トレジャーハンターズ

こめ

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トレジャーハンターおたからその1情熱ルビー

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ここは、トレジャーキャンプ、トレジャーハンターを目指すものが集まるところだ。
ぼくは、カケルぼくもその一人だ。
トレジャーハンターは普通、モンスターとハンターのパートナーと共にモンスターやおたからを狩る。
ぼくのパートナーは、ゴブリンのゴブリー、そしてぼくのハンターパートナーはタケル。
タケルはスライメンのラーメンを使いこなしている。
そして、近いうちに初めての狩りに行きたいと思っている。
両親に許可をとり、今日から狩りに出かけることにした。
「緊張するね。」
ぼくはタケルにそう言った。すると、タケルは、
「ああ。でも俺もラーメンもそれは承知だ。」
(相変わらずクールだ。)
今回の狩りは4泊5日で、マグニチュード火山に眠る。
情熱のルビーをねらう。
さっそく出発だ。
まずは、マグニチュード火山までの道のりのカワキ草原をこえる。
開始そうそうマタンゴどもがおそいかかってきた。
マタンゴはキノコのモンスターでGランクのモンスターだ。
それに対して、ゴブリーとラーメンはランクFだ。
「よし、クロスレーザーだ。」
そう言うとラーメンの体から光のビームがはなたれた。
とどめにぼくは、ゴブリーと一緒に炎の棍棒でなぐりかかる。
4ゴールド稼いでさきをいそぐ。
そういえば、ゴールドについていっていなかった。まあこの世界でいう1ゴールド=10円だ。
さてそろそろぼくもタケルもお腹が減ってくる。
「ヤツを狩ろうか。」
とタケルにいった。ヤツとゆうのはデスチキンのことだ。
モンスターだが貴重な食料だ。
デスチキンはすぐ目の前、
「いくぞ。」
と掛け声をだすと、二人のモンスターがおそいかかる。
デスチキンはおとなしい草食動物だ。
すぐに勝負はついた。
15ゴールド稼いだ。
そして、カワキ草原をぬけた。
抜けた先はトレジャーキャンプだ。
ここでデスチキンを料理する調味料を買うことにした。
「すいません。マンドラゴラの根っことビリバタフライのりんぷんをください。」
「はい、16ゴールドです。」
慣れた手つきでよろず屋の会計をすましデスチキンの煮物をたべて野宿した。
紹介しきれなかったがマンドラゴラは植物の悪魔で食用だ。
ビリバタフライもまた不気味なモンスターだが調味料にはもってこいだ。
そんなことをゴブリーと話しながら、眠りにおちた。
次の日、マグニチュード火山までの道のりねな続きだ。
次は、ジャボジャボ川をぬける。
ただただ道をすすんで、ある岩場にたどりついた。
「まずい。」
とタケルはさけんだ。
ここはルビー岩場、ボスがいるのだ。
ルビーバグという昆虫のボスだ。
ルビーバグは、カマキリのカマのようなものでおそいかかってきた。
しかし、どうやらゴブリーとは相性がわるかったようだ。
昆虫系は悪魔系に弱いのだ。
この前、学校で習った。
さて、ジャボジャボ川をぬけるといよいよマグニチュード火山だ。
「気を引き締めていくドロ。」
ラーメンはそういうと、ゴブリーは、
「ウィー。」
と掛け声をあげた。
すると、マグマーロがおそいかかってきた。
マグマーロは、スライメンの仲間で液体系のモンスターだ。
同じ液体系のモンスター同士は相性がいいので、ラーメンに任せる。
5分で片付けてしまいマグマの結晶をてにいれた。
モンスターはたまにアイテムをドロップするのだ。
だからトレジャーハンターは楽しいのだ。
さてマグニチュード火山の最奥部にたどりついた。
 ボスの溶岩ドラゴンがあらわれた。
ここで、必殺技を繰り出す。
ゴブリーのファイナルバッド、ラーメンのクラッシュウォーターを、が当たり溶岩ドラゴンはたおれた。
奥の宝箱から情熱ルビーを取り出し、狩りはおわった。
トレジャーキャンプに帰ると、情熱ルビーを飾り月をゴブリーとながめていた。

その時はまだ気づかなかった、まさかこの月夜にかすかに情熱ルビーが輝いていたことを。


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