ニコイチート~チート持ちとニコイチで異世界転生させられたので、手探りで冒険します~

桐山じゃろ

文字の大きさ
219 / 219
後日譚の後日譚

受け継がれるもの

しおりを挟む
 息子が生まれてからは、怒涛の日々だった。

 自分に子供ができること自体、想像してすらいなかったし、生まれるまで「僕に父性が目覚めるだろうか」と不安だった。

 実際に息子を見た瞬間に、僕はようやく、この世界に召喚された意味が解ったような気がした。

 この子に会うために、僕はヴェイグとニコイチ状態になり、メルノと出会い、世界を救う力を手に入れたんだ。
 ……と、まあ大袈裟なことを言ってはみたが、それだけ感動した。

 カズハが生まれてからしばらくは冒険者の仕事もセーブして、カズハの面倒を見た。
 マリノやラクまでもがメルノをサポートしてくれて、僕の仕事はハインやクラインが代理を買って出てくれた。

 どうしても僕でないとかなわない、っていう相手は、幸いなことに現れなかった。



*****



 今日はカズハの10歳の誕生日だ。
 カズハのバースデーケーキは毎年、
「ご出産の前後はお手伝いできませんでしたから」
 と、フィオナさんが贈ってくれる。
 フィオナさんの大事な仕事があって、メルノの出産前後はトイサーチへ一度も来れなかったことが、相当悔しかったらしい。
 フィオナさんからはカズハやメルノ、更には僕宛に出産祝いの品々が山ほど送られてきたから、気にしなくてもいいのに。
 それにしても、年々大きくなるバースデーケーキをそろそろ制限しとかないと。
 既に予め切り分けないと我が家のテーブルには乗らないし、この調子で行けば多分来年のケーキは家の扉から搬入できなくなる。
 ヘラルドに伝えて、頼んでおこう。

「ヴェイグ食べる?」
〝いい。視覚情報だけで腹いっぱいだ〟

 僕とヴェイグは相変わらず、一つの身体を共有している。

 カズハは、物心ついた頃から、僕とヴェイグを見分けていた。
 僕とヴェイグが特殊な状態であることは、既に何度も説明してある。

「カズハ、美味しいわね」
「うん!」
「ほんと美味しい。このストゥリのところとか特に」
「相変わらずフィオナは美味なものを選ぶのが上手いのう」
「毎回俺たちまで呼んでもらって有り難いが、いいのか?」
 マリノに、ラクとハインも一緒にケーキを囲んでいる。
「いやほんと助かる。まだこれと同じ量残ってるんだ」
「ははは、ずいぶん大きくなったもんだな」
 ケーキが巨大だということは、食べる量もかなりのものになるということだ。
 他にも呼びたい人は沢山いるが、家にそんなに人数が入らないので、毎年家が近いラクとハインを呼んでいる。

 全員で数切れずつケーキを食べたが、だいぶ残った。
「明日の朝ごはんもケーキですね」
 メルノが困りながら笑っている。
「朝ごはんもケーキ!? やった!」
 カズハが喜んでるなら、それもいいか。



 ラクとハインを見送り、メルノとマリノと僕で片付けをしていると、さっき開閉したばかりの扉が叩かれた。
 気配はこのトイサーチの町の冒険者ギルド統括、デュイネだ。
「やあアルハ。突然すまないな」
「こんばんは。どうしました?」
 扉を開けてデュイネを招き入れる。
 デュイネがこの家へ直接やってくるということは、僕に仕事が入ったということだ。
 だとしても、デュイネがここまで難しい顔をすることは滅多に無い。
「アルハに冒険者として仕事がある。……が、俺にもよくわからんのだ」
「へっ?」
 気の抜けた返事をしてしまった。

「スィア大陸へ行ったことは? ……ふむ、そこが無人だと証言したのもアルハか」
 この世界には七つの大陸がある。そのうちの一つは空高くにあって、今のところ僕くらいしか行けないから、世間的には大陸は六つということになっている。
 スィア大陸は無人の大陸だ。人が住んでいた痕跡はあったが、今は誰もいない。原因は不明。
 大陸周辺は複雑な海流が取り囲んでいて、船での接近が難しい。ジュノ国が最近発展させた飛行船技術で上陸を試みたが、上空も乱気流が吹き荒れていて、着陸を断念したそうだ。
「十年ほど前に、そこからリオハイル王国へ宣戦布告があったというのも……解決したのはアルハか。では、俺よりアルハの方が事情に詳しいかもしれんな」
 デュイネはメルノが淹れたお茶を一口飲んで、話を続けた。

「スィア大陸を支配したという、自称『皇帝』から、またリオハイル王国に宣戦布告があったというのだ。現地に赴いて、調査、魔物の仕業だったら討伐を任せたいとのことだ」

 僕の脳裏には、以前似たようなことをやった四体の魔物のうち、もふもふたぬきヘッドの顔が浮かんだ。
〝アルハ……〟
 僕の考えを読んだヴェイグが呆れている。
「違う、アレと関係あるのかどうかをね」
「どうしたアルハ?」
 ヴェイグにしか聞こえない声ではなく、普通に声に出してしまっていた。
 だけど無関係な話じゃないので、そのまま話した。
「なるほど、魔物よりも高位の何かか……。以前突然現れたというなら、今回も有り得るな」
「はい。早速行ってきます。ハインとラクに声を掛けていただいても?」
 僕が留守にするときは、ハイン達にメルノ達のことを任せている。
「ああ、こちらのことは任せておけ。頼んだぞ」



 外へ出て……後ろを振り返った。
「どうした、カズハ」
「父さん、僕も行く」
 カズハは、僕の部屋から持ち出したらしい、僕の予備の短剣を腰に着けていた。
「どこへ行くか分かってるの? 危険な場所へ……」
「マリノさんは10歳で冒険者やってたって言ってた。僕も冒険者やりたい」
 カズハは親の欲目を引いても、剣や魔法の才能に恵まれている。
 但しそれは基準が「普通の10歳にしては」である場合の話であって、カズハ自身はチートや、似たようなものは何も持っていない。
「冒険者になることは止めないが、今回は駄目だ」
 本当は冒険者になるのも止めてほしいのだが、本人がやる気で、安全に配慮するというのなら、送り出す覚悟はある。
「行く。今がいい」
「絶対駄目だ」
「絶対行く!」
 普段はどちらかと言えば大人しくて穏やかで、子供らしいわがまますら滅多に言わない子なのに、どうしたのだろう。
「……わかった。ただし、本当に危ないから、僕の傍から離れないように」
「うん!」

 ヴェイグは僕の決定に何も言わなかった。
 僕と同じく、普段と様子の違うカズハに、思うところがあるようだ。



 スィア大陸にはわざわざ転移魔法の印など付けていないから、スキル[異界の扉]で異界を経由することにした。
 カズハを異界に連れて行くのも初めてだ。
 ハインはラクと一緒に何度も通っているし、メルノやマリノを連れてきた時もなんともなかった。
 カズハは連れてきた中では最年少だ。
「気分が悪くなったりはしないか?」
「ぜんぜん」
 カズハはメルノに似た藍色の瞳で、異界を興味深そうに見回しながら、ちょこちょこと僕についてくる。
 本当になんともなさそうだ。

 いつも通り、目的地にはすぐに着いた。
 外の気配を入念に探ってから、扉を出す。
「ここがスィア大陸だ」
「へぇ……なんにもないね」
「ヴェイグ」
〝ああ〟
 カズハの周囲にのみ、ヴェイグに結界魔法を張ってもらった。

 そいつらは、すぐにやってきた。

 かなり……竜化したラクよりふた周りは大きい、巨人系の魔物だ。
 全身真っ黒で、皮膚の表面には紫色の血管のような線が入っており、背中には鳥のような翼が生えている。
 気配は魔物に違いないが、こんな奴見たことない。
〝なんだこいつは〟
「ヴェイグが知らないなら僕も知らない」
「うわー、でっけー」
「カズハ、そこから動くなよ」
「あ、結界いつのまに。これ僕は外に出られる?」
「動くなってば」
「ヴェイグさんの結界でしょ? 出られるようにしてよ」
「カズハ、そんなこと言ってる場合じゃ……」
 僕たちがやいやい言っている間に、攻撃が降ってきた。問答無用か。

 真上からの衝撃波を左手で受け止め、散らす。
 ヴェイグの結界が少しだけ揺らいだ。
〝む、手強いな〟
 右手が勝手に動いて、結界を強化する。
「ねえ、父さん……」
 ヴェイグが察して、結界は中の人が外へ出られないように変えてくれた。
 さっさとケリをつけてしまおう。

「リオハイルに宣戦布告したのはお前か?」
 念のため聞いてみるが、返事は新たな、最初のより強力な衝撃波の連打だった。
 こいつが他の大陸に渡ったら、被害は甚大だ。
 向こうが先に問答無用で攻撃してきたのだし。

 僕は少しだけ左手に力を込めて、解き放った。

「ガッ!」

 巨人系の魔物は一言だけ発して、消滅した。


「父さん、全然本気だせてなかったね」
「いつものことだよ。父さんこう見えても結構強いんだ」
〝結構どころではないだろう〟
 ヴェイグからいつものツッコミが入ったが、スルーしておく。

 ここで、カズハから思いがけない提案をされた。

「身体によくないでしょ。僕に半分ちょうだい」

〝見抜かれたな〟
 僕も三十歳をいくつか過ぎた。まだまだ若い、と思いたいが、僕の中にある力が徐々に、身体に影響を与えている。
 具体的に言うと、時折節々が痛んだり、目が霞んだり、関節の動きが若干鈍くなったり……老化が早まっているような症状がある。

 カズハを、真正面からじっと見つめる。カズハは僕の視線を物ともせずに受け止めている。

 器の大きさは、僕には量れない。
 だけど、何せ僕とメルノの息子だ。
 チートや他の力が無かったのは……僕から受け取るためか。

「この力で、理由なく人を傷つけないこと。メルノ……母さんや、大事な人を守るために使うこと。約束できるか?」
「うん」
「あと、いきなり半分も渡したら危ないから、少しずつだ」
「うん」

 カズハが僕に左手を差し出す。
 僕はその手を左手で握り、ゆっくりと、自分の中にあるものを流し込んだ。
 カズハは目を閉じて、力を受け入れている。

 僕の全力の1%にも満たないほどの力を、カズハに渡した。
「気分はどうだ?」
「平気。父さんは?」
 力を受け取り終え、目を開けた直後のカズハの瞳は、ほんのり金色に染まっていたが、すぐに元の藍色に戻った。
「なんともない」
 カズハは僕の返事を聞くと、にいっと笑い、それから自分の手を握ったり開いたり、全身のあちこちを眺めたり動かしたりしはじめた。

「加減の練習しておこう。まずは思いっきり打ち込んでこい」
 僕が左手を前に突き出すと、カズハは一瞬きょとんとしてから、僕に向き直った。
「じゃあ、いくよ。……うわわっ!?」
〝わかるぞ、カズハ〟
 おそらくカズハとしては、いつもの調子で足を踏み込んだだけなのだろう。
 カズハの身体はすごい勢いで僕に真正面からぶつかった。
 目を白黒させているカズハに、ヴェイグがかつてないほど同調している。僕とだってそんなに気が合ったことないでしょう。
「ご、ごめん父さん!」
「大丈夫。練習、必要だろう?」
「よくわかった」


 このときから、僕はカズハに定期的に少しずつ、力を分け与えた。
 どういうわけか、いくらカズハに力を与えても僕の力の総量はいつの間にかもとに戻っており、ただ体調は良くなっていった。
 カズハの方は、力を得る毎に調整は必要だったが、問題なく受け止めてくれている。


 カズハが冒険者になり、僕と同じ『伝説レジェンド』の称号を得たのは、僕より早い18歳の時だった。
しおりを挟む
感想 35

この作品の感想を投稿する

みんなの感想(35件)

2023.05.24 ユーザー名の登録がありません

退会済ユーザのコメントです

2023.05.24 桐山じゃろ

ありがとうございます!
楽しんで頂けて何よりです!

解除
紫苑01
2020.08.26 紫苑01

ガブリーン…痛すぎる…|д゚)ジー
単純に実力だけで黙らせる事が出来る相手だなぁ…

2020.08.26 桐山じゃろ

いい感じ(?)の小者です(*ノω・*)

解除
紫苑01
2020.08.21 紫苑01

Ⅰ~Ⅳまで終らせてⅤで躓いた俺も好きですよ…(´∇`)
PC版のは罠を英文で打たないと解除出来なかった…|д゚)ジー
勿論スペルミスしたら罠に引っ掛かります…( ;∀;)
PC版のⅤは やった事は無いけどワー○ナーが最下層から地表に攻めいるゲームだった
今のラノベでダンジョンの最下層に転移する話を読んでると思い出す…

勿論ファンと言って良いと思います~

2020.08.21 桐山じゃろ

よかったー ファンです!
理不尽で、だがそこがいい!っていう骨太のゲームですよね
と、いいつつ先述の通りロストごときで心折れるヌルゲーマーです(ノ∀`)
時間とれたらIからやってみますー

解除

あなたにおすすめの小説

スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜

かの
ファンタジー
 世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。  スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。  偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。  スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!  冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!

最強剣士が転生した世界は魔法しかない異世界でした! ~基礎魔法しか使えませんが魔法剣で成り上がります~

渡琉兎
ファンタジー
政権争いに巻き込まれた騎士団長で天才剣士のアルベルト・マリノワーナ。 彼はどこにも属していなかったが、敵に回ると厄介だという理由だけで毒を盛られて殺されてしまった。 剣の道を極める──志半ばで死んでしまったアルベルトを不憫に思った女神は、アルベルトの望む能力をそのままに転生する権利を与えた。 アルベルトが望んだ能力はもちろん、剣術の能力。 転生した先で剣の道を極めることを心に誓ったアルベルトだったが──転生先は魔法が発展した、魔法師だらけの異世界だった! 剣術が廃れた世界で、剣術で最強を目指すアルベルト──改め、アル・ノワールの成り上がり物語。 ※アルファポリス、カクヨム、小説家になろうにて同時掲載しています。

爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。

秋田ノ介
ファンタジー
  88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。  異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。  その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。  飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。  完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。  

異世界に転生したけど、頭打って記憶が・・・え?これってチート?

よっしぃ
ファンタジー
よう!俺の名はルドメロ・ララインサルって言うんだぜ! こう見えて高名な冒険者・・・・・になりたいんだが、何故か何やっても俺様の思うようにはいかないんだ! これもみんな小さい時に頭打って、記憶を無くしちまったからだぜ、きっと・・・・ どうやら俺は、転生?って言うので、神によって異世界に送られてきたらしいんだが、俺様にはその記憶がねえんだ。 周りの奴に聞くと、俺と一緒にやってきた連中もいるって話だし、スキルやらステータスたら、アイテムやら、色んなものをポイントと交換して、15の時にその、特別なポイントを取得し、冒険者として成功してるらしい。ポイントって何だ? 俺もあるのか?取得の仕方がわかんねえから、何にもないぜ?あ、そう言えば、消えないナイフとか持ってるが、あれがそうなのか?おい、記憶をなくす前の俺、何取得してたんだ? それに、俺様いつの間にかペット(フェンリルとドラゴン)2匹がいるんだぜ! よく分からんが何時の間にやら婚約者ができたんだよな・・・・ え?俺様チート持ちだって?チートって何だ? @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ 話を進めるうちに、少し内容を変えさせて頂きました。

うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました

akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」 帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。 謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。 しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。 勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!? 転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。 ※9月16日  タイトル変更致しました。 前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。 仲間を強くして無双していく話です。 『小説家になろう』様でも公開しています。

オレの異世界に対する常識は、異世界の非常識らしい

広原琉璃
ファンタジー
「あの……ここって、異世界ですか?」 「え?」 「は?」 「いせかい……?」 異世界に行ったら、帰るまでが異世界転移です。 ある日、突然異世界へ転移させられてしまった、嵯峨崎 博人(さがさき ひろと)。 そこで出会ったのは、神でも王様でも魔王でもなく、一般通過な冒険者ご一行!? 異世界ファンタジーの "あるある" が通じない冒険譚。 時に笑って、時に喧嘩して、時に強敵(魔族)と戦いながら、仲間たちとの友情と成長の物語。 目的地は、すべての情報が集う場所『聖王都 エルフェル・ブルグ』 半年後までに主人公・ヒロトは、元の世界に戻る事が出来るのか。 そして、『顔の無い魔族』に狙われた彼らの運命は。 伝えたいのは、まだ出会わぬ誰かで、未来の自分。 信頼とは何か、言葉を交わすとは何か、これはそんなお話。 少しづつ積み重ねながら成長していく彼らの物語を、どうぞ最後までお楽しみください。 ==== ※お気に入り、感想がありましたら励みになります ※近況ボードに「ヒロトとミニドラゴン」編を連載中です。 ※ラスボスは最終的にざまぁ状態になります ※恋愛(馴れ初めレベル)は、外伝5となります

没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます

六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。 彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。 優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。 それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。 その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。 しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。 ※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。 詳細は近況ボードをご覧ください。

ボッチになった僕がうっかり寄り道してダンジョンに入った結果

安佐ゆう
ファンタジー
第一の人生で心残りがあった者は、異世界に転生して未練を解消する。 そこは「第二の人生」と呼ばれる世界。 煩わしい人間関係から遠ざかり、のんびり過ごしたいと願う少年コイル。 学校を卒業したのち、とりあえず幼馴染たちとパーティーを組んで冒険者になる。だが、コイルのもつギフトが原因で、幼馴染たちのパーティーから追い出されてしまう。 ボッチになったコイルだったが、これ幸いと本来の目的「のんびり自給自足」を果たすため、町を出るのだった。 ロバのポックルとのんびり二人旅。ゴールと決めた森の傍まで来て、何気なくフラっとダンジョンに立ち寄った。そこでコイルを待つ運命は…… 基本的には、ほのぼのです。 設定を間違えなければ、毎日12時、18時、22時に更新の予定です。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。