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本編
207:眼には眼を
さらにいくつかの部屋や通路を通り抜けていく。
そろそろ、何処かにはたどり着いてもいいのではないかと思うが、どうなのだろうか。
平静を装いつつも、ジリジリとした焦燥感に駆られる。
「ん?」
床に空けられた穴から下へ降りると、今まで通ってきた空間とは明らかに違う、広い空間に出た。
広間の壁沿いには、凍りついた獣や人のような像が並び、その最奥には天井まで浮き彫り細工が施された、大きなレリーフがあった。
…………レリーフ?
瞬間、呼び起こされた記憶と目の前の景色が重なる。
「このレリーフを……見たことがある」
ここではない、南西の遺跡で。
そちらのレリーフはもう、崩れてしまって完全な状態を見ることは叶わない。
大小様々に枝分かれした畝りのそこかしこに人や動物、ファンタジー生物らしきもの達が彫られているところまで、完全に一致している。《解析》時代の結果を資料にまでまとめたのだから、ほぼ正確な記憶のはずだ。
つまりここは、南西の遺跡群と同じ時代の遺跡、ということなのだろうか。
「しかし……」
雪山の中に遺跡があるのはまぁ……そんなこともあるだろうが、今はバラムと合流したい。ここはまた機会があれば確認するとして、次に進むべき方向を探る為に根を放つが…………。
「反応がない?」
根は何処へ向かうこともせず、ただ、その場でうねるだけだった。…………悪い想像が過ぎる。
「その気持ち悪いのについて行ってたけど、本当にキミの求める方へ向かっていたのかな?」
僕の不安を見透かしたかのようにシラーがクスクスと笑う。
僕は根と通じた気になっていて、根の意志を読み違えていたのだろうか?
たとえそうだったとしても、根が意志を持ってここへ僕を連れてきたことには変わりない。
────一体、それはどうして?
思考の海に沈んでいると、涼やかな声がするりと入ってくる。
「ねぇ、そんなにあの駄犬に会いたいの?」
「……ああ。心配だし、向こうにも心配をかけているだろうしな」
「あの駄犬の本性を知ってる? いつか君を食い荒らすかもしれないよ?」
「……」
……いい加減、バラムのことを“駄犬”と連呼されることが頭に来る。ただでさえ、バラムとの合流の雲行きが怪しくなって、気が立っているのに。
「……君の本性が禁呪なようにか?」
それにそろそろ、シラーと対決してもいい頃合いだ。
キリィ……
「……禁呪? なぁに、それ?」
僕が仕掛けると、悪態をついてくる時の少しだけ親しみのある表情が抜け落ち、綺麗な微笑みへと変わる。
「禁呪が何なのかは……正直僕にもよく分からないが、とても強い呪いだということは間違いないだろう。周囲の環境も命も精霊すらも呑み込むような」
雪山の入り口付近で確認した《呪い》、この時禁呪だとは確認出来なかったが、これまでの状況から推測して、ほぼ間違いないのではないかと思う。
「キミが何を言ってるのか全く分からないや。ボクが何であるかは、キミのそのご立派な眼が視た通りだよ」
「それは、君が僕に視せたい部分だけ視せたんだろう。まぁ『氷精の愛し子』だった期間もあるにはあったのだろうが」
氷精……いや、『精霊の愛し子』。これには思い返すだけでも、心に嫌な気持ちと恐怖が湧きあがってくる。
僕は間一髪のところであの一角獣の攻撃を回避することが出来たが…………例えば、もしも回避出来ていなかったとしたら、どうなっていたのだろうか?
例えば、シラーは望んで氷精の愛し子になったのだろうか?
もしも、望んでいなかったとしたら、どうやってかまでは分からないが、禁呪という強大かつ凶悪な力を得た時にどうなるのだろう────と。
「ふふふっ、仮にその禁呪とかいうのをボクが使っていたとして、どんな呪いなんだろうね?」
もうあまり隠す気が無くなってきたのか、シラーが僕に問うてくる。
これがどんな禁呪なのか。
その内容自体は、雪山の入り口で得た情報がそのまま答えなのではないかと思う。
────『永遠に変わらず存在し続けることを望む』。あえて、既知の禁呪に即するような言い方をするとすれば……。
「『不変』もしくは『滞り』、または『止まり』の呪い、といったところだろうか」
僕は改めて、この凍りついた“存在”を見つめる。
[滞りの呪い子シラー]
【氷精の愛し子】たる、シラーに禁呪《滞りの呪い》が宿り、あり様が変異した。
呪いは《精霊眼》だったものに宿っており、知覚したものを呪うことが出来る《邪眼》となっている。
呪い子は全ての流転を否定する。ただ一つの望みの為に。
分類:呪い子
生息地:霊峰アングリムンディ・深層
属性:ー
弱点:ー
素材:ー
状態:正常
特殊効果:《幻梟》
真の意味で“看破”出来たからか、シラーの本当の情報を少しだけ垣間見ることが出来た。
『滞りの呪い子』、それがシラーの正体のようだ。前にシラーを視た時はNPCの表記だったが、今は魔物の情報と同じ表記になっている。
……当然、もう人ではないのだろう。
それにしても……あの薄氷色の瞳が《邪眼》とまでは分からなかった。効果は呪えること以外よく分からないが、《慧眼》の力の妨害なども出来るのかもしれない。
それに、バラムとはぐれる直前、シラーと目が合った瞬間に転移してしまったが、これも《邪眼》の力の一つなのだろうか。……なんでも《邪眼》のせいにしすぎだろうか?
「ふふっ」
「ん?」
若干、思考が逸れていた僕の耳に涼やかな声が届く。
「ふっ、あはははははっ! まさか禁呪とその正体まで見破られるなんてね! そこまでは全く予想してなかったよ!」
シラーが高らかに笑い声を上げる。表情も身振りも本人の楽しさの感情を表しているはずなのに、何故か……激しい怒りを表しているように思えた。
大きな動きによって乱れた髪が、妙に扇情的なシラーが薄氷色を激しく揺らめかせながら僕を睨む。
「ははは……はーぁ……。実はさ……キミのこと、前から視ていたんだよね」
「……え」
「なんか、大昔のボクに似ててさ。ムカついたからずっと視てた。でも最近は全然視えなくなっちゃったからどうしたのかと思ったら、いきなり乗り込んできて驚いたよ」
「……」
……彼はまあまあ嘘をつくので本当かどうか分からないが、“ずっと視ていた”とは……本当だとしたら、全く気づかなかった。
肩を竦めながら「変な虫みたいな気持ち悪いののせいで、キミにちょっかいも出せないしさ」と言う。変な虫……《幻梟》のことだろうか? 地味に取り憑かれたのを認識している側の話を聞けたのは初めてだ。……どう認識されているのだろう?
と、少し首を捻っている間にもシラーが続ける。
「そのうえ、ボクの呪いが全く効かないのはどうなっているの? この山を創った大精霊すら排除出来たのに。少し視ない内にボク以上の化け物にでもなった?」
「人聞きが悪いな」
…………まぁ、あまり強く否定は出来ないが。流石にこの霊峰を創ってしまうほどの大精霊より大したことはないとは思うんだが……相性の問題だろう。
薄々思ってはいたが、やはり僕にシラーの放つ呪いは効いていないようだ。
それが何故かと言えば、そう難しいことではない。“眼”の力が“眼”によって妨害されるのならば、“禁呪”の力も“禁呪”によって妨害される、ということなのだろう。
厳密にはもう禁呪ではないが《腐れの呪い》を取り込んで得た《腐朽》の力が、シラーに対してこれ以上ない特効だったようだ。まるで誂えたかのように効果が対照的だし。
そして、禁呪が他にいくつあるのかも気になるが……まぁ、今はいいだろう。
「……キミはズルいよね」
シラーが静かに呟く。……胸騒ぎが、してくる。
「……何が、だろうか」
「ボクが失くしたものを全部持っていて、ボクが死に物狂いで志したものになる資格を持っているなんて……」
人形のように整った顔が、酷薄な笑みを浮かべる。
「許せない」
そろそろ、何処かにはたどり着いてもいいのではないかと思うが、どうなのだろうか。
平静を装いつつも、ジリジリとした焦燥感に駆られる。
「ん?」
床に空けられた穴から下へ降りると、今まで通ってきた空間とは明らかに違う、広い空間に出た。
広間の壁沿いには、凍りついた獣や人のような像が並び、その最奥には天井まで浮き彫り細工が施された、大きなレリーフがあった。
…………レリーフ?
瞬間、呼び起こされた記憶と目の前の景色が重なる。
「このレリーフを……見たことがある」
ここではない、南西の遺跡で。
そちらのレリーフはもう、崩れてしまって完全な状態を見ることは叶わない。
大小様々に枝分かれした畝りのそこかしこに人や動物、ファンタジー生物らしきもの達が彫られているところまで、完全に一致している。《解析》時代の結果を資料にまでまとめたのだから、ほぼ正確な記憶のはずだ。
つまりここは、南西の遺跡群と同じ時代の遺跡、ということなのだろうか。
「しかし……」
雪山の中に遺跡があるのはまぁ……そんなこともあるだろうが、今はバラムと合流したい。ここはまた機会があれば確認するとして、次に進むべき方向を探る為に根を放つが…………。
「反応がない?」
根は何処へ向かうこともせず、ただ、その場でうねるだけだった。…………悪い想像が過ぎる。
「その気持ち悪いのについて行ってたけど、本当にキミの求める方へ向かっていたのかな?」
僕の不安を見透かしたかのようにシラーがクスクスと笑う。
僕は根と通じた気になっていて、根の意志を読み違えていたのだろうか?
たとえそうだったとしても、根が意志を持ってここへ僕を連れてきたことには変わりない。
────一体、それはどうして?
思考の海に沈んでいると、涼やかな声がするりと入ってくる。
「ねぇ、そんなにあの駄犬に会いたいの?」
「……ああ。心配だし、向こうにも心配をかけているだろうしな」
「あの駄犬の本性を知ってる? いつか君を食い荒らすかもしれないよ?」
「……」
……いい加減、バラムのことを“駄犬”と連呼されることが頭に来る。ただでさえ、バラムとの合流の雲行きが怪しくなって、気が立っているのに。
「……君の本性が禁呪なようにか?」
それにそろそろ、シラーと対決してもいい頃合いだ。
キリィ……
「……禁呪? なぁに、それ?」
僕が仕掛けると、悪態をついてくる時の少しだけ親しみのある表情が抜け落ち、綺麗な微笑みへと変わる。
「禁呪が何なのかは……正直僕にもよく分からないが、とても強い呪いだということは間違いないだろう。周囲の環境も命も精霊すらも呑み込むような」
雪山の入り口付近で確認した《呪い》、この時禁呪だとは確認出来なかったが、これまでの状況から推測して、ほぼ間違いないのではないかと思う。
「キミが何を言ってるのか全く分からないや。ボクが何であるかは、キミのそのご立派な眼が視た通りだよ」
「それは、君が僕に視せたい部分だけ視せたんだろう。まぁ『氷精の愛し子』だった期間もあるにはあったのだろうが」
氷精……いや、『精霊の愛し子』。これには思い返すだけでも、心に嫌な気持ちと恐怖が湧きあがってくる。
僕は間一髪のところであの一角獣の攻撃を回避することが出来たが…………例えば、もしも回避出来ていなかったとしたら、どうなっていたのだろうか?
例えば、シラーは望んで氷精の愛し子になったのだろうか?
もしも、望んでいなかったとしたら、どうやってかまでは分からないが、禁呪という強大かつ凶悪な力を得た時にどうなるのだろう────と。
「ふふふっ、仮にその禁呪とかいうのをボクが使っていたとして、どんな呪いなんだろうね?」
もうあまり隠す気が無くなってきたのか、シラーが僕に問うてくる。
これがどんな禁呪なのか。
その内容自体は、雪山の入り口で得た情報がそのまま答えなのではないかと思う。
────『永遠に変わらず存在し続けることを望む』。あえて、既知の禁呪に即するような言い方をするとすれば……。
「『不変』もしくは『滞り』、または『止まり』の呪い、といったところだろうか」
僕は改めて、この凍りついた“存在”を見つめる。
[滞りの呪い子シラー]
【氷精の愛し子】たる、シラーに禁呪《滞りの呪い》が宿り、あり様が変異した。
呪いは《精霊眼》だったものに宿っており、知覚したものを呪うことが出来る《邪眼》となっている。
呪い子は全ての流転を否定する。ただ一つの望みの為に。
分類:呪い子
生息地:霊峰アングリムンディ・深層
属性:ー
弱点:ー
素材:ー
状態:正常
特殊効果:《幻梟》
真の意味で“看破”出来たからか、シラーの本当の情報を少しだけ垣間見ることが出来た。
『滞りの呪い子』、それがシラーの正体のようだ。前にシラーを視た時はNPCの表記だったが、今は魔物の情報と同じ表記になっている。
……当然、もう人ではないのだろう。
それにしても……あの薄氷色の瞳が《邪眼》とまでは分からなかった。効果は呪えること以外よく分からないが、《慧眼》の力の妨害なども出来るのかもしれない。
それに、バラムとはぐれる直前、シラーと目が合った瞬間に転移してしまったが、これも《邪眼》の力の一つなのだろうか。……なんでも《邪眼》のせいにしすぎだろうか?
「ふふっ」
「ん?」
若干、思考が逸れていた僕の耳に涼やかな声が届く。
「ふっ、あはははははっ! まさか禁呪とその正体まで見破られるなんてね! そこまでは全く予想してなかったよ!」
シラーが高らかに笑い声を上げる。表情も身振りも本人の楽しさの感情を表しているはずなのに、何故か……激しい怒りを表しているように思えた。
大きな動きによって乱れた髪が、妙に扇情的なシラーが薄氷色を激しく揺らめかせながら僕を睨む。
「ははは……はーぁ……。実はさ……キミのこと、前から視ていたんだよね」
「……え」
「なんか、大昔のボクに似ててさ。ムカついたからずっと視てた。でも最近は全然視えなくなっちゃったからどうしたのかと思ったら、いきなり乗り込んできて驚いたよ」
「……」
……彼はまあまあ嘘をつくので本当かどうか分からないが、“ずっと視ていた”とは……本当だとしたら、全く気づかなかった。
肩を竦めながら「変な虫みたいな気持ち悪いののせいで、キミにちょっかいも出せないしさ」と言う。変な虫……《幻梟》のことだろうか? 地味に取り憑かれたのを認識している側の話を聞けたのは初めてだ。……どう認識されているのだろう?
と、少し首を捻っている間にもシラーが続ける。
「そのうえ、ボクの呪いが全く効かないのはどうなっているの? この山を創った大精霊すら排除出来たのに。少し視ない内にボク以上の化け物にでもなった?」
「人聞きが悪いな」
…………まぁ、あまり強く否定は出来ないが。流石にこの霊峰を創ってしまうほどの大精霊より大したことはないとは思うんだが……相性の問題だろう。
薄々思ってはいたが、やはり僕にシラーの放つ呪いは効いていないようだ。
それが何故かと言えば、そう難しいことではない。“眼”の力が“眼”によって妨害されるのならば、“禁呪”の力も“禁呪”によって妨害される、ということなのだろう。
厳密にはもう禁呪ではないが《腐れの呪い》を取り込んで得た《腐朽》の力が、シラーに対してこれ以上ない特効だったようだ。まるで誂えたかのように効果が対照的だし。
そして、禁呪が他にいくつあるのかも気になるが……まぁ、今はいいだろう。
「……キミはズルいよね」
シラーが静かに呟く。……胸騒ぎが、してくる。
「……何が、だろうか」
「ボクが失くしたものを全部持っていて、ボクが死に物狂いで志したものになる資格を持っているなんて……」
人形のように整った顔が、酷薄な笑みを浮かべる。
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(ムーンライトノベルにも掲載しています)