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3章
24話「後悔するなら死んだ方がいい」
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身体を重ね合った日から数日が経過してランスロットの怪我も良くなり登城する事になった2人は表面上はあまり変化は無かった。と、いうより不思議と2人はあの日の事が夢の様で実際に行為をしたのか? という感覚に囚われているアレスと、そんなアレスに微笑ましい視線を向けているランスロットの姿があっただけなのだが。
馬車の中でアレスは窓の外を眺めているがランスロットの手元には分厚い本が握られている。ロゼットより休んでいる間に送られた報告類が書かれた本である。
「困ったな」
「どうしたんですか?」
「陛下のお考えで実行した政策によって開拓した土地にモンスターの被害が出ているそうなんだ。討伐部隊の編成を行わないといけないな上がり次第」
「でしたら討伐に行ける騎士のリストアップを行います。少しでもお役に立てればいいのですが」
「気が利くなアレスは。補佐騎士としての役割も板についてきたか」
「まだまだローレンス様達の様にサポートが出来る訳ではありませんけれど」
「……ありがとうアレス」
「……どうしたの?」
「お前が公私共に支えてくれて助かっている。俺の愛する存在がお前で良かったよ」
「……私も兄さんを……ランスロットを愛せて良かった」
ランスロットの右手がアレスの右頬を捉えて撫でるとアレスの口元に微笑みが刻まれて顔を近付けたランスロットに瞳を伏せると2人は触れ合うだけの口付けを交わす。あの日から触れ合いは2人の時間の時は出来るだけ多くしてきた2人。
今まで繋げるに繋げれなかった想いをこれからは重ねていく為にも2人の心は同じ方向を向いていると思っている。昔よりも遥かに今の方が幸せな環境であるとアレスは心から喜んでいる。
「おはよう」
「おはようございます」
「おはようさんお2人さん。来て早々で悪いがローレンスの元にアレス、行ってくれるか?」
「はい、何をすればよろしいですか?」
「ローレンスの元にランスロット宛ての意見書が大量に届いているんだが、それの選別を手伝ってやってくれないか?ガルドとハルウッドは朝からロゼットの所でランスロットの元に届けられた貢物の検品に取り掛かっていてさ。俺もそろそろ城内警備の時間だし」
「アレス、ローレンスの元に行きなさい。終わり次第リストアップを頼む」
「はい、それでは行ってきます」
アレスがロルゾと共に団長室を出てローレンスの元に向かっていくのを見送ったランスロットは椅子に座り溜まっていた仕事に早速取り掛かり始める。そんなランスロットの元に黒猫のルトが久々に姿を見せてランスロットの心を和ませたのはランスロットだけの秘密である。
ローレンスの元に来たアレスは意見書の山に若干ではあるが引いていた。量は普段からあるものの、今分かっているだけで軽く300枚以上の意見書がローレンスの元に届いている事が分かったからである。
ローレンスはこれを1枚ずつ目を通して仕分けをしていたのだろう。普段は掛けない眼鏡をしてアレスに仕分けた意見書の100枚を運ぶようにお願いしてきたが、アレスの役目としてはまずローレンスに一息ついてもらう事から始めた。
「これを用意したので飲んで下さい」
「あぁ、ディニワールを淹れてくれたのですね。ありがとうございますアレス嬢」
「少しお休みをしてもらっていいので、運べる物は私が団長室に運びます」
「すみませんね。殆どが通す必要のない意見書ではあるのですが中には重要な意見もあるので目を通さないといけないのですよ。運んだらランスロット様の執務をお手伝いしてもらえますか?」
「はい、心得ました」
アレスの気遣いに心からの感謝を述べてローレンスはアレスの淹れてくれたディニワールをそっと楽しんで一息休む。アレスはその間に団長室にせっせと意見書を数回に分けて運び入れる作業に取り掛かっていた。
途中でリディルとオルベも手伝いに参加してくれて、意見書はあっという間に団長室の机に運ばれる。団長であるランスロットはアレス達の存在に気付かない程に集中しているらしくカリカリとペンを走らせていたが、リディルとオルベは一礼して団長室から出て行った。
アレスは運び終わった意見書を綺麗に整えてから登城前にランスロットに頼まれていた討伐部隊に出れる騎士のリストアップに取り掛かり、アレスもまた机に向かってカリカリとペンを走らせていく。気付けば昼時で、ロルゾとガルドが恐らく団長室で仕事をしているだろう事を見抜いてい食堂から食事を持ってきてくれるまでアレスとランスロットは仕事に集中していた。
「おーい、食事持ってきた……ってなんだよこれ」
「おぉう……ルトがいなかったら恐怖な光景だな」
「あ、ガルド様、ロルゾ様、お疲れ様です。静かにされてて下さいね? 今絶賛癒されタイムだと思いますから」
ガルドとロルゾが見たのは、ルトの身体に顔を埋めて猫吸いしているランスロットである。アレスはクスクス笑いながらランスロットに吸われているルトの鳴き声が聞こえない今はまだ休ませているべきだと考えている様だった。
ランスロットにおいてはルトがこうして猫吸いさせてくれているのがありがたいのだが、こうしなくてはならない理由として……例の社交界でお近付きになりたいと言ってきたご令嬢達からのご指名で今度行われる式典での相手役をしなくてはならなくなったから。アレスにも誤解と不安を与えない様に説明したが、当のアレスは首を傾げてこう告げたのである。
「騎士団長として行くのであれば仕方ないのでは?」
これにランスロットは撃沈。恋人、ではないのだろうか? と真剣に考えてしまうがアレスの中でランスロットはランスロットなのである。
食事を先に摂り始める3人は遅れて戻ってきたハルウッドがランスロットに更なる現実逃避を与える報告をするのを聞いて内心で思う。「ランスロット、ご愁傷様」だと。
「ティクスの経済を支えている大商人であるガジェル氏からご息女の護衛を依頼されました。それもランスロット様でお願いしたい、との直に指名が」
「……」
「これにおいてロゼット様と国王陛下はランスロット様に直命として下されるとの判断をされるようです」
「ランスロット、大人気だな」
「そりゃ、ハッキリ言えば40過ぎてもあの見た目だ。集まる女達だって玉の輿狙っている女が多いだろうよ」
「……いっその事公表してしまえばよろしいのでは?」
「ハルウッド……何を、とは聞かないがそれはそれで騎士団の名誉にも繋がらないか?」
「アレス嬢が良ければ問題はないですよ。だって、公表する事でランスロット様にもアレス嬢にも近付く者達は減るのですから」
「なんだなんだ~?」
ロルゾがハルウッドの肩に右腕を乗せてランスロットとハルウッドを見比べる。アレスは公表、と聞いて自分とランスロットの禁断関係を示すのだと察して少し考えていた。
だが、ガルドとまた仕事を終えて戻ってきたローレンスは空気から事情を察して食事に集中する事で火の粉から逃げる。ランスロットは引きつる笑顔でハルウッドを見上げていたが、ハルウッドはサラっと暴露する。
「ランスロット様の心にいる愛する女性はアレス嬢だけで、それ以外のご令嬢や女性には興味は一切ない。そう公表すればいいだけではございませんか」
「おー、そこまでアレスとランスロットは進んでいんのか? へぇ、ヤる事はヤってんだろう2人とも?」
「ロルゾ!」
「ご想像にお任せ致しますロルゾ様」
ハルウッドの言葉に嫌悪感を示さないロルゾとアレスに優しく視線を向けている1児の父親でもあるガルドと、孫までいるローレンスにアレスは少し照れながらも笑顔を見せていた。結局下城するまでロルゾに色々と聞かれていたランスロットは馬車の中で頭を抱えていたが、アレスに言われてハッとする。
「ハルウッド様の言葉に動揺したのは私が相手だからですか?」
「なにを……」
「異母妹であり、補佐騎士でもある私が相手だと兄さんの立場的にもあまりよろしくないのかと……」
「そんな事を考えていたのか?」
「だって……」
「俺が戸惑っていたのは……アレスが嫌がらないかと不安だったからだ」
「私が嫌がる……? どうしてそう思ったのですか?」
「流石に異母兄で団長で40過ぎた男の相手なんて嫌だろうな、って考えてな」
「……私達、またすれ違っていたんだね」
「みたいだな」
馬車の席から立ち上がってランスロットの隣に移動したアレスはピタっとランスロットの左腕に抱き着く。可愛らしい甘え方に微笑みを浮かべてランスロットの右手が優しくアレスの髪の毛を撫でる。
アレスだってランスロットだって、相手が大事で愛おしいからこそ相手を尊重し過ぎてすれ違う。でも、2人はお互いを見ているからそのすれ違いを修正する事も出来る。
ランスロットの右手が髪を撫でていた場所から離れてアレスの右頬に触れて顔が近付く。そのまま2人は馬車の中で唇を重ねて恋人としての時間を生み出す。
「アレス、食事の後に付き合ってくれないか?」
「分かった。何に付き合えばいいの?」
「アレスとの関係を公表する文章についてだ。ハルウッド達に任せると風評被害が出そうだからな」
「ふふっ、ハルウッド様達だって真剣にお考えしてくれているのに?」
「それとこれとは重さが違うだろう。それに2人の事なんだ、2人で考えたい」
「うん。大事な事だものね。それじゃお部屋に行ってもいい?」
「あぁ、待っている」
恋人として身体と心を繋げた兄と妹。禁断だとしてもお互いしか愛せない関係。
異端だと言われて後ろ指を刺されたとしても2人なら乗り越える事もきっと出来る。アレスの心の中にあるランスロットへの強い愛情は一線を超えた時からずっと強くなっていく。
神々はこの2人をどうするのだろうか? 異端児として天罰を与え引き裂くのか。
それとも更に神々はこの2人を愛して祝福を与えていくのだろうか? それはこの先の2人の運命と物語を見守る事で答えは分かるのだろう。
2人で愛し合った事実は決して消える事などない。2人はきっと未来を2人だけの愛で切り開いていくのかも知れないのだから――――。
馬車の中でアレスは窓の外を眺めているがランスロットの手元には分厚い本が握られている。ロゼットより休んでいる間に送られた報告類が書かれた本である。
「困ったな」
「どうしたんですか?」
「陛下のお考えで実行した政策によって開拓した土地にモンスターの被害が出ているそうなんだ。討伐部隊の編成を行わないといけないな上がり次第」
「でしたら討伐に行ける騎士のリストアップを行います。少しでもお役に立てればいいのですが」
「気が利くなアレスは。補佐騎士としての役割も板についてきたか」
「まだまだローレンス様達の様にサポートが出来る訳ではありませんけれど」
「……ありがとうアレス」
「……どうしたの?」
「お前が公私共に支えてくれて助かっている。俺の愛する存在がお前で良かったよ」
「……私も兄さんを……ランスロットを愛せて良かった」
ランスロットの右手がアレスの右頬を捉えて撫でるとアレスの口元に微笑みが刻まれて顔を近付けたランスロットに瞳を伏せると2人は触れ合うだけの口付けを交わす。あの日から触れ合いは2人の時間の時は出来るだけ多くしてきた2人。
今まで繋げるに繋げれなかった想いをこれからは重ねていく為にも2人の心は同じ方向を向いていると思っている。昔よりも遥かに今の方が幸せな環境であるとアレスは心から喜んでいる。
「おはよう」
「おはようございます」
「おはようさんお2人さん。来て早々で悪いがローレンスの元にアレス、行ってくれるか?」
「はい、何をすればよろしいですか?」
「ローレンスの元にランスロット宛ての意見書が大量に届いているんだが、それの選別を手伝ってやってくれないか?ガルドとハルウッドは朝からロゼットの所でランスロットの元に届けられた貢物の検品に取り掛かっていてさ。俺もそろそろ城内警備の時間だし」
「アレス、ローレンスの元に行きなさい。終わり次第リストアップを頼む」
「はい、それでは行ってきます」
アレスがロルゾと共に団長室を出てローレンスの元に向かっていくのを見送ったランスロットは椅子に座り溜まっていた仕事に早速取り掛かり始める。そんなランスロットの元に黒猫のルトが久々に姿を見せてランスロットの心を和ませたのはランスロットだけの秘密である。
ローレンスの元に来たアレスは意見書の山に若干ではあるが引いていた。量は普段からあるものの、今分かっているだけで軽く300枚以上の意見書がローレンスの元に届いている事が分かったからである。
ローレンスはこれを1枚ずつ目を通して仕分けをしていたのだろう。普段は掛けない眼鏡をしてアレスに仕分けた意見書の100枚を運ぶようにお願いしてきたが、アレスの役目としてはまずローレンスに一息ついてもらう事から始めた。
「これを用意したので飲んで下さい」
「あぁ、ディニワールを淹れてくれたのですね。ありがとうございますアレス嬢」
「少しお休みをしてもらっていいので、運べる物は私が団長室に運びます」
「すみませんね。殆どが通す必要のない意見書ではあるのですが中には重要な意見もあるので目を通さないといけないのですよ。運んだらランスロット様の執務をお手伝いしてもらえますか?」
「はい、心得ました」
アレスの気遣いに心からの感謝を述べてローレンスはアレスの淹れてくれたディニワールをそっと楽しんで一息休む。アレスはその間に団長室にせっせと意見書を数回に分けて運び入れる作業に取り掛かっていた。
途中でリディルとオルベも手伝いに参加してくれて、意見書はあっという間に団長室の机に運ばれる。団長であるランスロットはアレス達の存在に気付かない程に集中しているらしくカリカリとペンを走らせていたが、リディルとオルベは一礼して団長室から出て行った。
アレスは運び終わった意見書を綺麗に整えてから登城前にランスロットに頼まれていた討伐部隊に出れる騎士のリストアップに取り掛かり、アレスもまた机に向かってカリカリとペンを走らせていく。気付けば昼時で、ロルゾとガルドが恐らく団長室で仕事をしているだろう事を見抜いてい食堂から食事を持ってきてくれるまでアレスとランスロットは仕事に集中していた。
「おーい、食事持ってきた……ってなんだよこれ」
「おぉう……ルトがいなかったら恐怖な光景だな」
「あ、ガルド様、ロルゾ様、お疲れ様です。静かにされてて下さいね? 今絶賛癒されタイムだと思いますから」
ガルドとロルゾが見たのは、ルトの身体に顔を埋めて猫吸いしているランスロットである。アレスはクスクス笑いながらランスロットに吸われているルトの鳴き声が聞こえない今はまだ休ませているべきだと考えている様だった。
ランスロットにおいてはルトがこうして猫吸いさせてくれているのがありがたいのだが、こうしなくてはならない理由として……例の社交界でお近付きになりたいと言ってきたご令嬢達からのご指名で今度行われる式典での相手役をしなくてはならなくなったから。アレスにも誤解と不安を与えない様に説明したが、当のアレスは首を傾げてこう告げたのである。
「騎士団長として行くのであれば仕方ないのでは?」
これにランスロットは撃沈。恋人、ではないのだろうか? と真剣に考えてしまうがアレスの中でランスロットはランスロットなのである。
食事を先に摂り始める3人は遅れて戻ってきたハルウッドがランスロットに更なる現実逃避を与える報告をするのを聞いて内心で思う。「ランスロット、ご愁傷様」だと。
「ティクスの経済を支えている大商人であるガジェル氏からご息女の護衛を依頼されました。それもランスロット様でお願いしたい、との直に指名が」
「……」
「これにおいてロゼット様と国王陛下はランスロット様に直命として下されるとの判断をされるようです」
「ランスロット、大人気だな」
「そりゃ、ハッキリ言えば40過ぎてもあの見た目だ。集まる女達だって玉の輿狙っている女が多いだろうよ」
「……いっその事公表してしまえばよろしいのでは?」
「ハルウッド……何を、とは聞かないがそれはそれで騎士団の名誉にも繋がらないか?」
「アレス嬢が良ければ問題はないですよ。だって、公表する事でランスロット様にもアレス嬢にも近付く者達は減るのですから」
「なんだなんだ~?」
ロルゾがハルウッドの肩に右腕を乗せてランスロットとハルウッドを見比べる。アレスは公表、と聞いて自分とランスロットの禁断関係を示すのだと察して少し考えていた。
だが、ガルドとまた仕事を終えて戻ってきたローレンスは空気から事情を察して食事に集中する事で火の粉から逃げる。ランスロットは引きつる笑顔でハルウッドを見上げていたが、ハルウッドはサラっと暴露する。
「ランスロット様の心にいる愛する女性はアレス嬢だけで、それ以外のご令嬢や女性には興味は一切ない。そう公表すればいいだけではございませんか」
「おー、そこまでアレスとランスロットは進んでいんのか? へぇ、ヤる事はヤってんだろう2人とも?」
「ロルゾ!」
「ご想像にお任せ致しますロルゾ様」
ハルウッドの言葉に嫌悪感を示さないロルゾとアレスに優しく視線を向けている1児の父親でもあるガルドと、孫までいるローレンスにアレスは少し照れながらも笑顔を見せていた。結局下城するまでロルゾに色々と聞かれていたランスロットは馬車の中で頭を抱えていたが、アレスに言われてハッとする。
「ハルウッド様の言葉に動揺したのは私が相手だからですか?」
「なにを……」
「異母妹であり、補佐騎士でもある私が相手だと兄さんの立場的にもあまりよろしくないのかと……」
「そんな事を考えていたのか?」
「だって……」
「俺が戸惑っていたのは……アレスが嫌がらないかと不安だったからだ」
「私が嫌がる……? どうしてそう思ったのですか?」
「流石に異母兄で団長で40過ぎた男の相手なんて嫌だろうな、って考えてな」
「……私達、またすれ違っていたんだね」
「みたいだな」
馬車の席から立ち上がってランスロットの隣に移動したアレスはピタっとランスロットの左腕に抱き着く。可愛らしい甘え方に微笑みを浮かべてランスロットの右手が優しくアレスの髪の毛を撫でる。
アレスだってランスロットだって、相手が大事で愛おしいからこそ相手を尊重し過ぎてすれ違う。でも、2人はお互いを見ているからそのすれ違いを修正する事も出来る。
ランスロットの右手が髪を撫でていた場所から離れてアレスの右頬に触れて顔が近付く。そのまま2人は馬車の中で唇を重ねて恋人としての時間を生み出す。
「アレス、食事の後に付き合ってくれないか?」
「分かった。何に付き合えばいいの?」
「アレスとの関係を公表する文章についてだ。ハルウッド達に任せると風評被害が出そうだからな」
「ふふっ、ハルウッド様達だって真剣にお考えしてくれているのに?」
「それとこれとは重さが違うだろう。それに2人の事なんだ、2人で考えたい」
「うん。大事な事だものね。それじゃお部屋に行ってもいい?」
「あぁ、待っている」
恋人として身体と心を繋げた兄と妹。禁断だとしてもお互いしか愛せない関係。
異端だと言われて後ろ指を刺されたとしても2人なら乗り越える事もきっと出来る。アレスの心の中にあるランスロットへの強い愛情は一線を超えた時からずっと強くなっていく。
神々はこの2人をどうするのだろうか? 異端児として天罰を与え引き裂くのか。
それとも更に神々はこの2人を愛して祝福を与えていくのだろうか? それはこの先の2人の運命と物語を見守る事で答えは分かるのだろう。
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