3 / 6
1.出会い
人狼の女の子vol.2
しおりを挟む話は少し遡る
コハクこと私は、東大陸にあるイシュタニアという国
のある人狼族の村で育った
家族は、父、母、祖母、私の4人だった
普通に家族からは可愛がられ、愛情も注がれて育て
られたと思う
そして、人狼族の村の掟の【14歳になると
2年間の修行の旅に出る】によって、旅に出た
ちなみに、アヴェンタドール公爵領は3つ隣の領地だっ
たし、領主が有能ってことは国中で噂にはなっていた
話は変わるが、私は修行の旅に出てから自分の中の
世界が広がった
村の近くの森では見たことない景色
初めての野宿や宿泊施設での食事
全てが新鮮で楽しく旅が出来そう!そう思ってた
しかし、旅には危険が付き物であった
「魔物」そう呼ばれる生き物が住んでいる森を進んで
いたのだから、遭遇しない訳では無い
そういうことも想定して村ではちゃんと修練はやって
いたので、難なく遭遇しても大丈夫であった
村を出て2ヶ月くらい経ったある日、今日野宿をする
場所を探して森を進んでいくと、洞窟を発見した
(この洞窟なら雨風凌げるし最高じゃない!)
そう思った私はその洞窟を拠点にしようかと考えて
何もいないか確認をしにいった
それが間違いだったのかもしれない
奥に進むと熊型の魔物がいたのだ、しかも3匹
いくら修練を詰んだとはいえ、熊型(3mくらい)など
女の子がどうこう出来る相手ではない
私は戦うことよりも逃げることを考え見つけた瞬間に
猛ダッシュで逃げた
けれど、熊型の魔物もこちらに気が付き、走ってきた
(やだやだ、着いてこないでよ~、早く帰れよ~)
と、情けなく弱音を吐いているが、魔物の方が速い
雄叫びが聞こえた瞬間、背中がとても熱くなった
熱さの後に段々と痛みが襲ってきた
(まずい、このままだとここで死んじゃう...まだおばあ
ちゃんにもお母さんにもお別れなんてしてないのに...)
痛みを我慢して立ち上がる
(やるしかない...)
私は震える腕を抑えて、手持ちのナイフで応戦した
幸いにも追いかけてきた魔物は1匹だけだった
(1匹ならどうにかなるのかな...)
内心少しだけ余裕ができたところで、魔物が襲いかか
ってきた
魔物だけあって、知能的な攻撃はしてこずに大振りで
爪で攻撃してくるだけだ
それを躱して、村で習った倒し方「喉元狙えばなんと
かなる」戦法で魔物の喉元を狙った
私はナイフに手応えを感じた
振り返ってみると魔物は倒れている
(やった!!!なんとか倒せた!!!けどなんだか疲れ
たし、次の拠点を探さなきゃ...)
私は背中に負った怪我を気にする間もなく歩き出した
どれくらい歩いただろうか、喉も乾き、お腹もすき、
頭がボーッとしてきた
(も、もうダメ...だ...)
そう思って、少し横になった
「あなた、どうしたの? 大丈夫!?」
(ん?何か聞こえたような気がした...幻聴??なんでも
いいけど、少しだけ休ませ...て...)
私はその辺から記憶がない
結構覚えてるね、やるじゃん私
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発
ハーフのクロエ
ファンタジー
アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。
1歳児天使の異世界生活!
春爛漫
ファンタジー
夫に先立たれ、女手一つで子供を育て上げた皇 幸子。病気にかかり死んでしまうが、天使が迎えに来てくれて天界へ行くも、最高神の創造神様が一方的にまくしたてて、サチ・スメラギとして異世界アラタカラに創造神の使徒(天使)として送られてしまう。1歳の子供の身体になり、それなりに人に溶け込もうと頑張るお話。
※心は大人のなんちゃって幼児なので、あたたかい目で見守っていてください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる