17 / 32
17 ランクアップ
しおりを挟む
<レベルアップしました! 114→115>
<能力値:99ポイントを割り振ってください>
危険度A~Sのグリーンドラゴンを討伐していたら、レベルが上がった。
能力値の割り振りは、細かく計算するのが面倒になったので、筋力、敏捷力、耐久力、判断力を上から同じ数字になるように順番に振る方針に変えた。
最初は2000を目指し、今は2500を目指している。
現在、こんな感じだ。
+++
名前:デガ
種族:ヒューマン
レベル:115
年齢:18
筋力:2500
敏捷力:2500
耐久力:2500
知力:1130
判断力:2371
魅力:339
特殊能力:ダイス目操作 レベル3
+++
数字は増えたが、相変わらず実感には乏しい。
危険度が個体によってAからSにまでブレるグリーンドラゴンを相手に、あえてダイスチートを使わず突っ込んで急所に素手の一撃で仕留められるから、強くはなっているのだろうけど。
ダイスチートもレベル3に上がり、他人のダイス目にも干渉できるようになった。
今のところ役に立った場面を目にしたことは無いが、「僕と僕の仲間に対し攻撃や悪意を向けるダイスロールは自動でファンブル(大失敗)する」という設定にしてあるお陰か、ドルズブラからの刺客のような不届き者は全く現れなくなった。
僕とベルはともかく、カイトとチャバさんは戦闘能力皆無の一般人だ。危険が少なくなるに越したことはない。
「もう危険度Sでも余裕ですね」
ベルが、グリーンドラゴンを殴った僕の右手を取って観察し、安心したようにきゅっと握りしめた。
以前は握手で嫌そうにしていたのに、最近ベルの方から僕に触れることが多い。
僕を仲間として、冒険者として、認めてくれたのかな。
「今ので最後のグリーンドラゴンだったね。ルートして、帰ろうか」
「はい」
グリーンドラゴンからは竜の角、竜の牙、それにグリーンジュエルという宝玉が出た。宝玉は大きさや純度によって価値が一万マグから一千万マグ以上と、危険度よりもブレがある。
今回倒した三十匹から出たグリーンジュエル三十個のうち、大きくて澄んでいるのが五個ほどある。
五つ全て一千万の査定が出たとしても、蘇生費用一人分の半分だ。
冒険者としてハイペースで稼げているとはいえ、残り約一億五千万マグ。
五千万かもしれないアイテムを握りしめても、まだ足りないと普通に考えてしまう。金銭感覚が麻痺している自覚はある。
「どうしました、デガさん?」
ルートをしていたベルに声を掛けられてはっとする。
「ちょっと考えごとしてた」
「お疲れなのでは。明日は休みましょう。カイトさんもお休みのはずですし」
「うん」
チートでステータスが上がりまくっているのは僕だけではない。一緒に行動しているベルも、僕のダイスチートの効果で、強くなっている。
二人して休みなく魔物を討伐し続けていても、体力的には全く疲れていない。
それでもやはり人間だから、定期的な休息は必要だ。
大抵、カイトの休日に合わせている。
しかし、翌日に休むことは叶わなかった。
ギルド長に呼び出されたのだ。
「まずは、冒険者ランク昇格を認める。デガ、ミヒャエル嬢。ふたりとも、今からランクSだ」
「ありがとうございます」
僕とベル、揃って礼を口にする。言われてその場で冒険者カードを出すと、ギルド長自らカードの情報を更新してくれた。
「あの、用件って……」
冒険者ランクの更新だけなら、わざわざ冒険者ギルドの建物の一番奥の部屋でやることはない。
何なら昨日、仕事完了手続きのついでに受付で行うこともできたはずだ。
僕とベルが訝しんでいると、ギルド長が重たいため息をついた。
「それがな、ドルズブラから正式に要請が来たのだ」
「要請?」
「冒険者ギルド所属の『デガ』という名の冒険者に、魔王討伐の依頼だ」
ドルズブラは魔王討伐を諦めていなかった。
その上で、国として正式にギルドへ仕事を依頼したのだ。
「ドルズブラの命令を聞かねばならない理由はありますか?」
隣のベルがこめかみに青筋を立てながら、ギルド長を問い詰める。
「先日の刺客の件もあるからな、何度か突っぱねたのだが……しつこい上に、言うことを聞かねば町を封鎖すると言い出した」
「町を封鎖って、そんなことできるのですか?」
僕たちがいる町はレトナークという国の領地だが、王城はドルズブラが一番近い。
「おそらく、兵で町を囲って人や物流を止めるという意味だろう。あの国ならやりかねん。レトナーク国軍に助けを求めても、応援がくるまでの間、混乱必至だ。最悪、国同士の争いに発展するやもしれん」
ベルが「ぐぬぬ」と唇を噛む。
僕も片手でこめかみを押さえた。
「どうしてそこまでして……」
倒しても意味のない魔王を倒したところで、ドルズブラが世界征服を達成できるとは思えない。
「わからん。わからんが……報酬を出すと言っている」
僕とベルは同時に顔を上げた。
「魔王一匹につき、二千五百万マグだそうだ」
「安っす!」
「安すぎますね」
魔王は全部で四匹いる。全員倒しても、一人分の蘇生費用にしかならないじゃないか。
「全くだ。舐めているとしか思えない。だが、これはもうやってもらうしか無いのだ」
ギルド長は苦渋に満ちた表情をしている。
町の平和が掛かっているのでは、僕に行かせる他ないのだろう。
「魔王を倒したという証拠は、どうすれば」
「魔王の角を折って持ち帰ってきてくれ」
「わかりました。行きます」
「デガさんっ!?」
「すまない。できる限り支援はする」
反対するベルをどうにか押し留めて、僕とギルド長で魔王討伐の具体的な行動を決めた。
「どうして請けたのですか!?」
家に帰り着くなり、ベルに猛抗議された。
「町を危険に晒したら、カイトやチャバさん、地下で寝てるピヨラとジョーも危ない。それに二匹倒せば一人蘇生できるし」
例のグリーンジュエルは全部で約四千万マグだったが、これまでの稼ぎで蘇生用の貯金は計五千万マグ貯まった。
「ですが……」
「僕だってドルズブラの言いなりにはなりたくないよ」
僕が魔王討伐へ出かけている間に、ギルド長がレトナーク国軍へ支援要請をすることになっている。
ドルズブラは小国だ。レトナーク国軍が牽制すれば、もう何もできない。
魔王討伐へ行くとは言ったが、魔王を本当に討伐するとは言ってない。
まぁ、お金は欲しいから、倒せそうなら倒すけど。
「デガさん、蘇生に必要な聖石の材料は何か、覚えていますか?」
突然の問題に、僕は記憶を掘り起こした。
「確か、危険度SS以上の魔物から出る、魔核十個だっけ」
「魔王を討伐できるのであれば、危険度SS以上の魔物だって討伐できます。お金稼ぎに拘らなくてもいいのですよ?」
「あ、そっか」
魔王は危険度SSS以上とされている。
ギルド長は僕のステータスを知っているからナチュラルに魔王討伐を任せてくれたが、よく考えたら蘇生に必要なアイテムを自力で入手することもできるんだ。
まだ冒険者ランクはSになったばかりだから、SSSどころかSSの仕事も請けられないが、自主的に魔物を討伐するのは問題ない。
「あれ、じゃあ魔王を倒したら魔核出る?」
「魔王は基本的にアイテムを落としません」
ベルはむくれながらも、教えてくれた。
「何騒いでるのー? 痴話喧嘩?」
玄関先で話し込んでいたら、チャバさんが雑巾片手に現れた。まだ昼を少し過ぎた頃だから、掃除中だったのだろう。
「ちちち痴話喧嘩だなんてそんなっ」
「違うよ。明日、魔王を倒しに行ってくるから、その件でちょっとね」
「ふーん。……魔王を倒しに行く!? なっ、それ、危なくないの!?」
「そう、危険なんですよ! チャバさんからもデガさんを止めてくださいっ!」
「おーい何の騒ぎだ?」
カイトまで出てきてしまった。
リビングでカイトが作ったお菓子を頂きながら、事情説明することになった。
<能力値:99ポイントを割り振ってください>
危険度A~Sのグリーンドラゴンを討伐していたら、レベルが上がった。
能力値の割り振りは、細かく計算するのが面倒になったので、筋力、敏捷力、耐久力、判断力を上から同じ数字になるように順番に振る方針に変えた。
最初は2000を目指し、今は2500を目指している。
現在、こんな感じだ。
+++
名前:デガ
種族:ヒューマン
レベル:115
年齢:18
筋力:2500
敏捷力:2500
耐久力:2500
知力:1130
判断力:2371
魅力:339
特殊能力:ダイス目操作 レベル3
+++
数字は増えたが、相変わらず実感には乏しい。
危険度が個体によってAからSにまでブレるグリーンドラゴンを相手に、あえてダイスチートを使わず突っ込んで急所に素手の一撃で仕留められるから、強くはなっているのだろうけど。
ダイスチートもレベル3に上がり、他人のダイス目にも干渉できるようになった。
今のところ役に立った場面を目にしたことは無いが、「僕と僕の仲間に対し攻撃や悪意を向けるダイスロールは自動でファンブル(大失敗)する」という設定にしてあるお陰か、ドルズブラからの刺客のような不届き者は全く現れなくなった。
僕とベルはともかく、カイトとチャバさんは戦闘能力皆無の一般人だ。危険が少なくなるに越したことはない。
「もう危険度Sでも余裕ですね」
ベルが、グリーンドラゴンを殴った僕の右手を取って観察し、安心したようにきゅっと握りしめた。
以前は握手で嫌そうにしていたのに、最近ベルの方から僕に触れることが多い。
僕を仲間として、冒険者として、認めてくれたのかな。
「今ので最後のグリーンドラゴンだったね。ルートして、帰ろうか」
「はい」
グリーンドラゴンからは竜の角、竜の牙、それにグリーンジュエルという宝玉が出た。宝玉は大きさや純度によって価値が一万マグから一千万マグ以上と、危険度よりもブレがある。
今回倒した三十匹から出たグリーンジュエル三十個のうち、大きくて澄んでいるのが五個ほどある。
五つ全て一千万の査定が出たとしても、蘇生費用一人分の半分だ。
冒険者としてハイペースで稼げているとはいえ、残り約一億五千万マグ。
五千万かもしれないアイテムを握りしめても、まだ足りないと普通に考えてしまう。金銭感覚が麻痺している自覚はある。
「どうしました、デガさん?」
ルートをしていたベルに声を掛けられてはっとする。
「ちょっと考えごとしてた」
「お疲れなのでは。明日は休みましょう。カイトさんもお休みのはずですし」
「うん」
チートでステータスが上がりまくっているのは僕だけではない。一緒に行動しているベルも、僕のダイスチートの効果で、強くなっている。
二人して休みなく魔物を討伐し続けていても、体力的には全く疲れていない。
それでもやはり人間だから、定期的な休息は必要だ。
大抵、カイトの休日に合わせている。
しかし、翌日に休むことは叶わなかった。
ギルド長に呼び出されたのだ。
「まずは、冒険者ランク昇格を認める。デガ、ミヒャエル嬢。ふたりとも、今からランクSだ」
「ありがとうございます」
僕とベル、揃って礼を口にする。言われてその場で冒険者カードを出すと、ギルド長自らカードの情報を更新してくれた。
「あの、用件って……」
冒険者ランクの更新だけなら、わざわざ冒険者ギルドの建物の一番奥の部屋でやることはない。
何なら昨日、仕事完了手続きのついでに受付で行うこともできたはずだ。
僕とベルが訝しんでいると、ギルド長が重たいため息をついた。
「それがな、ドルズブラから正式に要請が来たのだ」
「要請?」
「冒険者ギルド所属の『デガ』という名の冒険者に、魔王討伐の依頼だ」
ドルズブラは魔王討伐を諦めていなかった。
その上で、国として正式にギルドへ仕事を依頼したのだ。
「ドルズブラの命令を聞かねばならない理由はありますか?」
隣のベルがこめかみに青筋を立てながら、ギルド長を問い詰める。
「先日の刺客の件もあるからな、何度か突っぱねたのだが……しつこい上に、言うことを聞かねば町を封鎖すると言い出した」
「町を封鎖って、そんなことできるのですか?」
僕たちがいる町はレトナークという国の領地だが、王城はドルズブラが一番近い。
「おそらく、兵で町を囲って人や物流を止めるという意味だろう。あの国ならやりかねん。レトナーク国軍に助けを求めても、応援がくるまでの間、混乱必至だ。最悪、国同士の争いに発展するやもしれん」
ベルが「ぐぬぬ」と唇を噛む。
僕も片手でこめかみを押さえた。
「どうしてそこまでして……」
倒しても意味のない魔王を倒したところで、ドルズブラが世界征服を達成できるとは思えない。
「わからん。わからんが……報酬を出すと言っている」
僕とベルは同時に顔を上げた。
「魔王一匹につき、二千五百万マグだそうだ」
「安っす!」
「安すぎますね」
魔王は全部で四匹いる。全員倒しても、一人分の蘇生費用にしかならないじゃないか。
「全くだ。舐めているとしか思えない。だが、これはもうやってもらうしか無いのだ」
ギルド長は苦渋に満ちた表情をしている。
町の平和が掛かっているのでは、僕に行かせる他ないのだろう。
「魔王を倒したという証拠は、どうすれば」
「魔王の角を折って持ち帰ってきてくれ」
「わかりました。行きます」
「デガさんっ!?」
「すまない。できる限り支援はする」
反対するベルをどうにか押し留めて、僕とギルド長で魔王討伐の具体的な行動を決めた。
「どうして請けたのですか!?」
家に帰り着くなり、ベルに猛抗議された。
「町を危険に晒したら、カイトやチャバさん、地下で寝てるピヨラとジョーも危ない。それに二匹倒せば一人蘇生できるし」
例のグリーンジュエルは全部で約四千万マグだったが、これまでの稼ぎで蘇生用の貯金は計五千万マグ貯まった。
「ですが……」
「僕だってドルズブラの言いなりにはなりたくないよ」
僕が魔王討伐へ出かけている間に、ギルド長がレトナーク国軍へ支援要請をすることになっている。
ドルズブラは小国だ。レトナーク国軍が牽制すれば、もう何もできない。
魔王討伐へ行くとは言ったが、魔王を本当に討伐するとは言ってない。
まぁ、お金は欲しいから、倒せそうなら倒すけど。
「デガさん、蘇生に必要な聖石の材料は何か、覚えていますか?」
突然の問題に、僕は記憶を掘り起こした。
「確か、危険度SS以上の魔物から出る、魔核十個だっけ」
「魔王を討伐できるのであれば、危険度SS以上の魔物だって討伐できます。お金稼ぎに拘らなくてもいいのですよ?」
「あ、そっか」
魔王は危険度SSS以上とされている。
ギルド長は僕のステータスを知っているからナチュラルに魔王討伐を任せてくれたが、よく考えたら蘇生に必要なアイテムを自力で入手することもできるんだ。
まだ冒険者ランクはSになったばかりだから、SSSどころかSSの仕事も請けられないが、自主的に魔物を討伐するのは問題ない。
「あれ、じゃあ魔王を倒したら魔核出る?」
「魔王は基本的にアイテムを落としません」
ベルはむくれながらも、教えてくれた。
「何騒いでるのー? 痴話喧嘩?」
玄関先で話し込んでいたら、チャバさんが雑巾片手に現れた。まだ昼を少し過ぎた頃だから、掃除中だったのだろう。
「ちちち痴話喧嘩だなんてそんなっ」
「違うよ。明日、魔王を倒しに行ってくるから、その件でちょっとね」
「ふーん。……魔王を倒しに行く!? なっ、それ、危なくないの!?」
「そう、危険なんですよ! チャバさんからもデガさんを止めてくださいっ!」
「おーい何の騒ぎだ?」
カイトまで出てきてしまった。
リビングでカイトが作ったお菓子を頂きながら、事情説明することになった。
16
あなたにおすすめの小説
さんざん馬鹿にされてきた最弱精霊使いですが、剣一本で魔物を倒し続けたらパートナーが最強の『大精霊』に進化したので逆襲を始めます。
ヒツキノドカ
ファンタジー
誰もがパートナーの精霊を持つウィスティリア王国。
そこでは精霊によって人生が決まり、また身分の高いものほど強い精霊を宿すといわれている。
しかし第二王子シグは最弱の精霊を宿して生まれたために王家を追放されてしまう。
身分を剥奪されたシグは冒険者になり、剣一本で魔物を倒して生計を立てるようになる。しかしそこでも精霊の弱さから見下された。ひどい時は他の冒険者に襲われこともあった。
そんな生活がしばらく続いたある日――今までの苦労が報われ精霊が進化。
姿は美しい白髪の少女に。
伝説の大精霊となり、『天候にまつわる全属性使用可』という規格外の能力を得たクゥは、「今まで育ててくれた恩返しがしたい!」と懐きまくってくる。
最強の相棒を手に入れたシグは、今まで自分を見下してきた人間たちを見返すことを決意するのだった。
ーーーーーー
ーーー
閲覧、お気に入り登録、感想等いつもありがとうございます。とても励みになります!
※2020.6.8お陰様でHOTランキングに載ることができました。ご愛読感謝!
スキル間違いの『双剣士』~一族の恥だと追放されたが、追放先でスキルが覚醒。気が付いたら最強双剣士に~
きょろ
ファンタジー
この世界では5歳になる全ての者に『スキル』が与えられる――。
洗礼の儀によってスキル『片手剣』を手にしたグリム・レオハートは、王国で最も有名な名家の長男。
レオハート家は代々、女神様より剣の才能を与えられる事が多い剣聖一族であり、グリムの父は王国最強と謳われる程の剣聖であった。
しかし、そんなレオハート家の長男にも関わらずグリムは全く剣の才能が伸びなかった。
スキルを手にしてから早5年――。
「貴様は一族の恥だ。最早息子でも何でもない」
突如そう父に告げられたグリムは、家族からも王国からも追放され、人が寄り付かない辺境の森へと飛ばされてしまった。
森のモンスターに襲われ絶対絶命の危機に陥ったグリム。ふと辺りを見ると、そこには過去に辺境の森に飛ばされたであろう者達の骨が沢山散らばっていた。
それを見つけたグリムは全てを諦め、最後に潔く己の墓を建てたのだった。
「どうせならこの森で1番派手にしようか――」
そこから更に8年――。
18歳になったグリムは何故か辺境の森で最強の『双剣士』となっていた。
「やべ、また力込め過ぎた……。双剣じゃやっぱ強すぎるな。こりゃ1本は飾りで十分だ」
最強となったグリムの所へ、ある日1体の珍しいモンスターが現れた。
そして、このモンスターとの出会いがグレイの運命を大きく動かす事となる――。
スキルで最強神を召喚して、無双してしまうんだが〜パーティーを追放された勇者は、召喚した神達と共に無双する。神達が強すぎて困ってます〜
東雲ハヤブサ
ファンタジー
勇者に選ばれたライ・サーベルズは、他にも選ばれた五人の勇者とパーティーを組んでいた。
ところが、勇者達の実略は凄まじく、ライでは到底敵う相手ではなかった。
「おい雑魚、これを持っていけ」
ライがそう言われるのは日常茶飯事であり、荷物持ちや雑用などをさせられる始末だ。
ある日、洞窟に六人でいると、ライがきっかけで他の勇者の怒りを買ってしまう。
怒りが頂点に達した他の勇者は、胸ぐらを掴まれた後壁に投げつけた。
いつものことだと、流して終わりにしようと思っていた。
だがなんと、邪魔なライを始末してしまおうと話が進んでしまい、次々に攻撃を仕掛けられることとなった。
ハーシュはライを守ろうとするが、他の勇者に気絶させられてしまう。
勇者達は、ただ痛ぶるように攻撃を加えていき、瀕死の状態で洞窟に置いていってしまった。
自分の弱さを呪い、本当に死を覚悟した瞬間、視界に突如文字が現れてスキル《神族召喚》と書かれていた。
今頃そんなスキル手を入れてどうするんだと、心の中でつぶやくライ。
だが、死ぬ記念に使ってやろうじゃないかと考え、スキルを発動した。
その時だった。
目の前が眩く光り出し、気付けば一人の女が立っていた。
その女は、瀕死状態のライを最も簡単に回復させ、ライの命を救って。
ライはそのあと、その女が神達を統一する三大神の一人であることを知った。
そして、このスキルを発動すれば神を自由に召喚出来るらしく、他の三大神も召喚するがうまく進むわけもなく......。
これは、雑魚と呼ばれ続けた勇者が、強き勇者へとなる物語である。
※小説家になろうにて掲載中
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。
玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!?
成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに!
故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。
この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。
持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。
主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。
期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。
その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。
仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!?
美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。
この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる