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第一章
銀の聖杯の鍛冶師
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ガートウィンも対面の椅子に座る。
「弟から話は伺っとりました。殿下がエルン領を統治されてから随分生活が良くなったっちゅうて喜んでいましたわ」
「ハハハ、それは以前の領主が酷過ぎたからだと思いますよ」
「はっはっは!それはそうかもしれないですな。生活も苦しいっちゅうことは手紙で知ってましたが、俺はこっちに来ちまったもんだから手助けも出来んかったんですわ。そしたら殿下がエルン領の領主になったと聞いて、ほんとに助かったと思いましたわ」
ガートウィンは国を出て鍛冶修行に出た。そして、このローレンツの王都で大成した稀有な人材だ。弟のガムリングとは連絡を取り合うだけで精一杯だったのだろう。
「エルン領は大きく発展させていくつもりです。そのためにもガムリングさんの力は必要不可欠なんです」
「そう言ってもらえると弟も鍛冶師冥利に尽きると思いますわ。俺は武器しか作れん男ですが、弟は日用品が出来る。今後ともぜひよろしくお願いしたい」そう言ってガートウィンは頭を下げた。
「それで、折り入ってガートウィンさんに相談があるんですが」
「おお、なんでしょうか?」
「うちの部隊長の武器を作ってもらえないでしょうか?」
せっかくローレンツ最高の鍛冶師に会えたのだ。アルスとしては、この機会を逃す手はない。
「そんなことならお安い御用ですわ。どんな武器がよろしいですかね?」ガートウィンは満面の笑みで答える。
「実は普通の武器だとダメなんですよ。ヴェルナー、ちょっとその武器見せてもらっていいかな?」
ヴェルナーは二振りの剣のうちの一本をアルスに渡した。アルスはテーブルの上にヴェルナーの剣を鞘から抜いて置く。
「ほうほう。こりゃなんじゃ?」
ガートウィンはテーブルの上に置かれた剣を手に取り柄の部分にはめ込まれた石を触って唸った。鍛冶師のアントンにお願いして急遽取り付けてもらったものである。
「それは結晶石なんです」
「結晶石?」
「魔素の結晶ですよ」
「これが魔素!?」
ガートウィンは驚いた表情で繁々とその石を眺めた。無論、ガートウィンにとっても初めて見る代物である。
「魔素を流し込むことで剣の強度が上がるんですよ。普通の武器では僕らの魔素量に耐えられなくてすぐにダメになっちゃうから」
「こりゃあ驚いた。こりゃあ、殿下が作ったんですかい?」
「僕が作りました。あ、でもこれは他言無用でお願いします」
「ああ、そりゃあもちろんですとも。俺も顧客との信頼関係を損なったら終わりですからな。しかし、つまり、これの上位を作るとなると鋼じゃあ無理ですわい」
現状の武器は全て鋼で出来ている。結晶石を取り付ければ、簡単に折れない程度に強度は上がる。しかし、それだけだ。結晶石を付けたところで切れ味が上がったり、軽くなったりするわけではない。
「素材から変えないとってことですね」
「そうですが・・・・・・ふむ。殿下、もしよかったら魔素を流し込んでみてもらってもいいですかね?」
「もちろん」
アルスが魔素を剣に流し込むと柄に埋め込まれた結晶石が青く輝き始めた。
「おおっ!こりゃすげぇな。こんなん感じか、ふむふむ」
ガートウィンは前かがみになって結晶石を覗き込んだ。アルスがさらに魔素を流し込むとますます輝きが強くなり、剣全体が薄い膜に包まれた。
「これが強化された状態です」
「失礼だが、殿下の魔素量はいったいどれくらいあるんだかわかりませんが、もしかしてとんでもない魔素量をお持ちでないですかね?俺がやってもこれは再現出来ますかね?」
「残念ながら。結晶石を青く輝かせる程度なら出来るとは思うのだけど」
「やはり・・・・・・普通の武器が耐えられないっちゅうて、強度を上げるだけならアパタイト鉱石でもグレース鉱石でも良いかもしれんが、万全を期すならやはりアダマンティウムがお薦めですわ」
アパタイト鉱石やグレース鉱石は鋼よりも硬度が高く、鋼よりも優秀な武器として使用されることが多い。しかし、性能面からいえばアダマンティウムには劣る。
「ふむ」
「とはいえ、俺は魔素のことはさっぱりわからんです。殿下、その結晶石をお貸しいただくことは出来んですかね?」
「いいですよ。今持ってるのは二つだけなんだけど。足りない分は後で送る形でも大丈夫かな?」
「ありがとうございます。時間は掛かっちまうかもしれませんが、必ず良い物を作ります。あとで試作品が出来たらお知らせ致しますわ」
「助かります。ちなみにもしアダマンティウムを使うとなると1本の剣でどれくらいの費用がかかりそうかな?」
「通常なら1本に付き大金貨40枚ってとこですわい」
「だ、大金貨40枚!?ということは、は、8000万ディナーリ・・・・・・」
ヴェルナーが思わず立ち上がって叫んだ。リヒャルトに売っているエリクサー2000本分で4億8000万ディナーリだ。それでも部隊長全員分の武器すら揃えられないほどの金額である。
フランツがもらってしまったアダマンティウムの剣の価値が同程度だとすれば、とんでもないものをフランツはエハルトからタダで貰ってしまったことになる。あとでフランツにしっかり言っておかないといけない。
「国外から輸入するしかないんで素材が入手困難なんですわ。先日国内の採掘場でも採れたっちゅうて騒いでたんですが、最近になって賊が占拠しちまったみたいで」
「そうなんですか?どこで採掘出来るんですか?」
「ええと、ちょっとお待ちくださいよ」
そう言ってガートウィンはごそごそ棚やら引き出しを開けて探し始めた。そして、ようやく見つけた古い地図をテーブルの上に広げる。
「ここですわ」
ガートウィンが指し示したのは、王都ヴァレンシュタットから北東にある中央山脈だった。距離としては去年ルンデル軍が攻めてきたフライゼン城と王都の中間である。そこから東の森を抜けた山脈が新しい鉱山とのことだった。
「アダマンティウムが採掘出来ると分かった途端、ここの麓を賊が占拠しちまったんです。国がなんとかしてくれると思ってたんですが、こんな状況になっちまったんでどうなることやらですわ。温泉も出るっちゅうんで楽しみにしてたんですがね」
「お・ん・せ・ん・・・・・・うちで掘ろう・・・・・・」
「え?今なんと?」
「あ、いやいや、それよりアダマンティウム鉱石が占拠されてるのはけしからんですね。僕の方でも考えてみます」
「おお、まさか殿下が対処してくれるんですか?」
「まだなんともいえないですけどね」
国内の状況がどう転ぶかまだわからないので、アルスは返事を濁した。外敵に対して僕を頼るくらいだ。フリードリヒ兄さんは恐らく簡単に軍を動かせないだろうとアルスは思った。
その後も、ガートウィンに武器のことや新しい採掘場の詳細について色々と教えてもらった。採掘場を占拠しているのは100人程度らしい。それぐらいなら少人数で制圧出来るかもしれない。ガートウィンには結晶石を取り付けた新しい武器の試作品を頼むことで話がまとまった。アダマンティウムの武器については値段が値段なので取り敢えず保留としておく。これから街の建設や兵たちの武器供給にも費用が掛かってくるのだ。部隊長ばかりの武器だけにお金は掛けられない。こうして、アルスは父王の葬儀を終えて帰途に就いた。
会戦準備
アルスはエルン領に戻るとすぐにいつもの大広間にて会議を開く。アルスは最初にフリードリヒとベルンハルトの動きについて報告した。それについて最初に反応したのはジュリだった。
「僭越ながらフリードリヒ殿下というのは、少々焦りすぎてる気がするな。私がその者ならアルスさまにルンデルを攻めると見せかけておくだけで相手の目を釘付けにしておくことが出来ると踏む。このような政情でわざわざ相手側に攻めるというのは同時に軍の力が使えないということになる。自ら兵力分散の愚を犯すことになると思うのだが」
「フリードリヒ殿下は優秀なんだろ?さすがにそれくらいは計算してるだろ」
「だといいがな」
フランツが言う通り、フリードリヒ兄さんは優秀だ。僕が以前、兄さんの演習訓練を見たときには、隙が無い布陣をどんな場面でも敷いている。ちゃんとその次にどうなるかまで考えている人だった。しかし、ジュリの指摘ももっともだ。ルンデル遠征のために大部隊を動かせば、その分王都に隙が出る。それでも、フリードリヒ兄さんは王として短期間のうちに功績を挙げなくてはならない程に追い詰められているのかもしれない。
「弟から話は伺っとりました。殿下がエルン領を統治されてから随分生活が良くなったっちゅうて喜んでいましたわ」
「ハハハ、それは以前の領主が酷過ぎたからだと思いますよ」
「はっはっは!それはそうかもしれないですな。生活も苦しいっちゅうことは手紙で知ってましたが、俺はこっちに来ちまったもんだから手助けも出来んかったんですわ。そしたら殿下がエルン領の領主になったと聞いて、ほんとに助かったと思いましたわ」
ガートウィンは国を出て鍛冶修行に出た。そして、このローレンツの王都で大成した稀有な人材だ。弟のガムリングとは連絡を取り合うだけで精一杯だったのだろう。
「エルン領は大きく発展させていくつもりです。そのためにもガムリングさんの力は必要不可欠なんです」
「そう言ってもらえると弟も鍛冶師冥利に尽きると思いますわ。俺は武器しか作れん男ですが、弟は日用品が出来る。今後ともぜひよろしくお願いしたい」そう言ってガートウィンは頭を下げた。
「それで、折り入ってガートウィンさんに相談があるんですが」
「おお、なんでしょうか?」
「うちの部隊長の武器を作ってもらえないでしょうか?」
せっかくローレンツ最高の鍛冶師に会えたのだ。アルスとしては、この機会を逃す手はない。
「そんなことならお安い御用ですわ。どんな武器がよろしいですかね?」ガートウィンは満面の笑みで答える。
「実は普通の武器だとダメなんですよ。ヴェルナー、ちょっとその武器見せてもらっていいかな?」
ヴェルナーは二振りの剣のうちの一本をアルスに渡した。アルスはテーブルの上にヴェルナーの剣を鞘から抜いて置く。
「ほうほう。こりゃなんじゃ?」
ガートウィンはテーブルの上に置かれた剣を手に取り柄の部分にはめ込まれた石を触って唸った。鍛冶師のアントンにお願いして急遽取り付けてもらったものである。
「それは結晶石なんです」
「結晶石?」
「魔素の結晶ですよ」
「これが魔素!?」
ガートウィンは驚いた表情で繁々とその石を眺めた。無論、ガートウィンにとっても初めて見る代物である。
「魔素を流し込むことで剣の強度が上がるんですよ。普通の武器では僕らの魔素量に耐えられなくてすぐにダメになっちゃうから」
「こりゃあ驚いた。こりゃあ、殿下が作ったんですかい?」
「僕が作りました。あ、でもこれは他言無用でお願いします」
「ああ、そりゃあもちろんですとも。俺も顧客との信頼関係を損なったら終わりですからな。しかし、つまり、これの上位を作るとなると鋼じゃあ無理ですわい」
現状の武器は全て鋼で出来ている。結晶石を取り付ければ、簡単に折れない程度に強度は上がる。しかし、それだけだ。結晶石を付けたところで切れ味が上がったり、軽くなったりするわけではない。
「素材から変えないとってことですね」
「そうですが・・・・・・ふむ。殿下、もしよかったら魔素を流し込んでみてもらってもいいですかね?」
「もちろん」
アルスが魔素を剣に流し込むと柄に埋め込まれた結晶石が青く輝き始めた。
「おおっ!こりゃすげぇな。こんなん感じか、ふむふむ」
ガートウィンは前かがみになって結晶石を覗き込んだ。アルスがさらに魔素を流し込むとますます輝きが強くなり、剣全体が薄い膜に包まれた。
「これが強化された状態です」
「失礼だが、殿下の魔素量はいったいどれくらいあるんだかわかりませんが、もしかしてとんでもない魔素量をお持ちでないですかね?俺がやってもこれは再現出来ますかね?」
「残念ながら。結晶石を青く輝かせる程度なら出来るとは思うのだけど」
「やはり・・・・・・普通の武器が耐えられないっちゅうて、強度を上げるだけならアパタイト鉱石でもグレース鉱石でも良いかもしれんが、万全を期すならやはりアダマンティウムがお薦めですわ」
アパタイト鉱石やグレース鉱石は鋼よりも硬度が高く、鋼よりも優秀な武器として使用されることが多い。しかし、性能面からいえばアダマンティウムには劣る。
「ふむ」
「とはいえ、俺は魔素のことはさっぱりわからんです。殿下、その結晶石をお貸しいただくことは出来んですかね?」
「いいですよ。今持ってるのは二つだけなんだけど。足りない分は後で送る形でも大丈夫かな?」
「ありがとうございます。時間は掛かっちまうかもしれませんが、必ず良い物を作ります。あとで試作品が出来たらお知らせ致しますわ」
「助かります。ちなみにもしアダマンティウムを使うとなると1本の剣でどれくらいの費用がかかりそうかな?」
「通常なら1本に付き大金貨40枚ってとこですわい」
「だ、大金貨40枚!?ということは、は、8000万ディナーリ・・・・・・」
ヴェルナーが思わず立ち上がって叫んだ。リヒャルトに売っているエリクサー2000本分で4億8000万ディナーリだ。それでも部隊長全員分の武器すら揃えられないほどの金額である。
フランツがもらってしまったアダマンティウムの剣の価値が同程度だとすれば、とんでもないものをフランツはエハルトからタダで貰ってしまったことになる。あとでフランツにしっかり言っておかないといけない。
「国外から輸入するしかないんで素材が入手困難なんですわ。先日国内の採掘場でも採れたっちゅうて騒いでたんですが、最近になって賊が占拠しちまったみたいで」
「そうなんですか?どこで採掘出来るんですか?」
「ええと、ちょっとお待ちくださいよ」
そう言ってガートウィンはごそごそ棚やら引き出しを開けて探し始めた。そして、ようやく見つけた古い地図をテーブルの上に広げる。
「ここですわ」
ガートウィンが指し示したのは、王都ヴァレンシュタットから北東にある中央山脈だった。距離としては去年ルンデル軍が攻めてきたフライゼン城と王都の中間である。そこから東の森を抜けた山脈が新しい鉱山とのことだった。
「アダマンティウムが採掘出来ると分かった途端、ここの麓を賊が占拠しちまったんです。国がなんとかしてくれると思ってたんですが、こんな状況になっちまったんでどうなることやらですわ。温泉も出るっちゅうんで楽しみにしてたんですがね」
「お・ん・せ・ん・・・・・・うちで掘ろう・・・・・・」
「え?今なんと?」
「あ、いやいや、それよりアダマンティウム鉱石が占拠されてるのはけしからんですね。僕の方でも考えてみます」
「おお、まさか殿下が対処してくれるんですか?」
「まだなんともいえないですけどね」
国内の状況がどう転ぶかまだわからないので、アルスは返事を濁した。外敵に対して僕を頼るくらいだ。フリードリヒ兄さんは恐らく簡単に軍を動かせないだろうとアルスは思った。
その後も、ガートウィンに武器のことや新しい採掘場の詳細について色々と教えてもらった。採掘場を占拠しているのは100人程度らしい。それぐらいなら少人数で制圧出来るかもしれない。ガートウィンには結晶石を取り付けた新しい武器の試作品を頼むことで話がまとまった。アダマンティウムの武器については値段が値段なので取り敢えず保留としておく。これから街の建設や兵たちの武器供給にも費用が掛かってくるのだ。部隊長ばかりの武器だけにお金は掛けられない。こうして、アルスは父王の葬儀を終えて帰途に就いた。
会戦準備
アルスはエルン領に戻るとすぐにいつもの大広間にて会議を開く。アルスは最初にフリードリヒとベルンハルトの動きについて報告した。それについて最初に反応したのはジュリだった。
「僭越ながらフリードリヒ殿下というのは、少々焦りすぎてる気がするな。私がその者ならアルスさまにルンデルを攻めると見せかけておくだけで相手の目を釘付けにしておくことが出来ると踏む。このような政情でわざわざ相手側に攻めるというのは同時に軍の力が使えないということになる。自ら兵力分散の愚を犯すことになると思うのだが」
「フリードリヒ殿下は優秀なんだろ?さすがにそれくらいは計算してるだろ」
「だといいがな」
フランツが言う通り、フリードリヒ兄さんは優秀だ。僕が以前、兄さんの演習訓練を見たときには、隙が無い布陣をどんな場面でも敷いている。ちゃんとその次にどうなるかまで考えている人だった。しかし、ジュリの指摘ももっともだ。ルンデル遠征のために大部隊を動かせば、その分王都に隙が出る。それでも、フリードリヒ兄さんは王として短期間のうちに功績を挙げなくてはならない程に追い詰められているのかもしれない。
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