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第一章 始まる新生活
第8.5話 友達たちの初夜事情
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新東京大学附属高校の一年生が初めて学校内で一斉にセックスをした夜の次の朝のことだ。
朝食前後の時間や清掃の時間は男女生徒それぞれの間でボーイズ・ガールズトークが繰り広げられていた。
それは3階廊下清掃の担当である俺たち3人(立花,早川,発鷹)でも同じことだった。
「それで、二人はどうだったんだ!?昨日の夜。」
清掃開始早々蓮が放棄すら持たず話しかけてきた。俺は原田さんと、蓮は大山さんと、涼悟は杉山菜摘さんと同室で昨晩情を交わした中である。
「俺は普通だったよ?」
面倒なことに巻き込まれるのはゴメンだったので二人の夜事に興味はあったが首は突っ込まないことにした。
「多分。俺も。というか蓮々から言えよ。」
涼悟は蓮から「アヤタカ」とあだ名で呼ばれている為それに抵抗してか「蓮々」というあだ名で蓮のことを呼んでいる。
「お、俺はぁ……」
ーーー以下昨夜の1-3-7
俺は早坂蓮。あと30分後から寮で同室の大山静香ちゃんとセックスをする。
俺は小中学校とそれなりにモテたから彼女に困ったことは無かった。しかし身体の関係を持ったことは一度もない。つまるところ童貞と言うやつだ。
そんな俺に対して大山ちゃんはイケイケのギャルと一目見ただけで分かる。恐らく今までに俺なんかよりも濃厚な15年間を過ごしてきた事だろう。
「早坂って童貞なの?」
俺がテレビを見て緊張を紛らわしていると、彼女が突然質問してきた。
「え?いやー。そんな訳ないじゃんw。」
嘘である。真っ赤な嘘である。俺自身セックスどころかキスすら数えられるくらいしかしたことが無い。
「お、大山ちゃんはまだ処女なの?」
「そう言うこと女のコに聞く~?普通。」
大山ちゃんは俺の質問を巧みに交わした。いや、女子にこんなこと聞いた俺が100悪いのだが……
この会話を最後にお互い無口な時間が握った砂のように流れおちて行った。
無言が佇む室内で分針はあっという間に半周した。先程放送でコトを始めるよう支持が出た。
俺はテレビを消したがそれ以上の事ができずにソファの上で固まっていた。
大山ちゃんはベッドに腰掛けながら窓の外を眺めている。
「早坂ァ。ヤラないの?」
ヤリ慣れている彼女は鋭い視線と同時に応答に困る質問を投げかけてきた。
「え、えっとほら、ま、まだ夜は長いしね、え~っとぉ………」
突然の事であわあわしている俺をしばらく見物していた大山ちゃんだったが
「あぁ!!これだから童貞は!!」
と立ち上がるとソファに座っていた俺を無理やりベッドの上に放った。確かに俺はチビだ。体重も軽い。しかし俺と同じくらいの身長の女子にあっさりと放り投げられてしまって少しの間茫然となる。
「早坂。今夜は長くなるよ。」
「え!?今なんt……」
慌てて動く俺の口は同室の女子によって上からキスで押さえつけられた。
突然の出来事がいくつも連続で起こったので俺の思考回路はショートしてしまっていた。
「やっぱり。童貞じゃん。」
大山ちゃんは慣れた手付きであっという間にベルトを外しズボンを脱がせた。10秒もかからぬ間に俺は短剣を露出させられて、無理やり長剣にする錬金術を受けていた。
Yシャツは刀の柄を握りながらボタンが外され乳首も彼女から攻撃を受けた。
亀頭部分から透明な液が溢れてきた。大山ちゃんはそれを確認すると男の体から離れて自分のバッグをガサゴソと探り出した。
「な、何してるの?」
「童貞くんを一刻も早く楽しませてあげる工夫だよ。」
そう答えた彼女の右手にはローションの容器が握られていて、その上いつの間にか彼女の下半身を守るものは何もなくなっていた。
ベッドの上に戻ってくると、俺の肉出部に人工粘液を塗りたくった。それから自分の肉穴部にもまんべんなく塗っている。
一通り準備を整えると、ビッチは蓋をきっちり閉めたボトルを放り投げ、俺と上下に繋がった。
「う、うぅ……」
「卒業おめでとう。ようこそこっち側へ。」
静香という名前とは正反対な行為をする女は、俺への祝福の言葉を言い終えるとすぐに腰を動かし始めた。
1秒に2回くらいのペースで訪れる刺激に耐える事 5秒。俺は腰をガクガクと激しく上下させた。
驚いたのだろう。大山ちゃんの動きはピタッと止まり挿したまま俺の上に座った。
「もうイッたの?」
「ご、ごめん。」
「早すぎでしょ。量も無いし。」
そう言うと彼女はゆっくりと刀を抜いた。AVなんかでよく見られる溢れ出てくる白く淀んだ精液などなく、外からでは取り出せないくらいの少量しか出せなかったのだ。
しばらくは追い出そうと頑張っていた大山ちゃんだったが諦めたのかいそいそと服を着てソファに座って先ほどと同じように外の景色を眺めている。
俺も服を着てテレビの近くに座った。なんともいづらい空気感が俺をこのあと一晩中包み込むことになる。
ーーー以下昨夜の1-3-9
5分前に島本先生が指示を出した。その後だんだんとベッドの軋む音が耳に入ってくる。
俺と相部屋の杉山は俺の手を引いてベッドの上まで来ると、制服の前をはだけさせて仰向けになった。
「発鷹くん……来て……」
俺は童貞だ。そのことを隠そうとは思わない。ただ、周りから「彼女には困らなさそう」→「経験豊富だろう」とありがたい勘違いをされることが多く変な期待をされることがよくある。
彼女はいた。3人くらい。ただみんな1ヶ月程で別れた。原因は一つだけ。「つまらない」だ。
デートに行ったところで俺から何か話すことは出来なかったし、話しかけられても上手く発展させることが出来なかった。
結果、俺と一緒にいても楽しくない。という事になりフラレてしまう。という感じだ。
俺は横になりながら杉山とキスをする。柔らかくてしっとりとしたまさに女の子な様子。
キスをしながら杉山のスカートの中に手を伸ばすと、お返しがやってきた。しかし様子がおかしい。
一度俺のペニスをズボンの上から握ると、何かに慌てた様子で2度3度勢いよく握り直された。
「は、発鷹くん……お、おちんちん見せてくれない?」
何故杉山がこんな事言うのか分からないがとりあえずズボンを脱ぎ続いてパンツも除去した。
俺のペニスを見るやいなや杉山の生命活動が一瞬だけ止まったように見えた。
「お、大きすぎない?」
「そ、そうなのかな?」
中学の修学旅行とかで風呂に入ったときに数人から指摘されたことはあったが自覚はあまり無かった。
既に準備運動を終了した形質を持った俺のペニスは変な熱を帯びて刺激を求めて、目に見えないくらい小さな震えを絶えず起こしている。
「ちょっと待っててくれる?」
杉山は俺に一言言い残すとトイレへと駆け込んでいった。3分と経たないうちにトイレの中からは杉山の甘い鳴き声が聞こえてきた。
不覚にもその声を聴いて俺の凸部は勃起状態を見事に継続している。いやむしろ度合いを増しているやもしれない。
杉山の声が聞こえ始めてから5分後。彼女は一糸すら纏わぬ白く柔い肌を露出させた格好で姿を表した。
足の生える部分は透明な液体が湧いていて、杉山がトイレでナニをしてきたのかは一瞬のうちに理解した。
「は、発鷹くん………しよ…」
「う、うん……」
杉山はゆっくり歩いてベッドの上へと戻ってきた。無言のまま仰向けになった。目をつむりシーツを握って俺と合体するのを待っている。
俺はまず腰を密着させ、跳ね上がるペニスを抑えて杉山の秘部に押し当てた。あと少しでも力が入れば俺は童貞を卒業する事になる。
「杉山……行くよ。」
「……」
帰ってきたのは頷きだけだった。俺はゆっくりと腰を穴の中に落とす。
「んーー!!」
亀頭部分がようやく入ったところで杉山が声を上げた。
「ごめん!!痛かった?」
「ちょ、ちょっとだけ。でもこれくらいなら大丈夫そう。」
「え!?まだ先端しか入ってないけど……」
ガーン再び。杉山の額に冷たい汗がたらたらと流れ出てきた。次第に顎がガクガク震えだして腹話術の人形みたいになってしまっている。
「え、えっと……きょ、今日はここまででいいかな?…」
「あ、え、ん?」
「ご、ごめんね。発鷹くん。私まだ覚悟ができてなくて……」
そう言うと杉山はそっと腰を浮かせて俺のペニスを抜き去ると寝自宅を整えて、何もなかったかかのような寝顔と寝息ですやすやと眠っていった。
ーーーー
以上の話を聞いたあと俺と原田さんが行った初夜は成功と言えるものだったのか……と実感したのであった。
朝食前後の時間や清掃の時間は男女生徒それぞれの間でボーイズ・ガールズトークが繰り広げられていた。
それは3階廊下清掃の担当である俺たち3人(立花,早川,発鷹)でも同じことだった。
「それで、二人はどうだったんだ!?昨日の夜。」
清掃開始早々蓮が放棄すら持たず話しかけてきた。俺は原田さんと、蓮は大山さんと、涼悟は杉山菜摘さんと同室で昨晩情を交わした中である。
「俺は普通だったよ?」
面倒なことに巻き込まれるのはゴメンだったので二人の夜事に興味はあったが首は突っ込まないことにした。
「多分。俺も。というか蓮々から言えよ。」
涼悟は蓮から「アヤタカ」とあだ名で呼ばれている為それに抵抗してか「蓮々」というあだ名で蓮のことを呼んでいる。
「お、俺はぁ……」
ーーー以下昨夜の1-3-7
俺は早坂蓮。あと30分後から寮で同室の大山静香ちゃんとセックスをする。
俺は小中学校とそれなりにモテたから彼女に困ったことは無かった。しかし身体の関係を持ったことは一度もない。つまるところ童貞と言うやつだ。
そんな俺に対して大山ちゃんはイケイケのギャルと一目見ただけで分かる。恐らく今までに俺なんかよりも濃厚な15年間を過ごしてきた事だろう。
「早坂って童貞なの?」
俺がテレビを見て緊張を紛らわしていると、彼女が突然質問してきた。
「え?いやー。そんな訳ないじゃんw。」
嘘である。真っ赤な嘘である。俺自身セックスどころかキスすら数えられるくらいしかしたことが無い。
「お、大山ちゃんはまだ処女なの?」
「そう言うこと女のコに聞く~?普通。」
大山ちゃんは俺の質問を巧みに交わした。いや、女子にこんなこと聞いた俺が100悪いのだが……
この会話を最後にお互い無口な時間が握った砂のように流れおちて行った。
無言が佇む室内で分針はあっという間に半周した。先程放送でコトを始めるよう支持が出た。
俺はテレビを消したがそれ以上の事ができずにソファの上で固まっていた。
大山ちゃんはベッドに腰掛けながら窓の外を眺めている。
「早坂ァ。ヤラないの?」
ヤリ慣れている彼女は鋭い視線と同時に応答に困る質問を投げかけてきた。
「え、えっとほら、ま、まだ夜は長いしね、え~っとぉ………」
突然の事であわあわしている俺をしばらく見物していた大山ちゃんだったが
「あぁ!!これだから童貞は!!」
と立ち上がるとソファに座っていた俺を無理やりベッドの上に放った。確かに俺はチビだ。体重も軽い。しかし俺と同じくらいの身長の女子にあっさりと放り投げられてしまって少しの間茫然となる。
「早坂。今夜は長くなるよ。」
「え!?今なんt……」
慌てて動く俺の口は同室の女子によって上からキスで押さえつけられた。
突然の出来事がいくつも連続で起こったので俺の思考回路はショートしてしまっていた。
「やっぱり。童貞じゃん。」
大山ちゃんは慣れた手付きであっという間にベルトを外しズボンを脱がせた。10秒もかからぬ間に俺は短剣を露出させられて、無理やり長剣にする錬金術を受けていた。
Yシャツは刀の柄を握りながらボタンが外され乳首も彼女から攻撃を受けた。
亀頭部分から透明な液が溢れてきた。大山ちゃんはそれを確認すると男の体から離れて自分のバッグをガサゴソと探り出した。
「な、何してるの?」
「童貞くんを一刻も早く楽しませてあげる工夫だよ。」
そう答えた彼女の右手にはローションの容器が握られていて、その上いつの間にか彼女の下半身を守るものは何もなくなっていた。
ベッドの上に戻ってくると、俺の肉出部に人工粘液を塗りたくった。それから自分の肉穴部にもまんべんなく塗っている。
一通り準備を整えると、ビッチは蓋をきっちり閉めたボトルを放り投げ、俺と上下に繋がった。
「う、うぅ……」
「卒業おめでとう。ようこそこっち側へ。」
静香という名前とは正反対な行為をする女は、俺への祝福の言葉を言い終えるとすぐに腰を動かし始めた。
1秒に2回くらいのペースで訪れる刺激に耐える事 5秒。俺は腰をガクガクと激しく上下させた。
驚いたのだろう。大山ちゃんの動きはピタッと止まり挿したまま俺の上に座った。
「もうイッたの?」
「ご、ごめん。」
「早すぎでしょ。量も無いし。」
そう言うと彼女はゆっくりと刀を抜いた。AVなんかでよく見られる溢れ出てくる白く淀んだ精液などなく、外からでは取り出せないくらいの少量しか出せなかったのだ。
しばらくは追い出そうと頑張っていた大山ちゃんだったが諦めたのかいそいそと服を着てソファに座って先ほどと同じように外の景色を眺めている。
俺も服を着てテレビの近くに座った。なんともいづらい空気感が俺をこのあと一晩中包み込むことになる。
ーーー以下昨夜の1-3-9
5分前に島本先生が指示を出した。その後だんだんとベッドの軋む音が耳に入ってくる。
俺と相部屋の杉山は俺の手を引いてベッドの上まで来ると、制服の前をはだけさせて仰向けになった。
「発鷹くん……来て……」
俺は童貞だ。そのことを隠そうとは思わない。ただ、周りから「彼女には困らなさそう」→「経験豊富だろう」とありがたい勘違いをされることが多く変な期待をされることがよくある。
彼女はいた。3人くらい。ただみんな1ヶ月程で別れた。原因は一つだけ。「つまらない」だ。
デートに行ったところで俺から何か話すことは出来なかったし、話しかけられても上手く発展させることが出来なかった。
結果、俺と一緒にいても楽しくない。という事になりフラレてしまう。という感じだ。
俺は横になりながら杉山とキスをする。柔らかくてしっとりとしたまさに女の子な様子。
キスをしながら杉山のスカートの中に手を伸ばすと、お返しがやってきた。しかし様子がおかしい。
一度俺のペニスをズボンの上から握ると、何かに慌てた様子で2度3度勢いよく握り直された。
「は、発鷹くん……お、おちんちん見せてくれない?」
何故杉山がこんな事言うのか分からないがとりあえずズボンを脱ぎ続いてパンツも除去した。
俺のペニスを見るやいなや杉山の生命活動が一瞬だけ止まったように見えた。
「お、大きすぎない?」
「そ、そうなのかな?」
中学の修学旅行とかで風呂に入ったときに数人から指摘されたことはあったが自覚はあまり無かった。
既に準備運動を終了した形質を持った俺のペニスは変な熱を帯びて刺激を求めて、目に見えないくらい小さな震えを絶えず起こしている。
「ちょっと待っててくれる?」
杉山は俺に一言言い残すとトイレへと駆け込んでいった。3分と経たないうちにトイレの中からは杉山の甘い鳴き声が聞こえてきた。
不覚にもその声を聴いて俺の凸部は勃起状態を見事に継続している。いやむしろ度合いを増しているやもしれない。
杉山の声が聞こえ始めてから5分後。彼女は一糸すら纏わぬ白く柔い肌を露出させた格好で姿を表した。
足の生える部分は透明な液体が湧いていて、杉山がトイレでナニをしてきたのかは一瞬のうちに理解した。
「は、発鷹くん………しよ…」
「う、うん……」
杉山はゆっくり歩いてベッドの上へと戻ってきた。無言のまま仰向けになった。目をつむりシーツを握って俺と合体するのを待っている。
俺はまず腰を密着させ、跳ね上がるペニスを抑えて杉山の秘部に押し当てた。あと少しでも力が入れば俺は童貞を卒業する事になる。
「杉山……行くよ。」
「……」
帰ってきたのは頷きだけだった。俺はゆっくりと腰を穴の中に落とす。
「んーー!!」
亀頭部分がようやく入ったところで杉山が声を上げた。
「ごめん!!痛かった?」
「ちょ、ちょっとだけ。でもこれくらいなら大丈夫そう。」
「え!?まだ先端しか入ってないけど……」
ガーン再び。杉山の額に冷たい汗がたらたらと流れ出てきた。次第に顎がガクガク震えだして腹話術の人形みたいになってしまっている。
「え、えっと……きょ、今日はここまででいいかな?…」
「あ、え、ん?」
「ご、ごめんね。発鷹くん。私まだ覚悟ができてなくて……」
そう言うと杉山はそっと腰を浮かせて俺のペニスを抜き去ると寝自宅を整えて、何もなかったかかのような寝顔と寝息ですやすやと眠っていった。
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以上の話を聞いたあと俺と原田さんが行った初夜は成功と言えるものだったのか……と実感したのであった。
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