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古夜大和
「ただいま。お姉ちゃんいる?」
古夜武蔵
「おかえり。大和と詩織ちゃん、いや大和のお嫁さんって言った方がいいかな?」
古夜大和
「それを言うなら今はまだ、詩織さんは僕の婚約者です。」
詩織
『そんな堂々と婚約者って、嬉しいけど凄く恥ずかしい…。』
古夜武蔵
「それで話しってなに?」
古夜大和
「詩織がここにきた理由がジュースの買いかたを学びにきたんだっけ?」
詩織
「ち、違‼︎…。」
『出会いが自販機だから何も言えない…けど、やっぱり…恥ずかしい…。』
古夜大和
「着ぐるみ祭りがここで毎年やってるんだけど、その運営委員長が詩織の学校で忙しくて参加が難しくなってしまって代わりに詩織がきたってこと。」
古夜武蔵
「着ぐるみ祭りか…毎年みんなの楽しみだから嬉しいけど、あれ結構大変だよ。でも、詩織が頑張ろうとしてここまで来てくれたんだもんね。応援するよ。」
「それで、何を聞きたいの?」
詩織
「着ぐるみの祭りに参加したいです。どうしたらいいですか。出場者の名前のところには先生の代わりにと書きたいのですが、どうしたらいいか…。」
古夜武蔵
「毎回先生が全て決めていたから…。何か先生から紙とか貰ってない?」
詩織
「そういえば、先生から封筒をもらった気がする。」
ガサガサ
[先生より|詩織、先生のために代わりになってくれてありがとう。私たちにまた神様が私たちに新しい命を授けてもらったからここから動けないんだ。だから真っ先に手を挙げてくれて本当にありがとう。詩織のおかげで1つの命の誕生の瞬間を一緒に支えることができる。本当にありがとう。
祭りのことなんだが、毎年俺が全て決めてしまっていて、着ぐるみは自由なんだが、競技とかやることは毎年流行ってるものや閃いたことで毎回種目を変えているんだ。だから今年は詩織の祭りだ。詩織の詩織による詩織の成長のための祭りだ。変わりたいって先生に言ってくれたよな。変わるチャンスじゃないか。詩織が変われることを俺は見守っているよ。]
詩織
『私が変わるために、こんなに素晴らしいチャンスを…先生やっぱり素敵‼︎。』
「頑張ってみたいけど…私にできますかね…
いきなりこんな責任ある仕事を任されてしまったんですけど…。」
古夜武蔵
「いきなりこの街にきて凄い責任重大な役目を持たされちゃったのかもしれないけど、私たちもいるから大丈夫だよ。いつもはあなたの先生が全てやっちゃう…できちゃうから1人でやってしまうんだけど、今回は私たちも計画するところから関われるんだから私たちの祭りが作れそうだね。一緒に頑張ろうね。それに、大和がずっと隣で支えてくれるよ。きっと…。」
古夜大和
「きっとじゃなくてずっと俺が隣で詩織のことを支えるよ。」
詩織
「……………。ぁりがと。」
恥ずかしさのあまり声が上手く出なかった…
同時に顔も暑くなってきて汗も少しかいてきてしまった…。
古夜大和
「ありがとう。一緒に頑張ろう‼︎。」
ガバっと顔を近づけて手を握られ、あぁ…
カッコいい顔が目の前に…もう…ダメそう…
プシュー
好きな人の顔が目の前に……
本当に…幸せです…
バタ‼︎
私の新しい物語が始まった。
「ただいま。お姉ちゃんいる?」
古夜武蔵
「おかえり。大和と詩織ちゃん、いや大和のお嫁さんって言った方がいいかな?」
古夜大和
「それを言うなら今はまだ、詩織さんは僕の婚約者です。」
詩織
『そんな堂々と婚約者って、嬉しいけど凄く恥ずかしい…。』
古夜武蔵
「それで話しってなに?」
古夜大和
「詩織がここにきた理由がジュースの買いかたを学びにきたんだっけ?」
詩織
「ち、違‼︎…。」
『出会いが自販機だから何も言えない…けど、やっぱり…恥ずかしい…。』
古夜大和
「着ぐるみ祭りがここで毎年やってるんだけど、その運営委員長が詩織の学校で忙しくて参加が難しくなってしまって代わりに詩織がきたってこと。」
古夜武蔵
「着ぐるみ祭りか…毎年みんなの楽しみだから嬉しいけど、あれ結構大変だよ。でも、詩織が頑張ろうとしてここまで来てくれたんだもんね。応援するよ。」
「それで、何を聞きたいの?」
詩織
「着ぐるみの祭りに参加したいです。どうしたらいいですか。出場者の名前のところには先生の代わりにと書きたいのですが、どうしたらいいか…。」
古夜武蔵
「毎回先生が全て決めていたから…。何か先生から紙とか貰ってない?」
詩織
「そういえば、先生から封筒をもらった気がする。」
ガサガサ
[先生より|詩織、先生のために代わりになってくれてありがとう。私たちにまた神様が私たちに新しい命を授けてもらったからここから動けないんだ。だから真っ先に手を挙げてくれて本当にありがとう。詩織のおかげで1つの命の誕生の瞬間を一緒に支えることができる。本当にありがとう。
祭りのことなんだが、毎年俺が全て決めてしまっていて、着ぐるみは自由なんだが、競技とかやることは毎年流行ってるものや閃いたことで毎回種目を変えているんだ。だから今年は詩織の祭りだ。詩織の詩織による詩織の成長のための祭りだ。変わりたいって先生に言ってくれたよな。変わるチャンスじゃないか。詩織が変われることを俺は見守っているよ。]
詩織
『私が変わるために、こんなに素晴らしいチャンスを…先生やっぱり素敵‼︎。』
「頑張ってみたいけど…私にできますかね…
いきなりこんな責任ある仕事を任されてしまったんですけど…。」
古夜武蔵
「いきなりこの街にきて凄い責任重大な役目を持たされちゃったのかもしれないけど、私たちもいるから大丈夫だよ。いつもはあなたの先生が全てやっちゃう…できちゃうから1人でやってしまうんだけど、今回は私たちも計画するところから関われるんだから私たちの祭りが作れそうだね。一緒に頑張ろうね。それに、大和がずっと隣で支えてくれるよ。きっと…。」
古夜大和
「きっとじゃなくてずっと俺が隣で詩織のことを支えるよ。」
詩織
「……………。ぁりがと。」
恥ずかしさのあまり声が上手く出なかった…
同時に顔も暑くなってきて汗も少しかいてきてしまった…。
古夜大和
「ありがとう。一緒に頑張ろう‼︎。」
ガバっと顔を近づけて手を握られ、あぁ…
カッコいい顔が目の前に…もう…ダメそう…
プシュー
好きな人の顔が目の前に……
本当に…幸せです…
バタ‼︎
私の新しい物語が始まった。
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