少年の物語

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帰還

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ゴブリン討伐を終えてソラとミリヤは無事にガメリアの街に帰還する事が出来た。は

あの後、ゴブリンたちを倒し終えたソラは、急いでミリヤの所に戻り、トリックリングから包帯や薬草を取り応急処置を行なった。ミリヤは、トリックリングに驚いたような顔をしたが、すぐに、ソラの方は怪我をしていないか心配していた。ソラの方はかすり傷などがに所々見られるだけで、特に気にするような傷は無かった。

応急処置を終えた後は、ミリヤを休ませゴブリンたちから証拠部位や売れる所などを剥ぎ取り、次々にトリックリングに入れていった。実際の所、ゴブリンたちは364匹いた。

ミリヤは、足を怪我してる事や、歩く事も出来ないぐらい疲弊していたため、ガメリアの街までソラにおぶられて来たのである。恥ずかしかったのかミリヤは顔を赤らめていた。

そして、ギルドに報告に行くと、受け付けの少女が驚きその後にものすごく謝られた。ソラは気にしないで言ったがその後もずっと頭を下げて謝っていた。若干ソラは、ひいていた。

ソラとミリヤは今回の功績として、ソラはBランクにミリヤはAランクに上がった。

実際の所、1人で行うならSランク以上の難易度らしい。Bランク以上の冒険者を2.30人集めて行うAランクの依頼である。

その後は、ミリヤを家まで送り届けた。ボロボロになったエミリアを見て、ミリヤのお母さんやエミリアがすごく心配していた。

ソラは、帰る途中で食べ物をたくさん買って食べ、さすがに疲れたのか、安らぎの宿に戻るとすぐに寝てしまった。




ソラと別れたミリヤはベッドの上で「ん~~~」とうなってた。ソラの事が頭から離れないのだ。昨日のゴブリン討伐の事を思い出す。普段は可愛らしく子供っぽいのに、ゴブリンとの戦闘時、凛々しくとても強く頼りになった。自分の危険を顧みず私を助けてくれた。そんな事を考えて、恥ずかしく枕に思いっきり顔を埋める。


「これが恋なのかな・・」そう呟くの出会った。






次の日の朝、ソラはいつも通りに起き朝食をとり、フゥと一緒にすぐにギルドに向かった。Bランクに上がったので依頼はどんなのがあるのか楽しみだったのである。

ギルドに着くとメジトたちがいた。

「おはよう」

「おぅ、ソラか!ついにBランクになったんだってな」

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