何がであるか?』
「実は……」
シルヴァに“視た”ことと、起きた事象を説明する。
『うむ、我も空間系は得意分野である故見えたが、今の主殿の根は実体を持っていなかったである。であるから、身体を傷つけていないのであるな』
「そうなのか」
どうやら僕の《慧眼》は実体が無いものもかなりハッキリ視えるようになっているようだ。……またサラッと根が実体無しで出て来ていることについては……まぁ、これも今は置いておこう……。
それはさておき。
「これで戦士達は大丈夫そうだな」
僕は再びフクロウに《変化》してシルヴァの背に乗る。
『であるか。では、空間を元に戻すである』
『ああ』
次の瞬間には、空間のズレが元に戻る。
「あ、戻ってきたー。どうなったのー?」
『無事、禁呪の影響を取り除けたと思う。……勢いで鍋の蓋達が対処してる戦士の方も取り除くことは出来たんだが……』
「おっ! じゃあ、こっち側の戦力になってくれるかなー?」
『それは……どうだろうな? オセロットが僕達に敵対行動を取っているし……』
彼らの長であるオセロットの状態を見て、僕達に敵意を示す可能性も中々高そうだ。
「そっかー、まぁ、モフモフ達の様子を見て、加勢にならなそうだったら、またいくらでも転がして足止めするから任せといてー!」
『そ、そうか。頼りになる』
モフモフのこととなると、普通に頼もしいあぬ丸がさらに頼もしくなるな。
『じゃあ、僕はあちらに戻る』
バラムとオセロットの戦いの方が気になるので、戻ろう。
「分かったー、シャケ茶漬けも間に合いそうだったらそっちに行くように伝えるねぇ」
『頼む』
『では、しっかりと掴まっているであるぞ』
『ああ』
僕が根で自分の体を固定したのを確認してから、鷲となって飛び立つ。
バラムとオセロットはまだ、攻防を繰り広げていた。
だがやはり、全力で倒しに来るオセロットに対し、倒さないように、それでいて牙や爪攻撃を食らわないように神経を使わないといけないバラムの方が少しずつ押されているように思える。
ただ、オセロットを一時的に行動不能にするような大技を用意する時間さえあれば、最小限の被害で解決出来そうな気もする。となると……。
『バラムが態勢を整える隙を作りたいな』
『……まさかと思うが……主殿?』
シルヴァが問いかけてくるが、まぁ、その予想通りだと思う。
『僕が囮になろう』
シルヴァが姿を少し大きくて真っ黒なオンキラに変えて降り立ったところで、あぬ丸がこちらに気づく。
「ん? あ、やっほートウのん。クエストはどうなったのぉ?」
『……そういえば皆に伝えられてなかったな。無事クリア出来た。この地を統べる神のような存在は正常になったと思う』
「そっかー。じゃあ、割とどうとでもなるかなー?」
『まぁ、黒曜天母の心証に差は出るかもしれないが……確かに最悪の事態にはならないかもしれないな。征服者達はシャケ茶漬け達がほぼ倒しているようだし』
「あ、さっき倒したからこっちに合流するって言ってたねー」
黒曜天母やオセロット達に禁呪を仕掛けていたと思われる征服者達は、既にほぼ全滅しているので、後は残ってしまった厄介な影響を取り除けば、この島に元の平穏が訪れるだろう。
……異分子でいうと僕達もいるが……まぁ、あと3日もすれば綺麗さっぱりいなくなるしな。
「そんでー……なんか向こうに二足歩行型巨大モフモフが見えるんだけどぉ?」
あぬ丸が木々の間から見え隠れするオセロットに目を向けながら言う。
『どちらか倒れた方のボスの力が、残った方に送られるようになっていたらしく、ああして多分……パワーアップしてしまったようだ』
「なるほどぉ、そういうパターンのボスだったんだねー」
流石、ゲーム慣れしているのか、僕の簡単な説明だけで何が起こったのか把握出来たようだ。
「で、トウのんはどうしてこっちにー?」
『ああ、オセロットは黒曜天母の異常と根本は同じものに侵されていたんだ。だから、戦士達もそうなんじゃないかと視に来た』
「ほうほう。この辺にいるモフモフ戦士は大体、陥落させたと思うから、存分に見ていってー!」
『あ、ああ。なんというか……流石だな……』
「ふふふー、私が本気を出せばこんなもんよー」
ということで、早速戦士達を注視してみる。
『ふぅむ……オセロットほどでは無いが、禁呪の影響が出ているな』
戦士達の中心にある光に、オセロットほどではないが、淀んだ糸屑のようなものが少し付着していた。
「きんじゅ……禁呪? へぇ、そんなのがあるのかぁ。……モフモフを苦しめるなんて……私も虫が苦手とかヌルいこと言ってないであっちに行けば良かったかなぁ?」
『……』
表情は普段通り朗らかなのに、物凄く迫力があるように感じるのは気のせい……では無さそうだ。バラムの威圧に似た圧を感じる。
幸い、もう全滅した者に興味は無いのか、すぐにいつもの親しみやすい雰囲気に戻った。
「それでー、ここからどうすればいいんだろうねぇ?」
『そうだな……多分、僕の根でどうにか出来ると思うんだが……』
『主殿。流石に直接は控えて欲しいであるぞ』
『……分かった。それじゃあ……』
『ふむ……主殿がやりやすいように、我がこの辺り一帯を少し隠すである!』
もう、こうなったら他のプレイヤーの前で何やってもいいか、と少し投げやり気味に考えていたが、僕がこの後どうするのかを知っているシルヴァが察してくれ、場を整えてくれるようだ。
『助かる』
そうして、シルヴァの力によってほんの少し空間が“ズレた”のが視えた。いつの間にか、あぬ丸や付近にいたプレイヤーがいなくなっている。
僕はシルヴァの背から降りて《変化》を解き、ヴァイオリンを取り出して構える。
そうして黒曜天母の依代に使ったハイパワー浄化セットを旋律に乗せて拡散させる。
すると、石ではなく、土だからかすぐに黒い根がボコボコと生えてきて戦士ひと……いや、一頭?ずつに向かっていく。
ズブッ
「えっ」
ここから巻きついてどうにかするのか?と見ていると────根が戦士の胸を貫いてしまった。
……焦ったが、よく視るとLPに差し障りは一応……無いようだ。
そうこうしている内に、胸を貫いた根は素早く淀んだ糸屑のようなものを捕えて吸収を始めた。黒曜天母に巣食っていた、最も濃かっただろう《腐れの呪い》を吸収し、おそらくそれに対する耐性を獲得している根にとっては、この程度では枯れそうな素振りすら見せない。
……むしろ栄養に出来ている可能性すらある。
その証拠に、さくっと糸屑を吸収し終えた根達は、もう用は無いとばかりに戦士の身体から離れていくと……何処か少し離れたところに根を伸ばしていく。
「……? 何処に……あっ」
根が伸びていく方向を見ると、鍋の蓋や他のプレイヤーが対処している人型の戦士にも忍び寄って胸を貫いていた。
……何か、すごく的確だな。しかも、糸屑を素早く回収して素早く撤退している。……僕より余程動きが良いというか、アクションセンスがあるし……サラッと空間のズレも普通に越えているのは一体何なのか……。
「………………今は、深く考えないでおこう」
この根について考えるより、今は他にやる事がある。
とりあえず、目の前の気絶している大きなジャガーに目を向けて、色々検分して異常が無いかを確認する。
不思議なことに身体に貫いた形跡は無かった。
「ふぅむ……もしかして実際に貫いていたわけでは無い……?」
『何がであるか?』
「実は……」
シルヴァに“視た”ことと、起きた事象を説明する。
『うむ、我も空間系は得意分野である故見えたが、今の主殿の根は実体を持っていなかったである。であるから、身体を傷つけていないのであるな』
「そうなのか」
どうやら僕の《慧眼》は実体が無いものもかなりハッキリ視えるようになっているようだ。……またサラッと根が実体無しで出て来ていることについては……まぁ、これも今は置いておこう……。
それはさておき。
「これで戦士達は大丈夫そうだな」
僕は再びフクロウに《変化》してシルヴァの背に乗る。
『であるか。では、空間を元に戻すである』
『ああ』
次の瞬間には、空間のズレが元に戻る。
「あ、戻ってきたー。どうなったのー?」
『無事、禁呪の影響を取り除けたと思う。……勢いで鍋の蓋達が対処してる戦士の方も取り除くことは出来たんだが……』
「おっ! じゃあ、こっち側の戦力になってくれるかなー?」
『それは……どうだろうな? オセロットが僕達に敵対行動を取っているし……』
彼らの長であるオセロットの状態を見て、僕達に敵意を示す可能性も中々高そうだ。
「そっかー、まぁ、モフモフ達の様子を見て、加勢にならなそうだったら、またいくらでも転がして足止めするから任せといてー!」
『そ、そうか。頼りになる』
モフモフのこととなると、普通に頼もしいあぬ丸がさらに頼もしくなるな。
『じゃあ、僕はあちらに戻る』
バラムとオセロットの戦いの方が気になるので、戻ろう。
「分かったー、シャケ茶漬けも間に合いそうだったらそっちに行くように伝えるねぇ」
『頼む』
『では、しっかりと掴まっているであるぞ』
『ああ』
僕が根で自分の体を固定したのを確認してから、鷲となって飛び立つ。
バラムとオセロットはまだ、攻防を繰り広げていた。
だがやはり、全力で倒しに来るオセロットに対し、倒さないように、それでいて牙や爪攻撃を食らわないように神経を使わないといけないバラムの方が少しずつ押されているように思える。
ただ、オセロットを一時的に行動不能にするような大技を用意する時間さえあれば、最小限の被害で解決出来そうな気もする。となると……。
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(ムーンライトノベルにも掲載しています)