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第7章:愚者の目覚めは月の始まり編
第308話:クリア報酬
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「そ、そんな・・・お前も」
「あぁ、お前の言う転移者だよ」
俺の言葉に衝撃を受けたのか、男は大層驚いた表情をしていた。
男の告白で転移者と言う事が分かり、俺もアリシエーゼに付いては男からは殺したと名言が無く、消えただのと言っている事から一旦置いておく事にし先ずはこの男と話す必要があるだろうと前線から少し下がった場所へと移動した。
男はどうも情緒不安定だ。何がキッカケかは分からないが、突然人が変わった様になる時があるので若干不安は残るが、それでも先ずは情報が必要だった。
「待て待て、じゃあお前もこの世界から戻れないのか?全員か?」
「いや、ここにはお前の言う転移者は俺一人しかいない。後はお前が消したって言うアリシエーゼが転生者だ」
「て、転生!?」
「あぁ、アリシエーゼの事も聞きたいが先ずはお前の事が聞きたい。もしかしたら力になれるかも知れないしな」
「ッ!?」
俺はこの世界が未来の地球であるとは男に告げなかった。
どう捉えるか分からなかったと言うのもあるが、此処が異世界だろうが地球だろうがあまり関係無い。
男はどうしても元の時代の地球に帰りたいらしいが、俺はもしかしたらその手伝いが出来ると案に告げた。
そんな事出来ないのだが、事情を知らない男にはどうせ分からない事なのでそう言う事にしておく。
「とりあえずお互い自己紹介からいこうぜ」
「あぁ、そうだな。先ずは俺から―――名前は御雷直哉だ」
「御雷?お前いい年して厨二病かよ、もうちょっとマシな名前を考えろよ・・・」
「テメェ、クソガキッ・・・これは本名だ」
「え、マジ?」
「大真面目だよ!!」
御雷直哉、年齢は四十になったばかりだと言う。
この世界に来る時は西暦何年だと質問すると答えは俺が来た年と同じだった。
直哉には妻と娘がおり、その日は丁度娘の誕生日プレゼントを買いに家族で駅前の商業施設へ出向いていたが、その最中に転移したらしい。
何の前触れも無く唐突に家族と引き離されたのだ。
「―――まぁそんな訳で俺が転移した先は帝国だった訳だ」
直哉はこれ迄の者同様、神と名乗るものから説明を受けて能力を授かる。
そして転移した先は帝国だったらしい。
いきなり帝国のしかも現帝国皇帝の妹であるララーナ姫の私室に転移し、更にはその時ララーナ姫は着替えの途中と言うラッキースケベのオマケ付き。
姫自身は突然現れた正体不明の男を見て固まり、周りに控えていた侍女達は悲鳴を上げる。
当然それを聞きつけ部屋の前に控えていた直衛の近衛騎士が駆け付け殺される寸前だったらしい。
何でそれで殺されてねぇんだよ・・・
「―――そこはアレよ、俺の魅力ってやつ?いや、俺から醸し出されるただならぬオーラみたいのを感じ取ったんじゃねぇか?」
等と宣っていたがそれを無視して続きを促した。
「んだよ、ノリ悪りぃな・・・」
「五月蝿ぇな、いいからその後はどうしたんだよ?」
「ん、まぁ、その後は色々あったが帝国の皇帝に直接会う機会があってな。正直に話したら皇帝に気に入られちまってよー」
「・・・・・・」
なんだそりゃ!?
皇帝に気に入られて今に至るとか纏めてくれちゃっている目の前の男に俺は度肝を抜かれたと言うよりは何でそんなトントン拍子に上手くいくんだと思わずにはいられなかった。
それに何より―――
「アンタ、言葉はどうしたんだよ?」
「言葉?」
「ここの言語は日本語でも英語でも無い。地球には存在しない所謂異世界語だぜ?聞いた限りじゃアンタがこっちに来た時期は俺と対して変わらない。俺は例外として何でアンタはそんな流暢に異世界語を話せる?」
「いや、お前は例外ってどう言う事だよ・・・」
「いいんだよ、そう言う能力があるんだ」
「え、お前そんなくだらない能力持ちなのか?」
此奴ッ
くだらないとか言うな!
言語は重要だろ!
「煩ぇな!んな事は良いんだよッ」
「な、何怒ってんだよ・・・って言うか、異世界語って何だよ?俺にはお前の言葉も帝国の奴らの言葉もみんな日本語に聞こえるぜ?」
「は・・・?」
聞けばどう言う訳か直哉には異世界のこの言語が自動的に日本語に翻訳された様に聞こえるらしい。
翻訳と言ったが本人にその自覚は無い。試しに日本語とこの世界の言語を使いテストをしてみるが本当に日本語で聞こえている様だった。
どう言う事だ・・・
神が直哉に自動翻訳のスキルでも付与したってのか?
明莉も篤もそんなスキルは貰えていなかった。そこで思い出す。あのスーパーコボルトの飯島隼人はどんな言語で話していた?と考えたが確か異世界語だったと思い出す。
隼人も何処でこの世界の言語を覚えた・・・?
分からなかったがもしかしたらと考える。それはそれぞれに能力を与えこの世界に転移をさせた神もまたそれぞれ違うのではと言う事だった。
それならそれぞれの神の裁量で与える能力とかも変わって来るだろうし・・・
其れは神々の意思が共通したものでは無く、向かう先は一つであったとしても進む道と言うかそう言ったものは神によって違うのでは無いか。
そうであるならば色々な思惑が絡み合っているのではと邪推してしまう。
「―――どうしたよ?他に聞きたい言葉は無ぇか?無いならお前の事も聞かせろよ」
「いや、もう一つある。アンタ、悪魔を殺せば帰れるって言ってたがそれはどう言う事だ?」
「あ?どう言う事って何だよ?」
「何で帰れるって分かるんだって話だ。確かにこの世界には神も悪魔も存在するが、悪魔を殺せば元の世界に帰れるなんて聞いた事も無い」
「・・・・・・それ、マジで言ってんのか?」
「・・・マジだよ」
俺の言葉に直哉は考え込んだ。そもそもそんな事誰が吹き込んだのだろうか。
そんなの決まってる
神共だろ
「だが、確かに神は俺に言った。この世界は悪魔によって蝕まれてると。だから悪魔を根絶やしにしてこの世界を救えばその時は俺を元の世界に帰してくれるって・・・」
聞けば転移させられそうになり直哉はかなり抵抗したらしい。
いきなり何を言ってるんだ、確かに異世界転移をしたいと思っていたがそれはあくまで空想であり、願望では無いと。
妻子を残して行ける訳ないだろうと、俺が突然居なくなったら彼奴らはどうなるんだと。
必死に訴え懇願した。止めてくれと、妻とそして自分よりも何よりも大切な娘と二度と会えないなんて、子供の成長を見守る事も出来ず子供が安心して暮らせる環境を、世界を作ってやる事も出来ずに居るなんて耐えられないと拒んだ。
それはそうだ。突然家族と離れ離れになり二度と会えないと言われて普通は二つ返事で了承など出来る筈は無い。
だが、直哉に能力を与えた神はこの世界に直哉を送り込んだ。
本当かどうかも分からない悪魔殲滅の報酬を口にし、それに縋るしか無い直哉の心を絡め取りそれしか方法が無いと思い込ませたのだ。
ご丁寧に、悪魔だけでは無く、悪魔に与する者、悪魔に魅入られた者、悪と言う存在、概念そのものを全てこの世から消せと言っていたらしいが、そんなもの不可能に決まっている。
「悪魔だけでこの世界にどれだけ存在してると思ってんだよ・・・それに悪そのものって、どう言う基準だよ?お前の言う所の神を信じない者は全員悪か?ちょっとでも悪い行いをした奴は悪か?この世界がどれだけ広いかは分からないけど、少なくともこの大陸だけで考えてもそんなの不可能に決まってんだろ」
「・・・・・・・・・」
「帝国の奴らはそりゃ争ってるんだから連合軍の奴らを悪魔だの何だのって言うだろうさ。お前それ鵜呑みにして王国や公国の人間皆殺しにするつもりかよ?」
「・・・・・・あの野郎は俺に嘘付いてたってのか?」
「さぁな、嘘では無いのかも知れないな。もし神がこの世界から悪を消し去るのが目的だったとしたら仮に本当にそれが実現出来たのたのならアンタは用済みだろうし叶えてくれるかもな、その願い」
「だ、だったら!このまま続けてればいつかはッ」
「・・・なら続ければいいさ。俺は絶対に不可能だと思うがね。それにアンタこんだけ大量の人間を殺しておいて自分が悪じゃないって言えんのか?少なくとも俺はアンタが悪魔の化身だと言われたら納得するかも知れねぇな」
「ッ!?」
俺の言葉に直哉は身体を震わせる。もしかしたら直哉自身この行いの正当性に疑問を感じていたのかも知れない。
「・・・・・・酷な話だが、元の世界に戻れるなんて思わない方が良いんじゃないか?」
少なくとも神が言う様な条件の達成によるクリア報酬なんてものは期待しない方が良いと俺が言うと直哉は身体を震えさせながら呟く。
「――なら、俺はもう二度とあいつらに会えないってのか・・・?もう二度と・・・?」
「・・・・・・」
その声は聴覚が良くなった俺が微かにだが拾える程度のものだった。
なので他にそれを拾えた者は居ないかも知れない。そんな小さな声は徐々に迫り始めた連合軍の行進の音や声に掻き消された。
「あぁ、お前の言う転移者だよ」
俺の言葉に衝撃を受けたのか、男は大層驚いた表情をしていた。
男の告白で転移者と言う事が分かり、俺もアリシエーゼに付いては男からは殺したと名言が無く、消えただのと言っている事から一旦置いておく事にし先ずはこの男と話す必要があるだろうと前線から少し下がった場所へと移動した。
男はどうも情緒不安定だ。何がキッカケかは分からないが、突然人が変わった様になる時があるので若干不安は残るが、それでも先ずは情報が必要だった。
「待て待て、じゃあお前もこの世界から戻れないのか?全員か?」
「いや、ここにはお前の言う転移者は俺一人しかいない。後はお前が消したって言うアリシエーゼが転生者だ」
「て、転生!?」
「あぁ、アリシエーゼの事も聞きたいが先ずはお前の事が聞きたい。もしかしたら力になれるかも知れないしな」
「ッ!?」
俺はこの世界が未来の地球であるとは男に告げなかった。
どう捉えるか分からなかったと言うのもあるが、此処が異世界だろうが地球だろうがあまり関係無い。
男はどうしても元の時代の地球に帰りたいらしいが、俺はもしかしたらその手伝いが出来ると案に告げた。
そんな事出来ないのだが、事情を知らない男にはどうせ分からない事なのでそう言う事にしておく。
「とりあえずお互い自己紹介からいこうぜ」
「あぁ、そうだな。先ずは俺から―――名前は御雷直哉だ」
「御雷?お前いい年して厨二病かよ、もうちょっとマシな名前を考えろよ・・・」
「テメェ、クソガキッ・・・これは本名だ」
「え、マジ?」
「大真面目だよ!!」
御雷直哉、年齢は四十になったばかりだと言う。
この世界に来る時は西暦何年だと質問すると答えは俺が来た年と同じだった。
直哉には妻と娘がおり、その日は丁度娘の誕生日プレゼントを買いに家族で駅前の商業施設へ出向いていたが、その最中に転移したらしい。
何の前触れも無く唐突に家族と引き離されたのだ。
「―――まぁそんな訳で俺が転移した先は帝国だった訳だ」
直哉はこれ迄の者同様、神と名乗るものから説明を受けて能力を授かる。
そして転移した先は帝国だったらしい。
いきなり帝国のしかも現帝国皇帝の妹であるララーナ姫の私室に転移し、更にはその時ララーナ姫は着替えの途中と言うラッキースケベのオマケ付き。
姫自身は突然現れた正体不明の男を見て固まり、周りに控えていた侍女達は悲鳴を上げる。
当然それを聞きつけ部屋の前に控えていた直衛の近衛騎士が駆け付け殺される寸前だったらしい。
何でそれで殺されてねぇんだよ・・・
「―――そこはアレよ、俺の魅力ってやつ?いや、俺から醸し出されるただならぬオーラみたいのを感じ取ったんじゃねぇか?」
等と宣っていたがそれを無視して続きを促した。
「んだよ、ノリ悪りぃな・・・」
「五月蝿ぇな、いいからその後はどうしたんだよ?」
「ん、まぁ、その後は色々あったが帝国の皇帝に直接会う機会があってな。正直に話したら皇帝に気に入られちまってよー」
「・・・・・・」
なんだそりゃ!?
皇帝に気に入られて今に至るとか纏めてくれちゃっている目の前の男に俺は度肝を抜かれたと言うよりは何でそんなトントン拍子に上手くいくんだと思わずにはいられなかった。
それに何より―――
「アンタ、言葉はどうしたんだよ?」
「言葉?」
「ここの言語は日本語でも英語でも無い。地球には存在しない所謂異世界語だぜ?聞いた限りじゃアンタがこっちに来た時期は俺と対して変わらない。俺は例外として何でアンタはそんな流暢に異世界語を話せる?」
「いや、お前は例外ってどう言う事だよ・・・」
「いいんだよ、そう言う能力があるんだ」
「え、お前そんなくだらない能力持ちなのか?」
此奴ッ
くだらないとか言うな!
言語は重要だろ!
「煩ぇな!んな事は良いんだよッ」
「な、何怒ってんだよ・・・って言うか、異世界語って何だよ?俺にはお前の言葉も帝国の奴らの言葉もみんな日本語に聞こえるぜ?」
「は・・・?」
聞けばどう言う訳か直哉には異世界のこの言語が自動的に日本語に翻訳された様に聞こえるらしい。
翻訳と言ったが本人にその自覚は無い。試しに日本語とこの世界の言語を使いテストをしてみるが本当に日本語で聞こえている様だった。
どう言う事だ・・・
神が直哉に自動翻訳のスキルでも付与したってのか?
明莉も篤もそんなスキルは貰えていなかった。そこで思い出す。あのスーパーコボルトの飯島隼人はどんな言語で話していた?と考えたが確か異世界語だったと思い出す。
隼人も何処でこの世界の言語を覚えた・・・?
分からなかったがもしかしたらと考える。それはそれぞれに能力を与えこの世界に転移をさせた神もまたそれぞれ違うのではと言う事だった。
それならそれぞれの神の裁量で与える能力とかも変わって来るだろうし・・・
其れは神々の意思が共通したものでは無く、向かう先は一つであったとしても進む道と言うかそう言ったものは神によって違うのでは無いか。
そうであるならば色々な思惑が絡み合っているのではと邪推してしまう。
「―――どうしたよ?他に聞きたい言葉は無ぇか?無いならお前の事も聞かせろよ」
「いや、もう一つある。アンタ、悪魔を殺せば帰れるって言ってたがそれはどう言う事だ?」
「あ?どう言う事って何だよ?」
「何で帰れるって分かるんだって話だ。確かにこの世界には神も悪魔も存在するが、悪魔を殺せば元の世界に帰れるなんて聞いた事も無い」
「・・・・・・それ、マジで言ってんのか?」
「・・・マジだよ」
俺の言葉に直哉は考え込んだ。そもそもそんな事誰が吹き込んだのだろうか。
そんなの決まってる
神共だろ
「だが、確かに神は俺に言った。この世界は悪魔によって蝕まれてると。だから悪魔を根絶やしにしてこの世界を救えばその時は俺を元の世界に帰してくれるって・・・」
聞けば転移させられそうになり直哉はかなり抵抗したらしい。
いきなり何を言ってるんだ、確かに異世界転移をしたいと思っていたがそれはあくまで空想であり、願望では無いと。
妻子を残して行ける訳ないだろうと、俺が突然居なくなったら彼奴らはどうなるんだと。
必死に訴え懇願した。止めてくれと、妻とそして自分よりも何よりも大切な娘と二度と会えないなんて、子供の成長を見守る事も出来ず子供が安心して暮らせる環境を、世界を作ってやる事も出来ずに居るなんて耐えられないと拒んだ。
それはそうだ。突然家族と離れ離れになり二度と会えないと言われて普通は二つ返事で了承など出来る筈は無い。
だが、直哉に能力を与えた神はこの世界に直哉を送り込んだ。
本当かどうかも分からない悪魔殲滅の報酬を口にし、それに縋るしか無い直哉の心を絡め取りそれしか方法が無いと思い込ませたのだ。
ご丁寧に、悪魔だけでは無く、悪魔に与する者、悪魔に魅入られた者、悪と言う存在、概念そのものを全てこの世から消せと言っていたらしいが、そんなもの不可能に決まっている。
「悪魔だけでこの世界にどれだけ存在してると思ってんだよ・・・それに悪そのものって、どう言う基準だよ?お前の言う所の神を信じない者は全員悪か?ちょっとでも悪い行いをした奴は悪か?この世界がどれだけ広いかは分からないけど、少なくともこの大陸だけで考えてもそんなの不可能に決まってんだろ」
「・・・・・・・・・」
「帝国の奴らはそりゃ争ってるんだから連合軍の奴らを悪魔だの何だのって言うだろうさ。お前それ鵜呑みにして王国や公国の人間皆殺しにするつもりかよ?」
「・・・・・・あの野郎は俺に嘘付いてたってのか?」
「さぁな、嘘では無いのかも知れないな。もし神がこの世界から悪を消し去るのが目的だったとしたら仮に本当にそれが実現出来たのたのならアンタは用済みだろうし叶えてくれるかもな、その願い」
「だ、だったら!このまま続けてればいつかはッ」
「・・・なら続ければいいさ。俺は絶対に不可能だと思うがね。それにアンタこんだけ大量の人間を殺しておいて自分が悪じゃないって言えんのか?少なくとも俺はアンタが悪魔の化身だと言われたら納得するかも知れねぇな」
「ッ!?」
俺の言葉に直哉は身体を震わせる。もしかしたら直哉自身この行いの正当性に疑問を感じていたのかも知れない。
「・・・・・・酷な話だが、元の世界に戻れるなんて思わない方が良いんじゃないか?」
少なくとも神が言う様な条件の達成によるクリア報酬なんてものは期待しない方が良いと俺が言うと直哉は身体を震えさせながら呟く。
「――なら、俺はもう二度とあいつらに会えないってのか・・・?もう二度と・・・?」
「・・・・・・」
その声は聴覚が良くなった俺が微かにだが拾える程度のものだった。
なので他にそれを拾えた者は居ないかも知れない。そんな小さな声は徐々に迫り始めた連合軍の行進の音や声に掻き消された。
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