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メグルモノ de ヒゲダンス【コマネチMix】
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プロローグ
メグルモノ…アニメ『転生したらスライムだった件』第1期後半OP。美曲。シズさん…。
ヒゲダンス…本能鷲掴み!完全無欠のダンスムーヴ!
コマネチ…NCAA公認、伝説のキラーフォーム!
Special Lesson
「は~い、お待た~、皆さんいらっしゃ~い。今日も素敵にdance dance danceしちゃうわ~。この前のストリートでのパフォーマンス、グー、グーよ~!世界中がやんやの喝采よ~、ちょっと!夢みたいだったわね~。ちょっと笑えないかしら?ふふ~。
でもこれで満足しないで~。もう~、さーらーにー凄いのいっちゃうわ~。
なんと~、インド舞踊八千年の歴史の奥義【コマネチ】を入れてくわ~!ジャジャーン!コ・マ・ネ・チ、コマネチ!【コマネチ】知ってる?うん、うん、そうそう!スーパーボウルのハーフタイムショーでやってるあれね~!イカすわよね~!断然盛り上がっちゃうわよ~!
と言うわけでェ~、先ずは【コマネチ】のレッスンね~。言っとくけど本っ当にテクニック凄くいるし、タフさも、もうめちゃハード。あたしだって一通り出来るようになるまでは大変だったのよ~!あの辛さは忘れないわ~。
だから今回はワンポイントっていう感じで使うことにするわね~。
それでもまだ心配よね~。【コマネチ】なんて難易度マックスなやつなんてって。でも、大・丈・夫。それは~、ヨーコちゃんどうぞ~!わーパチパチパチパチ~!
実はヨーコちゃんは、ハーフタイムのチアから誘われてた程の【コマネチ】の使い手なのよ~!もう凄いの~。どんだけ凄いって、もうこれよっ!ん、パーじゃないわよ?五本の指っ。五指に入るってことよ~。
さらに~、ヨーコちゃんが凄いのは、あのインドの烈大師から免許を皆伝されてるってことよ~!本流の烈流の師範なのでーす!パチパチパチパチ~。ねーヤバくない?
ではでは早速ヨーコちゃんに見せて貰いましょう~。最初は分かりやすく普通な感じで~。うわっ。それでも凄いわね~。さらに~、キャ~!腕と足の連動!シンクロ率200%って感じ!もう最高ね!
でも、実はさらにさらに~、はいっどうぞ~!
出ました幻!【裏コマネチ】!すごーい!お尻もとってもきれい。烈流ここにありね~!
はいありがとう~ヨーコちゃん。
どう?凄かったわね~。あれだけ出来たら楽しいわよ~。みんなも頑張ってみるわよ~」
「ヨーコちゃん、さっきはありがとう~。お疲れさま」
〈いえ。やっぱり、昔のようにはいかないです〉
「そんなことなかったわ~。昔と同じ。キレキレでとっても可愛かったわ」
〈ありがとうございます。先生。でも、あれから二十年もたったんです。私も先生より年上になっちゃったし…〉
「そんなにたっちゃったのね。ううん、それでもヨーコちゃんはあの時のままだったわ」
〈ふふ、そっち側行けば年取らないですもんね〉
「ほんとヨーコちゃんありがとう」
〈いえ…〉
「ヨーコちゃんがすぐに遺族会を立ち上げたりしてかれたからよ」
〈私なんか。ここまで出来たのは、先生の教室に世界の要人のご令嬢の方々がたくさんいたからです。先生が凄かったからなんです〉
「そんなことないわ。ヨーコちゃんが世界中に掛け合ってくれたからよ」
〈必死でした。あのまま終わらせたりは絶対したくなかった〉
「ありがとう、ヨーコちゃん。そうね、何よりまだ若いあの子達がかわいそうだったものね」
〈たくさんのプリンセスたちの事を、世界中が悲しみました〉
「家族は辛かったでしょうね」
〈はい〉
「でも今はこうしてここにいられるわ」
〈どうですか具合は?〉
「とっても快適よ~。ヨーコちゃんがあたし達の所に来て、説明してくれた時は驚いちゃったけど」
〈無理もありません〉
「二十年の間に色々あったのね。これだけの事が起きるなんて」
〈はい。やっぱり一番大きかったのは絶対真空の発見でした〉
「それが超真空管ドライヴの開発に繋がったわけねだったわね~」
〈はい。超真空管ドライヴは第一世代でそれまでのLSIの三千倍の処理能力でした〉
「その開発を後押ししたのがあたし達の遺族会だった」
〈みんな、必ず先生やご令嬢達を蘇らせようとしたんです〉
「遺族会に集まった莫大な資金で推し進めたのよね」
〈今は第九十一世代ですが、このタブレットサイズでもシリコン型の千億倍です。本気のやつは二十兆倍です〉
「よくわからないけど大したものよね~」
〈とてつもない処理能力によって常温核融合の方程式も導きだされました〉
「しかも小型化にも成功」
〈あらゆる電力問題も解決しました〉
「あたし達が残した主に映像記録なんかからここまで作り上げたって訳なのね~」
〈究極のメタバース、『シャンバラ』です〉
「大変だったわね、ヨーコちゃん」
〈いえ。私はもう踊れない体になってしまったから〉
「んもう~。あたし達なんてそれ以前よ~。ヨーコちゃんは車椅子の生活になっても生きてるんだから~」
〈そうでした。すいません先生…〉
「ヨーコちゃんには感謝しかないのよ。こうやって生まれ変わったも同然にしてくれて。あたしはダンス出来れば何処だって良いんだから~!」
〈はい、先生〉
「じゃあそろそろレッスン再開するから、これからもよろしこ~」
〈はい!〉
「お待た~。どう?【コマネチ】難しいわよね~。あ、でも良くなってきてるわよ~。このままでいきましょうね。
では、曲に合わせてやっていくわよ~。ヨーコちゃんお願いしま~す!
うぅ~ん。これまたイントロ美しいわね~。行くわよ~0'12" 肩からドンって下ろして~!0'14"今のを2連発、0'17"と0'20"にも今の2連発!0'23"でベーシックムーヴのダイナミックバージョン!ギョウゥ~!0'34"で前列は鶴拳ポ~ズ!後ろはしっかりベースラインお願いね~。鶴拳下ろして鶴拳下ろして!顔!しっかりこっち睨んで!良いわよ~。0'50" 再びダイナミックムーヴ!ムーヴ!」
「ハイ、また最初から次繰り返していくんだけど~、足の付け根から始めるわよ~。思・わ・せ・振り1'31" 【コマネチ】思わせ振りから入って!そうッ!良いわ~!【コマネチ】これでもきついわね~。でもあなた達なら大丈夫よ!」
「3'08" いよいよいくわよ~THE【コマネチ】!はうッ~!苦しいけど頑張って、みんな!3'18" まだよ!もう少し!3'31"【コマネチ】終了~!
3'46"まではひと休みムーヴよ~。そして10秒間ベーシックムーヴ!3'56"から4'16"までダイナミックムーヴ!オーラスは再び【コマネチ】~!KO·MA·NE·CHI !All Right !」
「フゥッフゥ~ッ!最っ高ね~!良かったわ~。ヨーコちゃんどうだった~?」
〈はいっ!凄く良かったです!〉
「そうよね~。ヨーコちゃん本当にありがとうね」
〈いえ。私が実際に何か作ったりしたわけではないので〉
「そんなことないわ。二十年、ヨーコちゃんはどうだったの?誰か好きな人出来たの?」
〈……〉
「ごめんなさい。こんなこと聞いちゃって。でもあたし達の為にヨーコちゃんが犠牲になったんじゃないかしらと思うと…」
〈犠牲になったのは先生達の方なんです!〉
「…ヨーコちゃん、あたしはダンスが好きよ。もう大好き。死んでも好きなくらいよ。うふ、ちょっと笑えなかったかしら。メンゴ、メンゴ。でも、それくらい何かや誰かを好きになるのは大切で凄い事なんだと思うわ。だからヨーコちゃんも“好き”になる気持ちを止めないでね」
〈私は、先生が好きです。私もダンスが好きです!〉
「んも~大歓迎よ~」
〈先生!〉
「それじゃまた一緒にやるわよ~!」
〈はい!〉
メグルモノ…アニメ『転生したらスライムだった件』第1期後半OP。美曲。シズさん…。
ヒゲダンス…本能鷲掴み!完全無欠のダンスムーヴ!
コマネチ…NCAA公認、伝説のキラーフォーム!
Special Lesson
「は~い、お待た~、皆さんいらっしゃ~い。今日も素敵にdance dance danceしちゃうわ~。この前のストリートでのパフォーマンス、グー、グーよ~!世界中がやんやの喝采よ~、ちょっと!夢みたいだったわね~。ちょっと笑えないかしら?ふふ~。
でもこれで満足しないで~。もう~、さーらーにー凄いのいっちゃうわ~。
なんと~、インド舞踊八千年の歴史の奥義【コマネチ】を入れてくわ~!ジャジャーン!コ・マ・ネ・チ、コマネチ!【コマネチ】知ってる?うん、うん、そうそう!スーパーボウルのハーフタイムショーでやってるあれね~!イカすわよね~!断然盛り上がっちゃうわよ~!
と言うわけでェ~、先ずは【コマネチ】のレッスンね~。言っとくけど本っ当にテクニック凄くいるし、タフさも、もうめちゃハード。あたしだって一通り出来るようになるまでは大変だったのよ~!あの辛さは忘れないわ~。
だから今回はワンポイントっていう感じで使うことにするわね~。
それでもまだ心配よね~。【コマネチ】なんて難易度マックスなやつなんてって。でも、大・丈・夫。それは~、ヨーコちゃんどうぞ~!わーパチパチパチパチ~!
実はヨーコちゃんは、ハーフタイムのチアから誘われてた程の【コマネチ】の使い手なのよ~!もう凄いの~。どんだけ凄いって、もうこれよっ!ん、パーじゃないわよ?五本の指っ。五指に入るってことよ~。
さらに~、ヨーコちゃんが凄いのは、あのインドの烈大師から免許を皆伝されてるってことよ~!本流の烈流の師範なのでーす!パチパチパチパチ~。ねーヤバくない?
ではでは早速ヨーコちゃんに見せて貰いましょう~。最初は分かりやすく普通な感じで~。うわっ。それでも凄いわね~。さらに~、キャ~!腕と足の連動!シンクロ率200%って感じ!もう最高ね!
でも、実はさらにさらに~、はいっどうぞ~!
出ました幻!【裏コマネチ】!すごーい!お尻もとってもきれい。烈流ここにありね~!
はいありがとう~ヨーコちゃん。
どう?凄かったわね~。あれだけ出来たら楽しいわよ~。みんなも頑張ってみるわよ~」
「ヨーコちゃん、さっきはありがとう~。お疲れさま」
〈いえ。やっぱり、昔のようにはいかないです〉
「そんなことなかったわ~。昔と同じ。キレキレでとっても可愛かったわ」
〈ありがとうございます。先生。でも、あれから二十年もたったんです。私も先生より年上になっちゃったし…〉
「そんなにたっちゃったのね。ううん、それでもヨーコちゃんはあの時のままだったわ」
〈ふふ、そっち側行けば年取らないですもんね〉
「ほんとヨーコちゃんありがとう」
〈いえ…〉
「ヨーコちゃんがすぐに遺族会を立ち上げたりしてかれたからよ」
〈私なんか。ここまで出来たのは、先生の教室に世界の要人のご令嬢の方々がたくさんいたからです。先生が凄かったからなんです〉
「そんなことないわ。ヨーコちゃんが世界中に掛け合ってくれたからよ」
〈必死でした。あのまま終わらせたりは絶対したくなかった〉
「ありがとう、ヨーコちゃん。そうね、何よりまだ若いあの子達がかわいそうだったものね」
〈たくさんのプリンセスたちの事を、世界中が悲しみました〉
「家族は辛かったでしょうね」
〈はい〉
「でも今はこうしてここにいられるわ」
〈どうですか具合は?〉
「とっても快適よ~。ヨーコちゃんがあたし達の所に来て、説明してくれた時は驚いちゃったけど」
〈無理もありません〉
「二十年の間に色々あったのね。これだけの事が起きるなんて」
〈はい。やっぱり一番大きかったのは絶対真空の発見でした〉
「それが超真空管ドライヴの開発に繋がったわけねだったわね~」
〈はい。超真空管ドライヴは第一世代でそれまでのLSIの三千倍の処理能力でした〉
「その開発を後押ししたのがあたし達の遺族会だった」
〈みんな、必ず先生やご令嬢達を蘇らせようとしたんです〉
「遺族会に集まった莫大な資金で推し進めたのよね」
〈今は第九十一世代ですが、このタブレットサイズでもシリコン型の千億倍です。本気のやつは二十兆倍です〉
「よくわからないけど大したものよね~」
〈とてつもない処理能力によって常温核融合の方程式も導きだされました〉
「しかも小型化にも成功」
〈あらゆる電力問題も解決しました〉
「あたし達が残した主に映像記録なんかからここまで作り上げたって訳なのね~」
〈究極のメタバース、『シャンバラ』です〉
「大変だったわね、ヨーコちゃん」
〈いえ。私はもう踊れない体になってしまったから〉
「んもう~。あたし達なんてそれ以前よ~。ヨーコちゃんは車椅子の生活になっても生きてるんだから~」
〈そうでした。すいません先生…〉
「ヨーコちゃんには感謝しかないのよ。こうやって生まれ変わったも同然にしてくれて。あたしはダンス出来れば何処だって良いんだから~!」
〈はい、先生〉
「じゃあそろそろレッスン再開するから、これからもよろしこ~」
〈はい!〉
「お待た~。どう?【コマネチ】難しいわよね~。あ、でも良くなってきてるわよ~。このままでいきましょうね。
では、曲に合わせてやっていくわよ~。ヨーコちゃんお願いしま~す!
うぅ~ん。これまたイントロ美しいわね~。行くわよ~0'12" 肩からドンって下ろして~!0'14"今のを2連発、0'17"と0'20"にも今の2連発!0'23"でベーシックムーヴのダイナミックバージョン!ギョウゥ~!0'34"で前列は鶴拳ポ~ズ!後ろはしっかりベースラインお願いね~。鶴拳下ろして鶴拳下ろして!顔!しっかりこっち睨んで!良いわよ~。0'50" 再びダイナミックムーヴ!ムーヴ!」
「ハイ、また最初から次繰り返していくんだけど~、足の付け根から始めるわよ~。思・わ・せ・振り1'31" 【コマネチ】思わせ振りから入って!そうッ!良いわ~!【コマネチ】これでもきついわね~。でもあなた達なら大丈夫よ!」
「3'08" いよいよいくわよ~THE【コマネチ】!はうッ~!苦しいけど頑張って、みんな!3'18" まだよ!もう少し!3'31"【コマネチ】終了~!
3'46"まではひと休みムーヴよ~。そして10秒間ベーシックムーヴ!3'56"から4'16"までダイナミックムーヴ!オーラスは再び【コマネチ】~!KO·MA·NE·CHI !All Right !」
「フゥッフゥ~ッ!最っ高ね~!良かったわ~。ヨーコちゃんどうだった~?」
〈はいっ!凄く良かったです!〉
「そうよね~。ヨーコちゃん本当にありがとうね」
〈いえ。私が実際に何か作ったりしたわけではないので〉
「そんなことないわ。二十年、ヨーコちゃんはどうだったの?誰か好きな人出来たの?」
〈……〉
「ごめんなさい。こんなこと聞いちゃって。でもあたし達の為にヨーコちゃんが犠牲になったんじゃないかしらと思うと…」
〈犠牲になったのは先生達の方なんです!〉
「…ヨーコちゃん、あたしはダンスが好きよ。もう大好き。死んでも好きなくらいよ。うふ、ちょっと笑えなかったかしら。メンゴ、メンゴ。でも、それくらい何かや誰かを好きになるのは大切で凄い事なんだと思うわ。だからヨーコちゃんも“好き”になる気持ちを止めないでね」
〈私は、先生が好きです。私もダンスが好きです!〉
「んも~大歓迎よ~」
〈先生!〉
「それじゃまた一緒にやるわよ~!」
〈はい!〉
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