157 / 219
第四章
26 仕事を先延ばししてもろくなことにならない
しおりを挟む
副団長さんに馴れ馴れしかったのは、団長さんだった。騎士団で一番偉い人だ。
ただし、強さは伴っていなかった。一番最後に手合わせしてみたけど、副団長さんのほうが圧倒的に強い。
それで、御前試合も本当は団長の役目なのに、言い訳をつけて副団長さんにやらせたんだそうな。
騎士団で一番強くて二番目に偉い副団長さんが手も足も出なかった相手、つまり僕に、勝てる騎士団員は皆無なわけで。
「では約束どおりに、魔物討伐の任に就いてもらうぞ」
一体何の約束をしていたのか、副団長さんがそう言い放つと騎士団員から明らかな不満の声を上がった。
どうしても行きたくないらしい。
「魔物討伐の任って、今も出ているんですか?」
「半月ほど前に、冒険者ギルドからクエストを依頼された。だが……」
「半月も前!? まだ討伐してないんですか?」
僕が慌てると、副団長さんが怪訝そうな顔になった。
「悠長なことしてる場合じゃないです! 魔物、放っておくとより強くなりますよ」
魔物に寿命はなく、成長し続けることを話すと、今度は副団長さんが慌てた。
側で話を聞いていた団長さんは青ざめた。
「そんな……」
半月程度じゃ強くなるといってもたかが知れている。リオハイルの周辺に、飛び抜けて強い気配はない。
慌ててみせたのは、半月もクエストを放っておいて今もまだグズグズしている騎士団が情けなかったからだ。
「騎士団って、王様や国民を守る人たちじゃなかったのか」
思わずこぼすと、団長がびくりと肩を震わせた。僕の方を向いてなにか言いかけて、結局黙り込んだ。
「もうこの騎士団では手に負えないかもしれないですね。僕が片付けてきます」
まだ持ってた訓練用の剣を近くに居た団員さんにぽいと投げ返して、訓練場を後にした。
「アルハ殿!」
副団長さんが走って追いかけてきた。
「お待ちを」
「はい。僕も聞きたいことが」
立ち止まって、副団長さんが息を整えるのを待った。
「クエストの話は、どこで聞けますか?」
「そのことをお伝えしようかと」
副団長さんに案内されるがままについていくと、訓練場から離れた場所にある小部屋へ通された。
「よっ」
ソファーに座った身体をひねって上半身だけこちらを向き、片手を上げて軽い挨拶を飛ばしてきたのは、リオハイル国王だ。
「王様」
軽く驚いてみせる。
見学の時間はないと言っていたのに、ずっと僕のあとをつけていたのは分かってた。
「君は、どこへ行っても態度が変わらないのだなぁ。感心したよ」
と言われても、僕は誰の前でも僕でしかない。
「アルハ殿、改めて説明させていただきたい」
真面目な副団長さんは僕に王様の横のソファーを勧めつつ、自分は立ったまま、状況説明してくれた。
騎士団が腑抜けなのは今に始まったことじゃない。憂えた王様がテコ入れしようとしても、団長はじめ気位が高くそこそこの権力がある人ばかりで、上手く行かなかった。
魔物討伐のクエストを命じても、難癖ばかりつけて出発を先延ばしにしてきた。
王命に逆らってるのだから、もう既に騎士団は解体が決まっている。知らないのは本人たちばかり。
それでも、最後のチャンスになればと、僕を送り込んだのだとか。
冒険者に勝ったら、クエストへ行かなくてもいい。負けたら、言うことを聞け、と。
「利用する形になってしまったこと、お詫び申し上げます。クエストは、騎士団が放棄した場合、アルハ殿にお願いするつもりでした。本当に、半月以上も放置するとは思いませんでしたが……」
「あやつらにも困ったものだ。尻拭いをさせてしまうようですまんが、頼まれてくれないか。ギルドからとは別に報酬も出す」
副団長さんに深々と頭を下げられた。王様は頭こそ下げなかったものの、申し訳無さそうだ。
「話はわかりました。クエストお請けします。……ところで、僕が今ここに居なかった場合、クエストはどうするつもりだったのですか」
「ひと月、騎士団が動かない場合は差し戻すとギルドに伝えて、承諾もとってあります。報酬の増額分は、騎士団の予算から出すということで。まさか、魔物が成長し続けるとは知らず、浅はかなことをしてしまいました」
「あの場ではああ言いましたが、ひと月くらいならどうってことないですよ。脅かしすぎて、ごめんなさい」
ネタばらしして謝ると、副団長さんの顔が初めて緩んだ。
「そうでしたか、安心しました」
クエストの詳細を聞くと、難易度Fの魔物が十匹、ここから東の森にある自然洞穴に巣食っているとのことだった。
「Fが十匹でゴネてたんですか」
改めて、騎士団に呆れてしまった。
メルノとマリノがいつもこなしているクエストの標的が、難易度Fを三匹だ。
騎士団の人たちの中には、冒険者ランクで言えば上級者クラス以上の人も何人かいた。
その人達だけで戦っても勝てる相手だ。
「本当に情けない」
副団長さんが沈んだ表情になってしまった。
「すみません、話の途中で」
「いえ。それで、いつ行かれますか」
「今から行ってきます。今日中に戻れると思いますが」
「は? いやあの、まさか、お一人で行くつもりですか」
「はい」
複数匹の魔物を相手にするのは、普通の冒険者にとって難しいらしい。でも今回は相手の難易度が低い。ひとりでもおかしくない、と思う。
“十分おかしい”
瞑想していたはずのヴェイグが律儀に突っ込む。器用だ。
「トイサーチではパーティを組んでますが、それ以外はずっと一人でやっているので」
「しかし、見届ける義務がありますので」
「アルハ殿。足手まといは承知だが、スタリーを連れて行ってやってくれないか」
一旦は騎士団で請けたクエストだから、見届人が必要だという主張は覆せなかった。王様にも頼まれてしまったので、結局副団長さんと一緒に行くことになった。
「改めまして、騎士団副団長の、スタリーと申します。よろしくお願いします」
東の森の洞穴へ辿り着くのに、馬で二時間ほどかかった。
乗馬のやり方はヴェイグに逐一教えてもらって、すぐに乗りこなせるようになった。
スタリーが連れてきてくれた栗毛の馬がすごく賢くて、僕の言うことをよく聞いてくれたおかげもある。
「本当に乗馬は初めてで?」
「はい。この子、良い子ですね」
僕が走るよりは遅いけど、これはこれで楽しい。ヴェイグの気持ちが少しわかる。あと、馬かわいい。
“今更馬ではなぁ……”
移動方法ソムリエは馬では満足できないらしいです。
スタリーに案内され、洞穴から二百メートルほど離れたところで馬から降りた。
ただし、強さは伴っていなかった。一番最後に手合わせしてみたけど、副団長さんのほうが圧倒的に強い。
それで、御前試合も本当は団長の役目なのに、言い訳をつけて副団長さんにやらせたんだそうな。
騎士団で一番強くて二番目に偉い副団長さんが手も足も出なかった相手、つまり僕に、勝てる騎士団員は皆無なわけで。
「では約束どおりに、魔物討伐の任に就いてもらうぞ」
一体何の約束をしていたのか、副団長さんがそう言い放つと騎士団員から明らかな不満の声を上がった。
どうしても行きたくないらしい。
「魔物討伐の任って、今も出ているんですか?」
「半月ほど前に、冒険者ギルドからクエストを依頼された。だが……」
「半月も前!? まだ討伐してないんですか?」
僕が慌てると、副団長さんが怪訝そうな顔になった。
「悠長なことしてる場合じゃないです! 魔物、放っておくとより強くなりますよ」
魔物に寿命はなく、成長し続けることを話すと、今度は副団長さんが慌てた。
側で話を聞いていた団長さんは青ざめた。
「そんな……」
半月程度じゃ強くなるといってもたかが知れている。リオハイルの周辺に、飛び抜けて強い気配はない。
慌ててみせたのは、半月もクエストを放っておいて今もまだグズグズしている騎士団が情けなかったからだ。
「騎士団って、王様や国民を守る人たちじゃなかったのか」
思わずこぼすと、団長がびくりと肩を震わせた。僕の方を向いてなにか言いかけて、結局黙り込んだ。
「もうこの騎士団では手に負えないかもしれないですね。僕が片付けてきます」
まだ持ってた訓練用の剣を近くに居た団員さんにぽいと投げ返して、訓練場を後にした。
「アルハ殿!」
副団長さんが走って追いかけてきた。
「お待ちを」
「はい。僕も聞きたいことが」
立ち止まって、副団長さんが息を整えるのを待った。
「クエストの話は、どこで聞けますか?」
「そのことをお伝えしようかと」
副団長さんに案内されるがままについていくと、訓練場から離れた場所にある小部屋へ通された。
「よっ」
ソファーに座った身体をひねって上半身だけこちらを向き、片手を上げて軽い挨拶を飛ばしてきたのは、リオハイル国王だ。
「王様」
軽く驚いてみせる。
見学の時間はないと言っていたのに、ずっと僕のあとをつけていたのは分かってた。
「君は、どこへ行っても態度が変わらないのだなぁ。感心したよ」
と言われても、僕は誰の前でも僕でしかない。
「アルハ殿、改めて説明させていただきたい」
真面目な副団長さんは僕に王様の横のソファーを勧めつつ、自分は立ったまま、状況説明してくれた。
騎士団が腑抜けなのは今に始まったことじゃない。憂えた王様がテコ入れしようとしても、団長はじめ気位が高くそこそこの権力がある人ばかりで、上手く行かなかった。
魔物討伐のクエストを命じても、難癖ばかりつけて出発を先延ばしにしてきた。
王命に逆らってるのだから、もう既に騎士団は解体が決まっている。知らないのは本人たちばかり。
それでも、最後のチャンスになればと、僕を送り込んだのだとか。
冒険者に勝ったら、クエストへ行かなくてもいい。負けたら、言うことを聞け、と。
「利用する形になってしまったこと、お詫び申し上げます。クエストは、騎士団が放棄した場合、アルハ殿にお願いするつもりでした。本当に、半月以上も放置するとは思いませんでしたが……」
「あやつらにも困ったものだ。尻拭いをさせてしまうようですまんが、頼まれてくれないか。ギルドからとは別に報酬も出す」
副団長さんに深々と頭を下げられた。王様は頭こそ下げなかったものの、申し訳無さそうだ。
「話はわかりました。クエストお請けします。……ところで、僕が今ここに居なかった場合、クエストはどうするつもりだったのですか」
「ひと月、騎士団が動かない場合は差し戻すとギルドに伝えて、承諾もとってあります。報酬の増額分は、騎士団の予算から出すということで。まさか、魔物が成長し続けるとは知らず、浅はかなことをしてしまいました」
「あの場ではああ言いましたが、ひと月くらいならどうってことないですよ。脅かしすぎて、ごめんなさい」
ネタばらしして謝ると、副団長さんの顔が初めて緩んだ。
「そうでしたか、安心しました」
クエストの詳細を聞くと、難易度Fの魔物が十匹、ここから東の森にある自然洞穴に巣食っているとのことだった。
「Fが十匹でゴネてたんですか」
改めて、騎士団に呆れてしまった。
メルノとマリノがいつもこなしているクエストの標的が、難易度Fを三匹だ。
騎士団の人たちの中には、冒険者ランクで言えば上級者クラス以上の人も何人かいた。
その人達だけで戦っても勝てる相手だ。
「本当に情けない」
副団長さんが沈んだ表情になってしまった。
「すみません、話の途中で」
「いえ。それで、いつ行かれますか」
「今から行ってきます。今日中に戻れると思いますが」
「は? いやあの、まさか、お一人で行くつもりですか」
「はい」
複数匹の魔物を相手にするのは、普通の冒険者にとって難しいらしい。でも今回は相手の難易度が低い。ひとりでもおかしくない、と思う。
“十分おかしい”
瞑想していたはずのヴェイグが律儀に突っ込む。器用だ。
「トイサーチではパーティを組んでますが、それ以外はずっと一人でやっているので」
「しかし、見届ける義務がありますので」
「アルハ殿。足手まといは承知だが、スタリーを連れて行ってやってくれないか」
一旦は騎士団で請けたクエストだから、見届人が必要だという主張は覆せなかった。王様にも頼まれてしまったので、結局副団長さんと一緒に行くことになった。
「改めまして、騎士団副団長の、スタリーと申します。よろしくお願いします」
東の森の洞穴へ辿り着くのに、馬で二時間ほどかかった。
乗馬のやり方はヴェイグに逐一教えてもらって、すぐに乗りこなせるようになった。
スタリーが連れてきてくれた栗毛の馬がすごく賢くて、僕の言うことをよく聞いてくれたおかげもある。
「本当に乗馬は初めてで?」
「はい。この子、良い子ですね」
僕が走るよりは遅いけど、これはこれで楽しい。ヴェイグの気持ちが少しわかる。あと、馬かわいい。
“今更馬ではなぁ……”
移動方法ソムリエは馬では満足できないらしいです。
スタリーに案内され、洞穴から二百メートルほど離れたところで馬から降りた。
2
あなたにおすすめの小説
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
最強剣士が転生した世界は魔法しかない異世界でした! ~基礎魔法しか使えませんが魔法剣で成り上がります~
渡琉兎
ファンタジー
政権争いに巻き込まれた騎士団長で天才剣士のアルベルト・マリノワーナ。
彼はどこにも属していなかったが、敵に回ると厄介だという理由だけで毒を盛られて殺されてしまった。
剣の道を極める──志半ばで死んでしまったアルベルトを不憫に思った女神は、アルベルトの望む能力をそのままに転生する権利を与えた。
アルベルトが望んだ能力はもちろん、剣術の能力。
転生した先で剣の道を極めることを心に誓ったアルベルトだったが──転生先は魔法が発展した、魔法師だらけの異世界だった!
剣術が廃れた世界で、剣術で最強を目指すアルベルト──改め、アル・ノワールの成り上がり物語。
※アルファポリス、カクヨム、小説家になろうにて同時掲載しています。
異世界に転生したけど、頭打って記憶が・・・え?これってチート?
よっしぃ
ファンタジー
よう!俺の名はルドメロ・ララインサルって言うんだぜ!
こう見えて高名な冒険者・・・・・になりたいんだが、何故か何やっても俺様の思うようにはいかないんだ!
これもみんな小さい時に頭打って、記憶を無くしちまったからだぜ、きっと・・・・
どうやら俺は、転生?って言うので、神によって異世界に送られてきたらしいんだが、俺様にはその記憶がねえんだ。
周りの奴に聞くと、俺と一緒にやってきた連中もいるって話だし、スキルやらステータスたら、アイテムやら、色んなものをポイントと交換して、15の時にその、特別なポイントを取得し、冒険者として成功してるらしい。ポイントって何だ?
俺もあるのか?取得の仕方がわかんねえから、何にもないぜ?あ、そう言えば、消えないナイフとか持ってるが、あれがそうなのか?おい、記憶をなくす前の俺、何取得してたんだ?
それに、俺様いつの間にかペット(フェンリルとドラゴン)2匹がいるんだぜ!
よく分からんが何時の間にやら婚約者ができたんだよな・・・・
え?俺様チート持ちだって?チートって何だ?
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
話を進めるうちに、少し内容を変えさせて頂きました。
うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました
akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」
帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。
謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。
しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。
勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!?
転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。
※9月16日
タイトル変更致しました。
前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。
仲間を強くして無双していく話です。
『小説家になろう』様でも公開しています。
爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。
秋田ノ介
ファンタジー
88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。
異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。
その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。
飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。
完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。
オレの異世界に対する常識は、異世界の非常識らしい
広原琉璃
ファンタジー
「あの……ここって、異世界ですか?」
「え?」
「は?」
「いせかい……?」
異世界に行ったら、帰るまでが異世界転移です。
ある日、突然異世界へ転移させられてしまった、嵯峨崎 博人(さがさき ひろと)。
そこで出会ったのは、神でも王様でも魔王でもなく、一般通過な冒険者ご一行!?
異世界ファンタジーの "あるある" が通じない冒険譚。
時に笑って、時に喧嘩して、時に強敵(魔族)と戦いながら、仲間たちとの友情と成長の物語。
目的地は、すべての情報が集う場所『聖王都 エルフェル・ブルグ』
半年後までに主人公・ヒロトは、元の世界に戻る事が出来るのか。
そして、『顔の無い魔族』に狙われた彼らの運命は。
伝えたいのは、まだ出会わぬ誰かで、未来の自分。
信頼とは何か、言葉を交わすとは何か、これはそんなお話。
少しづつ積み重ねながら成長していく彼らの物語を、どうぞ最後までお楽しみください。
====
※お気に入り、感想がありましたら励みになります
※近況ボードに「ヒロトとミニドラゴン」編を連載中です。
※ラスボスは最終的にざまぁ状態になります
※恋愛(馴れ初めレベル)は、外伝5となります
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
ボッチになった僕がうっかり寄り道してダンジョンに入った結果
安佐ゆう
ファンタジー
第一の人生で心残りがあった者は、異世界に転生して未練を解消する。
そこは「第二の人生」と呼ばれる世界。
煩わしい人間関係から遠ざかり、のんびり過ごしたいと願う少年コイル。
学校を卒業したのち、とりあえず幼馴染たちとパーティーを組んで冒険者になる。だが、コイルのもつギフトが原因で、幼馴染たちのパーティーから追い出されてしまう。
ボッチになったコイルだったが、これ幸いと本来の目的「のんびり自給自足」を果たすため、町を出るのだった。
ロバのポックルとのんびり二人旅。ゴールと決めた森の傍まで来て、何気なくフラっとダンジョンに立ち寄った。そこでコイルを待つ運命は……
基本的には、ほのぼのです。
設定を間違えなければ、毎日12時、18時、22時に更新の予定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる