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番外編
小話:手強すぎる敵(下) ※バラム視点
本日2話更新の2話目です。
────────────
あの湯気のたつ池が『温泉』というもので、あれに全身を浸からせるらしい。
……ちょっと待て。
「脱ぐのか? 外で」
というか脱げるのか? ……よく気配を探ってみれば、ここは外の庭まで含めて娼館と同じような領域になってやがった。マズいことに、脱げはする。
「ふぅむ……気になるならこの部屋と庭だけ空間をズラそうか。仲居さんに聞いてくる」
「あ、ああ……」
俺が混乱している間に、ツグハルが着々と脱ぐための準備を整えていく。……たまにあるツグハルの『やる気』が高い状態だ。いや、まぁ、良いか悪いかで言えば最高なんだが。
そして、あれよあれよとツグハルが妙に手際よく空間をズラしたりして場を整えていき────気がついたら、素っ裸で温泉の縁に立っていた。
……ここまで来たら仕方がない。
「俺が先に入る。いいな?」
「ああ」
見た感じ、煮えたつ鍋のような熱さではないとは思うが『焦熱の門温泉』とかいう物騒な名前なのもあってツグハルが入る前に確認する。
……熱さも深さも問題なさそうだったので、ツグハルへ頷いてみせた。
「は……」
温泉の底に腰を下ろせば、ちょうど胸くらいの高さまで浸かる形になり、中から何か染み出すような感覚と、強張りがほどけていく感覚に思わず息をこぼしてしまう。……端的に言って心地いい。
これはより一層、気をしっかり保たないと危険だな……と思いつつ、隣を窺うと────。
「ふううぅぅぅ…………んぶぶぶぶ……」
ツグハルがとけていた。
「っ、おい!?」
顔が半分湯に浸かっていたので、慌てて抱え上げる。
「うぅん……あたたかい……」
「……」
力が入らないのか、ツグハルがかつてないほどくたっとしている。俺の嗅覚や直感でも、そしておそらくこいつの眼から見ても、この湯におかしな効果はない。ということは。
「……温かさに弱いからか」
「んむぅ」
頬を、肌を、薄紅色に染めて見たことがないほど心地良さそうな顔をしている。この表情を引き出したのが俺ではないことは業腹だが……こいつの境遇を思えば、いじらしい気持ちが勝つ。
「……はぁ」
仕方がない、と溺れないようにツグハルを身体の上に乗せるように抱える。……全身にほどよくやわい肌が触れて、下半身がすでに臨戦体勢なのは見逃してくれ。
「……溺れるの、怖いんじゃねぇのか」
湿って張りついたツグハルの髪をかきあげつつ、ぼやく。
「ふ、ぅん……この深さなら問題ないし、バラムもいるから大丈夫だ……」
完全に俺に身体を預けてくたりとしている。…………くそ、食いてえ。
欲望を抑えきれずに無意識に唇を舌で濡らす。
────その時、俺の欲望に直接的な刺激が伝わった。
「ぐっ!?」
「……別に我慢しなくてもいいだろう」
ツグハルが己の腰で……というかケツで俺の張り詰めた欲望を擦って煽る。なんなら、俺の腹にも固いものが当たっている。
……興奮しすぎて、視界がグラグラと揺れてくる。
「……チッ! ツグハル……っ!」
「んんっ! あ、ふぅ、んん……」
確かに、ここまでやる気なら堪えるだけ無駄かと、ツグハルの唇に噛みつき、こいつのイイところを嬲るために身体に手を這わせた。
ぴしゃ、ぱしゃ、ちゃぷっ、ぱしゃ……
「ぁ、あぅ、んん……はぁ……きもちいい……」
湯であたたかくほぐれたからか、ツグハルの反応がかつてないほどいい。……この反応を引き出したのが独力でないことが引っかかるが、さらに気持ちよくさせてやればいいと思うことにする。
すでにツグハルの中は指を三本呑み込んで、甘えるようにやわらかく締めつけてくる。
「はぁ……」
ここに挿れたら、と考えるだけで達しそうだが、堪える。
それに、さすがにツグハルの顔が赤くなりすぎている。これ以上湯にいるのはよくないと感じて、指を引き抜いた。
「はっ、や……う、んんんっ!」
直後、ツグハルが背を大きくしならせて啼き、ビクビクと震える。
「……イったのか?」
「ん、ぅん……」
とろけた表情で緩慢に頷くツグハルを見て────俺の中の何かが切れた。
ズブッ!
「────っ!? ぁ……」
張り詰めた欲望をツグハルに突き立てる。
「くっ、は……すげぇ、絡みつく……!」
声もなくブルブルと震えるツグハルの中はやわらかいのにギュウギュウと俺の欲望を締めあげ、想像以上の快楽を俺にもたらした。
身の内から噴き出す衝動のままに、ツグハルの中を穿つ。
バチュッ、ばしゃっ、バチュッ、バチュッ、ばしゃっ……
激しくなっていく動きに合わせて、湯も激しく飛沫をたてる。
「ぁ、ああっ、バラ、ムっ、や、また、イっ……くうぅっ!」
ツグハルは、先ほどから絶えずイき続けている。……が、動きを緩めるようなことはしない。できない。俺を煽りたおしたんだ。このくらいは覚悟してもらわないと困る。こいつもそれは分かっているのか、腕はずっと俺の首に回されている。
そういうことなら。
「は、ぁうっ!?」
「はぁっ……そろそろ出ないとな」
俺はツグハルの中に欲望を埋めたまま、身体を抱えて立ち上がる。
「んんっ……!」
少し気は使ったが、イイところに当たったのかツグハルが再び達する。しかし、陰茎は震えるだけで何も吐き出さない。
「お前……出さずにイってたのか」
「は、ぁ……分から、ない……」
ツグハルは震えながらそうつぶやき、俺にしがみついた。
出入り口付近に置かれた布で大雑把に水分をとったあと、見慣れない、ほぼ床にくっついている低いベッドへなだれこむ。
パチュッ、トチュッ、バチュッ、バチュッ!!
腰を打ちつけるたびに、湿った卑猥な音が、照明の落とされた部屋に響いた。
「ぁ、あ……は、ぅ、うん……? お、く……変、だっ」
「はっ、ああ……奥、ひらいてきてるな……っ」
しばらくすると、ツグハルが何か異変を感じたのか首を捻る。俺も、その異変に気づいていた。
「ぁ、あ……バラ、ム……あぁっ、こ、わ……ぃ……」
ツグハルがはじめて達したとき以来の、快楽による恐怖を訴えてくるが、ことここに至ってはその姿すら、己を貪る獣を興奮させるだけに過ぎない。
「悪いが、止まれん……いいな?」
「は、ぁ……」
せめて極力穏やかに聞こえるようにそう告げれば、とろけた瞳がわずかにいつもの調子に戻り、真っ直ぐに俺を見て頷く。
────胸が、灼けつくようだ。
そう感じた瞬間には、ツグハルの身体をひときわ強く穿っていた。
グ、プンッ!!
ツグハルの奥の、さらに奥を貫いたのと同時に、甘すぎる締めつけに堪えきれずに、欲望を勢いよく吐きだす。
ビュルルルルルッ! ビュクッ、ドクッ、ドクッ……
「ぐうぅ……」
俺は唸りながら、ツグハルの身体を押さえつけ、より奥へ注ぎこむようにぐりぐりと腰を押しこむ。
「はぁっ、はぁっ……はぁ……」
やっと精を吐き出し終わるが、まだ、貪り足りないとすぐさま固さを取り戻した。
ただ、多少余裕が戻ったので、少し身体を浮かせてツグハルの様子を見ると……。
「……っ、…………っ」
瞳は完全にとろけ、閉まりきっていない口元からは薄い舌が覗き、ピクピクと震えていた。下半身に目をやれば、薄い腹は俺の欲望の先端がボコッと浮かび、透明な液体でグショグショに濡れていた。
────最高の、光景だ。
グプッ、グポッ、ヌブッ、グプッ……
「……っ! ……ぁ、……っ!」
「はぁっ……イイ……ツグハル……」
緩く腰の動きを再開すれば、ツグハルの中も、俺の欲望にねっとりと絡みついて嬲ってくる。
先ほどとは違い、中を堪能するようにゆっくり、しかし大きく腰を動かしていると、ふと頭の中に愛しい声が響く。
────口づけが欲しい。
「は……仰せのままに」
その声の願いを叶えるべく、俺は頭を垂れた。
────それから、俺たちはときどきこの温泉宿を訪れるようになる。
ツグハルに「そんなに気に入ったなら庭に作ろうか?」などと言われたが、そんなことをしたら一生服を着れなくなるぞ、と半分脅すようにして断った。
……それがお互いのためだ。
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あの湯気のたつ池が『温泉』というもので、あれに全身を浸からせるらしい。
……ちょっと待て。
「脱ぐのか? 外で」
というか脱げるのか? ……よく気配を探ってみれば、ここは外の庭まで含めて娼館と同じような領域になってやがった。マズいことに、脱げはする。
「ふぅむ……気になるならこの部屋と庭だけ空間をズラそうか。仲居さんに聞いてくる」
「あ、ああ……」
俺が混乱している間に、ツグハルが着々と脱ぐための準備を整えていく。……たまにあるツグハルの『やる気』が高い状態だ。いや、まぁ、良いか悪いかで言えば最高なんだが。
そして、あれよあれよとツグハルが妙に手際よく空間をズラしたりして場を整えていき────気がついたら、素っ裸で温泉の縁に立っていた。
……ここまで来たら仕方がない。
「俺が先に入る。いいな?」
「ああ」
見た感じ、煮えたつ鍋のような熱さではないとは思うが『焦熱の門温泉』とかいう物騒な名前なのもあってツグハルが入る前に確認する。
……熱さも深さも問題なさそうだったので、ツグハルへ頷いてみせた。
「は……」
温泉の底に腰を下ろせば、ちょうど胸くらいの高さまで浸かる形になり、中から何か染み出すような感覚と、強張りがほどけていく感覚に思わず息をこぼしてしまう。……端的に言って心地いい。
これはより一層、気をしっかり保たないと危険だな……と思いつつ、隣を窺うと────。
「ふううぅぅぅ…………んぶぶぶぶ……」
ツグハルがとけていた。
「っ、おい!?」
顔が半分湯に浸かっていたので、慌てて抱え上げる。
「うぅん……あたたかい……」
「……」
力が入らないのか、ツグハルがかつてないほどくたっとしている。俺の嗅覚や直感でも、そしておそらくこいつの眼から見ても、この湯におかしな効果はない。ということは。
「……温かさに弱いからか」
「んむぅ」
頬を、肌を、薄紅色に染めて見たことがないほど心地良さそうな顔をしている。この表情を引き出したのが俺ではないことは業腹だが……こいつの境遇を思えば、いじらしい気持ちが勝つ。
「……はぁ」
仕方がない、と溺れないようにツグハルを身体の上に乗せるように抱える。……全身にほどよくやわい肌が触れて、下半身がすでに臨戦体勢なのは見逃してくれ。
「……溺れるの、怖いんじゃねぇのか」
湿って張りついたツグハルの髪をかきあげつつ、ぼやく。
「ふ、ぅん……この深さなら問題ないし、バラムもいるから大丈夫だ……」
完全に俺に身体を預けてくたりとしている。…………くそ、食いてえ。
欲望を抑えきれずに無意識に唇を舌で濡らす。
────その時、俺の欲望に直接的な刺激が伝わった。
「ぐっ!?」
「……別に我慢しなくてもいいだろう」
ツグハルが己の腰で……というかケツで俺の張り詰めた欲望を擦って煽る。なんなら、俺の腹にも固いものが当たっている。
……興奮しすぎて、視界がグラグラと揺れてくる。
「……チッ! ツグハル……っ!」
「んんっ! あ、ふぅ、んん……」
確かに、ここまでやる気なら堪えるだけ無駄かと、ツグハルの唇に噛みつき、こいつのイイところを嬲るために身体に手を這わせた。
ぴしゃ、ぱしゃ、ちゃぷっ、ぱしゃ……
「ぁ、あぅ、んん……はぁ……きもちいい……」
湯であたたかくほぐれたからか、ツグハルの反応がかつてないほどいい。……この反応を引き出したのが独力でないことが引っかかるが、さらに気持ちよくさせてやればいいと思うことにする。
すでにツグハルの中は指を三本呑み込んで、甘えるようにやわらかく締めつけてくる。
「はぁ……」
ここに挿れたら、と考えるだけで達しそうだが、堪える。
それに、さすがにツグハルの顔が赤くなりすぎている。これ以上湯にいるのはよくないと感じて、指を引き抜いた。
「はっ、や……う、んんんっ!」
直後、ツグハルが背を大きくしならせて啼き、ビクビクと震える。
「……イったのか?」
「ん、ぅん……」
とろけた表情で緩慢に頷くツグハルを見て────俺の中の何かが切れた。
ズブッ!
「────っ!? ぁ……」
張り詰めた欲望をツグハルに突き立てる。
「くっ、は……すげぇ、絡みつく……!」
声もなくブルブルと震えるツグハルの中はやわらかいのにギュウギュウと俺の欲望を締めあげ、想像以上の快楽を俺にもたらした。
身の内から噴き出す衝動のままに、ツグハルの中を穿つ。
バチュッ、ばしゃっ、バチュッ、バチュッ、ばしゃっ……
激しくなっていく動きに合わせて、湯も激しく飛沫をたてる。
「ぁ、ああっ、バラ、ムっ、や、また、イっ……くうぅっ!」
ツグハルは、先ほどから絶えずイき続けている。……が、動きを緩めるようなことはしない。できない。俺を煽りたおしたんだ。このくらいは覚悟してもらわないと困る。こいつもそれは分かっているのか、腕はずっと俺の首に回されている。
そういうことなら。
「は、ぁうっ!?」
「はぁっ……そろそろ出ないとな」
俺はツグハルの中に欲望を埋めたまま、身体を抱えて立ち上がる。
「んんっ……!」
少し気は使ったが、イイところに当たったのかツグハルが再び達する。しかし、陰茎は震えるだけで何も吐き出さない。
「お前……出さずにイってたのか」
「は、ぁ……分から、ない……」
ツグハルは震えながらそうつぶやき、俺にしがみついた。
出入り口付近に置かれた布で大雑把に水分をとったあと、見慣れない、ほぼ床にくっついている低いベッドへなだれこむ。
パチュッ、トチュッ、バチュッ、バチュッ!!
腰を打ちつけるたびに、湿った卑猥な音が、照明の落とされた部屋に響いた。
「ぁ、あ……は、ぅ、うん……? お、く……変、だっ」
「はっ、ああ……奥、ひらいてきてるな……っ」
しばらくすると、ツグハルが何か異変を感じたのか首を捻る。俺も、その異変に気づいていた。
「ぁ、あ……バラ、ム……あぁっ、こ、わ……ぃ……」
ツグハルがはじめて達したとき以来の、快楽による恐怖を訴えてくるが、ことここに至ってはその姿すら、己を貪る獣を興奮させるだけに過ぎない。
「悪いが、止まれん……いいな?」
「は、ぁ……」
せめて極力穏やかに聞こえるようにそう告げれば、とろけた瞳がわずかにいつもの調子に戻り、真っ直ぐに俺を見て頷く。
────胸が、灼けつくようだ。
そう感じた瞬間には、ツグハルの身体をひときわ強く穿っていた。
グ、プンッ!!
ツグハルの奥の、さらに奥を貫いたのと同時に、甘すぎる締めつけに堪えきれずに、欲望を勢いよく吐きだす。
ビュルルルルルッ! ビュクッ、ドクッ、ドクッ……
「ぐうぅ……」
俺は唸りながら、ツグハルの身体を押さえつけ、より奥へ注ぎこむようにぐりぐりと腰を押しこむ。
「はぁっ、はぁっ……はぁ……」
やっと精を吐き出し終わるが、まだ、貪り足りないとすぐさま固さを取り戻した。
ただ、多少余裕が戻ったので、少し身体を浮かせてツグハルの様子を見ると……。
「……っ、…………っ」
瞳は完全にとろけ、閉まりきっていない口元からは薄い舌が覗き、ピクピクと震えていた。下半身に目をやれば、薄い腹は俺の欲望の先端がボコッと浮かび、透明な液体でグショグショに濡れていた。
────最高の、光景だ。
グプッ、グポッ、ヌブッ、グプッ……
「……っ! ……ぁ、……っ!」
「はぁっ……イイ……ツグハル……」
緩く腰の動きを再開すれば、ツグハルの中も、俺の欲望にねっとりと絡みついて嬲ってくる。
先ほどとは違い、中を堪能するようにゆっくり、しかし大きく腰を動かしていると、ふと頭の中に愛しい声が響く。
────口づけが欲しい。
「は……仰せのままに」
その声の願いを叶えるべく、俺は頭を垂れた。
────それから、俺たちはときどきこの温泉宿を訪れるようになる。
ツグハルに「そんなに気に入ったなら庭に作ろうか?」などと言われたが、そんなことをしたら一生服を着れなくなるぞ、と半分脅すようにして断った。
……それがお互いのためだ。
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